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西安の魅力を大解剖!西安のおすすめ観光スポット5選
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「中国にある西安がどんな都市なのか知りたい!」
「西安旅行のベストシーズンはいつ?」
「西安のおすすめ観光スポットってある?」
と、西安旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事では、西安の魅力と観光スポットを紹介します。
本記事でわかること
- 西安の基本情報
- 西安の魅力とおすすめポイント
- 西安旅行におすすめの観光スポット
目次
西安ってどんなところ
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中国中央部に位置する西安について紹介します。
西安とは
中国の古都である西安の歴史は紀元前11世紀にまで遡ります。秦の始皇帝時代から三国志時代を含め、およそ2000年の間に13の王朝の都として繁栄を続けてきました。中国文明の始まりといわれる西安は、世界四大文明古都として認められています。
また、北京より西寄りの中央部に位置するため、新疆ウイグル自治区といった地域や都市の観光の起点にもなります。
- 大国の起源
中国を初めて統一した秦の大軍を目の当たりにできる兵馬俑や、西安を都とした13王朝の当時の壁画や陶磁器が展示されている陜西省歴史博物館など、中国文化の起源が凝縮した場所です。 - 仏教ゆかりの地
日本でも有名な西遊記に登場する玄奘三蔵法師が、天竺(現在のインド)から持ち帰った経典が保管されているのが世界遺産の「大雁塔」です。仏教徒の間ではとても重要な施設です。また、真言宗の開祖である空海が密教を学んだ青龍寺もあります。 - 中央アジアの窓口
西の地域は砂漠が広がり、中国とは異なる文化が漂ってきます。西安は中央アジアの文化を垣間見ることができる数少ない都市です。西安鐘楼と西門の間にある回民街は、イスラム教回民族が多く暮らしており、飲食店が軒を連ねています。観光客から人気がある絶品のムスリム料理も味わえます。
他の都市との違い
悠久のロマンを感じる中国の歴史と、異文化が融合された都市です。中国文化の礎となった数々の遺跡がある一方で、砂漠に面している影響で中央アジアの文化も至るところで感じられます。
西安までのアクセス方法
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日本から西安までのアクセス方法と西安市内の移動手段を紹介します。
日本から西安のアクセス方法
直航便は中国東方航空が運航する成田国際空港発の便のみです。また、便数が多い北京や上海で乗り継ぎをする経由便もあります。ただし、上海を経由する場合は空港が2つあるので注意しましょう。
西安国際空港は中心部から約45キロメートル離れていますが、交通網が発達しているのでリムジンバスや地下鉄、タクシーで移動が可能です。市内主要ホテル行きのリムジンバスが運行しており、料金は一律25元(約440円)で所要時間は60分~90分です。
西安市内の移動手段
- 地下鉄
空港と市内間の移動だけでなく、市内の観光スポットにアクセスできるのでおすすめです。 - バス
主要観光スポット行きの路線があり、目的地にあわせて使い分けると便利です。 - タクシー
他の移動手段より高額ですが、夜間や空港からの移動におすすめです。
西安の治安は大丈夫?
