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タイ
更新日:2024.3.15

夏休みのバンコク旅行を楽しむコツ6選【タイ在住者が紹介】

夏休みのバンコク旅行を楽しむコツ6選

Photo by Braden Jarvis on Unsplash

「夏休みにタイ旅行を計画しているけど、8月のバンコクの気候は?」
「初めての海外旅行で治安が心配、バンコクは安全?」
「夏休み期間中のバンコクのイベントや、おすすめの観光スポットってある?」

と、夏休みの旅行計画で気になることはありませんか?

本記事では、夏休みのバンコク旅行を楽しむために「バンコクの基本情報」「7月~9月の気候と服装」「イベント」「観光スポット」「バンコクグルメ」「夏休み旅行の日数と費用」の6つを紹介します。

本記事でわかること

  • タイ・バンコクの魅力とおすすめポイント
  • 7月~9月のイベントや気候
  • 夏休み期間に行くバンコク旅行の費用

夏休み旅行前にバンコクについて知ろう!

夏休み旅行前にバンコクについて知ろう

Photo by Ivan Nedelchev on Unsplash

バンコク旅行前に役立つ情報を紹介します。事前に治安や移動手段を知っておくと、安全で快適な旅行になります。

タイ・バンコクの魅力

日本から直行便が多く就航しているタイのバンコクは、夏休み旅行におすすめの観光地です。直行便で6時間程度、時差も2時間なので、数日の短い夏休みでも海外旅行を楽しむことができます。

きらびやかな寺院の観光や美味しいタイ料理を堪能すること、ショッピングやタイ式マッサージを満喫するなど、楽しみ方が多彩な都市です。

バンコクへの行き方

バンコクへの直行便は、成田、羽田、関西、中部(名古屋)、福岡、新千歳(北海道)、那覇の空港から就航しています。

バンコクには2か所空港があり、スワンナプーム国際空港もしくはドンムアン空港に到着します。日本からバンコクまでの所要時間は、約6~7時間です。

スワンナプーム国際空港からバンコク市内

スワンナプーム国際空港からバンコク市内への行き方は、タクシーか電車、バスの3つです。所要時間は30分~1時間です。

ドンムアン空港からバンコク市内

ドンムアン空港からバンコク市内への電車はなく、タクシーもしくはバスを利用して移動します。朝夕のラッシュ時は1時間程度、通常では30分程度の所要時間です。

バンコク旅行の移動手段

バンコク中心部では、BTS(スカイトレイン)MRT(地下鉄)の電車が利用できます。運賃が安く、本数も多いので、街中の観光にはとても便利です。空港や駅で路線図が手に入ります。

電車が走っていない地域はタクシーの利用がおすすめです。バンコク市内の至る所でメータータクシーが走っているので、気軽に利用できます。

バンコクの時差について

日本とバンコクの時差は2時間です。サマータイムはないので年間を通して、日本より2時間遅れています。日本が午前9時の場合、バンコクは午前7時です。時差ボケの心配もありません。

バンコクの治安について

バンコクは、比較的安全な旅行先とされていますが、観光客を狙ったスリや窃盗に巻き込まれる危険性はあります。そのため、旅行中は常に注意が必要です。

注意ポイント

観光地、人通りの少ない裏路地、人混みは危険なので、特に気を付けたい場所です。また、夜間の一人歩きは避け、多くの現金や高価なものは持ち歩かない方が安心です。

最新の治安情報は外務省の「海外安全ホームページ」でご確認ください。

バンコクの物価について

日本に比べ、タイの物価は3分の1ほどです。特に食事は、ショッピングモールのフードコートや地元の食堂を利用すれば、1食200~300円で食べられます。

タクシーの初乗りも日本円で100円程度、バスや電車などの公共交通機関の運賃も非常に安いです。

一言メモ

ホテルのレストランや高級デパートでは、日本と同等もしくはそれ以上の価格の場合もあります。バンコクでは、過ごし方次第で使う金額が大きく変わります。

夏休み期間7月~9月のバンコクの気候と服装

夏休み期間7月~9月のバンコクの気候と服装

Photo by Frida Aguilar Estrada on Unsplash

バンコクの7月~9月は、日本の夏とは少し異なる点があります。旅行前に確認しておくと、計画を立てやすくなります。

夏休み期間のバンコクの気候

タイの6月~10月は雨季になります。雨季といっても、日本のように1日中雨が降り続くわけではなく、スコールと呼ばれる激しい雨が短時間降るという日がほとんどです。

スコールの後は、カラッとした晴天になるので、スコールさえ凌げば、観光に大きな支障はありません。日本の夏休み旅行シーズンは、気温もあまり高くないので、観光にはおすすめの時期です。

