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更新日:2024.8.1

ニューオーリンズの治安2024年版【アメリカ旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

ニューオーリンズの治安【アメリカ旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

Photo by Aya Salman on Unsplash

「ニューオーリンズ旅行を検討しているけど、治安は大丈夫?」
「初めてのニューオーリンズ旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」

と、ニューオーリンズ旅行の不安な点はありませんか?
本記事ではニューオーリンズの治安についてお答えします。

本記事でわかること

  • ニューオーリンズの治安
  • 危険なエリアと安全なエリア
  • ニューオーリンズ旅行の防犯対策
  • トラブルに遭ったときの対処方法

ニューオーリンズの治安について

ニューオーリンズの治安について

Photo by Morgan Petroski on Unsplash

ニューオーリンズは、ジャズとクレオール文化でとても有名な街で、人気の観光地です。治安が悪い場所もあれば、比較的安全な場所もあります。また日中は治安が良くても、夜になると物騒になるエリアもあります。暴力や家屋破損など、重犯罪の発生率が高い地域もあるので、注意が必要です。

ニューオーリンズでよく起こる犯罪例
  • 置き引き
    レストランの椅子に荷物を置いてその場を離れたり、テーブルの上にスマホを出したままにしたりすると、置き引きに遭うことがあります。観光地で写真撮影中に、置いていた荷物が盗まれた事例もあります。
  • ひったくり
    歩道で歩きスマホをしていたら車道を走っていたバイクにひったくられた、イヤホンをして歩いていたらバッグを盗まれた等の事例があります。
  • 車上荒らし
    ドアロックをしていても、車内の目立つ場所にバッグやブランド品、スーパーの買い物袋などを置いていると、ガラスを割られて盗まれる事があります。

デモやストライキ

鉄道会社の職員と労働組合が賃上げ、労働環境の改善などを訴えてストライキを決行しました。このストライキで鉄道の物流が止まったため、物流に被害が出ました。労働組合によるストライキで生活に影響が出ることがあります。

交通事情・事故について

ニューオーリンズの中心地や、フレンチ・クオーター周辺は交通量が多いです。自動車に加えストリートカーや観光用の馬車も走っているので慣れない人は運転しない方が良いでしょう。

自転車に乗る場合は、大人でも必ずストラップのあるヘルメットを装着しなければいけません。また、自転車と車の間は3フィート(約90cm)空けるルールもあります。自転車で観光する際は気を付けましょう。

ニューオーリンズ在住者の体験談

ニューオーリンズを観光中、曇りだった空に一面雨雲が広がり、激しい雨が降り始めました。傘をさして歩いていましたが、あまりの雨の強さに傘の意味もないほどずぶ濡れになりました。

治安が良い地域ではなかったため、私は雨宿りもできず、土砂降りの中を歩き続けました。

しばらくすると雨はぴたりと止みました。ニューオーリンズはスコールのような激しい雨が降る地域です。外出時は折り畳み傘や雨合羽携帯するようにしましょう。

ニューオーリンズの旅行の注意点

ニューオーリンズの旅行の注意点

Photo by mana5280 on Unsplash

ニューオーリンズ旅行の注意点を4つ紹介します。

注意点1:子連れの旅行

アメリカでは、数分間ほどのわずかな時間でも、ホテルの部屋や自動車の車内に子供を一人で残すのは育児放棄とみなされ、警察に逮捕されます。実際、旅行者が逮捕された例もあります。数分の用事でも、必ず子供と一緒に行動しましょう。

注意点2:雨天・洪水

ニューオーリンズは海岸線より低いため、スコールが発生すると床上浸水になることがあります。ただ雨が止んでしばらくすると水は引きます。外出中にスコールに遭ったら現地の人々と一緒に雨宿りすると良いでしょう。

注意ポイント

治安の悪いところでは雨宿りをしない方が良いでしょう。また治安が良い場所でも、すでに他の人が雨宿りしている場所を選びましょう。人家の軒下は不法侵入になりますし、コンビニなども強盗が多く発生しています。

注意点3:夜間の外出は避ける

日中は安全でも、夜間になるとガラリと雰囲気がかわり、治安が悪化するエリアがあります。バーボン・ストリートなどの観光地を除いて、夜間の外出はできる限り控えましょう。やむを得ない場合は、UberやLyftなどの配車サービスの利用し、徒歩や公共交通機関での移動は避けましょう。

注意点4:自然災害

ニューオーリンズは、竜巻(トルネード)やハリケーンなどの自然災害が発生しやすい地域です。竜巻は、3月~5月までの間に起きやすく、ハリケーンは6月~11月に起きやすいと言われています。「Nola.com Hurricane Center」などで旅行前にハリケーンの接近などを確認し、滞在中も天候に注意しましょう。