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旅行に役立つ西安の治安と旅行の注意点を紹介します。
西安の治安について
外務省の海外安全ホームページによると、西部の新疆ウイグル自治区とチベット自治区に危険情報(レベル1:十分注意)が発令されています。しかし、中央部に位置する西安に危険情報は出ておりません。
西安は観光に力を入れている都市であるため、外国人観光客に対して寛容で比較的治安が良いです。ただし、置き引きやスリ、客引きといった軽犯罪はゼロではないので最低限の防犯対策は必要です。
西安旅行の注意点
インターネットの接続
中国政府によるネット規制のため、普段使っているSNSやGoogleマップなどは使えません。VPNアプリのダウンロードや、中国で使えるWeChatなどの連絡ツールを事前に準備しましょう。
レストランでの注意点
西安市内にてレストランを選ぶ際には注意が必要です。飲食店によっては古い食材を平気で使用していることもあるため、口コミが良いお店を選びましょう。
食器類が水で濡れていた場合は持参したウェットティッシュで拭くか、提供されたお茶で一度洗うのが中国式です。洗浄に使用している水道水は飲めないため、腹痛になることがあります。
マスクの使用
西安はセントラルヒーティングに石炭を使用しているので、冬場は特に空がスモッグに覆われている日が多いです。観光で数日滞在する分には健康面に大きな影響はありませんが、マスクで対策を行うことをおすすめします。
また、西安は乾燥地域に位置するため、マスクを使用することで喉の痛み防止やホテル内での乾燥対策にもなります。
西安の気候とベストシーズン
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西安の気候とベストシーズン、服装を紹介します。
西安の気候
西安は四季がはっきりとしており、夏は蒸し暑く冬は極寒です。近年は春や秋が短くなっている傾向があります。
夏の6月~8月の日中気温は30度を超える日が続き、日によっては40度まで達することもあります。冬の12月~2月は気温が氷点下となり、路面が凍結するので転倒に注意する必要があります。
11月~3月はセントラルヒーティングで石炭を使用するため、特にPM2.5の数値が高くなります。
西安旅行のベストシーズン
3月下旬~5月、9月下旬~10月は比較的過ごしやすい時期です。春は桜が見頃を迎え、桜の名所である青龍寺は中国国内の観光客にも人気が高いです。
秋は紅葉の見頃を迎える華山の景色が圧巻です。ただし、どちらの季節も昼夜の寒暖差が激しいため、防寒具は忘れずに持参しましょう。
西安旅行の服装
夏は日本と同じ服装で大丈夫ですが、30度を超える日が続きます。観光する際は日焼け対策をしっかりし、こまめに水分補給をしましょう。
冬の観光は厚手の防寒着が必要です。春と秋は日中が過ごしやすくても夜になると、急激に気温が下がります。薄手のジャケットなどを用意することをおすすめします。
日本とは異なり、砂漠性気候の特徴で、過ごしやすい春秋でも夜はぐっと気温が下がります。 また空気も乾燥しています。砂漠性気候の特徴を理解して防寒着を用意しておくとよいでしょう。
季節の特徴
季節 | 過ごしやすさ | 特徴 |
---|---|---|
春(3月下旬~5月) | 過ごしやすい | 桜が見頃を迎える |
夏(6月~8月) | 蒸し暑く過ごしにくい | 30度以上、時には40度を超える日が続く |
秋(9月下旬~10月) | 過ごしやすい | 紅葉の見頃を迎える |
冬(12月~2月) | 寒く過ごしにくい | 氷点下となり、路面などが凍結する |
西安のおすすめ観光スポット
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ぜひ訪れてほしい西安のおすすめ観光スポットを紹介します。
西安の観光スポット1:兵馬俑
世界遺産に登録された兵馬俑は、秦始皇帝陵および兵馬俑坑の総称です。中国史上で初めて国を統一した秦の大軍を再現しています。ずらりと並ぶ陶製の人形の大きさや精巧さは一見の価値があります。
他にも約3,400の部品で作られた銅製の馬車や出土品も見所です。敷地内には始皇帝陵墓もあり、無料のシャトルバスが利用できます。
基本情報
名称 | 兵馬俑(秦始皇帝陵博物院) |
---|---|
住所 | 西安市臨潼区 |
エリア | 臨潼区 |
定休日 | なし |
営業時間 | 3月~11月 8:30~17:0012月~2月 8:30~16:30 |
入場料 | 120元(約2,130円) |
西安の観光スポット2:大雁塔
玄奘(三蔵法師)はインドから経典や書籍を持ち帰り、漢文に訳したことで東方にも仏教が広まりました。その持ち帰った経典を保管するために建てられたのがこの大雁塔です。内部の木製の螺旋階段をのぼると西安市内を一望できます。
