業界最安級!タイWiFiレンタルはこちらから!
カンチャナブリーの魅力とおすすめ観光スポット5選【タイ旅行ガイド】
Photo by Hata Life on Unsplash
「タイにあるカンチャナブリーがどんな都市なのか知りたい!」
「カンチャナブリー旅行のベストシーズンはいつ?」
「カンチャナブリーのおすすめ観光スポットってある?」
と、カンチャナブリー旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事ではカンチャナブリーの魅力と観光スポットを紹介します。
本記事でわかること
- カンチャナブリーの基本情報
- カンチャナブリーの魅力とおすすめポイント
- カンチャナブリー旅行におすすめの観光スポット
目次
カンチャナブリーってどんなところ
Photo by Supasit Chantranon on Unsplash
タイにあるカンチャナブリーについて紹介します。
カンチャナブリーとは
カンチャナブリーはバンコクから西に145kmに位置する町で、バンコクから日帰りで行ける場所にあります。山、川、渓谷や湖などの自然に恵まれ、美しい国立公園が多く点在しています。
またモーン族やカレン族など少数民族の集落があり、民族文化に触れることもできます。そしてカンチャナブリーは映画「戦場に架ける橋」の舞台にもなった町で、映画に登場するクウェー川鉄橋を渡ることができます。世界中から観光客が訪れる有名な観光地となっています。
- タイの原風景
カンチャナブリーは、バンコクなど都市部とは違い多くの自然が残っています。「最後の未踏の地」といわれる世界自然遺産「トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区」のほか、滝や渓谷の多くが国立公園として保護されています。雄大な自然と広がる田園風景はタイの原風景と言えるでしょう。 - 歴史遺産
太平洋戦争時代に旧日本軍が敷設した泰緬鉄道は、80年近く経った今も市民の足として、また観光資源として利用されています。バンコクから伸びる泰緬鉄道は全長333mのクウェー川鉄橋や、複雑な地形に張り巡らされた木造橋など、見どころがたくさんあります。一方で泰緬鉄道博物館と連合軍共同墓地が歴史の悲惨さを伝えています。
他の都市との違い
タイの首都バンコクと隣国のミャンマーに挟まれたカンチャブリーは、洞窟や温泉など自然に恵まれた地形であると同時に、その立地から歴史的に大きな役割を担った土地でもあります。バンコクなど都市部とは違った自然のなかでノスタルジックな時間を過ごすことができるでしょう。
カンチャナブリーまでのアクセス方法
Photo by Markus Winkler on Unsplash
日本からカンチャナブリーまでのアクセス方法と市内のおすすめ移動手段を紹介します。
日本からカンチャナブリーのアクセス方法
日本からカンチャナブリーへはバンコクを経由して行きます。日本からバンコクまでは主要都市から直行便が就航しています。
バンコクからカンチャナブリーのアクセス方法
バンコクからカンチャナブリーまでは鉄道、もしくはバスで3時間弱で行くことができます。鉄道は便数が少ないのでしっかり計画を立てましょう。
- 鉄道を利用する場合
バンコクのトンブリー駅(バンコク・ノイ駅)から出発する泰緬鉄道(ナムトック支線)に乗ります。一日に朝と夕方の2便しかないため注意しましょう。 - バスを利用する場合
バンコク南バスターミナルからカンチャナブリー行きのバスに乗ります。バスは20分~30分おきに出発します。
カンチャナブリー市内の移動手段
カンチャナブリー市内はまだ地下鉄などの公共交通機関が整っていません。バス、レンタルバイクやレンタサイクル、昔ながらのソンテウやサムローを目的に応じて活用しましょう。
- バス
カンチャナブリーから近郊の観光地へ行くにはバスが便利です。カンチャナブリー駅の南側にあるバスターミナルから近郊へのバスが発着しています。またこのバスターミナル周辺はレストランやショッピングモール、お土産品店が集まっているので、食事や土産品の購入にもとても便利です。 - レンタルバイク、レンタサイクル
カンチャナブリー駅の近くにはいくつかのレンタルバイク、レンタサイクル店があります。カンチャナブリーの中心地や近場の観光地巡りにはレンタサイクル、近郊への観光ならレンタルバイクがおすすめです。バスや鉄道の運行時間に縛られない気ままな旅ができるでしょう。 - ソンテウ
ソンテウは乗合いタクシーのようなものです。決まった路線はなく、タクシーのように手を挙げて止め、降りたい場所に来たら車内のブザーを押して降ります。運賃は一律10バーツで、長距離になれば20バーツになります。初めていく目的地の場合は、乗車時に「ここに来たら降ろして欲しい」と伝えておくと良いでしょう。 - サムロー
カンチャナブリー市内でタクシー代わりのように利用されているのがサムローです。バンコクやチェンマイでよく見かけるトゥクトゥクと似ていますが違う乗り物です。料金は交渉制で人数、距離、荷物などによって異なります。交渉と聞くとぼったくられないか心配ですが、サムロー自体の料金が非常に安いため、ぼったくられたとしても高くて20バーツ(60円)程度です。心配な方は何人かの運転手に運賃を聞いてから決めると良いでしょう。
カンチャナブリー駅を降りるとたくさんのサムロー運転手が声を掛けてきます。運転手には親切な人が多く、観光スポットやホテル、レストランなどの情報を教えてもらえます。貴重品管理を徹底し、緊張感をもちつつ穴場レストランやおすすめスポットを聞いてみてもよいでしょう。
カンチャナブリーの治安は大丈夫?