自然災害発生しやすい時期
竜巻(トルネード)3月~5月
ハリケーン6月~11月

ニューオーリンズの治安が悪いエリア

ニューオーリンズの治安が悪いエリア

Photo by philippe-collard on Unsplash

ニューオーリンズの一部のエリアは低所得者層が多く住む治安の悪いエリアや、マフィアの拠点があります。旅行中は絶対に立ち寄らないようにしましょう。

セント・ロホ

セント・ロホは観光の中心フレンチ・クオーターの北に位置するエリアです。この地域は現在、犯罪が増加傾向にあります。統計によると、全体的な犯罪率はアメリカ全土平均の3.5倍、 暴力犯罪の犯罪率は平均の6倍発生しています。

地元の人も子供たちを外で遊ばせないようなエリアです。興味本位で近づかないようにしましょう。

セブンス・ワード

セブンス・ワードは、周辺に人気のクレオール・バーや有名なフォーブル・マリニーのショッピング街のあるエリアです。著名なジャズミュージシャンも多く輩出しています。ローカルな場所を散策したい方にとっては絶好の場所ですが、残念ながら治安は良くありません。極力近づかないようにしましょう。

注意が必要な観光スポット

サザン・フード&ビバレッジ・ミュージアム

サザン・フード&ビバレッジ・ミュージアムはフレンチ・クオーターから西の、セントラル・シティにある博物館です。博物館も見どころがあり、周辺もジャズ、クレオール文化、美味しい南部料理が楽しめる魅力的な街です。ただこのエリアはギャングの拠点として有名です。観光は日中にすませ、夜間は近づかないようにしましょう。

ニューオーリンズの治安が良いエリア

ニューオーリンズの治安が良いエリア

Photo by Susan Q Yin on Unsplash

ニューオーリンズには一部治安が悪い場所もありますが、基本的に人が多く集まる場所は安全です。特に観光客におすすめの場所を紹介します。

レイクショア・レイクヴィスタ

レイクショア・レイクヴィスタはポンチャートレーン湖のそばにある街です。おしゃれなカフェや公園が多く、本場のフレンチ・コーヒーや、美味しい海鮮料理を味わいたい方におすすめのエリアです。周辺のレイクビューなど、他の湖畔地域も治安が安定しています。

オーデュボン地区

オーデュボン地区は樹齢数百年のオークの木や、動物園のあるオーデュボン パークがある地域です。近くのトゥレーン大学とロヨラ大学周辺には、高級レストランや大邸宅が並んでいます。

おすすめの宿泊エリア

オーデュボン地区

1880年代の邸宅を改装したホテルが多いエリアです。客室の調度品は植民地時代のものがそのまま使われています。滞在しながら当時の雰囲気や文化を味わう事が出来ます。

周辺地域も治安が良いので安心して滞在出来ます。オーデュボン・リバービュー・パークという大きな公園や、オーデュボン動物園もおすすめのスポットです。

ポンチャートレーン湖畔地域

ポンチャートレーン湖畔地域には高級リゾートホテルがいくつかあります。優雅な滞在を望んでいる方にはおすすめの宿泊エリアです。ポンチャートレーン湖周辺地域は全体的に治安が良いので安心して滞在できます。

治安が良い観光スポット

ニューカナル灯台博物館

ニューカナル灯台博物館は、ポンチャートレーン湖に建つニューカナル灯台の1階にあります。灯台の高さは6mあります。博物館では灯台と周辺地域の歴史を学ぶ事ができます。バルコニーからはニューオーリンズの湖岸を一望できます。

ポンチャートレーン湖の湖畔公園

ポンチャートレーン湖の周辺にはトレイルが整備されているレイクショア・パークや、広大な敷地のニューオーリンズ・シティ・パークがあります。周囲の治安も良いのでゆっくり過ごすことができます。

その他の観光スポットについては「ニューオーリンズの魅力とおすすめ観光スポット5選【アメリカ在住者が紹介】」をご覧ください。

ニューオーリンズ旅行の防犯対策

ニューオーリンズ旅行の防犯対策

Photo by Robson Hatsukami Morgan on Unsplash

ニューオーリンズ旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1:大金を持ち歩かない

現金よりも、クレジットカードを所持する事をおすすめします。現金を持ち歩く場合は20ドル以下におさえ、小銭にしておきましょう。バッグやポケットなど、分散して所持すると良いでしょう。万が一、被害に遭っても少額で済みます。

防犯対策2:日中に観光する

本記事で説明したように、夜間になると治安が悪くなる地域があるため、出来るだけ日中に観光するようにしましょう。

防犯対策3:スキミング防止グッズを利用する

ICチップがないカードの場合、スキミング、いわゆる電子マネースリの被害に遭う可能性があります。クレジットカードや貴重品を所持する時にはRFID電波防止のグッズを使用すると安心です。

