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アユタヤの魅力とおすすめ観光スポット4選【タイ在住者が紹介】
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「タイにあるアユタヤがどんな都市なのか知りたい!」
「アユタヤ旅行のベストシーズンはいつ?」
「アユタヤのおすすめ観光スポットってある?」
と、アユタヤ旅行の計画で気になることはありませんか?
本記事では、タイ在住者がアユタヤの魅力をたっぷり紹介します。
本記事でわかること
- アユタヤの魅力
- アユタヤ旅行の基本情報
- アユタヤのおすすめ観光スポット
目次
アユタヤってどんなところ
Photo by Valeriy Ryasnyanskiy on Unsplash
アユタヤはバンコクに次ぐ人気の観光都市で、世界中から多くの観光客が訪れます。
タイ中部の都市アユタヤとは
アユタヤはバンコクから北へ約80kmの場所に位置する古都です。1351年から400年以上、アユタヤ王朝として栄えました。また、チャオプラヤー川とその支流によって恵まれた地形から、水運を利用した国際貿易都市として発展した都市です。かつては日本街も存在し、日本と深いつながりがある都市でもあります。
- 歴史的建造物
多数の遺跡群が現存しており、世界中からたくさんの観光客が訪れます。 - ゾウ乗り体験
アユタヤではゾウに乗れる場所がいくつかあります。ゾウに乗りながら遺跡探索もでき、特別な時間を過ごせます。 - 観光がしやすい
観光スポットが中心部に集まっているため、効率よく回れます。レンタサイクルもあり、自分のペースで観光できる点も魅力です。
他都市との違い
- 地方都市ならではの雰囲気
アユタヤはバンコクの街並みのような高いビルはありません。都会の喧騒から離れて、ゆったりとした雰囲気の中で観光が楽しめます。 - 水運に恵まれた地域
アユタヤにはいくつかの川が流れており、水上マーケットや川エビが有名です。
アユタヤまでのアクセス方法
Photo by Aaron Thomas on Unsplash
日本からアユタヤへのアクセス方法とアユタヤ市内の移動手段を紹介します。
日本からアユタヤのアクセス方法
現在、日本からアユタヤへの直行便は就航しておりません。そのため、一度バンコクへアクセスした後、アユタヤへ移動するのが一般的なアクセス方法です。
日本からバンコク
日本からバンコクまでの飛行時間は直行便で約6時間です。フルキャリアサービスのタイ航空、JAL(日本航空)、ANA(全日本空輸)が就航しています。近年ではLCC(格安航空会社)も運航しており、エアアジアなどを利用すると格安でバンコクにアクセスできます。
バンコクからアユタヤ
バンコクからアユタヤまでは電車、ロットゥー(小型バンを改造したミニバス)、船があります。タイ旅行に慣れていない人は、旅行会社のオプショナルツアーに申し込む方法をおすすめします。
- 電車
電車の場合はフアランポーン駅から運行しており、約1時間30分で到着します。 - ロットゥー
ロットゥーの場合はMRTチャトチャックパーク駅、BTSモーチット駅のバスターミナルから発着しています。約1時間30分でアユタヤに到着します。 - 船
船の場合はチャオプラヤー川から発着しており、何社かによって運航されています。所要時間は運航会社によって異なります。
アユタヤ市内のおすすめ移動手段
アユタヤ市内の移動手段はトゥクトゥク、レンタサイクル、ボート、Grabタクシー、ソンテウがあります。目的に応じて移動手段を変えると、効率良く観光スポットを回れます。
子連れの家族旅行やタイ旅行が初めての人はGrabタクシーが便利です。自分のペースで観光したい場合はレンタサイクルがおすすめです。1日50バーツ(約170円)ほどで借りられるため、移動費用も抑えられます。
アユタヤの治安は大丈夫?
