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ポートランドの治安2024年版【アメリカ旅行でトラブルに遭わない方法】
Photo by Cedric Letsch on Unsplash
「ポートランド旅行を検討しているけど、治安は大丈夫?」
「初めてのポートランド旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」
と、ポートランド旅行について不安な点はありませんか?
本記事ではポートランドの治安についてお答えします。
本記事でわかること
- ポートランドの治安
- 危険なエリアと安全なエリア
- ポートランド旅行の防犯対策
- トラブルに遭ったときの対処方法
目次
ポートランドの治安について
Photo by Knopka Ivy on Unsplash
ポートランドがあるオレゴン州は全米の中でも比較的治安が良いと知られていますが、近年では発砲事件の発生数が増加しています。ポートランド警察局の「Shooting Incident Statistics」によれば、2021年は月に77件~139件の発砲事件が発生しています。旅行で訪れる際はニュースや領事館などで最新の情報を確認しましょう。
- 発砲事件
アメリカでは無差別と特定の相手を狙った事例があり、どこで事件が発生するかは予測できません。もし近くで発砲らしき音が聞こえたり、「ガンシューティング!」という言葉が飛び交う現場では、絶対に見に行かずに直ちにその場から離れてください。 - ひったくり
街中やスーパーの駐車場でひったくりの被害に遭いやすいです。ハンドバッグやクラッチバッグ、ズボンのポケットは狙われやすいので貴重品の管理は徹底しましょう。 - 車上荒らし
車の盗難とともに多いのが車上荒らしです。ショッピングセンターの購入品や貴重品を座席に置いたままにするのは危険です。公園などの駐車場でも車上荒らしが多発しているため、狙われすいものは見えない場所にしまいましょう。
デモやストライキについて
黒人差別問題に対するデモが2020年にポートランドのダウンタウンで毎晩行われていました。その後は大統領選挙に対するデモもありましたが、最近は特に目立った抗議活動は起こっていません。
デモは静かな行進だけの場合もあれば、過激にエスカレートして発砲事件に発展するケースもあります。近づくのは控え、在ポートランド日本国総領事館で最新の情報を確認しましょう。
交通事情・事故について
近年、配車サービスのUberやLyftを装った偽ドライバーによる強盗や性犯罪が増加しています。利用する際は迎えに来た車やドライバーがあっているか、依頼者(自分)の名前を知っているかを確認してから乗車してください。
オレゴン州の運転マナーは比較的良いですが、稀にあおり運転をする人がいます。過去には運転中に発砲された事件も発生しています。道を譲るなどしてトラブルを回避しましょう。
オレゴン州在住者の体験談
ダウンタウンからひとつ違う道に入ると、危険な雰囲気の人やホームレスがいる通りもあります。過去に「バス代をくれないか」と声をかけられた経験があり、それ以来は遠回りであってもできるだけ人通りの多い道を歩くようにしています。
幸いに脅迫等はありませんでしたが、ポートランドに限らずアメリカにはホームレスやスリを生業にしている人がいます。人通りが少ない通りや事件が多発しているエリアには行かないでください。
ポートランド旅行の注意点
Photo by LexScope on Unsplash
ポートランドを旅行する際の注意点を紹介します。
注意点1:タバコ、電子タバコ
オレゴン州の新しい法律によりタバコや電子タバコは21歳以上でなければ購入できません。お酒も同様です。ID(身分証)の提示を要求されることが多いので忘れずに持参しましょう。
職場やホテルでも建物内の喫煙がすべて禁止されています。喫煙する場合は、建物の入り口から少なくとも10フィート(約3メートル)以上離れていなければいけません。そのため、ビルの入り口近辺に設けられている喫煙所を利用しましょう。
注意点2:ダウンタウン
どこを見ても似たような古いアールデコ調のデザインのビルが立ち並んでいるため、市民でもポートランドのダウンタウンは迷いやすいエリアです。間違って人通りが少ない道に入ってしまわないように、ナビや地図アプリの利用をおすすめします。
注意点3:ホームレス
ポートランドに限らずアメリカではレストランで食べ残しをテイクアウトし、それをホームレスに渡す人を見かけます。しかし旅行者はトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、ホームレスと関わるのは控えましょう。