夏休み期間のバンコク旅行の服装

気温が30度を超える日が多いため、基本的に日本の夏の服装と同じです。電車内やデパートの商業施設内は、冷房が効いて寒いくらいの場所もあるので、薄手の長袖の上着も必要です。

服装の注意点

王宮やお寺は肌を露出した服装の場合、中に入るのを断られることがあります。王宮やお寺の観光に行く際は、長ズボンやロングスカート、靴、羽織るものを用意すると安心です。

夏休みのバンコク旅行の注意点

  • 虫と紫外線対策
    タイは亜熱帯に属するため、1年を通じて高温多湿です。蚊が多いため、虫よけスプレーは必須です。また、紫外線も強いので日焼け止めやサングラス、帽子などの紫外線対策グッズはとても役立ちます。
  • スコール対策
    雨季のバンコクでは、スコールの後に道路が冠水することがあります。冠水した道路は衛生的ではないため、水の中を歩くと感染症になる危険があります。
    道路が冠水した場合はすぐにタクシーや電車に乗ることをおすすめします。

7月~9月のバンコクの気候と服装まとめ

雨季のバンコクは、スコールが頻繁に起こるので雨具乾きやすい服装の準備が必要です。

月ごとの気温や服装など、バンコクの詳しい気候については「タイの天気・気温・服装を大解説【タイ旅行のベストシーズンは?】」の記事で紹介しています。
タイ旅行の服装や持ち物が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

夏休み期間に開催するタイのイベント

夏休み期間に開催するタイのイベント

Image by Songchai Premprasopchok from Pixabay

夏休み期間の7月~9月に行われるタイのイベントを紹介します。今回紹介するキャンドル・フェスティバルとインターナショナル・スワン・ボートレースは、バンコク近郊で開催されるイベントです。

イベント1:キャンドル・フェスティバル

キャンドル・フェスティバルは、毎年7月にタイ東北部の都市ウボンラチャターニーで開催されます。ウボンラチャターニーへは、バンコクから飛行機で1時間程度です。

市内にあるトゥン・スィー・ムアン公園が会場となり、タイ国内外から多くの観光客が訪れます。

イベントの見どころ

会場内には、優美で繊細な彫刻が施されたキャンドルが多く飾られ、屋台や音楽ブースも設営されます。キャンドル・フェスティバルのハイライトは、巨大なキャンドルの像が街中を練り歩くパレードで、街全体が賑やかな雰囲気に包まれます。

イベント2:インターナショナル・スワン・ボートレース

アユタヤで毎年9月に開催される国際ボートレース「インターナショナル・スワン・ボートレース」は、タイだけでなく、インドやフィリピンなど周辺国のチームも多く参加します。

チャオプラヤ川沿いのバンサイ民芸文化村を会場に、ロングテールボートがスピードを競います。

イベントの見どころ

会場では、地元の工芸品やお土産販売、飲食店なども催されます。レース後には、遺跡のライトアップも行われ、幻想的な風景を楽しむことができます。

7月~9月のタイのイベントまとめ

残念ながら7月~9月の夏休み期間中に、バンコク市内で開催される大きなイベントはありません。ショッピングモールで小さなイベントがある程度です。

他都市で行われるイベントや、7月~9月以外のイベントは「タイ国政府観光庁」のホームページでご確認ください。

夏休み旅行におすすめの観光スポット

夏休み旅行におすすめの観光スポット

Photo by REY MELVIN CARAAN on Unsplash

バンコクには、子供から大人まで楽しめる観光スポットがたくさんあります。夏休み旅行に訪れてほしいバンコクの観光スポットを紹介します。

バンコクの観光スポット1:ワット・プラ・ケオ

バンコク3大寺院のひとつであるワット・プラ・ケオは、王宮専用の守護寺で、タイで最も格式高い寺院とされています。エメラルドの仏像があることから、エメラルド寺院とも呼ばれます。

おすすめポイント

金色の袈裟をまとったエメラルド像は、バンコク旅行では必見の美しさです。この仏像は、夏・雨季・乾季で袈裟の衣替えをするため、雨季の仏像を見るなら、夏休み旅行の際に訪れるのがおすすめです。
寺院観光は、屋外が多くなりますが、雨季は気温がさほど高くないため、快適に見学できます。

