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台湾
更新日:2024.3.15

台北の移動手段ガイド!台湾旅行前に台北の交通機関をチェック

台北の移動手段ガイド

Photo by photoB on Photo AC

「台北旅行の移動手段が知りたい」
「空港から台北市内までどうやって行けばいい?」
「台湾の交通機関を利用するときの注意点はある?」

と、台湾旅行の移動手段で気になることはありませんか?
本記事では、台北在住者が台北の移動手段を紹介します。

本記事でわかること

  • 台北の主な移動手段と利用方法
  • 空港から台北市内までの行き方
  • 台湾の交通機関を利用するときの注意点

台北の電車の利用方法

台北の電車の利用方法

Photo by Andy Wang on Unsplash

台北を旅行する際の移動は、MRT(地下鉄)が便利です。台北郊外や台中、台南、高雄へ行く時は、高速バス台湾鉄道(電車)台湾高速鉄道(新幹線)を使った行き方があります。

MRT(地下鉄)について

MRT(地下鉄)は、台北市内を走る台北MRTと台北駅と桃園空港をつなぐ桃園MRTがあります。
また台北近郊の人気観光スポットである淡水には、街中を走るLRT(ライトレール)があります。

台北MRT

台北の地下鉄は、捷運、MRT、台北メトロといった名前で呼ばれます。路線は路線名の他、色分けされているのでわかりやすいです。

路線区間
文湖線(茶色)南港展覧館~動物園
淡水信義線(赤色)淡水~象山
松山新店線(緑色)松山~新店
中和新蘆線(オレンジ色)南勢角~迴龍/蘆州
板南線(青色)頂埔~南港展覧館
環状線(黄色)新北産業園区~大坪林

台北のMRT(地下鉄)はわかりやすく本数も多いので、初めてでも安心して利用できる移動手段です。そして主要な観光スポットへも行けるので旅行者の強い味方です。

桃園MRT

台北駅から桃園国際空港を経由して桃園市内まで繋いでいます。各駅停車(普通車)と空港まで早く到着する急行(直達車)があります。

路線区間
桃園空港MRT(紫色)台北駅~環北

MRT(地下鉄)の乗り方

MRT(地下鉄)の乗り方には、トークンを使用する方法と悠遊カード(EasyCard)を使用する方法があります。初乗り運賃はNT$20で、距離に応じてNT$5ずつ増えていきます。

トークンで乗る方法

トークンとはプラスチックのコイン型の切符です。駅の券売機で購入できます。路線図に運賃が書かれているので、確認して購入しましょう。券売機は日本語にも対応しているので安心です。

乗車時にトークンを自動改札の表示にタッチし、降車時は投入口に入れます。慣れないと投入口がわからないことや、トークンが入れにくいことがありますが慌てずに対応しましょう。

悠遊カード(EasyCard)で乗る方法

悠遊カード(EasyCard)は駅の窓口や自動販売機、コンビニで購入できる、日本のPASMOやSuica同様のICカードです。カード使用の際は事前にチャージする必要があります。自動改札のイラスト部分をタッチして、「ピッ」と音が鳴れば通過可能です。

改札を通過したら、ホームで電車を待ちます。台北MRTはすべて各駅停車です。降車駅に停車するかの確認が必要ないので簡単です。乗り換えが必要な際も、わかりやすい路線図が電車の中にあるので安心です。

淡海LRT(電車)について

淡海LRT(ライトレール)は地下鉄ではなく、地上を走る路面電車タイプの交通機関です。2018年12月に開通した緑山線と2020年11月に開通した藍海線があります。

路線区間
緑山線台北駅~環北
藍海線淡水漁人碼頭~台北海洋大学

淡海LRTの乗り方

乗り方と切符の購入方法はMRT(地下鉄)と同じです。

台湾鉄道(電車)について

台湾を一周する台湾鉄道は、特急の「自強号」、快速の「莒光号」、区間快速の「復興号」、各駅停車の「区間車」があります。台北郊外や新幹線が通っていない東部の花蓮や台東の観光に行く際によく使われます。