Photo by hata-life on Unsplash
カンチャナブリーの治安と旅行の注意点を紹介します。
カンチャナブリーの治安
カンチャナブリーは田舎町なので詐欺や窃盗もバンコクなどの都市ほど多くはなく、比較的治安は落ち着いています。しかし田舎ならではの注意点もあります。
カンチャナブリー旅行の注意点
虫や野犬に注意
夜は野犬が多くいます。日本のように狂犬病のワクチンを打っていないので注意が必要です。また年間を通して蚊が多くいます。蚊に刺されるとテング熱にかかる危険もあるので虫よけグッズを必ず持参しましょう。
カンチャナブリーは医療体制があまり発達していないので、症状や容態によってはバンコクまで移送されることがあります。移送代などで自己負担金が増えることも考え、海外旅行保険に加入しましょう。
通貨の準備
ベトナムやカンボジアでは米ドルが使えますが、タイではタイバーツしか使えません。カンチャナブリーで米ドルや日本円をバーツに両替することもできますが、手数料や為替をごまかされることもあるので、なるべくカンチャナブリーに移動する前に両替しましょう。
またカンチャナブリーは田舎なのでクレジットカードを利用できる店舗が非常に少ないうえ、駅周辺を離れるとATMもあまり見かけません。このような理由からもカンチャナブリーへ移動する前にある程度のバーツを用意しておいた方がよいでしょう。また現金は必ず分散して持ちましょう。
トイレについて
バンコクの観光地やレストラン、ホテルでは洋式トイレが普及していますが、カンチャナブリーなどの地方ではまだタイ式トイレもあります。タイ式トイレは穴の方を後ろにして用を足します。水洗でない場合は、脇にある汲み水で流します。紙は流さずに備え付けのごみ箱に捨てましょう。
カンチャナブリーの気候とベストシーズン
Photo by tom-shakir on Unsplash
カンチャナブリー旅行に役立つ気候とベストシーズン、服装を紹介します。
カンチャナブリーの気候
カンチャナブリーは熱帯性気候に属していて、乾季と雨季があります。5月頃~10月頃までが雨季にあたり、モンスーンや雨が多い日が続きます。一方11月頃~3月頃までは暖かく、乾燥しているので過ごしやすい時期が続きます。
カンチャナブリー旅行のベストシーズン
乾季にあたる11月頃~3月頃がベストシーズンでしょう。最高気温は30度ほどで、空気も乾燥しカラっとしているので過ごしやすいです。ただ陽が落ちると少し冷えるので羽織るものがあるとよいでしょう。
また、滝で水遊びや川下りをする場合は、水量の豊かな雨季がおすすめです。
カンチャナブリー旅行の服装
年間を通して温暖な気候なので日本の夏と同じ服装で大丈夫です。ただタイは仏教国で、寺院では厳格なルールとマナーがあり、男女ともに肌の露出を避けなければいけません。寺院へ行く予定があれば羽織るものや長ズボンを必ず持参するようにしましょう。日除けにもなるストールが便利でおすすめです。
カンチャナブリーのおすすめ観光スポット
Photo by anna-niko on Unsplash
カンチャナブリーのおすすめ観光スポットを紹介します。
カンチャナブリーの観光スポット1:クウェー川鉄橋
クウェー川鉄橋は映画「戦場に架ける橋」の舞台となった鉄橋で、太平洋戦争中に旧日本軍が敷設した泰緬鉄道の一部です。戦後修復された部分もありますが、アーチ部分は今もオリジナルのまま使用されていて、当時の面影を残しています。
鉄橋は徒歩で渡ることができ、脇には列車がやってきた時に歩行者が逃げるための場所が確保されています。川の両岸には豊かな自然と昔ながらの民家が並び、穏やかな風景が広がっています。
基本情報
名称 | クウェー川鉄橋 |
---|---|
住所 | Tha Ma Kham, Mueang Kanchanaburi District, Chang Wat Kanchanaburi 71000 |
エリア | クウェー・ノイ川 |
定休日 | なし |
営業時間 | なし |
ウェブサイト | なし |
入場料 | なし |
カンチャナブリーの観光スポット2:泰緬鉄道(カンチャナブリー~ナムトック間)
