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ノーザンテリトリーの魅力とオススメ観光スポット5選【オーストラリア旅行ガイド】
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「オーストラリアにあるノーザンテリトリーがどんな都市なのか知りたい!」
「ノーザンテリトリー旅行のベストシーズンはいつ?」
「ノーザンテリトリーのおすすめ観光スポットってある?」
と、ノーザンテリトリー観光の計画でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事では、ノーザンテリトリーの魅力とおすすめの観光スポットを紹介します。
本記事でわかること
- ノーザンテリトリーの基本情報
- ノーザンテリトリーの魅力とおすすめポイント
- ノーザンテリトリー旅行におすすめの観光スポット
目次
ノーザンテリトリーってどんなところ
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オーストラリア北部にある準州、ノーザンテリトリーについて紹介します。
ノーザンテリトリーとは
ノーザンテリトリーはオーストラリア北部にある準州で、州都はダーウィンです。州は南北約1,600kmにも渡り、2つのエリアに分かれています。
北エリアの「トップエンド」は、ダーウィンなどの都市部と熱帯雨林が広がっています。南エリアの「レッドセンター」は、ウルル(エアーズロック)が有名な砂漠地帯です。ひとつの州の中に、緑豊かな熱帯雨林と赤く燃え上がる砂漠地帯が混在する雄大な土地です。
現在もオーストラリア先住民であるアボリジニが多く住んでおり、各所に息づくアボリジニ文化を感じることもできます。冒険心をかき立てられた観光客が世界中から訪れる、人気の観光地です。
- 壮大な大地
南部の「レッドセンター」に広がる景観は、圧巻の一言。赤茶けた大地が広がり、ウルル(エアーズロック)と太陽、砂漠など、大地の雄大さを体感することができます。トレッキングなどの様々なアクティビティも充実しています。 - 幻想的な原生林
北部の「トップエンド」には熱帯の緑が広がり、国立公園は約200種の野鳥、約1600種の植物、約1万種もの昆虫などのオーストラリア固有種の楽園となっています。一方でトロピカルムードが溢れる都市部などもあり、南部のレッドセンターとはまた違った景観を楽しむことができます。 - 先住民アボリジニの文化
ノーザンテリトリーの2つの国立公園には、アボリジニが残したロックアート(壁画)が今でも数多く残っています。また州都ダーウィンには、多くの先住民アートが溢れています。彼らの歴史や習慣、思想やアートを現在も体感できます。
他のエリアとの違い
ひとつの州に緑豊かな熱帯雨林と壮大な砂漠地帯が混在しており、まさに自然の雄大さを感じることができるのがノーザンテリトリーです。
また州都であるダーウィンは、アートを始めとするアボリジニ文化、サンセットを楽しみながら満喫できるサンセットマーケット、様々な国のグルメなど、オーストラリアの他の都市にはない独特の雰囲気を楽しむことができます。
ノーザンテリトリーまでのアクセス方法
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日本からのアクセス方法と観光の移動手段を紹介します。
日本からノーザンテリトリーへのアクセス方法
日本からノーザンテリトリーへの直行便は出ていません。日本からの直行便が出ているケアンズやシドニーなどの各都市や、シンガポールなどを経由して向かうのが一般的です。
ケアンズ経由の場合の所要時間は、ケアンズまでは約8時間弱、そこからダーウィン国際空港までは約2時間半となります。
ダーウィン国際空港からダーウィン市内までのアクセス
ダーウィン国際空港からダーウィン中心街までは、シャトルバスやタクシーを利用できます。シャトルバスの場合は乗り合う人数やルートによって所要時間は変動しますが、タクシーであれば20分程度で市内までアクセスできます。
ノーザンテリトリー内の移動手段
州都であるダーウィン市内では、電車は走っていません。「ルート4バス(route 4 bus)」というバスを利用すると市内の主要観光スポットを効率的にまわることができます。
また、ウルルなど、ダーウィン以外の観光地を訪れる際は、国内線の飛行機で最寄りの空港間を移動、または長距離バスや電車、レンタカーなどを利用することになるでしょう。
同じノーザンテリトリー州内といっても、ダーウィンからウルルへは約1,450㎞離れています。事前に航空チケットなどを手配しておきましょう。
ダーウィンからウルルへの移動
交通手段 | 発着 | 所要時間 |
---|---|---|
飛行機 | ダーウィン国際空港/エアーズロック空港 | 約2時間15分 |
レンタカー等 | ダーウィン/ウルル | 約20時間 |
ノーザンテリトリーの治安は大丈夫?
