業界最安級!フランスWiFiレンタルはこちらから!
パリの移動手段ガイド!フランス旅行前に交通機関をチェック
Photo by Lucas Gallone on Unsplash
「フランス旅行の移動手段が知りたい!」
「空港からパリ市内までどうやって行けばいい?」
「パリの交通機関を利用するときの注意点はある?」
と、フランス旅行の移動手段で気になることはありませんか?
本記事では、フランス在住者がパリの移動手段を紹介します。
本記事でわかること
- パリの主な移動手段の利用方法
- 空港からパリ市内までの行き方
- パリの交通機関を利用するときの注意点
目次
フランス・パリ旅行の主な移動手段
Photo by Sophie Augustin on Unsplash
パリには地下鉄のメトロや路面電車のトラム、バスなどの公共交通機関が整備されています。公共交通機関を利用すれば、主要な観光スポットに簡単に行くことができます。
他に水上バスやタクシーがあり、目的別に移動手段を選ぶとより一層パリ旅行を満喫できます。
また天気の良い日は、レンタル自転車や電動キックボードもおすすめです。
メトロ(地下鉄)について
パリのメトロは1号線から14号線まであり、パリ市内とパリ郊外の一部に路線が広がっています。駅と駅の間隔が離れておらず、パリの移動はメトロがとても便利です。
メトロ(地下鉄)の乗り方
改札横にある自動券売機で普通チケット(Ticket t+)1,9€を購入し、改札に通します。降りてメトロを出る際は必要ありませんが、チケットの検閲を実施している場合があります。
また自動ドアの電車が増えていますが、路線によっては手動タイプのドアも残っています。レバータイプとボタンタイプがあるので、乗車時と降車時に自分でドアを開ける必要があります。
駅を出るまではチケットを捨てずに持っておきましょう。検閲時にチケットを持っていないと無賃乗車扱いになり、罰金を課されるので注意してください。
バスについて
バスもメトロ同様にパリ市内とパリ郊外を走っています。景色を眺めながら移動できるので、パリ旅行におすすめです。メトロではアクセスできない場所も路線が通っているので慣れると便利です。
バスの乗り方
バスもメトロと同じチケットを利用できますが、チケットを持っていない場合は運転手から購入する必要があります。車内で購入する場合は2€です。
バスに乗車後、車内にある機械にチケットを通します。通すのを忘れると検閲があったとき、罰金を課されるので注意しましょう。
タクシーについて
パリ市内にはメトロやバスなど交通網が整備されています。しかし、大きな荷物を持っているときや、早朝と深夜はタクシーの利用が安全です。
公共交通機関がストライキなどで、大規模な遅延や運休をしている場合は、タクシー移動がおすすめです。また、近年では配車サービスのUberが発達しているので、Uberも便利な移動手段の一つです。
タクシーの乗り方
主要な駅や空港、大通りにはタクシー乗り場があります。緑のタクシーランプは空車、赤は乗車中です。
ホテルやレストランからタクシーを利用する場合は、受付にお願いすると呼んでもらえます。
日本のように手を挙げてタクシーを拾うことはできません。タクシー乗り場からの乗車が基本です。
RER(高速鉄道)について
RERは、シャルル・ド・ゴール空港やヴェルサイユ宮殿、ディズニーランドなどパリ近郊に行くのにかかせない移動手段です。
パリ市内とパリ郊外を結んでいる路線は、AからEまで5線あります。A線とB線のシャトレ・レ・アル駅より南はRATP(パリ交通公団)、B線のパリ北駅より北のC、D、E線はSNCF(フランス国鉄)が運営しています。
RER(高速鉄道)の乗り方
RERはパリ市内を走っているゾーン1と2の場合は、メトロと同じチケットが利用できます。ゾーン1と2以外の利用時は、自動券売機か窓口で行き先に応じたチケットを購入する必要があります。メトロとは異なり、改札を出るときもチケットを通します。
RERもメトロのように地下に改札があります。複数の路線がある駅では、RERとメトロの改札が一緒で中に入ってから分かれることが多いです。
駅によってはメトロと地下鉄の改札が最初から違う場合もあるので、よく確認してから入りましょう。
トラム(路面電車)について
トラムは、メトロやバス、RERと同じようにパリ市内と近郊を走る公共交通機関です。T1からT11までの路線があります。
トラム(路面電車)の乗り方
メトロやバスと同じチケットの利用ができます。駅は無人で改札がありません。バスと同様に乗車後に車内の機械にチケットを通します。チケットを通し忘れると検閲のあったときに、罰金が課されるので注意しましょう。
水上バスについて
