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オーストラリア
更新日:2024.3.15

オーストラリアの天気・気温・服装【都市ごとの特徴とベストシーズンを大解説】

オーストラリアの天気・気温・服装【エリアの特徴とベストシーズンを大解説】

photo by Caleb on Unsplash

「オーストラリア旅行を検討しているけど、地域によって気候は違う?」
「初めてのオーストラリア旅行でどんな服装が良いかわからない!」
「せっかくならベストシーズンに行きたい!」

と、オーストラリア各地の気候について気になることはありませんか?
本記事ではオーストラリア各地の気候や旅行に最適な服装などをご紹介します。

本記事でわかること

  • オーストラリア各地の気候
  • 季節ごとに適した服装やアイテム
  • 季節ごとのおすすめポイント

オーストラリアの魅力的な地方都市

オーストラリアの魅力的な地方都市

photo by City of Gold Coast on Unsplash

オーストラリアは世界で6番目に広い国土を持ち、8つの州から成り立つ、海外旅行先として人気の高い国です。主要な都市は沿岸部に集まっているのが特徴です。

手つかずの自然が魅力的なこの国には、世界最大の珊瑚礁地帯であるグレートバリアリーフや、巨大な一枚岩のエアーズロックなど、多彩な観光名所があります。また、コアラやカンガルーなどの動物も見ることができ、訪れるエリアによって異なる楽しみ方が可能です。

そして日本の約21倍もの広い国土の気候は、地域によって大きく異なります。今回は人気の観光地の中から、シドニー、メルボルン、パース、ブリスベンについて、気候や服装などをご紹介します。

オーストラリアの基本情報

国名オーストラリア連邦
面積約769万平方キロメートル
人口約2,569万人
公用語英語
通貨オーストラリアドル
人種欧州系約92%、アジア系約7%、先住民アボリジニ約1%等
宗教キリスト教43.9%、イスラム教3.2%、無宗教38.9%等
時差西部(パース等)は、日本より1時間遅れ
中央部(ダーウィン等)は、日本より30分先
東部(ケアンズ、ブリスベン等)は、日本より1時間先
※サマータイム実施期間あり
チップ基本的になし

オーストラリアの各地気候について

オーストラリアは日本の約21倍の広大な面積を持ち、その気候は8つの州とテリトリーごとに大きく異なります。

この国は四季を持ち、南半球に位置するため季節の流れが日本とは反対です。12月~2月が夏、3月~5月が秋、6月~8月が冬、そして9月~11月が春となります。全国的に見て、平均気温が最も低いのは7月です。最も暑い時期は、南部では1月と2月、北部では12月になります。

季節
12月~2月
3月~5月
6月~8月
9月~11月

シドニーの気候・降水量について

シドニーの気候・降水量について

photo by C.Valdez on Unsplash

シドニーの平均気温と平均降水量

シドニーの気温

シドニーは温帯性気候に属し日本と同様に四季がありますが、日本と比較しても非常に暖かく、年間を通して過ごしやすい地域です。最も暑いのは1月で、 最も寒くなるのは7月です。

3月~5月(秋)は、穏やかな天候が続き湿度が低いため、最も快適に過ごすことができます。6月~8月(冬)でも、日中の気温が5℃以下になることはめったにありません。

シドニーの降水量

年間340日以上が晴天で、降水量もひと月100mm前後と少なく、日本の梅雨や東南アジアの雨季のように長期間雨が続くことはまれです。特に秋から冬にかけては、他の季節に比べて比較的降水量が多いと言えます。

シドニーの月ごとの気温と降水量
平均気温(℃)降水量(㎜)
1月23.579.3
2月23.3115.5
3月21.994.2
4月19.294.4
5月16.288.6
6月13.9120.4
7月13.167.7
8月14.163.9
9月16.756.8
10月18.854.7
11月20.470.2
12月22.167.3

シドニーの平均気温と平均降水量

引用:国土交通省気象庁 地点別平年値データ・グラフ

シドニーの季節ごとの服装・見どころ

シドニーの季節ごとの服装・見どころ

photo by jamie-davies on Unsplash

季節ごとの服装や持っておくと便利なグッズ、見どころやおすすめスポット紹介します。

春(9月~11月)

気候と服装

春の平均最高気温は約24℃、平均最低気温は約12℃と過ごしやすい気温が続き、降水量も少ないため、最も観光に適しているシーズンと言えます。日中は半袖で過ごせる日もありますが、朝晩の冷え込みや室内の冷房対策のため、厚手の上着を用意しましょう。