Photo by Tim Davies on Unsplash
旅行に役立つノーザンテリトリーの治安と注意点を紹介します。
ノーザンテリトリーの治安について
ノーザンテリトリーは大自然に囲まれており、オーストラリア全土の中でも犯罪発生率が低いとされています。しかし、州別総生産額(GSP)が最も低く、常に失業率が最も高い州ともなっています。
そのため、州都であるダーウィンは街全体の治安が良いとは言えず少々注意が必要です。
ノーザンテリトリー旅行の注意点
スリ、置き引き
都市部では、スリに注意しましょう。現金を多く持っていると狙われやすいため、現金は数ヶ所に分けて持つなど対策をしておくと安心です。レストラン、駅や空港での置き引きにも気を付けてください。荷物は必ず目の付くところに置きましょう。
先住民族への配慮
ダーウィンは他の都市に比べ先住民族の人々が比較的多く暮らしていますので、配慮を怠らないようにしましょう。許可なく写真撮影すると、怒る人やお金を請求してくる人もいます。写真を撮りたい場合は、必ず許可を得るようにしてください。また、アボリジニの聖地や文化が豊富にありますので、これらの場所や文化を尊重しましょう。
危険な動植物
ノーザンテリトリーには日本にはいない危険な動植物がいます。指示や警告をよく読んでリスクを取らないように注意しましょう。特にトップエンドの水域には、危険な大型のワニがいる可能性が高いので、絶対に興味本位で近づかないように注意しましょう。
ノーザンテリトリーの気候とベストシーズン
Photo by Nico Smit on Unsplash
ノーザンテリトリーの気候とベストシーズン、服装を紹介します。
ノーザンテリトリーの気候
ノーザンテリトリーは南北約1,600kmにも渡るため、2つの異なる気候帯に分かれています。
トップエンドの気候
北部トップエンドは熱帯性で、乾季(5月~10月)と雨季(11月~4月)の2つの季節に分かれます。乾季の気温は22度~31度程度で、昼夜の寒暖差があります。雨季の平均気温が25~32°Cで温度変化が少なく、湿度は80%を超えることもあります。
レッドセンターの気候
南部レッドセンターは雨が非常に少なく、四季があるのが特徴です。南半球にあるため、日本とはちょうど反対の季節となります。春・秋の夜は涼しくなり、昼夜の寒暖差があります。
エリア | 季節 | 月 |
---|---|---|
トップエンド | 乾季 | 5月~10月 |
雨季 | 11月~4月 | |
レッドセンター | 夏 | 12月~2月 |
秋 | 3月~5月 | |
冬 | 6月~8月 | |
春 | 9月~11月 |
ノーザンテリトリー旅行のベストシーズン
トップエンドのベストシーズン
トップエンドのベストシーズンは雨のほとんど降らない乾季(5~10月)です。雨季には増水のため閉鎖される観光スポットもあるため、雨季に訪れる場合は事前に状況を確認するようにしてください。
レッドセンターのベストシーズン
レッドセンターは、基本的には観光スポットによってどの季節もそれぞれ違った自然の美しさを楽しむことができますが、その中でも4月~5月は、晴天の日が増え、暑さと寒さのバランスが良く、過ごしやすいでしょう。
ノーザンテリトリー旅行の服装
トップエンドでの服装
トップエンドでは、乾季の夜は気温が下がるので、カーディガンなどの羽織れるものがあると良いでしょう。雨季は湿度が非常に高いため、涼しく通気性のよい服を準備しましょう。
レッドセンターの服装
レッドセンターでは季節に応じた適切な服装を選びましょう。特に春と秋は昼夜の寒暖差が激しいため、厚手の羽織るものがあると良いでしょう。
冬(6~8月)は最低気温が0℃近くになり、霜が降りることもあります。朝晩には日本の真冬と同じく、厚手のジャンパーやセーター、毛糸の帽子や手袋、マフラーなどの防寒具が必要です。
ノーザンテリトリーのおすすめ観光スポット
Photo by Megan Clark on Unsplash
ノーザンテリトリーのおすすめ観光スポットを紹介します。