泰緬鉄道は、太平洋戦争中に海路を連合国軍に抑えられていた旧日本軍が、陸路を確保するために敷設した鉄道です。全長400㎞に及ぶ鉄道をたった一年で完成させた背景には、連合国軍の捕虜やアジア人労働者の犠牲があります。
泰緬鉄道の見どころは、切り立った崖など難所を通過するカンチャナブリー駅からナムトック駅の間に多くあります。車窓から手を伸ばせば岸壁に届くほどに岸壁ギリギリを通過する「チョンカイ切通し」や、全長約300mに及ぶS字カーブの木造橋「タム・クラセー桟道橋(アルヒル桟道橋)」などは人気の観光スポットとなっています。
基本情報
名称 | 泰緬鉄道(カンチャナブリー駅) |
---|---|
住所 | Ban Tai, Mueang Kanchanaburi District, Kanchanaburi 71000 |
エリア | カンチャナブリー~ナムトック |
定休日 | なし(事前にダイヤ確認は必要) |
営業時間 | カンチャナブリー駅発最終 16:26、ナムトック駅発最終 17:37 |
ウェブサイト | なし |
入場料 | 100バーツ |
カンチャナブリーの観光スポット3:サイヨーク・ノイ滝
カンチャナブリー駅から2kmの距離にサイヨーク国立公園があり、園内にサイヨーク・ノイ滝があります。
サイヨーク国立公園は緑豊かな広大な公園で、地元の人々がピクニックに訪れるなど、のどかな時間が流れています。サイヨーク・ノイ滝の魅力は滝つぼで水遊びができることです。滝は水量がとても豊かなので迫力がありますが、段々になった石を伝って落ちるので水流は激しくなく、滝の流れを感じながら水遊びを楽しむことができます。
水遊びをする場合は水着を持っていきましょう。特に7月~9月は水量が多いので水遊びにベストシーズンです。
滝から少し歩くと、太平洋戦争中に旧日本軍が実際に使用していた日本製の線路と蒸気機関車が展示されています。今はもう使われていませんが、保存状態もよく、見ごたえがあります。
基本情報
名称 | サイヨーク・ノイ滝 |
---|---|
住所 | Tha Sao, Sai Yok District, Kanchanaburi 71150 |
エリア | サイヨーク国立公園 |
定休日 | なし |
営業時間 | 8:30~16:00 |
ウェブサイト | なし |
入場料 | 300バーツ、200バーツ |
カンチャナブリーの観光スポット4:ワット・タムスア
ワット・タムスアは1970年代に建立された、タイでは比較的新しい寺院です。のどかな田園地帯の小高い丘に佇む姿はとても美しく、壮大です。寺院にはカンチャナブリー最大の仏像で約20メートルの黄金の大仏があります。境内は常に参拝の人々で賑わっています。
また、仏像の隣には珍しい八角形の塔があり、塔の中心にある螺旋階段を上ると展望窓から360度のパノラマを楽しむことができます。田園地帯を吹き抜ける風を感じながら遠いメークロン川や山並みを眺めるのは格別です。
寺院に参拝するには158段の階段を上らなければなりません。急勾配な階段なので、体力が心配な方は併設されているケーブルカーを利用するとよいでしょう。
基本情報
名称 | ワット・タムスア |
---|---|
住所 | Muang Chum, Tha Muang District, Kanchanaburi 71110 |
エリア | タームアン群 |
定休日 | なし |
営業時間 | 8:00~17:00 |
ウェブサイト | https://www.tourismthailand.org/Attraction/wat-tham-seua |
入場料 | なし |
カンチャナブリーの観光スポット5:泰緬鉄道博物館
泰緬鉄道博物館は2003年にカンチャナブリー駅近くに開かれた博物館です。つい最近まで、この博物館の玄関には「DEATH RAILWAY MUSEUM」と書かれていました。泰緬鉄道は敷設する際に多くの犠牲者を出したことから「死の鉄道」という異名を持っていたからです。その犠牲者の多くは東南アジアの労働者でしたが、62,000人の連合軍の捕虜も犠牲となりました。
開通させるには5~8年必要だと言われていた泰緬鉄道を、旧日本軍がたった1年で開通させた工事の裏には、多くの犠牲があったのです。博物館には工事で亡くなった捕虜の遺留品や過酷な工事現場の様子、捕虜や労働者の不遇が資料とともに説明されています。日本人にとっては目を背けたくなる歴史かもしれませんが、事実を知ることも旅行の大事な一面です。
