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オーストリア
更新日:2024.8.5

オーストラリアの魅力的な世界遺産5つ&アクセス方法を紹介!

オーストラリアの魅力的な世界遺産5つ&アクセス方法を紹介!

Photo by Photoholgic on Unsplash

「オーストラリアにある世界遺産が知りたい!」
「世界遺産を満喫するならどのシーズンが良い?」
「世界遺産を訪れるときの注意点はある?」

と、オーストラリアの世界遺産でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事では、オーストラリアの世界遺産を紹介します。

本記事でわかること

  • オーストラリアにある5つの世界遺産について
  • 世界遺産での注意点
  • 世界遺産巡りのベストシーズン

オーストラリアの世界遺産ってどんなところ

オーストラリアの世界遺産ってどんなところ

Photo by Ondrej Machart on Unsplash

世界中から多くの人が訪れるオーストラリアの世界遺産について紹介します。

オーストラリアの世界遺産とは

オーストラリアには、美しい海や山などの雄大な自然、アボリジニ文化などの伝統、独自の生態系によるユニークな動物たちなど、ここでしか体験できないことがたくさんあります。

注意ポイント

シドニーのオペラハウスやグレート・バリア・リーフなど、オーストラリアには世界遺産が20件登録されています。

オーストラリアの世界遺産の魅力

美しい自然

オーストラリアは、美しい自然遺産が多く見られることが大きな魅力です。例えば、世界最大の珊瑚礁であるグレート・バリア・リーフは、美しいサンゴ礁と多種多様な海洋生物が生息する海の楽園です。

おすすめポイント

また、コアラやカンガルーなどの固有の動物が見られることも、観光客に人気の理由です。

魅力的な建造物

オーストラリアの世界遺産は自然のものだけではありません。シドニーのオペラハウスやメルボルンの王立展示館とカールトン庭園など、近現代の建造物も必見です。シドニーのオペラハウスは、その独特なデザインと美しさで世界的に有名であり、多くの観光客が訪れる場所です。

豊かな文化と歴史

オーストラリアの世界遺産には、アボリジニの文化や歴史が深く刻まれています。例えば、カカドゥ国立公園では、古代の岩絵やアボリジニの遺跡が点在し、その歴史を感じることができます。また、ウルル-カタ・ジュタ国立公園では、アボリジニの聖地としての重要性が強調されており、彼らの伝統的な物語やアートに触れることができます。

オーストラリアの離島の観光スポットは「【オーストラリアの離島】オーストラリア離島のおすすめスポットとアクティビティ」の記事をご参照ください。

世界遺産のベストシーズンと服装

世界遺産のベストシーズンと服装

Photo by Victor on Unsplash

世界遺産を満喫できるベストシーズンと服装の注意点を紹介します。

世界遺産のベストシーズン

オーストラリアは南半球にあるため、季節は日本と逆になります。季節ごとの風景が楽しめるため、どのシーズンも世界遺産を訪れるのにおすすめです。

ただし、地域によって気候が異なるため、訪れる場所に応じて最適な時期が変わります。

一言メモ

北部は熱帯気候であり、南部は温帯気候、そして西部は乾燥気候となっています。

世界遺産での服装

世界遺産へ行く際には、季節や気候にあった服装が必要です。暑さ対策や寒さ対策をしっかりしていきましょう。

オーストラリアの自然はどれもスケールが大きく、長い距離を歩くことがあります。そのため、履き慣れた靴や動きやすい洋服を持っていくと良いでしょう。

注意ポイント

年間を通して紫外線が強いため、紫外線対策は必須です。UVカット機能付きの帽子や上着、日焼け止めやサングラスは持っていくようにしてください。

オーストラリアの世界遺産は安全?

オーストラリアの世界遺産は安全?

Photo by Road Trip with Raj on Unsplash

世界遺産の治安と注意点について紹介します。

世界遺産の治安について

オーストラリアは比較的治安の良い国であるため、世界遺産でも治安面の心配は少ないでしょう。しかし、オーストラリアの世界遺産は観光に外せないスポットであり、多くの観光客が集まります。そのため、観光客を狙った犯罪、特に窃盗や詐欺などには十分注意してください。貴重品は常に身に着け、公共の場では荷物から目を離さないようにするなどの基本的な安全対策を心掛けましょう。

世界遺産観光の注意点

現地の生態系を守るためのルールを守る

オーストラリアには独自の生態系があり、固有の動植物が多く残っています。それらを保護するため、ゴミを持ち帰る、野生動物に餌を与えないなどの様々な現地のルールが存在します。

