武漢の治安2024年版【中国旅行でトラブルに遭わない方法】

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「武漢旅行を検討しているけど、治安は大丈夫？」
「初めての武漢旅行で気をつけることは？」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい？」

と、武漢旅行の不安な点はありませんか？
本記事では武漢の治安についてお答えします。

武漢の治安について

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中国内陸部の武漢は、漢江が長江へ合流する地点にあります。物流の拠点として太古の昔から栄え、現在は多くの外資系企業の事務所や工場が進出する経済都市です。治安は安定していますが、交通機関でのスリや、観光客をターゲットにしたぼったくりなど、軽犯罪には注意が必要です。

デモやストライキについて

2012年、日中間で領土問題が発生した際には武漢でも反日デモが行われました。それ以降は大きな反日デモなどは起きていません。一方で不動産業界や金融機関への不信から企業に対するデモは増加傾向にあります。また新型コロナが流行した際には政府に抗議するデモが起きていました。「海外安全情報」で常に新しい情報を確認し、デモや暴動に巻き込まれないようにしましょう。

交通事情・事故について

中国でも歩行者優先の原則がありますが、あまり守られていません。特に赤信号でも右折可能なので、交差点では右折車に気を付けましょう。

また、歩道を電動バイクが猛スピードで走ってくることもよくあります。道を歩くときはスマホの操作やイヤホンはせず、周りに気を配りましょう。

情報の取扱いについて

新型コロナウイルスの発生源とされる武漢には、流行当初から多くの国内外のジャーナリストやリポーターが訪れました。その中には中国当局の方針と異なる事実を報道した、拡散したといった罪で拘束された人もいます。武漢滞在中は新型コロナウイルスについて必要以上に探ったり、現地の人へインタビューしたりといった行動は控えましょう。

武漢旅行の注意点

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武漢旅行の注意点を紹介します。

注意点1：パスポートの携帯

中国では、外国人は常にパスポートの携帯が義務付けられています。警察に提示を求められたときに提示できないと罰金や罰則が科せられるので注意しましょう。また観光地への入場や、病院で診察を受ける際にも必ず提示を求められます。忘れず携帯しましょう。

注意点2：スリ

武漢で最も発生している犯罪がスリです。観光客も現地の人も被害にあっています。その中でも近年急増しているのがスマホのスリです。特に最新モデルのスマホは狙われる確率が高くなるので注意しましょう。

注意点3：ぼったくり

減少傾向にはありますが、現在もタクシー運賃の水増し請求はあります。タクシーに乗車中は、遠回りをしないか、メーターは正常に稼働しているかをしっかり確認しましょう。

注意点4：Wi-Fi環境

中国国内のWi-Fiは規制が厳しいため、GoogleやYouTubeなどにアクセスできません。アクセスするためにはVPNを経由してWi-Fiに接続する必要があります。中国へ観光で訪れる場合はVPN対応のWi-Fiをレンタルして行くと便利です。

武漢の治安が悪いエリア

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武漢で注意が必要な場所や時期、観光スポットを紹介します。

武漢は経済発展が著しい都市で治安は良く、安定しています。ただ繁華街や交通機関ではスリや置き引きが多いので注意しましょう。

注意が必要なエリア

長江渡し船

長江を往来する渡し船に乗るのも、観光客に人気です。ただチケット売り場のある埠頭や、渡し船のデッキは大勢の人で混みあうので注意が必要です。特に夜景が楽しめる夜の渡し船は人気なのでとても混みます。暗い人混みではスリが発生しやすいので、貴重品管理に注意しましょう。

江漢路歩行街

江漢路歩行街は武漢にある最も古い歩行者天国です。通りには租界時代の歴史的建築物があります。1年を通して人通りが多く、観光客を狙ったスリが発生しています。所持品は必要最低限にし、貴重品に気を付けて過ごしましょう。

注意が必要な時期

春節、労働節、国慶節

1月～2月ころの春節（旧正月）、5月の労働節、10月の国慶節（建国記念日）の長期休暇は、中国国内の観光客や帰省客で、交通費やホテル料金が高額になります。犯罪も増加するので、この時期の旅行は避けた方が良いでしょう。

