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フランス
更新日:2024.9.6

ボルドーの魅力とおすすめ観光スポット4選【フランス在住者が紹介】

ボルドーの魅力とおすすめ観光スポット4選【フランス在住者が紹介】

Photo by Valentin Wechsler on Unsplash

「フランスにあるボルドーがどんな都市なのか知りたい!」
「ボルドー旅行のベストシーズンはいつ?」
「ボルドーのおすすめ観光スポットってある?」

と、ボルドー旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事では、ボルドーの魅力と観光スポットを紹介します。

本記事でわかること

  • ボルドーの基本情報
  • ボルドーの魅力とおすすめポイント
  • ボルドー旅行におすすめの観光スポット

ボルドーってどんなところ

ボルドーってどんなところ

Photo by Valentin Wechsler on Unsplash

ボルドーとは

ボルドーはフランス南西部に位置し、ガロンヌ川の河口にある港町です。「月の港」として世界遺産に登録されるほど、美しい景観が有名です。川を隔てて左岸と右岸に分かれており、それぞれ違った町の雰囲気をしています。

最近では、右岸にあるバスティード地区で新しい観光スポットが増えています。ブランチをしたり、スポーツや音楽イベントを開催したりと活発になってきています。また、バスティード地区はエコロジーの観点にも配慮されており、近代的な発展をしているエリアです。

ボルドーの魅力
  • ボルドー産ワイン
    ボルドーはワインの生産地としてとても有名です。ワインのテイスティングができる専門店がいくつも存在します。例えば「Cousin&Compagnie」は小さな店構えですが、スタッフはとても専門的な知識を持ち、希望にあったワインを探してくれます。テイスティングもできるので、お気に入りのワインをお土産にできます。
  • 大西洋に面した立地
    ボルドーは大西洋に面し、レストランやビストロでは新鮮な魚介類が楽しめます。また、気候も安定しており、過ごしやすい日が多いです。
  • 美しい景観
    歴史的な建築や景観を残しつつ現代的にも発展し、多くの人たちが訪れます。最近では環境保全への取り組みに力を入れています。

他の都市との違い

イギリスとの関係が深かったボルドーは、川沿いから眺めるとロンドンの町と雰囲気が似ています。フランス人の間でもボルドーに憧れを抱く人が多いです。歴史的建造物が多く残った景観を楽しむのもボルドー旅行の醍醐味です。

フランス・ボルドーまでのアクセス方法

フランス・ボルドーまでのアクセス方法

Photo by Clovis Wood Photography on Unsplash

ボルドーまでのアクセス方法と観光の移動手段を紹介します。

日本からボルドーまでのアクセス方法

日本からの直行便が就航していないため、パリ経由でアクセスするのが一般的です。パリから国内線に乗り継ぎ1時間ほどで到着します。ボルドー・メリニャック空港から市内へはシャトルバスとトラムが利用でき、1時間弱で到着します。

一言メモ

フランス国鉄TGVを利用すれば、パリからボルドー市内までは2時間ほどで到着します。パリとあわせて観光するのにおすすめの移動手段です。

ボルドー市内の移動手段

ボルドー市内の移動はトラム、バス、船(BAT3)レンタル自転車を利用できます。

  1. トラム、バス、船(BAT3)
    ボルドーにはメトロがないので、市内の移動はトラム、バス、船(BAT3)の3つが基本です。ボルドーの交通機関を運営するTransports Bordeaux Métropole(TBM)のウェブサイトで各交通手段の情報を確認できます。
    滞在期間にあったチケットを販売しており、1枚でこの3つの交通手段が使えます。24時間、48時間、72時間の3種類から選ぶことができ、他にも用途によってオプションがあります。
  2. レンタル自転車
    ボルドーでは2,000台以上の自転車が184箇所のステーションにてレンタルできます。好きな場所で自転車を借りられ、目的地の近辺にあるステーションで乗り捨てができます。クレジットカードがあれば誰でも利用できるので、挑戦してみるのもおすすめです。

ボルドーの治安は大丈夫?

ボルドーの治安は大丈夫?