一言メモ

訪れた際はガイドやインフォメーションで注意点をチェックし、ルールを守るようにしましょう。

荷物から目を離さない

世界遺産の見学中は、貴重品を肌身離さず持ち歩くようにしましょう。カバンを体の後ろにかけていたり、ズボンの後ろポケットに貴重品を入れたりするのは危険です。貴重品からは常に目を離さないようにしてください。

事前に天候と気候を確認する

オーストラリアは広大な国土を持ち、地域ごとに気候が大きく異なります。訪れる場所の天候や気候を事前に確認し、適切な服装や装備を準備しましょう。

特に遠隔地や自然保護区を訪れる際は、急な天候の変化や温度の極端な変動に備えて、十分な準備をすることが重要です。

世界遺産以外のオーストラリアの治安や注意点については「オーストラリア旅行の治安と注意点【オーストラリア旅行でトラブルに巻き込まれないために】」で紹介しています。

オーストラリアの世界遺産5つ

オーストラリアの世界遺産5つ

Photo by Caleb on Unsplash

オーストラリアにある5つの世界遺産とアクセス方法を紹介します。場所によってはアクセスが大変な場所もあるため、観光ツアーを利用するのもおすすめです。

オーストラリアの世界遺産1:グレート・バリア・リーフ

オーストラリアのグレート・バリア・リーフは、クイーンズランド州の沿岸に全長2300km以上に渡って広がる世界最大級のサンゴ礁です。このサンゴ礁は豊かな生態系を有しており、多くの種の魚、サンゴ、貝などの海洋生物が生息しています。

おすすめポイント

グレート・バリア・リーフでは、色鮮やかなサンゴや美しい魚たちを観察するために、多くの観光客がダイビングやシュノーケリングを楽しんでいます。

基本情報
名称グレート・バリア・リーフ
住所Cairns, Queensland, Australia
営業時間なし
定休日なし
入場料なし
アクセス方法

グレート・バリア・リーフの観光の中心地であるハミルトン島へのアクセスは、玄関口であるケアンズ国際空港から、飛行機で約1時間半程度で行くことができます。ハミルトン島から各島へは、フェリー、ヘリコプター、クルーズ船、小型飛行機など、様々な交通手段で行くことができます。

オーストラリアの世界遺産2:ウルル(カタ・ジュタ国立公園)

ウルルはエアーズロックとも言われ、オーストラリア大陸にある世界で2番目に大きい一枚岩として知られています。赤色の鉄分を多く含む砂岩でできており、高さは約335メートルで、周囲は9.4キロメートルにも及びます。

おすすめポイント

アボリジニの聖地であり、日の出や日の入りで美しく色彩が変化する壮大な風景が、世界中の観光客から愛されています。

基本情報
名称ウルル(カタ・ジュタ国立公園)
住所Lasseter Highway, Uluru Northern Territory 0872, Australia
営業時間 1月 5:00~21:00
2月 5:00~21:00
3月 5:30~20:30
4月 5:30~20:00
5月 6:00~19:30
6月 6:30~19:30
7月 6:30~19:30 
8月 6:00~19:30
9月 5:30~19:30
10月 5:00~20:00
11月 5:00~20:30
12月 5:00~21:00
定休日なし
入場料18歳以上 38A$
アクセス方法

ウルルへは、エアーズロック空港を利用することが一般的です。エアーズロック空港は国内線のみの運航となっているため、日本から行く場合はシドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズなどの国際空港を経由して行くことになります。エアーズロック空港からウルルまでは、車で約10分です。

オーストラリアの世界遺産3:オペラハウス

オペラハウスは、オーストラリア・シドニーにある20世紀を代表する近代建築です。劇場であるオペラハウスでは、バレエ、オペラ、演劇、演奏会など、年間1,600公演が開催されています。

設計者は当初無名だった建築家ヨーン・ウツソンで、独創的な形状と構造設計の困難さにより工事は大幅に遅れ、1959年に着工したものの竣工は1973年でした。

おすすめポイント

シドニー港に突き出した岬であるベネロング・ポイントに位置し、貝殻やヨットの帆を思わせる外観は、シドニー・ハーバーブリッジとともにシドニーを訪れる観光客の定番の撮影スポットとなっています。

基本情報
名称オペラハウス
住所Bennelong Point, Sydney New South Wales, Australia
営業時間9:00~20:30
定休日クリスマス、イースター
入場料なし
中心部からのアクセス方法

シドニー・オペラハウスへのアクセス方法は、シドニー市内にある鉄道シティ・レールのサーキュラー・キー駅(Circular Quay Station)から徒歩5分程度です。

