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タイ
更新日:2024.3.15

バンコクのおすすめ寺院5選&アクセス方法【タイ在住者が厳選】

バンコクのおすすめ寺院5選&アクセス方法【タイ在住者が厳選】

Photo by Alice on Unsplash

「バンコクのおすすめ寺院が知りたい!」
「寺院を満喫するならどのシーズンが良い?」
「寺院で過ごすときの注意点はある?」

と、バンコクの寺院でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事では、バンコクのおすすめ寺院を紹介します。

本記事でわかること

  • バンコクの基本情報
  • バンコクのおすすめ寺院
  • 寺院での注意点

バンコクの寺院ってどんなところ

バンコクの寺院ってどんなところ

Photo by Vitalijs Barilo on Unsplash

地元の人から観光客まで多くの人が訪れるバンコクの寺院を紹介します。

バンコクの寺院とは

タイの首都バンコクには400を超える寺院があり、人々の信仰の中心となっています。特にチャオプラヤー川沿いに王宮にゆかりの深い、由緒ある寺院が集まっています。敬虔な仏教徒のタイ人にとって、寺院は日常的に参拝する場所で、1日を通して多くの人が訪れます。

また、寺院は神聖な場所で、多くの僧侶が修行をしながら暮らしている場所でもあります。タイでは「寺院への喜捨は徳を積むこと」という文化が根付いているため、早朝に食品や日用品を持って訪れる人が多いのもタイの寺院の特徴です。

寺院の魅力
  • 見どころが多い
    バンコクには広い敷地を持つ寺院が多く、美しい装飾が施されていたり、珍しい仏像が祀られていたりと見どころがたくさんあります。それぞれの寺院の特徴や歴史的背景を事前に調べておくと、寺院観光がとても楽しくなります。
  • ツアーが充実
    主要な寺院を効率よく回るツアーや、船の上から夕暮れ時の美しい寺院を見学するツアーなども催行しているので、好みのプランを見つけて参加するのもおすすめです。

他都市の寺院との違い

バンコクには王宮があることから、歴史的価値の高い仏像や宝物が数多く集まっています。寺院の本堂や仏塔にもきらびやかな細工や装飾が施され、非常に良くメンテナンスされています。バンコクは王室の拠点であるがゆえに、他の都市にはない貴重な品々を目にすることができます。

寺院のベストシーズンと服装

寺院のベストシーズンと服装

Photo by Sung Shin on Unsplash

寺院巡りを満喫できるベストシーズンと服装の注意点を紹介します。

寺院のベストシーズン

寺院観光には雨が降らず、暑すぎない乾季がおすすめです。バンコクの乾季は11月~3月上旬です。特に11月~1月は涼しい日が多いので観光に適しています。

一言メモ

寺院は広大な敷地内(屋外)を歩く時間が多いため、雨の日や炎天下の日の観光はおすすめできません。美しい寺院を写真に収めたい場合は、晴天の日が最も適しています。観光時の天気を予め確認すると良いでしょう。

寺院での服装

タイの寺院は服装に厳格な基準を設けています。寺院が神聖な場所であることと、出家した僧侶が修行をしている場所であることから、肌を露出することがタブーとされています。寺院に行く際には、肌が隠れる服装で行きましょう。

特に女性の肩や膝が出る服装は、寺院内への立ち入りを断られる場合があります。ストール等の貸し出しをしている寺院もありますが、事前に準備したほうが安心です。また、寺院内ではサングラスや帽子の着用も禁止されています。

バンコクの気候や服装については「タイの天気・気温・服装を大解説【タイ旅行のベストシーズンは?】」で紹介しています。

バンコクの寺院は安全?

バンコクの寺院は安全?

Photo by Nehal Patel on Unsplash

寺院内の治安と注意点について紹介します。

寺院の治安について

寺院内には多くの観光客や地元の人々が集まり、時には混雑する場合もあります。タイ人にとって寺院は神聖な場所であり、犯罪が起こる可能性は低いですが、貴重品の管理には常に気をつけましょう。

また、寺院周辺では客引きのタクシーや物売りが観光客に声をかけてきます。寺院の前で鳥の餌やりをしているタイ人に餌の袋を渡され、餌やりを終えたときに多額の現金を要求されたという話もよく聞きます。寺院を出たら不用意に物を受け取ったり、タクシーに乗ったりしないようにしましょう。

寺院の注意点

静かに見学する

観光スポットとして観光客が多く訪れる寺院ですが、地元のタイ人にとっては日常的に参拝する場所であることを忘れないようにしましょう。参拝者に差し障りがないよう、静かに見学してください。