防犯対策4:ホームレスに注意する

ホームレスの中には精神疾患や薬物中毒を患っている人もいます。目があうと後ろからつきまとわれたり、怒鳴られたりすることもあります。ホームレスや不審者が座っている場所は、目を合わさないように、足早に通り過ぎるようにしましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by brother-swagler on Unsplash

海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測がつきません。パスポートを紛失した時、交通事故や、ケガ、体調不良になった時の対処方法をご紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失し、帰国までに再発行が待てない場合は「帰国のための渡航書」を申請する必要があります。詳しくは在ナッシュビル日本国総領事館の「帰国のための渡航書」をご確認の上、同領事館に申請方法の詳細を直接お問い合わせください。電話番号は615-340-4300です。

〈必要なもの〉
  • 紛失一般旅券等届出書(同ウェブサイトでダウンロード可)
  • 写真2枚(縦4.5cm x 横3.5cm)
  • 手数料
  • ポリスレポート
  • 航空券又は旅行日程表
  • 戸籍謄(抄)本

交通事故

緊急時に警察・救急車・消防車を呼ぶ場合には「911」に電話をします。英語に自信がなく緊急を要する場合は、「Japanese Please.」と頼みましょう。

万が一、事件や事故に巻き込まれた場合のために、海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。アメリカの医療費はとても高額で、例えば普通の風邪の診察でも診察代だけで約2万6000円かかります。救急車を利用したり手術をおこなったりすると数百万になることもあります。医療費が桁違いに高額だという事を念頭に置いておいてください。

一言メモ

外務省もアメリカ渡航の際には海外旅行保険への加入を推奨しています。海外旅行保険では自分のけがや病気だけでなく、他人にけがをさせてしまった場合も補償の対象になります。

ケガや体調不良

ニューオーリンズには、残念ながら日本語対応可能な病院や日本語通訳サービスを実施している病院はありません。ここでは、海外旅行保険が適用可能な総合病院や大学病院の紹介をします。

TULANE MEDICAL CENTER
エリアトゥレイン・アベニュー
住所1415 Tulane Ave, New Orleans, LA 70112
電話番号504-988-5263
ウェブサイトhttps://www.facebook.com/TulaneMedical/
UNIVERSITY MEDICAL CENTER NEW ORLEANS
エリアチュレーン・グラベル
住所2000 Canal St., New Orleans, LA 70112
電話番号504-702-3000
ウェブサイトhttps://www.lcmchealth.org/university-medical-center-new-orleans/

ニューオーリンズの緊急連絡先リスト

アメリカの警察、消防、救急の緊急連絡先は「911」です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。

緊急連絡先電話番号
警察・消防・救急911
在ナッシュビル日本国総領事館615-340-4300

在ナッシュビル日本国総領事館について

ニューオーリンズには領事館がないため、テネシー州のナッシュビル日本国総領事館が管轄しています。旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしてくれます。また、日本語オペレーターに対応してもらえる24時間サポートもあります。

基本情報
名称在ナッシュビル日本国総領事館
住所1801 West End Avenue, Suite 900, Nashville, TN 37203
電話番号615-340-4300
ウェブサイトhttps://www.nashville.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

ニューオーリンズ旅行の治安まとめ

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by steve-lussier on Unsplash

ニューオーリンズを楽しむためにはトラブルに巻き込まれないことが大切です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を満喫しましょう。

おすすめ防犯グッズ
  1. スキミング防止の財布やバッグ
    日本ではあまり見かけませんが、アメリカではRFID電波を使用したスキミングがまだ発生しています。人混みで非接触型のカードリーダーでクレジットカード情報を盗まれることもあるので、クレジットカードなどの貴重品はRFID電波対策がされたものを使うと良いでしょう。
  2. ファスナー付きのカバン
    デザインよりも防犯対策を優先して、必ずファスナー付きのバッグを使用しましょう。またバッグを持つ時は、必ずファスナーの取手の部分を手で押さえ、身体の前に抱えるように持ちましょう。
  3. ペッパースプレー(催涙スプレー)
    一人で外出する時や、やむを得ず夜間に外出する時などに役に立ちます。現地の人々も、万が一のために所持しています。

ニューオーリンズの治安まとめ

ニューオーリンズは1年を通して世界中から多くの観光客が集まる場所です。そのため、スリや置き引きが多発しています。また凶悪犯罪が多い地域や、マフィアの拠点となっている地域もあります。本記事の情報を参考に防犯対策をして、ニューオーリンズ旅行を楽しみましょう。
外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでおすすめです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しい旅行になることを願っています。

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