台湾鉄道(電車)の乗り方

MRT(地下鉄)と同じように悠遊カード(EasyCard)で乗車する方法と券売機や窓口で切符を購入して乗車する方法があります。指定席を購入する場合は、駅やインターネットで購入する必要があります。

改札を通過したら、自分が乗車する電車のホームで待ちましょう。入り口にある電光掲示板で列車番号とホームを確認できます。

一言メモ

改札横では「台鉄弁当」と呼ばれる駅弁が販売されていることがあります。購入後、電車内で食べることができます。いい思い出になるので、ぜひ食べてみてください。

切符の購入方法

インターネットで購入

台湾鉄道のホームページで予約できます。日本語にも対応しているので安心です。クレジットカードや台湾のコンビニ、駅の窓口で支払い可能です。

台湾のコンビニで購入

セブンイレブンやファミリマートなどのコンビニにある専用の機械で購入できます。発車1時間前までの当日乗車券と4週間前までの乗車券の予約ができます。

機械の操作が終わったら印刷された予約票を持って10分以内に精算します。予約の際にはパスポート番号が必要ですので準備しておきましょう。

駅で購入

窓口と券売機で購入する2つの方法があります。窓口では行き先と枚数を紙に書いて見せた方がスムーズに購入できます。窓口の上の時刻表で、乗る電車の時間を確認しましょう。

一言メモ

言葉が通じるか不安な場合は、券売機での購入が安心です。券売機での購入では、出発駅と到着駅を選択したら、次に時間と列車の種類を選んで、最後に枚数を選びます。

台湾高速鉄道(新幹線)について

新幹線は台湾鉄道が「台鉄」と呼ばれるのに対し、「高鉄」と呼ばれています。台湾の新幹線は西側を走っており、台北から高雄まで最速で90分で到着します。

短期間の日程で台北から台中や、台南、高雄の観光もしたい場合は、新幹線の利用をおすすめします。

台湾高速鉄道(新幹線)の乗り方

新幹線のホームは北上プラットホームと南下プラットホームがあります。指定席の場合は切符に記載されている車両番号の場所に並びましょう。自由席の場合は、10~12号車の表示の前で待ちます。

切符の購入方法

新幹線の切符の購入方法はインターネット、台湾のコンビニ、TExpressアプリ、駅4つがあます。

インターネットで購入

台湾新幹線のホームページで予約できます。支払いはクレジットカードの他、台湾のコンビニか新幹線の駅の窓口、および券売機のいずれかから選べます。
切符は台湾のコンビニ、駅窓口、券売機、TExpressのアプリで受け取り可能です。

台湾のコンビニで購入

セブンイレブンやファミリマートなどのコンビニにあるチケットが買える機械で購入可能です。操作が完了したら、内容確認後に機械から出てくる予約票を持ってレジで支払いを済ませます。
切符を受け取ったら、日付や時間、席種を確認しましょう。

TExpressのアプリで購入

スマホでTExpressのアプリをダウンロードして、切符を予約します。駅の改札ではアプリ内に表示されるQRコードをスキャンして入場します。

駅で購入

窓口と券売機で購入する2つの方法があります。窓口では行き先と席の種類、枚数を書いたメモを見せた方が安心です。言葉が通じるか不安な場合は、券売機で買いましょう。

購入方法

購入する時は画面上で最初に自由席か指定席かを選び、次に片道か往復かを選択します。それから出発駅と到着駅、人数、席の種類、最後に支払い方法を選びます。

電車以外の台北の移動手段

電車以外の台北の移動手段

Photo by Kon Karampelas on Unsplash

台北には電車以外にバス、タクシー、Uber、レンタルサイクルの移動手段があります。

バスについて

台北市内を走る路線バスは交通網が非常に発達していて、市民の貴重な移動手段の一つとなっています。
MRT(地下鉄)の駅が増えて便利になった台北ですが、バスに乗れば遠回りせずに目的地に到着できる場合もあるので便利です。

バスの乗り方

現金払い悠遊カード(EasyCard)使用の2種類の方法があります。
運賃は初乗りがNT$15で、台北市内であればほとんどがNT$15の一段運賃です。新北市とつなぐバスは二段運賃となることもあり、その場合の運賃はNT$30になります。