博物館は連合軍共同墓地の隣にあります。連合運共同墓地には、埋葬されている方の遺族の方々が献花に訪れています。共同墓地付近では、場をわきまえて静かに過ごしましょう。
基本情報
名称 | 泰緬鉄道博物館 |
---|---|
住所 | 73 Jaokannun Road., BanNua, Amphoe Muang, Kanchanaburi 71000 |
エリア | カンチャナブリー駅近く |
定休日 | なし |
営業時間 | 9:00~17:00 |
ウェブサイト | http://www.tbrconline.com/ |
入場料 | 大人80バーツ、小人40バーツ |
タイ・カンチャナブリー旅行まとめ
Photo by tomas-malik on Unsplash
カンチャナブリーをおすすめする理由と過ごし方を紹介します。
カンチャナブリーがおすすめの理由
バンコクからアクセスしやすく物価も安い
バンコクからバスで3時間、鉄道で2時間30分の距離にあるため、日帰り旅行が可能です。また見どころが多いエリアなので、一泊するのもよいでしょう。カンチャナブリーのクウェー川沿いでは、近年コテージタイプのリゾート施設が増えています。川沿いの森になじむ静かなコテージは、バンコクのホテルとも、プーケットのリゾートとも違った趣があります。
また、アユタヤやチェンマイ、プーケットなどタイの他の観光地と比べて物価が安く、交通費や入場料、宿泊費などを低く抑えられるのも魅力のひとつです。
壮大な自然と多くの寺院
カンチャナブリーは滝、洞窟、川やジャングルが多く、7つの保護区と国立公園が点在しています。その中の一つ、エラワン国立公園の中には「タイで最も美しい滝」と言われるエラワン滝があります。全長1,500mにも及ぶ滝には7つの見どころがあり、それぞれ素晴らし景観を作っています。カンチャナブリーの滝は高低差があまりなく、穏やかなのが特徴で、水遊びができる滝もあります。
また特色ある寺院もあります。カオプーン寺院はカオプーン洞窟の中に建てられた寺院で、洞窟の中に様々な仏像が安置されています。ひんやりとした静かな空間に佇む仏像は神秘的です。自然に癒され、心静かに寺院に参拝するとリラックスできることでしょう。
カンチャナブリーのおすすめの過ごし方
鉄道の旅を楽しむ
カンチャナブリーの旅行は泰緬鉄道の旅といえるほど、泰緬鉄道には多くの見どころが詰まっています。列車に乗ってそれぞれのスポットをめぐる以外にも、泰緬鉄道は列車が走っていない時間は線路の上を歩けるので、>線路からの風景を楽しむこともできます。また途中下車して駅の周囲を散策するのもよいでしょう。
自然を楽しむ
カンチャナブリーに広がる田園地帯を眺めたり、滝で水遊びをすることでも癒されますが、自然の中でアトラクションを楽しむのもよいでしょう。例えばエラワン滝やクウェー川ではバンブーラフティング(川下り)ができます。
また国立公園のそばにはエレファント・キャンプも点在していて、象に乗ってカンチャナブリーの原生林を散策することができます。カンチャナブリー駅やホテルでツアーを申し込み、参加するとよいでしょう。
タイ・カンチャナブリー旅行まとめ
カンチャナブリーはバンコクからアクセスしやすく、日帰り旅行でも楽しめる観光地ですが、物価も安いので、リーズナブルな価格で川沿いのコテージに泊まり、ゆっくり過ごすのもおすすめです。泰緬鉄道をはじめ見どころも多く、美しい自然も満喫できます。魅力いっぱいのカンチャナブリーにぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。その他、タイ旅行のおすすめ都市を「タイ旅行のおすすめ4都市とタイ在住者が選ぶ観光スポット12選」で紹介しています。
タイWiFiレンタルのご案内
タイWiFiレンタル5G無制限
タイWiFiレンタル500MB
タイWiFiレンタル4G無制限
海外WiFiレンタル 簡単料金シミュレーション
国名から料金を見る
- ア行
- カ行
- サ行
- タ行
- ナ行
- ハ行
- マ行
- ヤ行
- ラ行
- ワ行