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中国
更新日:2024.3.15

蘇州の魅力を大解剖!蘇州のおすすめ観光スポット5選

蘇州の魅力を大解剖!蘇州のおすすめ観光スポット5選

Photo by 周 小苏 on Unsplash

「中国にある蘇州がどんな都市なのか知りたい!」
「蘇州旅行のベストシーズンはいつ?」
「蘇州のおすすめ観光スポットってある?」

と、蘇州旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事では、蘇州の魅力と観光スポットを紹介します。

本記事でわかること

  • 蘇州の基本情報
  • 蘇州の魅力とおすすめポイント
  • 蘇州旅行におすすめの観光スポット

蘇州ってどんなところ

蘇州ってどんなところ

Siggy Nowak auf Pixabay

上海近郊に位置し、上海から日帰りで訪れることができる穴場スポットの蘇州を紹介します。

蘇州とは

蘇州は「この世の天国」と呼ばれるほど、古き良き中国の美しい街並みが残る都市です。また、水路が多くある作りから「東洋のヴェネツィア」とも呼ばれています。春秋時代に呉の都が置かれ、当時の風景が今もなお残っている歴史の長い都市でもあります。

数多くの観光名所があり、蘇州の生活を支える運河は世界遺産に登録されています。また、古くから絹織物の産地として栄えたことから、シルクなどの特産物も豊富です。

蘇州の魅力
  • 遊覧船で観光
    北京と杭州を結ぶ世界遺産の京杭大運河をはじめ、縦横に水路が通る蘇州は遊覧船に乗って美しい街並みを堪能できます。他の都市では体験できないアクティビティを楽しめるのが蘇州の魅力のひとつです。
  • ノスタルジックな街並
    旧市街地は新しい建築物も少なく、昔から変わらない街並みが残っています。平江歴史文化街区、山塘街などの蘇州の中にさまざまな街区があり、それぞれに違った景色を楽しめます。歴史的な街並みの中におしゃれなカフェやレストランが点在し、おいしい食事も味わえます。
  • 上海からアクセスが良い
    上海からアクセスが良く、日帰りでも訪れることができます。新幹線とバスの2つの行き方があるので用途にあわせて使い分けましょう。

他の都市との違い

蘇州は遊覧船が通れるほどの水路が張り巡った地形に、昔ながらの趣を残した建物が立ち並ぶ都市です。水の都とも呼ばれている蘇州でしか見られない風景を楽しめます。

蘇州までのアクセス方法

蘇州ってどんなところ

Photo by Wengang Zhai on Unsplash

日本からのアクセス方法と観光におすすめの移動手段を紹介します。

日本から蘇州のアクセス方法

日本から蘇州行きの直行便はないので、上海を経由し高鉄(新幹線)もしくは長距離バスで向かいます。利用する空港によって使い分けましょう。

  1. 高鉄(新幹線)
    上海虹橋空港と上海駅から蘇州までは高速鉄道(高鉄)と呼ばれる新幹線が出ています。上海虹橋空港から約40分で到着できるので上海虹橋空港を利用する人は高鉄(新幹線)が大変便利です。
  2. 長距離バス
    上海虹橋空港、上海浦東空港のどちらからも蘇州行き長距離バスが出ています。上海浦東空から蘇州まで約2時間30分かかりますが、上海浦東空を利用し荷物が多い場合、初めて中国行く人は上海浦東空港から長距離バスがおすすめです。
移動のポイント

高鉄(新幹線)の方が速いのは間違いありませんが、上海浦東空港から上海虹橋空港への移動は少なくとも1時間はかかります。また上海駅は出稼ぎ労働者も多く混雑しています。これらを踏まえて移動の計画を立てましょう。

上海から蘇州への移動方法
交通機関出発駅所要時間
高鉄(新幹線)上海虹橋空港約40分
上海駅約30分
長距離バス上海浦東空港約2時間30分
上海虹橋空港約1時間20分

蘇州市内の移動手段

観光の主な移動手段はメトロ(地下鉄)タクシーです。バスもありますが、慣れていないと利用が難しいです。

  1. メトロ(地下鉄)
    基本的にはメトロを使っての移動が便利で値段も安いのでおすすめです。場所によってはメトロが通っていないエリアもありますが、中心部は問題なく移動できます。
  2. タクシー
    蘇州内ではタクシーでの移動も便利です。メトロ(地下鉄)より料金は高くなりますが、タクシーで効率良く回ると時間が節約できます。

蘇州の治安は大丈夫?