装飾品や展示物に触れない

仏像や寺院内の装飾品にむやみに触れることは禁止されています。破損行為は処罰対象になる可能性があるため、注意しましょう。

寺院以外のバンコクの治安や注意点については「バンコクの治安【タイ旅行でトラブルに遭わない方法】」で紹介しています。

バンコクのおすすめ寺院

バンコクのおすすめ寺院

Photo by Photosforyou on Pixabay

バンコクの特におすすめの寺院とアクセス方法を紹介します。時間帯によっては渋滞するので、余裕のあるスケジュールを組みましょう。

おすすめ寺院1:ワット・プラケオ

バンコクの3大寺院のひとつであるワット・プラケオは、タイ王室の守護寺院として建立されました。タイで最も美しい寺院とされ、エメラルドの仏像を祀っていることから「エメラルド寺院」とも呼ばれます。エメラルドの仏像は世界的にも珍しく、非常に貴重とされています。バンコクに訪れたら一度は見ておきたい仏像です。

寺院敷地内の黄金の仏塔には仏舎利(ブッダの遺骨)が納められています。本堂に納められているエメラルド色に輝く仏像は、季節にあわせて1年に3回衣替えをするというユニークな習慣があります。ただし、本堂内での仏像の写真撮影は禁止されているので注意しましょう。

中心部からのアクセス方法

バンコクの中心部にあるサイアム駅から電車でサナームチャイ駅に向かいます。サナームチャイ駅からは徒歩15分ほど、タクシーの場合は中心部のサイアム駅から15分~25分ほどです。

基本情報
名称ワット・プラケオ
住所Na Phra Lan Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200
エリア王宮周辺
営業時間8:30~15:30
定休日なし
ウェブサイトhttps://www.royalgrandpalace.th/en/home
入場料500バーツ(約1,760円)

おすすめ寺院2:ワット・アルン

ワット・アルンは、バンコクの3大寺院のひとつで「暁の寺」とも呼ばれます。その名の通り、夕暮れ時が最も美しいといわれています。実物は写真で見るよりもずっと壮大で、その雰囲気は現地でしか味わうことができません。

チャオプラヤー川の向こうに沈む夕日とともに、茜色の空にワット・アルンが映し出される景色は幻想的な美しさです。夕暮れ後はライトアップされるため、川沿いのレストランでは夜空に輝くワット・アルンを眺めながら食事を楽しめます。ツアーも催行されており、絶好のポイントから見られるのでおすすめです。

中心部からのアクセス方法

バンコクの中心部にあるサイアム駅から電車でサナームチャイ駅に向かいます。サナームチャイ駅からは徒歩10分ほど、タクシーの場合は中心部のサイアム駅から20分~30分です。

基本情報
名称ワット・アルン
住所158 Thanon Wang Doem, Wat Arun, Bangkok Yai, Bangkok 10600
エリア王宮周辺
営業時間9:00~16:30
定休日なし
ウェブサイトhttps://www.watarun1.com/en
入場料200バーツ(約710円)

おすすめ寺院3:ワット・ポー

ワット・ポーバンコクで最大の敷地を持つ最も古い寺院です。見どころは全長46メートル、高さ15メートルの巨大な涅槃物です。仏像の足の裏には螺鈿(らでん)の技法によって、仏教の世界観を現したとされる絵が描かれています。

ワット・ポーはタイ古式マッサージの総本山で、敷地内にマッサージ学校も併設されています。観光客も気軽にマッサージを受けられます。

中心部からのアクセス方法

バンコクの中心部にあるサイアム駅から電車でサナームチャイ駅に向かいます。サナームチャイ駅からは徒歩5分ほど、タクシーの場合は中心部のサイアム駅から10分~25分です。

基本情報
名称ワット・ポー
住所2 Sanamchai Road, Grand Palace Subdistrict, Pranakorn District, Bangkok 10200
エリア王宮周辺
営業時間8:00~18:30
定休日なし
ウェブサイトhttps://www.thailandtravel.or.jp/wat-pho/
(タイ国政府観光庁)
入場料200バーツ(約710円)

おすすめ寺院4:ワット・パークナム・パーシーチャルーン

ワット・パークナム・パーシーチャルーンは、仏塔内の幻想的な絵画が美しいことで有名な寺院です。仏塔内の天井にはエメラルドグリーンとブルーに彩られた幻想的な絵画が描かれています。ドーム型の天井の下にいると、自分が絵画の空間に包まれているかのような感覚になります。