春の見どころ:オーストラリアの桜「ジャカランダ」

オーストラリアの桜とも言われるジャカランダは、シドニーでは10月中旬から徐々に蕾が色づき始め、11月初旬からピークを迎えます。約一ヶ月間にわたり、鮮やかな薄紫色の花々が木を埋め尽くし、散った後も地面は薄紫色の絨毯のように美しく覆われ、シドニーの春を幻想的に彩ります。

夏(12月~2月)

気候と服装

夏の平均高気温は約32℃、平均最低気温は約20℃ですが、温暖化の影響により最高気温が40℃を超える日も増えてきました。シドニーは気温が高く紫外線が非常に強いため、熱中症と紫外線の対策が必須です。帽子やサングラス、日焼け止めを必ず用意しましょう。

注意ポイント

特に小さなお子様の肌は紫外線に弱いため、日本の子供用UVカットクリームを持参した方が良いでしょう。

夏の見どころ:ボンタイ・ビーチ

地元の人も多く訪れるボンタイ・ビーチでは、たくさんの人が海水浴・日光浴を楽しんでいます。「Bondi Icebergs Club(ボンダイ アイスバーグ クラブ)」には、海とプールが一体化しているように見えるインフィニティプールも。日本の冬の時期に、陽気な音楽が流れる中で海やプールを満喫することができます。

秋(3月~5月)

気候と服装

平均最高気温は約25度、平均最低気温は約12度で、日中はとても過ごしやすいですが、1年のなかで最も寒暖差が激しくなります。上着を忘れずに用意しましょう。

便利アイテム

秋が最も降水量が多くなります。折り畳み傘や、防水効果のある上着を用意すると安心です。

秋の見どころ:シドニー・ロイヤル・イースター・ショー

イースターの時期に開催される「シドニー・ロイヤル・イースター・ショー」は、190年の歴史を持つ伝統行事です。

オリンピック・パークの広大な敷地で、加工品の展示・販売、移動遊園地などのアトラクション、フード屋台、花火などが2週間にわたり開かれるビッグイベントです。

冬(6月~8月)

気候と服装

平均最高気温は約17℃、平均最低気温は約10℃で、気温が5℃を下回ることは滅多になく、日本の冬と比べて非常に過ごしやすいです。日中は厚手の上着があれば問題ありませんが、朝晩は気温が下がり冷え込みます。コートやマフラー、手袋などを準備しましょう。

冬の見どころ:ビビッド・シドニー

ビビッド・シドニーは南半球最大級の「光と音楽と食とアイデアの祭典」で、毎年5月末~6月にかけて行われる、シドニー有数の人気イベントです。

おすすめポイント

オペラ・ハウスやハーバー・ブリッジなどのシドニーの各地が、光の彫刻やプロジェクションマッピング、幻想的な音楽で包まれ、街中が煌びやかにライトアップされます。

シドニーの魅力やおすすめ観光スポットはシドニーの魅力とおすすめ観光スポット5選【元在住者が厳選】をご参照ください。

メルボルンの気候・降水量について

メルボルンの気候・降水量について

photo by Thomas Pavitte on Unsplash

メルボルンの気温

温帯性気候に属するメルボルンには、日本のように四季があります。メルボルンの気温が最も高くなるのは夏の1月と2月で、暑くて乾燥した日が続きます。冬の6月と7月が最も寒くなります。

季節を問わず昼夜の気温差が大きいのが特徴です。日中は30℃を超える夏でも、1枚羽織るものがあると安心です。

メルボルンの降水量

降水量は一年を通して平均的ですが、降水日数は比較的冬~春に多く、平均して3日に1日は雨が降ります。

メルボルンの月ごとの気温と降水量
平均気温(℃)降水量(㎜)
1月20.231.9
2月20.241.4
3月18.338.4
4月15.143.4
5月12.333.1
6月10.138.3
7月9.532.5
8月10.238.7
9月12.039.2
10月14.046.5
11月16.361.1
12月18.254.8

メルボルンの月ごとの気温と降水量

引用:国土交通省気象庁 地点別平年値データ・グラフ

メルボルンの季節ごとの服装・見どころ

メルボルンの季節ごとの服装・見どころ

photo by denise-jans on Unsplash

季節ごとの服装や持っておくと便利なグッズと、見どころやおすすめスポット紹介します。

春(9月~11月)