蘇州の治安は大丈夫?

Photo by Antonella Vilardo on Unsplash

蘇州の治安と旅行の注意点を紹介します。

蘇州の治安について

外務省の海外安全ホームページによると蘇州は危険情報がなく、中国でも有数の治安の良い都市です。蘇州は大都市より落ち着いた雰囲気をしており、安心して観光を楽しめます。ただし、目立つ行動をしていると観光客を狙った犯罪に遭いやすくなるため、気を抜かずに細心の注意を払いましょう。

蘇州旅行の注意点

ぼったくり

まれにタクシーでぼったくりが起こるため、乗るときにメーターが正常に機能しているかを確かめましょう。動いていない場合は、降りる際に高値をいわれる可能性があるので注意が必要です。

オンライン決済

中国ではキャッシュレスが日本より進んでおり、現金不可のところが増えています。オンライン決済のみ受け付けている場合があるため、支払い時に困らないようにAlipayまたはWeChat Payのどちらかは使えるようにしておきましょう。

蘇州の気候とベストシーズン

蘇州の気候とベストシーズン

Photo by Micha Brändli on Unsplash

旅行に役立つ蘇州の気候と旅行のベストシーズン、服装を紹介します。

蘇州の気候

日本と同様に四季があり、春と秋が過ごしやすいです。6月~9月が夏で、最高気温が35度を超える日もあります。

また、冬は12月~3月で平均最高気温が12度未満になります。日本とほとんど変わらない気候なので、特別な準備は必要ありません。

蘇州旅行のベストシーズン

歴史地区を巡る散策がメインの観光地が多いため、屋外の観光に適した春の4月~5月と秋の10月~11月がおすすめです。また、旅費をおさえたい人は入場料が安くなる冬のオフシーズンが最適です。全シーズンを通してそれぞれの魅力があるので、目的にあわせて訪れるとより満喫できます。

蘇州旅行の服装

年間を通して日本と同じ服装で問題ありません。ただし、夏は冷房が日本よりも強いため、薄手のパーカーやカーディガンも用意しましょう。また、庭園などは地面が岩で歩きづらいこともあるので、スニーカーなどの歩きやすい靴がおすすめです。

蘇州のおすすめ観光スポット

蘇州のおすすめ観光スポット

Photo by Demi He on Unsplash

蘇州には1回の旅行では回りきれないほどの観光スポットが多く存在します。その中から特におすすめの観光スポットを紹介します。

蘇州の観光スポット1:山塘街

短時間でも水郷を楽しめる山塘街は、コンパクトなエリアで効率良く回れるのが特徴です。レンガ造りの建造物と水郷の美しい景色を眺めることができます。

おすすめポイント

夜には提灯が街を照らし、ロマンチックな雰囲気になります。フォトジェニックな写真を撮りたい方におすすめの場所です。また、昔ながらの商店街にはさまざまなお店が並んでおり、食べ歩きやお土産探しも楽しめます。

基本情報
名称山塘街
住所蘇州市姑蘇区古城西北
エリア姑蘇区
定休日なし
営業時間なし
※商店街は店舗による
ウェブサイトなし
入場料なし

蘇州の観光スポット2:留園

留園は他の庭園よりも落ち着いた雰囲気があります。混雑していないので短時間で回ることができ、気軽に中国古来の美しさを感じられます。また、蘇州産の太湖石という奇岩が至るところに置かれており、他の庭園とは異なる景観が壮観です。

基本情報
名称留園
住所蘇州市姑蘇区留園路338号
エリア姑蘇区
定休日なし
営業時間3月1日~10月14日 7:30~17:30
10月15日~2月28日 7:30~17:00
ウェブサイトhttps://www.gardenly.com/
入場料4月~5月、7月~10月 55元(約980円)
1月~3月、6月、11月~12月 45元(約800円)