現金払いで乗る方法

バスに乗車したら運転席横の運賃箱に現金を入れます。日本のバスのように両替をしたり、お釣りが出たりしないので、ぴったりの金額を用意しておく必要があります。

悠遊カード(EasyCard)で乗る方法

悠遊カード(EasyCard)で乗る場合は、乗車時と降車時の2回、乗降口付近にあるカードリーダーにタッチします。バスに頻繁に乗る場合は、悠遊カード(EasyCard)の使用をおすすめします。
小銭をいちいち確認したり、運賃が一段なのか二段なのか気にしたりする必要がなくなるからです。

乗りたいバスが来たら大きく手を振りましょう。意思表示をはっきりしないと乗らないと思って通り過ぎてしまいます。降りる際は、日本と同じようにブザーを押します。降りるバス停が近づいたら早めに席を立ってドア付近まで移動しましょう。

注意点

運転が荒く非常に揺れるので、つり革や手すりにしっかりつかまってください。

タクシーについて

台湾のタクシーは黄色なのでとても見つけやすく、運賃は日本のタクシーと比べて安いので気軽に利用できる移動手段です。初乗り運賃は1.25kmまではNT$70、その後は200mごとにNT$5追加されていきます。

新幹線の駅や乗降客が多いMRT(地下鉄)の駅にはタクシー乗り場があるので、そこでタクシーに乗ります。ホテルやレストランでタクシーを呼んでもらうこともできます。道で流しのタクシーを拾う場合は、屋根のランプがついているタクシーに手を挙げて知らせます。

タクシーの乗り方

台湾のタクシーのドアは手動なので、開閉は自分で行います。運転手が英語を話せるとは限りません。英語が通じない場合は、行き先の名前と住所のメモや地図を見せましょう。
乗車の際にはきちんとシートベルトをしましょう。メーターが動いているかの確認も大切です。

Uberについて

Uberを使う際には配車アプリをダウンロードしなければなりません。Uberはアプリ上で行き先を設定するので、台湾語ができなくても安心です。

さらにクレジット払いもでき、運転手の身元もアプリ上で確認できるのでぼったくられる心配もありません。

Uberの乗り方

Uberアプリをダウンロードして設定を完了したら、行き先や車種、乗車場所を決定します。その後マッチングされたドライバーが指定場所に来るのを待ちます。その際は車のナンバーを確認してから乗りましょう。

レンタルサイクルについて

台北のレンタルサイクルYouBikeは、ステーションがある所ならどこででも借りたり返したりできる自転車です。環境保護と省エネのために作られたこのYouBikeは、今では市民の貴重な移動手段となっています。

台北のYouBikeは、使用開始から4時間までは30分毎にNT$10、4時間から8時間までは30分毎にNT$20の使用料がかかります。

レンタルサイクルの利用方法

悠遊カード(EasyCard)とクレジットカードを使用する2つの方法があります。

悠遊カード(EasyCard)を使用する方法

ステーションがある所で駐輪ポールのランプが緑色の自転車を選び、カードをかざします。ランプが点滅したら自転車を引き出します。

返却する場合は青のランプの駐輪ポールを選び、自転車を奥まで押し込んでからカードをかざしてランプが緑色に変わったら返却終了です。

クレジットカードを使用する方法

ステーション横にあるキオスク(KIOSK)端末で手続きをします。手続きの最後に画面上で自転車を選んで終了です。選んだ番号の自転車の所へ行き、引き出します。

返却する際は青のランプの駐輪ポールに押し込めば、料金が自動的に計算されてクレジットカードから引き落とされます。

空港から台北市内への行き方

空港から台北市内への行き方

Photo by Ken Yam on Unsplash

台北は桃園国際空港と松山空港の2つの空港があります。それぞれの空港から台北市内への行き方を紹介します。

桃園国際空港から台北市内への行き方

桃園国際空港から台北市内への行き方はタクシー、空港バス、桃園MRT、貸し切りチャーター車があります。

  1. タクシー
    割高にはなりますが、一番早く台北市内へ行くことが可能で、深夜でも利用できます。
  2. 空港バス
    一番安く台北市内まで行くことが可能で、必ず座れます。
  3. 桃園MRT
    快速電車の場合、第1ターミナルからであれば台北市内まで35分で行くことが可能です。
  4. 貸し切りチャーター車
    タクシーよりも安く、ドライバーのサービスもいいと好評です。