ブッダの一生を描いた仏塔内の天井画と、エメラルド色の仏塔の美しさはフォトジェニックな観光地として注目されています。バンコクの他の寺院とは一線を画す雰囲気が感じられる、おすすめの寺院です。

中心部からのアクセス方法

バンコクの中心部にあるサイアム駅から電車でバーンパイ駅に向かいます。バーンパイ駅からは徒歩5分ほど、タクシーの場合は中心部のサイアム駅から20分~40分です。

基本情報
名称ワット・パークナム・パーシーチャルーン
住所300 Ratchamongkhon Prasat Alley, Pak Khlong Phasi Charoen, Phasi Charoen, Bangkok 10160
エリアプラナコーン区
営業時間8:00~18:00
定休日なし
ウェブサイトhttps://www.thailandtravel.or.jp/wat-paknam/
(タイ国政府観光庁)
入場料なし

おすすめ寺院5:ワット・ベンチャマボピット

ワット・ベンチャマボピットは、国民に深く敬愛されたといわれるラーマ5世によって建てられた寺院です。屋根以外の建物が大理石で造られていることから「大理石寺院」とも呼ばれます。寺院で使われている大理石は、当時イタリアのトスカーナから運ばれてきたものです。仏教寺院でありながらヨーロッパの寺院のような雰囲気があります。

また、外回廊には青銅の仏像が立ち並び、その荘厳な様子は世界で最も素晴らしい寺院のひとつと言われる所以とされています。

中心部からのアクセス方法

ワット・ベンチャマボピットは最寄り駅から離れているため、タクシーでアクセスするのがおすすめです。バンコクの中心部にあるサイアム駅からタクシーで10分~20分です。

基本情報
名称ワット・ベンチャマボピット
住所69 Rama V Rd, Dusit, Dusit District, Bangkok 10300
エリアドゥシット区
営業時間早朝~17:00
定休日なし
ウェブサイトhttps://www.thailandtravel.or.jp/wat-benchamabophit/
(タイ国政府観光庁)
入場料50バーツ(約180円)

バンコクのおすすめ寺院まとめ

バンコクのおすすめ寺院まとめ

Photo by Tuan Nguyen on Unsplash

バンコクにある寺院の楽しみ方と、あると便利な必需品を紹介します。

寺院の楽しみ方

訪れる時間帯を変える

バンコクに限らず、タイの寺院は時間帯で雰囲気が異なります。早朝の寺院では僧侶たちが托鉢や朝のお勤めをする姿が見られます。昼間は観光客が多く集まりますが、太陽の光が降り注ぐ中で青空にそびえる仏塔や寺院は一見の価値があります。夕暮れ時以降はライトアップされる寺院もあり、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を味わえます。

郊外の寺院に足をのばす

初めてのバンコク旅行の場合は、観光の王道である3大寺院巡りから始めると良いでしょう。時間に余裕がある場合や、2回目以降の旅行の場合は郊外の寺院に足をのばしてみるのもおすすめです。王宮周辺の観光地の寺院とは違う、ローカル色の強い寺院が多く、地元の人々が参拝する姿や、僧侶たちが寺院の手入れや修行を行う、寺院の日常の姿を見ることができます。

寺院の必需品
  • 肌の隠れる衣服やストール
    バンコクの寺院は服装のマナーに厳しいところが多いため、肩や膝が隠れる服装が必須です。
  • 虫よけスプレー
    特に暑い時期や雨季には蚊が多いため、虫よけスプレーがあると便利です。バンコク市内のコンビニや薬局でも手軽に購入できます。
  • 小額紙幣
    寺院内ではお供えするための花や線香が販売されています。その多くが20バーツ(約70円)~50バーツ(約180円)ですが、1,000バーツ札ではお釣りがない場合があるので、小額紙幣の20バーツ、50バーツ、100バーツ紙幣を持っておくと安心です。

バンコクのおすすめ寺院まとめ

バンコクは王宮にゆかりの深い由緒ある寺院が多く残っており、きらびやかな細工や装飾が施されています。寺院内の美しい装飾や珍しい仏像は一見の価値があります。そんな魅力たっぷりの寺院に訪れてみてはいかがでしょうか?本記事で紹介した情報をもとに寺院巡りを満喫できることを願っています。
バンコク同様に多くの寺院が残るチェンマイの寺院については「チェンマイのおすすめ寺院5選&アクセス方法【在住者が厳選】」で紹介しています。

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