蘇州の観光スポット3:平江歴史文化街区

蘇州の中でも特に昔ながらの景色を堪能できるのが平江歴史文化街区です。長い歴史を感じられる景色には一見の価値があります。

おすすめポイント

地下鉄1号線の相門駅から徒歩約3分の場所に位置しているので、気軽に立ち寄れる場所です。手漕ぎの遊覧船に乗って街並みを眺めるのもおすすめの楽しみ方のひとつです。

基本情報
名称平江歴史文化街区
住所蘇州市姑蘇区平江路
エリア姑蘇区
定休日なし
営業時間なし
ウェブサイトhttp://www.kousokankou.com/beautiful/detail.php?cid=5&id=136
(江蘇省観光公式)
入場料なし
手漕ぎの遊覧船40分150元(約2,670円)

蘇州の観光スポット4:拙政園

拙政園は500年以上の歴史があり、世界遺産にも登録されている中国四大名園のひとつです。蘇州駅からタクシーで5分~10分の場所にあります。広大な敷地にある建物は、それぞれ違った世界観を楽しめます。

基本情報
名称拙政園
住所蘇州市平江区東北街178号
エリア平江区
定休日なし
営業時間3月1日~11月15日 7:30~17:30
11月16日~2月28日 7:30~17:00
ウェブサイトhttp://www.szzzy.cn/
入場料4月~5月、7月~10月 80元(約1,420円)
1月~3月、6月、11月~12月 70元(約1,250円)

蘇州の観光スポット5:周荘

周荘は明清の時代からの建物や水路が6割以上も残されている地区です。蘇州市内からは少し距離がありますが、市内とはまた違った魅力にあふれています。

おすすめポイント

名物の豚肉を醤油で煮込んだ万三蹄は、周荘に訪れたら食べて帰りたい絶品料理です。夜は細い路地が提灯で照らされ、美しい景色を楽しめます。

基本情報
名称周荘(周荘鎮)
住所昆山市古鎮景
エリア古鎮景
定休日なし
営業時間8:00~18:00
※チケット販売は17時まで
ウェブサイトhttp://www.zhouzhuang.net/
入場料100元(約1,780円)

中国・蘇州旅行まとめ

中国・蘇州旅行まとめ

Photo by Rebecca Cairns on Unsplash

中国にはさまざまな都市がありますが、その中でも蘇州は昔ながらの街並みが残る魅力的な都市です。そんな蘇州がおすすめの理由と過ごし方を紹介します。

蘇州がおすすめの理由

古き良き中国の景色が楽しめる

昔から変わらない街並みが多く残っており、古き良き中国の景色を楽しめます。朝は静かな水路、夜は明かりに灯された建築物の美しい景色を眺められます。

食べ物がおいしい

蘇州にはおいしい食べ物がたくさんあります。チェーン店よりもローカルの店が多いため、本場の中国料理を味わえます。屋台もたくさんあるので食べ歩きも楽しめます。

観光客が少ない

蘇州は大都市に比べると比較的観光客が少ないため、のんびりと観光を楽しめます。上海から少し離れるだけで、また違った中国を味わえるのも魅力です。

蘇州のおすすめの過ごし方

世界遺産を巡る

蘇州は庭園や運河など、世界遺産に登録されている観光名所が点在しています。それぞれに歴史的背景があり、いくつ回っても飽きません。観光だけではない、歴史を感じる過ごし方ができます。

本場の江蘇料理を堪能する

蘇州は日本人の口にあう、辛すぎない醤油や砂糖をベースにした魚介料理が充実しています。ここでしか食べられない本場の味を堪能しましょう。

ホテルでのんびりする

蘇州には魅力的なホテルがたくさんあります。中でもパンパシフィック蘇州やスコラーズホテルのように東洋の庭園に囲まれ、伝統的な中国の内装が特徴的なホテルをおすすめします。ホテルにいながら昔の中国にタイムスリップしたような気分を味わえます。

中国・蘇州旅行まとめ

蘇州は中国らしい古き良き景色が残っている素晴らしい都市のひとつです。美しい街並みが人気を呼び、1年を通して訪れる人が絶えない都市です。映画の中のようなノスタルジックな世界の蘇州に訪れてみてはいかがでしょうか?蘇州を訪れる際に、本記事で紹介した観光スポットを参考に楽しい旅行になることを願っています。
また、蘇州からアクセスが良い上海について「上海の魅力を大解剖!上海のおすすめ観光スポット5選」で紹介しています。上海とあわせて観光するのもおすすめです。

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