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アユタヤは目立った重犯罪がなく、治安が良い都市です。アユタヤの治安と旅行の注意点を紹介します。
アユタヤの治安について
外務省の海外安全ページではタイ南部の国境付近の都市に危険情報が出ていますが、タイ中部のアユタヤには危険情報が出ておりません。しかし、遺跡などの観光地や人が多く集まる場所では、観光客が犯罪に巻き込まれる可能性があります。スリやぼったくりには十分な注意が必要です。
アユタヤ旅行の注意点
ぼったくり
アユタヤに限らず、タイではトゥクトゥクの運転手が観光客相手に法外な料金を請求してくることがあります。あらかじめ相場を調べることをおすすめします。
アユタヤ中心部から少し離れた場所にあるエレファントビレッジでは、ぼったくり被害が多く発生しています。正規の値段がないため、ドライバーと交渉するかここでは利用を控えましょう。
スリ、窃盗
財布やスマートフォンなどの貴重品を一瞬にして盗まれる場合があります。写真撮影や荷物の出し入れをしている際は特に注意が必要です。
アユタヤの気候とベストシーズン
Photo by Jules Marvin Eguilos on Unsplash
アユタヤの気候とベストシーズン、旅行の服装について紹介します。
アユタヤの気候
アユタヤは年間の平均気温が29度の熱帯モンスーン気候で、年間を通して蒸し暑い傾向があります。季節は暑季、雨季、乾季の3つに区分されます。
- 暑季
3月~5月にかけては暑季で、この時期が年間を通して最も暑く、40度を超えることもあります。 - 雨季
6月~10月は雨季にあたり、激しいスコールが降ります。道が冠水するほどの雨が降ることもあるため、注意が必要です。 - 乾季
11月~2月は乾季にあたり、雨がほとんど降らないので過ごしやすいです。
アユタヤ旅行のベストシーズン
旅行のベストシーズンは乾季の11月~2月です。この時期は雨がほとんど降らず、過ごしやすい気温なので寺院や遺跡などの屋外の観光に適しています。暑季や雨季も観光できますが、熱中症対策や雨対策をする必要があります。
アユタヤ旅行の服装
アユタヤ旅行では半袖、ハーフパンツ、ワンピースなどの服装が適しています。しかし、朝晩に気温がぐっと冷え込むことがあるため、長袖と長ズボンの準備も必要です。屋内は冷房で肌寒い場合があるので羽織れるものを持参すると重宝します。
寺院や遺跡では肌を露出した服装は好ましくなく、観光を拒否されることがあります。寺院や遺跡を観光する際は肌の露出を控え、上から羽織れるものを持参しましょう。
アユタヤのおすすめ観光スポット
Photo by Rin T on Unsplash
アユタヤには多くの遺跡群や観光スポットが存在します。特におすすめの観光スポットを紹介します。
アユタヤの観光スポット1:ワット・マハタート
ワット・マハタートは14世紀にアユタヤ王朝によって建てられた寺院です。1767年にアユタヤ王朝が滅亡に追い込まれた際に、ビルマ軍によってほとんどの仏像の頭が切り落とされました。
ワット・マハタートには木の根に包まれた有名な仏頭があります。仏頭の撮影は可能ですが、仏頭より自分の頭が高い位置での撮影は禁止されています。
基本情報
名称 | ワット・マハタート |
---|---|
住所 | Tha Wasukri Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 |
エリア | アユタヤ郡 |
定休日 | なし |
営業時間 | 8:00~18:00 |
ウェブサイト | https://www.thailandtravel.or.jp/wat-mahathat/ (タイ国政府観光庁) |
入場料 | 50バーツ(約180円) |
アユタヤの観光スポット2:ワット・ヤイチャイモンコン
ワット・ヤイチャイモンコンはスリランカでの留学を終えて帰国した修行僧の瞑想場所として、初代アユタヤ王朝のウートン王が建立した寺院です。敷地内には大きな涅槃像もあり、タンブン(徳を積む行為)の一つである金箔を貼る体験ができます。
仏塔に登ることはできますが、仏教寺院ということを忘れずにマナーを守って参拝しましょう。また、日本人を狙ったスリが多発しているので、注意しながら観光してください。
基本情報
名称 | ワット・ヤイチャイモンコン |
---|---|
住所 | Khlong Suan Phlu Phra Nakhon Si Ayutthaya Amphoe Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 |