基本情報
名称ワット・プラ・ケオ
住所Thanon Naa Phlaaan PraBarom Mahaa Rachawang, Khet Phranakorn, Bangkok
エリアプラナコーン区
最寄り駅MRT(地下鉄)フアランポーン駅
定休日なし
営業時間8:30~16:30(チケット販売は15:30まで)
ウェブサイトhttps://www.royalgrandpalace.th/en/home

バンコクの観光スポット2:アイコンサイアム

アイコンサイアムは、2018年にオープンしたタイ最大級の複合商業施設です。高級ブランドからファッション小物のショップ、映画館やレストランなどがあります。

ここの1階には、スックサイアムという、タイ国内77県から集められたローカルフードや工芸品、洋服、雑貨の販売コーナーがあります。

水上マーケットを模したデザインは、タイのローカルな雰囲気を醸し出していて、バンコク旅行の際には、是非訪れたいスポットです。

おすすめポイント

屋台風のお店で食事をしたり、お土産を買ったり、伝統工芸品を見たり、バンコクにいながらタイ国内の地方の雰囲気を味わうことができます。
チャオプラヤ川沿いなので、リバークルーズと合わせての観光も可能です。屋内施設のため、雨季でも安心して過ごすことができる、おすすめの観光スポットです。

基本情報
名称アイコンサイアム
住所299 Soi Charoen Nakahon 5
Charoen Nakahon Road Khlong Ton Sai, Khlong San Bangkok
エリアクローンサーン地区
最寄り駅BTS(スカイトレイン)サパーンタクシン駅
定休日なし
営業時間10:00~22:00
ウェブサイトhttps://www.iconsiam.com/en

バンコクの観光スポット3:シーライフ・バンコク・オーシャンワールド

シーライフ・バンコク・オーシャンワールドは、常時400種類、30,000匹の魚が見られる東南アジア最大の水族館です。サメやエイ、珍しい深海魚なども展示されていて、子供から大人まで楽しめる施設です。

おすすめポイント

サメの餌付けショーや、ボートに乗って水槽を回るツアーなどのイベントが毎日開催されており当日参加も可能です。エアコンが効いているので、暑い日でも快適に過ごすことができます。
また、BTS(スカイトレイン)サイアム駅直結の大型ショッピングモール「サイアムパラゴン」内にあるので、スコールの心配もありません。

基本情報
名称シーライフ・バンコク・オーシャンワールド
住所Rama I Rd, Pathum Wan, Pathum Wan District, Bangkok
エリアサイアム区
最寄り駅BTS(スカイトレイン)サイアム駅
定休日なし
営業時間11:00~20:00
ウェブサイトhttp://www.sealifebangkok.com/en/

おすすめ観光スポットまとめ

タイには家族旅行や友達との旅行、一人旅で楽しめる観光スポットがあり、幅広いニーズに合った旅行プランが作れます。

他の観光スポットを知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
バンコクやチェンマイなど、タイのおすすめ観光スポットを「タイ旅行のおすすめ4都市とタイ在住者が選ぶ観光スポット12選」にまとめています。

バンコク旅行のおすすめグルメ

バンコク旅行のおすすめグルメ

Photo by Jason Goh from Pixabay

タイ料理が好きな日本人は多いです。今回はバンコクで味わえるおすすめグルメを紹介します。

おすすめグルメ1:プーパッポンカリー

プーパッポンカリーは、カニをカレー風味で炒めた料理です。仕上げに、ふんわりとした卵を混ぜて炒めてあるので、カレーの辛さと卵のマイルドさが絶妙な風味です。

おすすめレストラン

これを食べるなら、「ソンブーン・レストラン」というプーパッポンカリーの人気店がおすすめです。バンコク市内に複数店舗あり、旅行者には、BTS(スカイトレイン)の駅直結のサイアムスクエアワン店やセントラルエンバシー店が便利です。

おすすめグルメ2:カオマンガイ

カオマンガイは、鶏のスープで炊いたご飯に、ゆでた鶏をトッピングした料理です。バンコク市内のフードコート、屋台など、どこでも気軽に食べることができます。

おすすめの食べ方

ゆでた鶏の他に、揚げた鶏がトッピングされた、カオマンガイ・トードもあります。どちらも食べたい場合は、両方トッピングも可能です。スイートチリソースをつけると、さらに美味しくなります。