桜の開花シーズン

武漢には、東湖の櫻花園と武漢大学の桜という二大桜スポットがあり、開花シーズンには国内外から花見客が押し寄せます。特に櫻花園の夜桜は有名で多くの人出があります。美しい夜桜の撮影に夢中になって貴重品管理がなおざりにならないように気を付けましょう。

武漢の治安が良いエリア

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武漢の治安が良いエリアとおすすめの滞在先、観光スポットを紹介します。

東湖風景区

東湖には東湖櫻花公園や植物園など多くの見どころがありますが、それぞれの敷地が広いので比較的安全なエリアです。ただ安全と言っても軽犯罪は発生しています。自分の所持品から目を離すことのないようにしましょう。

武漢黄鶴楼公園

武漢で最も有名と言われる黄鶴楼と周辺の公園はとても治安が良いのでゆっくり見て回れます。黄鶴楼は人で混みあっていますが入場料が必要なことから治安も良いスポットです。

おすすめの宿泊エリア

東湖周辺

東湖の南西にホテルが集まっています。ホリデイ・イン・ホテルや、ラマダ・ホテルなど、日本人になじみのある外資系ホテルもあります。東湖に面した部屋からは美しい景色も楽しめるのでおすすめです。周辺の治安も良いので、貴重品に気を付けて夕涼みに東湖周辺を散歩するのも良いでしょう。

その他の観光スポットについては「武漢の魅力とおすすめ観光スポット5選【元中国在住者が紹介】」で紹介しています。

武漢旅行の防犯対策

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トラブルに遭わないための防犯対策を紹介します。

防犯対策1：パスポートを厳重に管理しよう

中国では外国人は常にパスポートの携帯が義務付けられていて、観光地での入場や病院でも身分証明書として提示が求められます。一方で日本人のパスポートは狙われやすいため、出し入れの際には人目を避けるなど、厳重な管理が必要です。

防犯対策2：偽札に気をつける

減少傾向にありますが、武漢ではまだ偽札が出回っていて、市場やタクシーの運転手から受け取るおつりに紛れ込んでいることがあります。小銭を持ち歩き、おつりが無いように心がけましょう。

防犯対策3：中国の条例を理解する

中国国内には気を付けなければいけない条例がいくつかあります。知らずに違反すると旅行者でも罰金を科せられたり、罰則が科されたりすることがあります。中国の条例を守って、楽しい旅行にしましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

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海外では予期せぬトラブルが起こることがあります。事前にトラブル発生時の対応や緊急連絡先を調べておくことで、いざトラブルに遭った時も慌てることなく対応できます。

パスポートの紛失

パスポートを紛失した場合は、まず最寄りの派出所で事案発生証明を発行してもらいます。次に管轄の出入境管理処で旅券紛失証明を受け取り、大使館で「帰国のための渡航書」を申請します。詳しくは在中国日本国大使館の「帰国のための渡航書」をご確認ください。

交通事故

武漢でトラブルが発生したり、交通事故に遭ったらすぐに警察「110」か、交通事故専用の「122」に連絡しましょう。また、警察への連絡と同時に加入している保険会社の窓口へも連絡するようにしましょう。今後の段取りを説明してもらえます。

ケガや体調不良

武漢市には、院内に外国人専用の国際クリニックが設けてある総合病院があります。国際クリニックでは日本人の医師や通訳が常勤していて、サポートしてもらえます。ただ国際クリニックは医療費も薬代も大変高額になります。必ず海外旅行保険に加入しておきましょう。

優康国際クリニック （湖北省中西医結合医院）

ヨシダ国際クリニック（漢口地区）

武漢の緊急連絡先リスト

武漢市の緊急連絡先リストです。現在中国の主要都市では市が運営する「新型コロナウイルスホットライン」があります。中国語か英語の対応ですが、万が一のために確認しておきましょう。

在中国日本国大使館について

武漢市内に領事館はなく、北京の在中国日本国大使館が管轄しています。武漢に滞在する日本人の保護や行政サービスなどを行っています。

基本情報

武漢旅行の治安まとめ

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武漢旅行を楽しむためには、事前の防犯対策が重要です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を楽しみましょう。また、コロナ禍が続く間は日本から持参した方が良いメディケイトグッズもご紹介します。

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