セーヌ川にはクルーズ船が多くありますが、クルーズ船以外にバトビュス(BATOBUS)という小型の水上バスがあります。クルーズ船と違い予約の必要がなく、自由に乗り降りできます。乗降スポットも9カ所あり、15~30分間隔で運航しています。
クルーズ船のような観光ガイドはありませんが、セーヌ川からパリの街並みを見てみたい方におすすめの移動手段です。
水上バスの乗り方
停留所の窓口でチケットを購入し、乗ることができます。チケットはホームページでも購入できます。チケットは1日(24時間)乗り放題券19€(3~15歳は9€)、と2日(48時間)乗り放題券21€(3~15歳は11€)があり、ネットで購入すると約2€安くなります。
レンタル自転車について
パリの広さは山手線より少し大きいほどで、自転車でも観光ができます。世界遺産や観光スポット、街並みも楽しみたい方におすすめなのがレンタル自転車ヴェリブ(Velib’)です。
街のいたる場所に専用の駐輪場があり、24時間年中無休で利用できます。レンタルと返却はどこの駐輪場でしてもよく、パリ市内を気軽に自転車で移動できます。
レンタル自転車の乗り方
まず駐輪場へ行き、借りる自転車をチェックします。タイヤの空気の入り具合やサドルの高さ、ブレーキが効くことを確認しましょう。選んだら駐輪場にあるボルヌ(Borne)という自動登録機で登録します。言語は日本語も選べるので安心です。
レンタル期間を選び、料金と保証金300€をクレジットカードで支払います。返却すると300€は引き落とされません。登録が終わるとレンタル用の4桁の暗証番号を入力します。暗証番号は好きな番号を選べます。事前にネットでも登録できます。
自転車を借りるときに、登録したカード番号と暗証番号をボルヌに入力します。返却する際は駐輪場の空いているスタンドに自転車を入れ、ランプが赤から緑に変わると返却完了です。
電動キックボードについて
近年、新しく電動キックボードのシェアサービスが導入されました。値段は少し高く、アンロック代1€と毎分0,15€です。
メトロやバスの方が割安ですが、日本では体験できないので日本人旅行者から人気です。様々な会社が運営していますが、基本的に使い方は一緒です。
電動キックボードの乗り方
各電動キックボードのアプリをダウンロードし、必要情報を登録します。アプリ上に利用可能なキックボードが表示されるので、ハンドルバーにあるQRコードを読み取ります。
使用終了後は指定の自転車置き場に駐車します。駐車後にアプリの操作が必要です。事故が多発したため、現在は歩道での使用が禁止されているので注意してください。
シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内への行き方
Photo by David Mark from Pixabay
シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内までは大きく3つの移動手段があります。タクシー、リムジンバス、RER B線の3つです。
空港からパリ市内までは少し離れています。どの移動手段を使っても1時間ほどかかります。またパリ市内までの途中に治安の悪い場所があるため、治安を考慮した最適なアクセス方法を選びましょう。
タクシーの利用
タクシー乗り場の表示を探し、公式のタクシー乗り場から乗車しましょう。空港からパリ市内の料金は、セーヌ川の右岸は50€、左岸の地域内までは55€と一律です。
リムジンバスの利用
空港からパリ市内を結ぶリムジンバスはロワシーバス(Roissy Bus)とル・ビュス・ディレクト(Le Bus Direct)があります。両方とも空港の到着出口からバス乗り場の表示を探し、案内に従ってバス乗り場を目指します。
バス乗り場の案内表に従って行き先の停留所でバスを待ちます。チケットは、バス乗り場の自動券売機で購入します。乗車時にバスの運転手からもチケットを購入できます。
ロワシーバス
ロワシーバスはRATP(パリ交通公団)が運営しているバスです。13,7€でオペラ座まで直行します。
ル・ビュス・ディレクト
ル・ビュス・ディレクトは、ポルトマイヨ駅とエトワール(凱旋門)を経由してエッフェル塔行きの2番線とパリ・リヨン駅を経由してモンパルナス行きの4番線があります。料金は片道18€、往復31€です。
RER(高速鉄道)の利用
ターミナル1と3からはシャルル・ド・ゴール国際空港1、ターミナル2からはシャルル・ド・ゴール国際空港2のTGV(高速列車)の駅から乗車します。空港到着口から電車のマークを探して移動しましょう。
チケットはRERの自動券売機と有人窓口で購入できます。Ticket for Parisという10,30€のチケットを購入します。購入後にvers Paris RER Bの案内表で、パリの中心地まで行く便を確認しましょう。