おすすめグルメ3:カオニャオ・マムーアン

タイは1年中、甘くておいしいフルーツが豊富な国です。特にマンゴーは旅行者にも人気のフルーツです。日本では高価なマンゴーも、タイでは、とても手ごろな価格で食べられます。

カオニャオ・マムーアンは、ココナッツミルクで炊いた甘いもち米に、フレッシュなマンゴーを添えたデザートです。

食べられる場所

タイ人にも人気のスイーツで、レストランでも屋台でも気軽に食べる事ができます。もち米の甘さとマンゴーのフレッシュな酸味が絶妙で、やみつきになる味です。

バンコクの夏休み旅行まとめ

バンコクの夏休み旅行まとめ

Photo by Dan Freeman on Unsplash

夏休みのバンコク旅行のおすすめポイントと旅行の日数、費用を紹介します。

夏休み旅行にバンコクがおすすめの理由

アクセスの良さ

バンコクは、日本の主要の空港から直行便があり、また時差も2時間しかないため、時差ボケの心配もありません。市内の交通機関も発達しているため、短期間の夏休みでも十分に観光が楽しめる都市です。

過ごしやすい気候

雨季ではあるものの、スコールを凌げば、日中は暑すぎず過ごしやすい気候のため、夏休み旅行にはおすすめの観光地です。

観光スポットが多い

寺院やクルージングなどの観光だけでなく、グルメ、ショッピングやナイトライフを満喫できるのもバンコクの魅力です。また、プールや水族館など、大人から子供まで楽しめる施設も充実しているので、家族旅行にもおすすめです。

バンコクを観光するなら何日必要?

バンコク旅行は最短2泊3日から可能です。2泊3日と3泊4日以上の旅行プランを紹介します。

2泊3日のバンコク旅行の内容

2泊3日の場合、往路は夜行便を利用して早朝着、復路も夕方以降の便を利用すれば、観光する時間を長く確保できます。

バンコク定番の観光スポットである、3大寺院や王宮とチャオプラヤ川周辺を回り、タイ料理やマッサージ、ショッピングを楽しむことも十分可能です。

3泊4日以上のバンコク旅行の内容

3泊4日以上の旅程では、複数のショッピングスポットや、名店と呼ばれるレストランに行くことも可能です。また、バンコク近郊のアユタヤ遺跡やシラチャ―のタイガーズーなどに足を伸ばすこともできます。

また、バンコクには星の数ほどホテルがあり、ラグジュアリーな高級ホテルに手軽な価格で宿泊できるのも魅力のひとつです。旅程に余裕がある場合は、ホテルでスパやアフタヌーンティーを楽しんで、のんびり過ごすのもおすすめです。

バンコク旅行の費用相場

日本人から人気の旅行先であるバンコクは、旅行会社や航空会社などの選択肢がたくさんあります。
パッケージツアーと個人手配の2通りの費用相場を紹介します。

パッケージツアーの費用相場

バンコク旅行は、2泊3日のパッケージツアーが7万円程度です。飛行機の時間やホテルを選ぶと、少し価格が高くなります。4泊5日のツアーでは、10万円程度です。

この価格は全日空や日本航空、タイ国際航空を利用した場合です。LCC(格安航空会社)を利用すれば、2~3万円ほど安くなります。

個人手配の費用相場

時期により多少変動しますが、パッケージツアーを利用せず個人手配の場合は、航空券が往復3万円(LCC)~6万円(全日空・日本航空・タイ国際航空)です。宿泊は中級ホテルで1泊5,000円程度です。

早めに日程を決めて予約するのが無難

夏休み期間は旅行のハイシーズンで、多くの観光客がバンコクを訪れます。そのため、ホテルや航空券の費用が高くなる傾向があります。早めに日程を決めて予約するのが無難です。
場合によっては、パッケージツアーが安くなることもあります。費用を抑えたい方は、パッケージツアーと個人手配の両方を比較するのがおすすめです。

バンコクの夏休み旅行まとめ

夏休みに海外旅行を計画している方が多いのではないでしょうか?バンコクは、子供から大人まで楽しめる魅力的な都市です。治安も比較的安定しており、子連れの家族旅行や女子旅にもおすすめです。
夏休みにバンコクを訪れるなら、本記事で紹介した情報が役立つと嬉しいです。

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