気候と服装

この時期の平均最高気温は約20℃、平均最低気温は約8.6℃となります。日中は暖かく過ごしやすいですが、朝晩は冷え込むので、長袖などの重ね着で調整をしてください。

便利アイテム

春は平均降水量は54.5mmで最も雨の日が多くなります。折り畳み傘など、携帯できる雨具を用意していきましょう。

春の見どころ:メルボルン・カップ

メルボルン・カップは毎年11月の第1火曜日に行われる競馬の競走で、オーストラリアで最も有名な競走とされています。

おすすめポイント

ドレスコードがあり、日本では見かけないような素敵な帽子をかぶった淑女や燕尾服を着た紳士などであふれ、街全体が祝賀ムードにつつまれます。前日のパレードでは、競走馬が街中を歩くきらびやかなイベントも開催されます。

夏(12月~2月)

気候と服装

平均最高気温は約26℃、平均最低気温は約13℃で、最高気温は30°C以上になることもあり1年で最も暑い時期です。紫外線が非常に強いため、サングラス、帽子、日焼け止めなどを用意しましょう。

一言メモ

日本の夏よりも体感温度は高くなります。熱中症にならないようこまめな水分補給などを心がけましょう。レストランやカフェの飲料水は高いので、コンビニなどでミネラルウォーターのボトルを購入して持ち歩くのがおすすめです。

夏の見どころ:ホワイトナイトフェスティバル

ホワイトナイトフェスティバルは毎年2月頃に行われる、街中をイルミネーションやプロジェクションマッピングで彩られるとてもカラフルなイベントです。夕方から次の日の朝まで行われており、街中に出店や屋台も現れ、幻想的な雰囲気の中でお祭り気分を味わうことができます。

秋(3月~5月)

気候と服装

平均最高気温は約20℃、平均最低気温は約14℃。日中はまだ暑い日が続きますが、朝晩の冷え込みが厳しくなってきます。また、秋の平均降水量は42.5mmで、一年の中でも雨が少ない季節です。

秋の見どころ:フード&ワインフェスティバル

食文化が豊かなメルボルンでは、毎年3月にワインと食事を楽しむイベント「フード&ワインフェスティバル」が開催されます。有名シェフが主催するプログラムや地元のワイナリーによるテイスティング会、500mにもおよぶ世界最長のテーブルで食事を楽しむなど、プログラムが目白押しです。

冬(6月~8月)

気候と服装

冬の平均最高気温は約14℃、平均最低気温は約6℃となり年間で最も寒い時期です。秋と同じく雨が少なく乾燥した日が続きます。日中でも気温が10℃を下回る日も多いため、厚手のニットやコート、マフラー、手袋などを準備して行きましょう。

便利アイテム

乾燥していて、日本よりも風が強いのが特徴です。男女問わずリップクリームやハンドクリームを持参しましょう。

冬の見どころ:ウィンター・ナイトマーケット

ウィンター・ナイトマーケットは、クイーンズ・ビクトリアマーケットで6月~8月の間の毎週水曜日の夜に開催されます。世界各国の美味しいストリートフードやアルコールが販売されています。会場内は食べ物を焼く煙や美味しそうな匂いが充満しており、地元の人や観光客でにぎわっています。

メルボルンの魅力やおすすめ観光スポットはメルボルンの魅力とおすすめ観光スポット5選【リピーターが厳選】をご参照ください。

パースの気候・降水量について

パースの気候・降水量について

photo by Nathan Hurst on Unsplash

パースの気温

西オーストラリアにあるパースは、オーストラリアの州都の中で年間の晴天日数が最も多い恵まれた気候です。

四季はありますが年間を通して暖かく、夏は暑くはなりますが35℃以上になることは稀で、冬も平均気温が約12℃と過ごしやすい日が続きます。

パースの降水量

パースでは春・夏はほとんど雨が降らず、乾燥した晴天の日が続きます。一方5月~9月の冬は雨の季節となり、土砂降りの雨と雷を伴う嵐がやってくることもあります。

平均気温(℃)降水量(㎜)
1月24.715.2
2月24.816.6
3月22.917.6
4月19.730.0
5月16.279.8
6月13.9124.7
7月13.0137.1
8月13.4120.6
9月14.677.7
10月17.133.3
11月20.128.9
12月22.89.3

パースの気候・降水量について

引用:国土交通省気象庁 地点別平年値データ・グラフ

パースの季節ごとの服装・見どころ

パースの季節ごとの服装・見どころ

photo by nao-takabayashi on Unsplash

季節ごとの服装や持っておくと便利なグッズと、見どころやおすすめスポット紹介します。

春(9月~11月)