桃園国際空港から台北市内の各交通機関

桃園国際空港から台北市内までの交通機関の時間と料金です。

交通機関所要時間料金
タクシー約50分NT$1,100~1,500
空港バス40~60分NT$135
桃園MRT36~53分NT$160
貸し切りチャーター車約50分NT$800~1,200
おすすめの行き方

おすすめは桃園MRTです。第1ターミナルから快速なら35分で台北駅に到着します。大きな荷物があっても収納できる荷物置き場があるので、安心快適に移動できます。

台北松山空港から台北市内への行き方

  1. タクシー
    タクシー荷物が多い場合は、やはりタクシーが便利です。
  2. 路線バス
    国際線到着ロビーを出た所に台北市内へ行く路線バスがあります。
  3. MRT(地下鉄)
    松山空港駅は文湖線です。台北市内へ行く場合は、「動物園」行きの電車に乗ります。

台北松山空港から台北市内の各交通機関

台北松山空港から台北市内までの交通機関の時間と料金です。

交通機関所要時間料金
タクシー20分約NT$150
路線バス約30分NT$15
MRT(地下鉄)20分NT$25
おすすめの行き方

荷物が多い場合はタクシー、荷物が少なければMRT(地下鉄)をおすすめします。松山空港駅がある文湖線は車両が狭く、朝夕のラッシュ時は混雑するので避けましょう。

台北市内の移動手段

台北市内の移動手段

Photo by Vernon Raineil Cenzon on Unsplash

台北市内を観光する際の移動手段は、MRT(地下鉄)、路線バス、タクシーなどがあります。これらの交通機関を使って移動する場合は、悠遊カード(EasyCard)の購入をおすすめします。

悠遊カード(EasyCard)は、MRT(地下鉄)や路線バスだけでなく、タクシーの支払いや、コンビニでの買い物にも利用できるので、とても便利です。

台北市内におすすめの移動手段

台北市内の観光に一番のおすすめは、MRT(地下鉄)です。台北101や永康街などの観光スポットを回るのにとても便利です。どの駅もとてもきれいで、トイレも気持ちよく使うことができます。

一言メモ

観光の途中でトイレに行きたくなったら、MRT(地下鉄)に乗らなくても駅構内のトイレを借りることができます。駅員に言うと、トークンを渡されるのでそれを持ってトイレに行きます。出る時は投入口に差し込んで自動改札を抜けます。

台北郊外への行き方

台北郊外にも見どころがたくさんあります。日程に余裕があったら、郊外へも足を延ばしてみましょう。台北から日帰りできる観光スポットへの移動手段をご紹介します。

台北市内から九份

台北駅から台湾鉄道(電車)で瑞芳駅へ行きます。本数が多い各駅停車の「区間車」がおすすめです。時間は約50分、片道NT$49です。

瑞芳駅に着いたら、次にバスに乗って「九份老街」で降ります。何本かバスがありますが、一番本数の多い基隆客運の788番のバスが良いでしょう。

座っていきたい場合は、高速バスに乗る方法があります。MRT(地下鉄)の「忠孝復興駅」から1062番のバスに乗れば「九份老街」まで約1時間半で到着します。タクシーで行く場合は、台北駅からだと片道約NT$1,100で、約1時間かかります。

台北市内から北投温泉

台北駅からMRT(地下鉄)で行ける北投温泉は、静かでのんびりできる所です。
MRT(地下鉄)の淡水信義線に乗って「北投駅」で乗り換えて「新北投」で降ります。40分ほどで到着するので、時間はないけど温泉に入りたいという時にぴったりの場所です。