注意点4:写真撮影
旅行中は写真を撮りたくなりますが、中にはカメラや携帯を向けられることに対して敏感な人もいます。撮影時は他人の顔がなるべく入らないように写真を撮りましょう。
注意点5:英語表記がある服
日本で売られている服の中には英語のスラングが記載されているものもあり、それが原因で絡まれることがあります。スラングが書いてある服装は控えましょう。
日本で丸坊主のことを指す「スキンヘッド」は、アメリカの暴力的な白人主義旧グループの名称です。アメリカで丸坊主の人をスキンヘッドと呼んだり、スキンヘッドと書いてある服を着たりすることは避けましょう。
ポートランドの治安が悪いエリア
Photo by Eric Muhr on Unsplash
アメリカ国内では比較的治安が良いポートランドですが、犯罪が多いエリアもあります。ポートランド警察局の「Crime Statistics」に犯罪の発生数をマップで表したものが掲載されています。注意が必要なエリアと観光スポットを紹介します。
ダウンタウン(橋の下、公園)
人が多く集まるダウンタウンは事件の発生が多いです。特に橋の下や公園で、ホームレスがテントを張っているのをよく見かけます。近くを通らず、目をあわせないのが無難です。人の多い道を歩き、夜遅くに出歩かないでください。
ジェイド地区
ジェイド地区は犯罪が多発している地域です。車上荒らしの被害に遭いやすいため、駐車する場所に注意して貴重品や荷物は外から見えないようにしてください。用事がない場合は訪れないようにしましょう。
注意が必要な観光スポット
ダウンタウン(Nordstrom等の百貨店周辺)
ダウンタウンの百貨店周辺はファッションブランド、アウトドアブランドなどのショップがたくさんある地域です。ブランド名が大きく書かれたショッピングバッグはひったくりに狙われやすいため、目を離さないようにしてください。
ウッドバーン・プレミアム・アウトレット
ポートランド郊外にあるウッドバーン・プレミアム・アウトレットでは、車上荒らしが多発しています。購入品や貴重品を見える場所に置かず、安全に買い物を楽しんでください。
ポートランドの治安が良いエリア
Photo by Robin Davidson on Unsplash
ポートランドの治安が良いエリアとおすすめの滞在先、観光スポットを紹介します。
ウィラメット川の南東側
ウィラメット川の南東側には川沿いに見晴らしの良い公園やカフェ、レストランなどが立ち並ぶ地域があります。観光客も多く、春には桜が満開となるため、美しい桜並木を見ようと大勢の人が訪れます。人通りが多いエリアで治安が安定しています。
ポートランド・ローズガーデン周辺
ポートランド・ローズガーデン周辺には日本庭園もあり、周辺はきれいに管理されています。治安が安定しており、のんびり観光できるのでおすすめです。
おすすめの宿泊エリア
ダウンタウン(中心部)
観光スポットや公共交通機関が集まるダウンタウンが便利でおすすめですが、中には犯罪が起こりやすい場所もあります。宿泊する際は整備された中心部にあるホテルが安全です。ホームレスがテントを張っている橋の下や公園には近づかないようにしましょう。
ビーバートン
レンタカーがある場合はナイキ本社があるビーバートンに宿泊すると、ゆっくり観光や買い物ができます。
治安が良い観光スポット
オレゴン動物園
オレゴン動物園の園内は整備されているので安全に観光できます。ただし、営業時間がシーズンごとに変わるので事前に調べておきましょう。
ナイキワールド・ヘッドクォーター(ナイキ本社)
ポートランドの郊外にあるナイキ本社はレストランやミュージアム、ギフトショップなどがあり、子供から大人まで安全に楽しめる観光スポットです。
その他の観光スポットについては「ポートランドの魅力とおすすめ観光スポット5選【アメリカ在住者が紹介】」で紹介しています。
ポートランド旅行の防犯対策
Photo by Wilhelm Gunkel on Unsplash
ポートランド旅行でトラブルに巻き込まれないための防犯対策を紹介します。
防犯対策1:ホームレスと目をあわせない
ポートランドのホームレスは追いかけてまでお金を要求してくる人は少ないですが、目があうと声をかけてくる人がいます。目をあわせず、近くを通らないようにしましょう。
防犯対策2:外で財布を出さない
財布を外で広げていると狙われやすいです。特に屋外にある屋台で食べ物を買うときは財布を出さないように注意してください。
防犯対策3:声をかけられても反応しない
道を歩いていると物売りや物乞いが声をかけてきます。中にはしつこい人もいるので、反応せずに通り過ぎましょう。
防犯対策4:道に迷ったらお店の人に尋ねる