気候と服装

春の平均最高気温は約23℃、平均最低気温は約12℃と暖かい季節です。9月は雨の日がまだ多いですが、10月からは晴天の日が続きます。日中は半袖で過ごせる日もありますが、朝晩は少し寒さを感じるので上着を準備しましょう。

春の見どころ:ワイルドフラワー

ワイルドフラワーと呼ばれる西オーストラリアならではの野花を楽しめる季節です。

市内で一番の名所として知られているキングスパークでは、毎年9月に「ワイルドフラワー・フェスティバル」が開催され、さまざまな種類のワイルドフラワーが咲き誇ります。

夏(12月~2月)

気候と服装

平均最高気温は約31℃、平均最低気温は約18℃で、最も暑い季節となります。しかし35℃を超えることはめったになく過ごしやすいでしょう。雨はほとんど降らずに湿気が少なく乾燥する日が続きます。

便利アイテム

季節は夏ですが、乾燥しているので注意が必要です。水分補給と保湿ケアを心掛けましょう。

夏の見どころ:コテスロー・ビーチ

1kmも続く白い砂浜の美しいコテスロー・ビーチは、スイミング、シュノーケリング、サーフィンなどを楽しむことができます。ビーチの周辺にはカフェやレストランがあり、インド洋に沈む夕日を眺めながらリラックスしたディナータイムを過ごすことのできる、パースで最も人気のあるスポットのひとつです。

秋(3月~5月)

気候と服装

平均最高気温は約26℃、平均最低気温は約13℃と過ごしやすく、観光のベストシーズンと言えます。5月に入ると次第に涼しくなり、雨が降ることも増えてきます。日中と朝晩の寒暖差が大きいので、厚手の長袖を用意すると安心です。

秋の見どころ:フリーマントル

フリーマントルは、開拓時代に建てられたコロニアル調の建物が立ち並ぶ美しい港町です。おしゃれなレストランが多く、港町なだけあってシーフードがおいしいと言われています。秋の心地よい天気の中、散策するのにはもってこいの街です。

冬(6月~8月)

気候と服装

冬の平均最高気温は約19℃、平均最低気温は約8℃と最も寒い季節ですが、日本のように気温が0℃近くになることはありません。最も雨が多く降る季節です。

便利アイテム

激しい雨や雷を伴う嵐が発生することもあります。厚手の衣類やウインドブレーカーなど防水加工された上着、雨具などを準備しましょう。

冬の見どころ:マーガレットリバー

雨の日が多い冬は、高級ワインの一大産地であるマーガレットリバーでワインやチーズを楽しむのがおすすめです。緑豊かな丘の上には、受賞歴のあるワイナリーが点在しています。

一言メモ

マーガレットリバーはレストランやパブなどに暖炉があるところが多く、暖炉で暖まりながらグルメを楽しめる場所がたくさんあります。

パースの魅力やおすすめ観光スポットはパースの魅力とおすすめ観光スポット5選【リピーターが厳選】をご参照ください。

ブリスベンの気候・降水量について

ブリスベンの気候・降水量について

photo by Brisbane Local Marketing on Unsplash

ブリスベンの気温

ブリスベンはご紹介した都市の中で最も南に位置する都市で、温暖な気候が特徴です。1年を通して暖かく、1年のうち約280日は晴れていると言われています。

平均最高気温は約30℃で、冬場でも20℃前後を保っています。朝晩は気温が少し下がるものの、最低気温が10℃を下回ることはほとんどありません。このため、穏やかで暖かい日が多く続く傾向にあります。

ブリスベンの降水量

ブリスベンの降水量は夏に最も多く、雷雨や洪水が発生することもあります。一方冬は雨の日は少なく、乾燥した晴天の日が続きます。

ブリスベンの月ごとの気温と降水量
平均気温(℃)降水量(㎜)
1月25.2126.9
2月24.9151.5
3月23.7118.0
4月21.167.5
5月18.293.5
6月15.866.3
7月15.033.4
8月15.833.4
9月18.432.5
10月20.577.0
11月22.588.7
12月24.0122.9

ブリスベンの気候・降水量について

引用:国土交通省気象庁 地点別平年値データ・グラフ

ブリスベンの季節ごとの服装・見どころ

パースの季節ごとの服装・見どころ

photo by romain-terpreau on Unsplash

季節ごとの服装や持っておくと便利なグッズと、見どころやおすすめスポット紹介します。

春(9月~11月)

気候と服装

平均最高気温は約26℃前後、平均最低気温は約16℃と過ごしやすい気候で、日中は半袖過ごせる日が多いです。比較的雨も少ないのでブリスベンを訪れるにはベストシーズンと言えます。