空港から市内の各交通機関の時間と料金
シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内までの所要時間と料金です。
交通機関 | 所要時間 | 料金 |
---|---|---|
タクシー | 30~40分 | 右岸50€/左岸55€ |
バス | 45~70分 | 12~18€ |
RER(高速鉄道) | 30~40分 | 10,30€ |
空港から市内のおすすめ移動手段
1人または2人の場合は、リムジンバスがおすすめです。値段も手頃で比較的安全に移動ができます。また、到着地もたくさんあります。
複数人の場合はタクシーがおすすめです。空港からパリ市内までは、値段が固定で決まっているので安心です。
空港からのRERは一番安く市内まで行けますが、治安の良い路線ではないため、1人旅や旅慣れしていない人にはおすすめしません。
稀にタクシーの窓を割り、膝上の荷物を奪われる事件も発生しています。貴重品は盗まれやすい場所に置かないよう注意してください。
イル・ド・フランス圏内の移動手段
Photo by Florian Olivo on Unsplash
パリはイル・ド・フランス地域圏に属しており、パリの郊外にRERを使って行くことができます。RERは行き先のゾーンによって料金が変わります。
パリのゾーンについて
パリの公共交通機関はパリ市内を中心に距離によって、ゾーンと呼ばれるエリアで分かれています。ゾーンによって料金が変わります。ゾーン1内を運行するメトロの料金は一律です。
メトロの利用は心配ありませんが、RERに乗りゾーン1と2以外のゾーンに行くときには料金が変化するので注意が必要です。
各ゾーンのおすすめ観光スポット
各ゾーンにあるおすすめの観光スポットを紹介します。
ゾーン1 | エッフェル塔、凱旋門、オペラ座、ルーブル美術館などパリ市内 |
---|---|
ゾーン2 | ブーローニュの森 |
ゾーン3 | ソー公園、ラ・デファンス |
ゾーン4 | ヴェルサイユ宮殿、オルリー空港 |
ゾーン5 | ディズニーランド、シャルル・ド・ゴール空港 |
パリ市内おすすめの移動手段
パリ市内の観光はメトロでの移動がおすすめです。パリ市内全体に路線が通っており、本数も多いので便利です。また料金も一定のため、分かりやすいです。
フランスから他都市への行き方
Photo by Vlad B on Unsplash
パリから他都市へは、SNCF(フランス国鉄)が運営している日本の新幹線に似たTGV(高速列車)や飛行機、フリックスバス(Flix bus)、ブラブラバス(BlaBlaBus)などの長距離バスなどがあります。
パリから主要都市への移動手段を紹介します。料金は時期によって値段が変わるため、早めに手配することをおすすめします。
パリからニースのアクセス方法
パリからニースのアクセス方法はTGV、飛行機、バスの3つがあります。
TGV(高速列車)
パリのリヨン駅からニース駅までTGVが利用できます。直通だと約6時間で到着します。
飛行機
パリからニースへはオルリー空港からニースのコート・ダジュール空港までイージージェットやエールフランスが就航しています。1時間30分ほどの所要時間です。また各空港から市内までの移動を考えても他のアクセス方法より早く移動できます。
バス
ヨーロッパを移動する際には有名なフリックスバスなどの長距離バスがあります。パリのベルシーにあるバス乗り場からニースまで、約14時間かかります。
パリからリヨンのアクセス方法
パリからリヨンのアクセス方法はTGVとTER、飛行機、バスの4つがあります。
TGV(高速列車)
パリからリヨンまで高速列車のTGVに乗ると2時間前後で到着します。パリのリヨン駅から発車し、リヨンのパールデュー駅またはペラーシュ駅に着きます。本数も多く、一番早く着くのでおすすめです。
TER(快速列車)
フランス国鉄が運営している列車には、TGVの他にTERという快速列車があります。TGVより速度は遅いですが、安い運賃で利用できます。
パリのベルシー駅から発車し、パールデュー駅に着きます。1日の本数が少なく、時間は5時間ほどかかります。時間に余裕がある方にはおすすめです。
飛行機
パリのシャルル・ド・ゴール空港からリヨン・サンテクジュペリ空港までエールフランスの国内線があり、飛行時間は約1時間です。
1時間と聞けば短い様に思えますが、市内と空港間の移動に時間がかかります。パリの空港から直接行くのは便利ですが、パリ市内からのアクセスは良くありません。
バス