エリア | アユタヤ郡 |
定休日 | なし |
営業時間 | 8:00~17:00 |
ウェブサイト | https://www.thailandtravel.or.jp/wat-yai-chai-mongkon/ (タイ国政府観光庁) |
入場料 | 20バーツ(約70円) |
アユタヤの観光スポット3:アユタヤ・エレファントキャンプ
アユタヤ・エレファントキャンプでは、ゾウ乗り体験ができます。7~10分、15分~20分、25分~30分のコースがあり、ゾウに乗って遺跡の周りを観光できます。
別料金を払えば餌やりや子供のゾウと写真を撮ることができます。アユタヤ旅行の記念になるおすすめのアクティビティです。
基本情報
名称 | アユタヤ・エレファントキャンプ |
---|---|
住所 | Pa Thon Rd, Pratu Chai Sub-district, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 |
エリア | アユタヤ郡 |
定休日 | なし |
営業時間 | 9:00~17:00 |
ウェブサイト | https://www.changdee.com/ |
入場料 | なし ※アクティビティの参加は別途で必要 |
アユタヤの観光スポット4:バンパイン宮殿
バンパイン宮殿は17世紀にアユタヤ王朝のプラサート・トーン王によって建設された宮殿です。敷地内にはルネサンス様式やロココ調、中国様式などさまざまな建物があります。
歩いて観光することも可能ですが、広大な敷地なので体力に自信がない人はカートに乗って観光することをおすすめします。カートは400バーツ(約1,400円)で利用できます。
ハーフパンツや袖なしの服など、露出度が高い服装での入場は禁止されているため、服装の注意が必要です。
基本情報
名称 | バンパイン宮殿 |
---|---|
住所 | Ban Len, Bang Pa-in, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13160 |
エリア | バーンパイン郡 |
定休日 | なし |
営業時間 | 8:00~16:00 |
ウェブサイト | https://www.thailandtravel.or.jp/bang-pa-in-palace/ (タイ国政府観光庁) |
入場料 | 100バーツ(約350円) |
タイ・アユタヤ旅行まとめ
Photo by Federico Mata on Unsplash
海外旅行にアユタヤがおすすめの理由とおすすめの過ごし方を紹介します。
アユタヤがおすすめの理由
世界遺産に登録された壮大な遺跡群
アユタヤの壮大な遺跡群は現在では歴史公園として整備され、1991年には世界遺産登録されました。広大な敷地に広がる遺跡群は、まるで過去にタイムスリップしたかのような臨場感を味わえます。
絶品のアユタヤ名物
アユタヤにはクン・メーナム・パオ(焼き川エビ)、クイッティアオ・ルア(タイ風ラーメン)、そしてロティサイマイ(クレープ生地のお菓子)の3つの名物料理があります。
アユタヤは他都市と比較しても物価が安いため、おいしいタイ料理が安価で食べられます。特にロティサイマイは甘過ぎず日本人の口にも合うため、日本人観光客から人気があります。
アユタヤでのおすすめの過ごし方
昼と夜の異なる楽しみ方
アユタヤは昼と夜で違う楽しみ方ができる観光地です。昼は遺跡群や水上マーケットを観光したり、ゾウに乗って記念撮影をしたりするのがおすすめです。夜はライトアップされた遺跡観光ができ、昼とはまた違った雰囲気を味わえます。
週末限定のナイトマーケット
週末の夕方以降にはナイトマーケットが開催されます。食べ歩きをしながら、旅行のお土産探しにおすすめのスポットです。
非日常が味わえる体験
ランチクルーズやディナークルーズなど、日常ではなかなか体験できないアクティビティに参加するのもおすすめです。
タイ・アユタヤ旅行まとめ
遺跡群が残るアユタヤは、他都市にはないノスタルジックな雰囲気があります。遺跡や地形を利用した観光スポットなど、見どころがたくさんあるアユタヤに訪れてみてはいかがでしょうか?アユタヤを訪れる際に、本記事で紹介した観光スポットを参考に楽しい旅行になることを願っています。
また、タイの主要都市について「タイ旅行のおすすめ4都市とタイ在住者が選ぶ観光スポット12選」で紹介しています。アユタヤとあわせて訪れるのもおすすめです。
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