オーストラリアの世界遺産4:ブルーマウンテンズ

ブルーマウンテンズは、断崖絶壁の岩肌や、美しいユーカリの樹海が続く、壮大な山々の景色が見られる観光スポットです。2000年にユネスコの世界自然遺産として登録されました。

「マウンテンズ」と複数形で表されている通り、ブルーマウンテンズはこのエリア一帯の山々を総称した名称です。ユーカリの樹海が山肌を青く見せることから、この名称が付きました。断崖絶壁の岩肌が並んでいる様子から、オーストラリアのグランドキャニオンとも呼ばれています。

おすすめポイント

ブルーマウンテンズのおすすめポイントは、その壮大な景観が特徴です。この地域は青みがかった霧に包まれた美しい山々、見事な滝、豊かな雨林、そして数多くのハイキングコースで知られています。

基本情報
名称ブルーマウンテンズ
住所Lawson Ridge Trail, Katoomba New South Wales 2787, Australia
営業時間なし
定休日なし
入場料車1台につき8A$
中心部からのアクセス方法

ブルーマウンテンズまでのアクセスは、シドニー中心部から車で2時間です。また、電車で行く場合はシドニーのセントラル駅からブルーマウンテンズ・ラインに乗り、カトゥーンバ駅まで行きます。所要時間はこちらも約2時間です。

オーストラリアの世界遺産5:タスマニア原生地域

タスマニア原生地域は、約1万2000年前にオーストラリア大陸から分離し、独自の進化を遂げた島固有の野生動物や自然が残されています。島の総面積の約36%が国立公園や自然保護区に指定されています。

タスマニア原生地域は、氷河地形を中心に広がる美しい自然のエリアです。クレイドル・マウンテンーセント・クレア湖国立公園内では氷河によって形成された景色が見られ、セント・クレア湖はオーストラリアで最も深い湖として知られています。

おすすめポイント

この地域は、珍しい動物が多く見られる場所でもあり、特にタスマニアデビルは最大の肉食性有袋類として有名です。

基本情報
名称タスマニア原生地域
住所Tasmania, Australia
営業時間なし
定休日なし
入場料22.35A$(5歳以下無料)
中心部からのアクセス方法

タスマニア原生地域へのアクセス方法は、タスマニア島のホバートまたはローンセストンを拠点にすることが一般的です。ホバートやローンセストンからタスマニア原生地域へ行く場合は、ツアーかレンタカーを利用すると便利です。

オーストラリアの世界遺産まとめ

オーストラリアの世界遺産まとめ

Photo by Christopher Burns on Unsplash

目的別におすすめの世界遺産と楽しみ方を紹介します。

目的別のおすすめ世界遺産

初めてのオーストラリア旅行で、世界遺産を見たい

初めてのオーストラリア旅行なら、シドニー市内からアクセスの良い「オペラハウス」や「ブルーマウンテンズ」がおすすめです。都市と自然が両方見られるので、充実した旅行になるでしょう。

オーストラリアならではの風景、アボリジニ文化に触れたい

オーストラリアならではの自然と歴史を感じるなら、「ウルル」や「タスマニア」がおすすめです。ここでしか見られない自然や文化にたくさん触れられます。アボリジニのアートや歌、ダンスなどもオーストラリアならではなので、必見です。

美しい海で泳ぎたい

グレート・バリア・リーフ」に行けば、美しい海で魚やサンゴ礁と泳ぐことができます。日本と季節が逆なので、日本が冬の時でも暖かい気候でビーチリゾートが楽しめますよ。

世界遺産の楽しみ方

自然を楽しむ

オーストラリアの世界遺産は、雄大な自然がたくさんあることが特長です。ここでしか見られない景色を楽しみましょう。また、観光の際は各地で決められたルールを守ることが、自然の保護にもつながります。

オーストラリアの文化にも注目する

オーストラリアの先住民であるアボリジニ文化は、世界最古の文化の一つとも言われています。土地に根付いた文化や信仰を持っており、タスマニア・アボリジニなど、地域によって異なる習慣などについて学ぶのも楽しいでしょう。

オーストラリアの世界遺産まとめ

オーストラリアにある世界遺産はスケールが大きく、見どころが豊富です。どの世界遺産を訪れてもオーストラリアの壮大な自然や歴史を感じられます。そんな魅力たっぷりなオーストラリアの世界遺産に訪れてみてはいかがでしょうか?本記事で紹介した情報をもとに、楽しい旅行になることを願っています。オーストラリアにある世界遺産以外にもオーストラリア各地には魅力的なスポットがたくさんあります。オーストラリアのおすすめ都市については「オーストラリアのおすすめワイナリー5選【人気スポットから穴場まで】」で紹介しています。

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