便利アイテム

初夏である11月になると雨の日が多くなってきます。折り畳み傘を持参すると安心です。晴雨兼用の物がおすすめです。

春の見どころ:ブリスベン・フェスティバル

ブリスベン・フェスティバルは毎年9月に3週間に渡って開催される、オーストラリアを代表する国際芸術祭です。この祭りでは、リバーサイドにある特設会場を中心に、ブリスベン市内各地でコンサート、オペラ、演劇、アート展示など、多様なイベントが行われます。

おすすめポイント

期間中には、ブリスベン川沿いで「リバーファイヤー」という大規模な花火大会も開催され、オーストラリア国防軍の航空ショーなども楽しむことができます。

夏(12月~2月)

気候と服装

平均最高気温は約30℃、平均最低気温は約21℃と、最も暑い季節となります。暑さに加え降水量も1年の中で最も多くなるので、じめじめとした暑い日が続きます。涼しく通気性のある服を準備しましょう。

一言メモ

夏は急な雷雨やストームが発生することもあるので、天気予報アプリなどを利用して、定期的に天気の動向をチェックしましょう。

夏の見どころ:人工ビーチ

ブリスベン近郊には遊泳可能なビーチがなく、海で泳ぎたい場合は車で1時間半ほど先のゴールドコーストや北のエリアまで行かなければなりません。そこで、街の中心部に作られたのが、無料で利用できる人工ビーチです。

おすすめポイント

このビーチは、リゾートのような雰囲気を持つ自然なビーチの景観を再現しており、BBQをするエリアがあったり、週末にはマーケットが開催されたりと、多くの市民や観光客でにぎわっています。

秋(3月~5月)

気候と服装

平均最高気温は約27℃、平均最低気温は約18℃となり、春同様に過ごしやすい時期です。
4月、5月になると次第に気温が下がってきますが、それでも晴れた日は半袖で過ごすことができます。

便利アイテム

曇りや雨の日は気温が下がります。体温調節のために長そでやフリースなどがあると良いでしょう。

秋の見どころ:クイーンズランド文化センター

ブリスベンの繁華街にあるクイーンズランド文化センターは、クイーンズランド州立美術館、舞台芸術複合施設、アートギャラリー、博物館、州立図書館などで構成されています。

美術館の展示品は、アボリジニの芸術作品から現代アートなど多岐に渡ります。文化都市としても名高いブリスベンで、芸術の秋を満喫することができます。

冬(6月~8月)

気候と服装

平均最高気温は約21℃と比較的高く、平均最低気温も約11℃と冬でも温暖な気候です。冬であっても、日中はほとんどの日を薄着で過ごすことができます。しかし寒暖差が激しく朝晩は冷え込むので、長そでやフリースなども必要です。

便利アイテム

降雨量が最も少なく乾燥した日が続くため、保湿ケアアイテムを持参しましょう。

冬の見どころ:ホエールウォッチング

ブリスベン近郊の海ではこの時期、ホエールウォッチングをすることができます。出産や子育てをするために南極から暖かい海を目指して移動してきたクジラを見られるでしょう。

注意ポイント

期間は6月~10月のみです。ブリスベン発のホエールウォッチング・クルーズが運行しています。

ブリスベンの魅力やおすすめ観光スポットはブリスベンの魅力とおすすめ観光スポット5選【リピーターが厳選】をご参照ください。

オーストラリアの天気・気温・服装まとめ

オーストラリアの天気・気温・服装まとめ

photo by Photoholgic on Unsplash

天気予報の確認

オーストラリアでも現地の天気予報を確認することができますが、残念ながらあまり天気予報はあたりません。直近の天気予報を確認するなら日本気象協会の「Tenki.jp」が正確でおすすめです。

また、大きな水害や感染症については外務省の「海外安全ホームページ」で、洪水や停電などの情報は在オーストラリア日本国大使館の公式サイトで確認しましょう。

オーストラリアの天気・気温・服装まとめ

世界で6番目に広い国土を持ち、8つの州からなるオーストラリア。今回はそのオーストラリアの主要な人気観光都市の気候と季節に合わせた服装や便利アイテム、楽しみ方をご紹介しました。この記事が少しでも皆さんのオーストラリア旅行のお役立てば幸いです。ブログではオーストラリア各都市の魅力的な観光スポットや治安などについても紹介しています。「オーストラリア旅行のおすすめ都市&観光スポット9選を紹介【元在住者が厳選】」なども是非合わせてご覧ください。

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