台北市内から猫空

お茶の産地である猫空では、見晴らしのいい景色とおいしいお茶、料理を楽しむことができます。
猫空にはMRT(地下鉄)文湖線の「動物園駅」から猫空ロープウェイに乗るのが、一番便利で楽しい行き方です。
ロープウェイに乗る際には、ぜひ床が透明のロープウェイに乗ってみてください。スリル満点で楽しめること請け合いです。

台北から他都市への行き方

台北から他都市への行き方

Photo by Alex Lee on Unsplash

台北を満喫したら、次は他の都市にも訪れてみましょう。台北とはまた違った魅力に出会えます。台北から台中・台南・高雄への行き方をご紹介します。

台北から台中のアクセス方法

  1. 台湾高速鉄道(新幹線)
    新幹線の「台中駅」まで、約1時間で運賃は片道NT$700かかります。
  2. 高速バス
    台中まで約2時間40分、運賃は片道NT$290です。
  3. 台湾鉄道(電車)
    台湾鉄道の台中駅まで特急の「自強号」で約2時間半、運賃は片道NT$375かかります。

台北から台南のアクセス方法

  1. 台湾高速鉄道(新幹線)
    新幹線の「台南駅」まで、約2時間で運賃は片道NT$1,350かかります。
  2. 高速バス
    台南まで約2時間40分、運賃はバス会社によってバラつきがありますが、片道NT$450~500です。
  3. 台湾鉄道(電車)
    台湾鉄道の台南駅まで特急の「自強号」で約4時間15分、運賃は片道NT$738です。

台北から高雄のアクセス方法

  1. 台湾高速鉄道(新幹線)
    新幹線の「左営駅」まで、最短1時間34分、運賃は片道NT$1,490かかります。
  2. 高速バス
    高雄まで約5時間、運賃はバス会社によってバラつきがありますが、片道NT$590~700です。
  3. 台湾鉄道(電車)
    台湾鉄道の高雄駅まで特急の「自強号」で約3時間40分、運賃は片道NT$843です。

台湾・台北の交通機関の注意点

台湾・台北の交通機関の注意点

Photo by Jisu Han on Unsplash

台湾・台北で交通機関を利用する際の注意点を紹介します。

台湾で交通機関を利用する場合、新型コロナの影響で全行程でのマスク着用が義務付けられています。指示に従わない場合、罰金が科せられることもあるので注意してください。

MRT(地下鉄)利用時の注意点

  1. 飲食禁止
    改札前の黄色いラインを通り過ぎたら飲食禁止です。飴やガムも禁止ですので注意してください。買ったものを手に持っているだけなら問題ありません。
  2. 濃いブルーの席は優先席
    ライトブルーの席の中に濃いブルーの席があります。濃いブルーは優先席です。台湾ではみんな自然にお年寄りや子供連れに席を譲ります。

バス利用時の注意点

  1. 飲食禁止
    路線バスは飲食禁止です。空港から台北市内までのバスも飲食はできないため、注意しましょう。
  2. 運賃の払い方
    悠遊カード(EasyCard)で払う場合は、乗車時と降車時の2回カードリーダーにタッチします。現金払いの際はおつりが出ないため、乗車距離に応じた金額(NT$15またはNT$30)の小銭を用意しておきましょう。
  3. 荒っぽい運転に注意
    運転が非常に荒っぽいので、必ずつり革か手すりにつかまりましょう。
  4. はっきりと「乗り降り」の意思表示をする
    バス停でバスが来たら大きく手を振って合図をしましょう。降りる時は、バスが止まる前に入り口付近まで移動しましょう。その際転ばないように注意してください。
  5. 長時間乗る際は上着を用意する
    冬の寒い時期でも冷房をつけているバスもあります。長時間バスに乗る場合は、上着を用意しておいた方が安心です。