基本情報
名称 | 大雁塔(大慈恩寺) |
---|---|
住所 | 西安市雁塔区雁塔南路 |
エリア | 雁塔区 |
定休日 | なし |
営業時間 | 9:00~17:00 |
入場料 | 50元(約890円)※塔にのぼる場合は別途で30元(約530円)必要 |
西安の観光スポット3:青龍寺
青龍寺は日本で真言宗を開いた空海が修行したお寺です。青龍寺から空海は仏教経典や書籍を持ち帰り、東大寺にて真言宗を開きます。
また、唐代の中国へ渡り日本へ密教を広めた「入唐八家」のうち、6人が青龍寺で修行を積みました。桜の名所としても有名で、春になると満開の桜が楽しめます。
基本情報
名称 | 青龍寺 |
---|---|
住所 | 西安市塔区西影路鉄炉廟村 |
エリア | 雁塔区 |
定休日 | なし |
営業時間 | 8:00~18:00 |
入場料 | なし |
西安の観光スポット4:陜西歴史博物館
陜西歴史博物館は唐代の建築様式を取り入れたとても大きな博物館で、その収蔵点数は37万点にものぼります。その内6,000点ほどが常時展示されています。
その中でも300平方メートルにも及ぶ唐代の陵墓から出土した壁画は必見です。陜西歴史博物館では、中国の壮大な歴史の原点に直接触れることができます。
基本情報
名称 | 陜西歴史博物館 |
---|---|
住所 | 西安市小寨东路91号 |
エリア | 雁塔区 |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | 3月15日~11月14日 8:30~18:0011月15日~3月14日 9:00~17:30 |
入場料 | なし※1日9,000人限定、オンラインで事前予約が必要 |
西安の観光スポット5:西安城壁
西安城壁は明時代に建設された高さ12メール、幅12メートルから18メートルの城壁です。実際に訪れると、高さもさることながらその厚さに当時は難攻不落といわれていた所以がわかります。一周の長さは約14キロメートルあります。
西安に18の門があり、長楽門(東門)、安遠門(北門)、安定門(西門)、永寧門(南門)の4つが明時代から利用されています。シルクロードの発着点となったのは西門です。また、18時以降に利用できるのは南門だけなので、夜のライトアップ時に観光する際は注意してください。
基本情報
名称 | 西安城壁(古城壁) |
---|---|
住所 | 市内中心部 |
エリア | 市内中心部 |
定休日 | なし |
営業時間 | 8:00~22:00(南門)※城門ごとに営業時間が異なるため、ウェブサイトを要確認 |
入場料 | ※チケットの種類による |
中国・西安旅行まとめ
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西安がおすすめの理由とおすすめの過ごし方を紹介します。
西安がおすすめの理由
中国の壮大な歴史
歴史は古都西安から始まったといっても過言ではないほど、現在にも繋がる中国の文化が色濃く残っています。数時間の観光でも見応えがあり、数千年の歴史を体感できます。
多様な文化が溶け込んだ都市
中国には多くの少数民族がいることで知られていますが、西安は特に多様な文化を強く感じられます。中国の農村部に行くと、観光客向けの民族衣装を着て客引きをしているお店があります。しかし、西安では日常に溶け込んでおり、実際の少数民族の文化に触れることができます。
大都市にはない郷愁の雰囲気
西安も他の都市と同じようにビルが建ち並び、交通網が発達しています。しかし、数千年の歴史がある歴史的建物がすぐ近くにあるため、大都市では味わえない昔の中国の雰囲気があります。
西安のおすすめの過ごし方
短時間で観光したい場合
1泊しかできない場合は、最初に中心地から離れている兵馬俑坑への訪問をおすすめします。その後は市内中心部の古城壁や鐘鼓楼、時間の許す限りその他の観光地を訪れると効率良く回れます。夜のライトアップや回民街でのB級グルメもあわせて楽しめます。
2泊以上できる場合
余裕のある滞在ができる方は、中心部から離れた観光地も巡るとより西安旅行を満喫できます。ハイキングが好きな方は、中国五大名山の華山に行くツアーに申し込むのもおすすめです。
中国・西安旅行まとめ
西安は文化と歴史の起源であるいわれており、中国の長い歴史を身近に感じられます。中国には観光都市が数多くありますが、一度は訪れてほしい魅力のある都市です。西安に訪れる際は、本記事で紹介した情報を参考に楽しい旅行になることを願っています。
飛行機の経由地のひとつである上海については「上海の魅力を大解剖!上海のおすすめ観光スポット5選」で紹介しています。あわせて訪れるのもおすすめです。
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