パリのベルシーにあるバス乗り場からリヨン・ペラーシュ駅までブラブラバスがあります。事前にネットでの予約が必要です。6時間ほどかかりますが、TGVや飛行機に比べると料金が安いです。
パリからボルドーのアクセス方法
パリからボルドーのアクセス方法はTGV、飛行機、バスの3つがあります。
TGV(高速列車)
パリのモンパルナス駅からボルドーのサンジャン駅まで2時間ほどで行くことができます。本数も多く、一番早く移動できます。
飛行機
シャルル・ド・ゴール空港からボルドー・メリニャック空港までエールフランスの直行便があり1時間20分ほどで到着します。
空港と市内の移動時間を考えるとTGVの方が早いです。シャルル・ド・ゴール空港に到着後、そのまま真っすぐボルドー・メリニャック空港に行かない限りおすすめしません。
バス
ベルシーのバス乗り場からボルドー・サンジャン駅まで7時間ほどで到着します。フリックスバスが運営しており、TGVや飛行機より安く移動できます。
フランス・パリの交通機関の注意点
Photo by Ersin Mandaliev on Unsplash
パリ旅行でトラブルに合わないために、交通機関ごとの注意点を紹介します。パリの移動手段は旅行前に注意点を確認し、目的に合わせて利用すると快適に観光ができます。
メトロ(地下鉄)利用時の注意点
メトロに限らずトラムやバスでも言えることですが、スリの被害が多いです。特にパリの1番線は観光スポットの沿線にあり、スリが多いです。
近年はスマートフォンをとられる被害が多発しています。メトロでは、必要時以外は携帯を出さないようにしましょう。
バス利用時の注意点
フランスも日本同様に降りる停留所の前で降車ボタンを押さないと停留所に止まりません。またボタンを押しても、運転手が停まるのを忘れる場合もあるので注意しましょう。
タクシー利用時の注意点
空港や街中では観光客を狙った過剰請求をするタクシーがいます。タクシーに乗るときには公式のタクシー乗り場からの乗車と、認可のタクシーランプがあるタクシーを利用しましょう。乗車後はメーターが押されているかの確認も大切です。
RER(高速鉄道)利用時の注意点
パリのゾーン1と2内はメトロと同じ普通乗車券を利用できます。地下鉄と同じように乗車できますが、ゾーン1と2以外で使う時は、目的地までのチケットの購入が必要です。
トラム(路面電車)利用時の注意点
トラムも地下鉄と同じくスリの被害が多いです。手荷物や携帯などの貴重品の管理をしましょう。
水上バス利用時の注意点
停留所は停留所窓口と看板のみの簡素な場所が多いので、見逃さないように注意しましょう。また大雨の日は運行休止になります。冬は待ち時間や船上が寒いので、防寒対策をすることをおすすめします。
フランスの交通事情と移動手段まとめ
Photo by PICQ Cheyenne on Unsplash
フランスではストライキがとても多く、メトロやTGVなどの高速列車もストライキで運休、減便になることが多いです。大規模なストライキは事前に告知され、ニュースになります。旅行前に情報を確認しましょう。
また、フランスの年4回のバカンス開始日は、道が渋滞するため車での移動は避けたほうが無難です。
パリ旅行の目的別おすすめ移動手段
パリ市内の移動はメトロやタクシーが便利です。パリ郊外はRER、他の都市へのアクセスはTGV、と覚えておくと比較的簡単に移動ができます。
パリ市内の街並みを楽しむなら、レンタル自転車や水上バスがおすすめです。
- パリ市内の移動なら「メトロ」・「タクシー」
- パリ郊外へ移動なら「RER」
- 他の都市へ移動なら「TGV」
- パリ市内の街並みを楽しむなら「レンタル自転車」・「水上バス」
パリ旅行の移動手段のお得な情報
パリのメトロの乗車券はカルネ(Carnet)という10枚綴りのチケットがあります。1枚ずつ買うより安くなります。
また、パリの1日乗車券モビリス(Mobilis)は、1日が終わる23時59分まで有効なチケットです。ゾーンごとに料金があり、すべて地下鉄の自動券売機で購入できます。
パリの移動手段まとめ
パリには様々な交通機関があります。目的ごとに使い分けると、パリ旅行の移動が快適になります。本記事で紹介した交通機関の利用方法や注意点が、皆さんのパリ旅行に役立つと嬉しいです。
フランスに行った際に使えるWiFi情報については「フランスWiFiどれにする?無料ワイファイ・レンタル・おすすめ紹介も!」の記事をご覧ください。
フランスWiFiレンタルのご案内
フランスWiFiレンタル5G無制限
フランスWiFiレンタル500MB
フランスWiFiレンタル4G無制限
海外WiFiレンタル 簡単料金シミュレーション
国名から料金を見る
- ア行
- カ行
- サ行
- タ行
- ナ行
- ハ行
- マ行
- ヤ行
- ラ行
- ワ行