タクシー利用時の注意点

  1. きれいな車のタクシーを選ぶ
    きちんと車の手入れをしているタクシーはトラブルが少ないので、なるべくきれいなタクシーを選びましょう。
  2. ドアは手動、行き先はメモを渡す
    タクシーのドアは自分で開け閉めします。行き先は漢字名で書いたメモを渡した方がスムーズです。
  3. シートベルト着用とメーターの確認
    シートベルトは全席着用なので、必ず締めてください。メーターが作動しているかの確認も忘れないようにしましょう。
  4. 夜間の乗車は避ける
    夜遅くの乗車はなるべく避けた方が安心です。どうしても乗らなければならない場合は、ホテルやレストランで呼んでもらうことをおすすめします。

台湾鉄道(電車)利用時の注意点

  1. 冷房対策が必要
    冷房はほぼ1年中ついていますが、時々とても寒い場合があります。長時間乗る場合、快適に乗るためにも上着を用意しましょう。
  2. トイレに行く際はトイレットペーパーの持参を
    多くの場合、トイレにトイレットペーパーがついていません。トイレに行く際には忘れずにペーパーを持参しましょう。

台湾高速鉄道(新幹線)利用時の注意点

  1. 冷房対策
    それほど長時間乗ることはないと思いますが、冷え性の方はやはり羽織るものを持っていた方が安心です。
  2. ごみ捨てに協力を
    ホームにも大きなゴミ箱がありますから、清掃員にゴミを渡せなかった場合は自分のゴミは持って降りるようにしましょう。

レンタルサイクル利用時の注意点

  1. 自転車の状態を確認する
    借りる自転車を選ぶ時、必ずブレーキやタイヤの状態を確認しましょう。ギアの操作ができなくなっている自転車もあるので、なるべく新しくきれいな自転車を選びましょう。
    サドルが反対方向を向いている自転車は、「故障」という意味なので避けてください。
  2. 台湾の車線は日本と逆
    台湾は日本と逆で車は右側通行です。台北の大きな道路には、自転車専用の道があるので走りやすいですが、専用道路がなく狭い道では車道を走ることになります。
    そのような時は曲がってくる車に注意しましょう。台湾では車の運転が荒いので注意が必要です。

台湾・台北の交通事情まとめ

台湾・台北の交通事情まとめ

Photo by Yeo Khee on Unsplash

朝の出勤時と夕方は、バスもMRT(地下鉄)も混み合います。また、学校の下校時間と塾が終わる22時頃もバスが混み合うので、この時間帯はできれば避けましょう。

台湾鉄道(電車)と台湾高速鉄道(新幹線)は、連休前や台湾の正月(春節)前は切符が取りにくくなるので、早めの予約が安心です。

初めての台湾旅行の移動手段

初めての台湾旅行、台北の移動手段で一番のおすすめはMRT(地下鉄)です。一日乗車券などの乗り降りが何回でもできるカードを購入すれば、運賃を気にすることなく観光できます。

路線もわかりやすく電車の本数も多いので、迷うことや長い時間待たされることもありません。

台北旅行の移動に便利なカードとチケット

台北旅行の移動に便利なカードとチケットが3つあります。特にMRT(地下鉄)を利用して移動する場合、通常の料金より安くなります。

便利なカードとチケット
  • 悠遊カード(EasyCard)
    MRT(地下鉄)の駅やコンビニで購入し、チャージして使用します。MRT(地下鉄)以外にバスや台湾鉄道(電車)に乗ることもでき、コンビニで買い物もできます。台湾旅行のリピーターなら、1枚持っていれば便利です。
  • 台北MRT24時間チケット
    NT$180、MRT(地下鉄)の駅で購入できます。最初に改札を通った時間から24時間回数無制限で乗車可能です。チャージ機能はありません。48時間チケット(NT$280)と72時間チケット(NT$380)もあります。
  • 普通ワンデーパス
    NT$150、MRT(地下鉄)の駅で購入できます。当日のみ有効のチケットです。有効期間内は、無制限で乗車可能です。チャージ機能はありません。

台北旅行の移動に役立つアプリ

利用予定のある交通機関のアプリをダウンロードしておくと、より快適に移動できます。

台湾・台北の移動手段まとめ

台北には様々な交通機関があります。目的ごとに使い分けると、台北旅行の移動が快適になります。本記事で紹介した交通機関の利用方法や注意点が、皆さんの台北旅行に役立つと嬉しいです。

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