ノーザンテリトリーの観光スポット1:ウルル(エアーズロック)
ウルル(エアーズロック)はウルル・カタジュタ国立公園内にあり、アボリジニの聖地です。ノーザンテリトリー州のみならずオーストラリアを代表するスポットのひとつで、世界遺産にも登録されています。約6億年も前からある世界最大級の一枚岩ウルル(エアーズロック)がそびえ立つ姿はまさに圧巻で、長い歴史と自然の神秘を感じさせてくれます。
ウルルを一周するウォーキングトレイルは一周約10kmのコースですが、レンタサイクルやセグウェイで散策することのできるツアーもあります。ウルルを間近で見ることができるのでおすすめです。
基本情報
名称 | ウルル(エアーズロック) |
---|---|
住所 | Lasseter Hwy, Uluru NT 0872, Australia |
エリア | ノーザンテリトリー南部(レッドセンター南部) |
定休日 | なし |
営業時間 | 季節により異なるため要確認 |
ウェブサイト | https://northernterritory.com/jp/ja/uluru-and-surrounds/see-and-do/uluru-kata-tjuta-national-park |
入場料 | 大人$38、子供無料 ※チケットは3日間(72時間)有効 |
ノーザンテリトリーの観光スポット2:アリス・スプリングス
アリス・スプリングスはレッドセンターの中央に位置し、マクドネル山脈に囲まれた広大な砂漠地帯にある街です。大自然に囲まれているため、中央オーストラリアの野生動植物の宝庫でもあります。オーストラリア開拓時代の歴史が詰まっており、アボリジニによるドットペインティングなども有名です。
カンガルーの赤ちゃんと触れ合える保護施設やラクダ乗り、日の出の熱気球など、魅力的なアクティビティが揃っていて、家族連れにもおすすめのスポットです。
基本情報
名称 | アリス・スプリングス |
---|---|
住所 | Alice Springs NT 0870, Australia |
エリア | ノーザンテリトリー南部(レッドセンター中央) |
定休日 | 施設による |
営業時間 | 施設による |
ウェブサイト | https://northernterritory.com/jp/ja/alice-springs-and-surrounds/destinations/alice-springs |
入場料 | 施設による |
ノーザンテリトリーの観光スポット3:キングスキャニオン
キングスキャニオンは、ウルル(エアーズロック)から北東約300kmのところにあるワタルカ国立公園内の大渓谷です。高さ300mほどの切り立った断崖絶壁が連なり、褐色の大地の地表に雨水がたくわえられ、荒野のオアシスのような存在になっています。是非トレッキングに参加し、「エデンの園」と呼ばれるヤシとシダで覆われた大きな水溜りや、「ロストシティ」と呼ばれる風化した岩群など、他では見ることができない絶景を楽しんでみてください。
映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」の撮影場所としても有名で、日本人観光客に非常に人気のある観光スポットです。
基本情報
名称 | キングスキャニオン |
---|---|
住所 | Kings Canyon Access, Petermann NT 0872, Australia |
エリア | ノーザンテリトリー南部(レッドセンター南部) |
定休日 | なし |
営業時間 | 季節により異なるため要確認 |
ウェブサイト | https://northernterritory.com/jp/ja/uluru-and-surrounds/destinations/watarrka-national-park |
入場料 | 無料 |
ノーザンテリトリーの観光スポット4:ダーウィン
ダーウィンはノーザンテリトリーの州都です。オーストラリア大陸最北の都市で、数十の国籍を持つ人々が共存する国際色豊かな街です。壮大な自然と様々な国のグルメを楽しめるほか、世界各地のアーティストによるストリートアート(壁画)も人気です。