ポートランドのダウンタウンは迷いやすいエリアです。道を尋ねる場合は通りすがりの人ではなく、周辺の地理に詳しいお店の人に聞くのが無難です。間違って治安が悪い場所に入らないためにも、迷ったら尋ねてみましょう。
トラブルに遭ったときの対処方法
Photo by Troy Spoelma on Unsplash
思いがけないトラブルに見舞われたときでも、慌てずに落ち着いて行動できるように対処方法を紹介します。
パスポートの紛失
パスポートを盗難・紛失し、帰国までに新規旅券の発給を待てない場合は「帰国のための渡航書」を申請する必要があります。詳しくは在ポートランド日本国総領事館の「紛失・盗難等」をご確認ください。
- 紛失一般旅券等届出書
- 渡航書発給申請書
- 写真(縦4.5cm・横3.5cm)
- 航空券または旅行日程表
- ポリスレポート
- 日本国籍を確認できる書類
- 身分証明証
- 手数料
交通事故
まず警察(911)を呼びます。相手がいる場合は、保険会社に提出するための免許証や車両保険などをお互いに確認します。保険会社への申告にはポリスレポートの番号が必要になります。警察に必ず番号を確認してください。
事故でケガをした場合は、警察を呼ぶ際にその旨を伝えると救急車も来てくれます。アメリカの救急車は有料で、金額は保険によって異なります。
ケガや体調不良
最近では電話で通訳サービスを利用できる病院が増えています。緊急の場合は、英語対応の病院のほうが早く処置してくれることがあります。その際はホテルのフロントに救急病院を調べてもらうか、救急(911)に連絡してもらいましょう。下記は日本語対応が可能な病院です。
OHSU Primary Care Clinic, South Waterfront
エリア | South Waterfront |
---|---|
住所 | 3303 S Bond Avenue, Portland, OR 97239 |
電話番号 | 503-494-8573※要予約 |
ウェブサイト | https://www.ohsu.edu/primary-care/ohsu-primary-care-clinic-south-waterfront |
ポートランドの緊急連絡先リスト
アメリカの警察、消防、救急の緊急連絡先は「911」です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。
緊急連絡先 | 電話番号 |
---|---|
警察・消防・救急 | 911 |
在ポートランド日本国総領事館 | 503-221-1811 |
在ポートランド日本国総領事館について
旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしています。パスポートを紛失した場合やトラブルに巻き込まれた際は領事館に相談しましょう。
基本情報
名称 | 在ポートランド日本国総領事館 |
---|---|
住所 | 1300 SW 5th Avenue, Suite 2700, Portland, OR 97201 |
電話番号 | 503-221-1811 |
ウェブサイト | https://www.portland.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
ポートランド旅行の治安まとめ
Photo by Cristofer Maximilian on Unsplash
ポートランドは他の大都市から比べると安全ではありますが、犯罪者はいつも隙がある人を狙っています。防犯グッズを利用して、ターゲットにならないようにしましょう。
- 防犯ブザー
不審者にいい寄られた場合は大きな声を出すのが有効ですが、緊張して声が出ない場合もあります。キーチェーン付きの防犯ブザーを持っているといざというときに便利です。 - ファスナー付きの斜め掛けバッグ
斜め掛けのバックは、体の前側で持つとスリやひったくりの被害に遭いにくくなります。
ポートランドの治安まとめ
貴重品の管理を徹底する、人通りの多い道を歩く、騒ぎがあった場合はその場をすぐに去るといったことを意識すれば、被害に遭う確率は低くなります。防犯対策をして、安全で楽しいポートランド旅行にしましょう。
外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでおすすめです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しい旅行になることを願っています。
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