そしてダーウィンの見どころといえば美しいサンセット。ミンディルビーチから見られるサンセットは格別で、トロピカルムードを感じることができます。
基本情報
名称 | ダーウィン |
---|---|
住所 | DARWIN NT 0800, Australia |
エリア | ノーザンテリトリー北部(トップエンド北部) |
定休日 | 施設による |
営業時間 | 施設による |
ウェブサイト | https://northernterritory.com/jp/ja/darwin-and-surrounds/destinations/darwin |
入場料 | 施設による |
ノーザンテリトリーの観光スポット5:カカドゥ国立公園
カカドゥ国立公園はダーウィン市内から車で3時間ほどで行くことができる公園です。オーストラリア最大規模で、ユネスコの世界複合遺産に登録されています。
公園内では、ワニやバッファローなどの多くの野生動物に出会えるほか、アボリジナルロックアート遺跡やノーランジーロック(壁画)などのアボリジニ文化にも触れることができます。ダイナミックな自然の美しさと貴重な文化を体感できる人気観光スポットのひとつです。
基本情報
名称 | カカドゥ国立公園 |
---|---|
住所 | Kakadu Hwy, Jabiru NT 0886, Australia |
エリア | ノーザンテリトリー北部(トップエンド) |
定休日 | なし |
営業時間 | 24時間営業 |
ウェブサイト | https://northernterritory.com/jp/ja/kakadu-and-surrounds/destinations/kakadu-national-park |
入場料 | 11/1~5/14 :大人$25、子供$12.5 5/15~10/31:大人$40、子供$20、4歳以下無料 ※チケットは7日間有効 |
オーストラリア・ノーザンテリトリー旅行まとめ
Photo by Vladimir Haltakov on Unsplash
ノーザンテリトリーがおすすめの理由とおすすめの過ごし方を紹介します。
ノーザンテリトリーがおすすめの理由
壮大なアウトバック(砂漠地帯)と緑豊かな熱帯雨林
南部レッドセンターの壮大なアウトバック、そして北部トップエンドの鬱蒼な熱帯雨林。これらの壮大な大自然は、まさにノーザンテリトリーでしか体験できません。
アボリジニ文化
先住民族アボリジニが残した歴史や習慣、思想やアートを現在も体感することができるのが、ノーザンテリトリーのもう一つの大きな魅力のひとつです。
ノーザンテリトリーのおすすめの過ごし方
様々なアクティビティを通して大自然を体感する
レッドセンターでのトレッキングやドライブ、トップエンドのサンセット・サンライズツアーはとても充実していて、日本語プログラムも用意されています。熱気球体験など、大自然を体感できる様々なアクティビティもおすすめです。これらに参加し、間近で大自然を感じてみてはいかがでしょうか。
アボリジニ文化を感じる
国立公園や様々な観光スポットには、今もアボリジニ文化が息づいています。様々なスポットを訪れ、是非アボリジニ文化を肌で感じてみてください。民芸品を買いながら楽しくコミュニケーションをとるのも旅行の醍醐味でしょう。
オーストラリア・ノーザンテリトリー旅行まとめ
ノーザンテリトリーは大自然に囲まれ、北部南部2つのエリアでそれぞれ違った体験ができる人気の観光地です。魅力あふれるノーザンテリトリーを一度訪れてみてはいかかでしょうか?本記事で紹介した観光スポットを参考に、楽しいノーザンテリトリー旅行になることを願っています。他、オーストラリアの観光エリアについては「オーストラリア旅行のおすすめ都市&観光スポット9選を紹介【元在住者が厳選】」で紹介しています。
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