Photo by Philippe Oursel on Unsplash

フランスの中でもボルドーは比較的治安が良いです。ボルドーの治安情報について紹介します。

ボルドーの治安について

外務省の海外安全ホームページによると危険情報は出ておらず、フランス内では比較的治安が安定しています。ボルドーでの犯罪やデモ、トラブルについてほとんど聞くことがありません。ただし、日本と比べると常に安全とは限らないので最低限の注意は必要です。

外務省が提供している「たびレジ」に滞在先や滞在期間を登録し、常に最新情報を取得することをおすすめします。

ボルドーの注意点

夜間の1人歩き

治安が安定しているボルドーでも日が落ちた夜間の外出は危険です。不必要な夜間の1人歩きは避けることをおすすめします。

ホームレス

人通りが少なくなる時間帯の駅周辺はホームレスの存在が目立ちます。ホームレスとのトラブルが少なからず発生しているので、物乞いやお金を要求されても関わらないようにしましょう。

置き引き

貴重品を置いたまま席を外すなど、日本と同じように過ごすのは禁物です。レストランでの食事の際はファスナーが付いていないカバンの使用は避け、管理を徹底しましょう。

ボルドーの気候とベストシーズン

ボルドーの気候とベストシーズン

Photo by Vince Gx on Unsplash

ボルドーの気候と旅行のベストシーズン、服装を紹介します。

ボルドーの気候

ボルドーの年間平均気温は14度です。8月が最も暑くなりますが、最高気温は28度と日本より涼しいです。寒くなる1月の最低気温は3度です。

大西洋に面したボルドーは海洋性気候のため、冬でもパリほど冷え込むことがなく、1年を通して穏やかな気候です。季節の変わり目は大雨になる日もありますが、普段はとても穏やかです。また、湿度が高くなく、比較的乾燥しています。

ボルドー旅行のベストシーズン

ボルドー旅行に適しているのは6月~10月です。1年を通して穏やかな気候ですが、冬は日照時間が短いので夏の間に訪れることをおすすめします。

フランスの夏の日照時間はとても長く、21時を過ぎても明るく過ごしやすいです。レストランも23時まで営業しているところがほとんどです。ボルドー産のワインを嗜みながら、少し遅めの食事を楽しめます。

ボルドー旅行の服装

基本的にどの季節も日本と同じ服装で大丈夫です。夏の観光は紫外線対策をしっかりし、涼しくなる夜は軽く羽織れるものがあれば便利です。また、石畳になっている地面が多いので、歩きやすい靴がおすすめです。

ドレスコードについて

特に決まったドレスコードはありませんが、インターコンチネンタル等の高級ホテルで食事する場合はスマートカジュアルな装いが適しています。

ボルドーのおすすめ観光スポット

ボルドーのおすすめ観光スポット

Photo by Julien Tondu on Unsplash

ボルドーのおすすめ観光スポットを紹介します。

ボルドーの観光スポット1:ワイン博物館

ワイン博物館は2016年に建てられた比較的新しい博物館です。ボルドー産のワインの説明だけでなく、世界のワイン生産量や消費量といったワインに関するあらゆる情報を学べる博物館です。翻訳機を無料で貸し出しているので、日本語で説明が受けられます。

館内はとても広く、すべてを見学するには1日かかります。また、チケットにワイン1杯分の試飲が含まれており、ボルドー産ものやその他さまざまなワインの中から好きなものを選べます。レストランも併設されているのでワインを満喫できる施設です。

基本情報
名称ワイン博物館(La Cité du Vin)
住所Esplanade de Pontac, 134 Quai de Bacalan, 33300 Bordeaux
エリア北エリア
定休日なし
※今後、変更の可能性があるため、ウェブサイトを要確認
営業時間10:00~18:00
※週末は10:00~19:00
ウェブサイトhttps://www.laciteduvin.com/en
入場料20ユーロ(約2,645円)

ボルドーの観光スポット2:ピラ砂丘

ピラ砂丘はボルドーの大自然を満喫できる穴場スポットです。中心部から車で1時間ほど離れた大西洋が見渡せる場所にあります。

夏は特に観光客が多く、海水浴をする人で賑わっています。9月頃に行くと海風が心地よく、砂丘を裸足で歩いて満喫するのもおすすめです。

基本情報
名称ピラ砂丘(La Dune du Pilat)
住所Route de Biscarosse RD 218, 33115 Pyla-sur-Mer
エリアジロンドエリア(ボルドー郊外)
定休日なし
営業時間なし
ウェブサイトhttps://ladunedupilat.com/en/
入場料なし

ボルドーの観光スポット3:ル・キャトリエム・ムール

ル・キャトリエム・ムールはフランスで有名な料理人のフィリップ・エチュベスト(Philippe Etchebest)がオーナーを務める予約必須の超人気レストランです。ラグビー選手からフレンチ会のトップシェフになり、今ではテレビでも活躍する有名タレントシェフでもあります。

このレストランはボルドーの象徴とも言われているグランド・テアトル(大劇場)の建物の中に併設されています。グランド・テアトルはパリのオペラ座のモデルとなったことでも知られており、世界で最も美しい18世紀の劇場です。食事とあわせて劇場の観光もおすすめです。

基本情報
名称ル・キャトリエム・ムール(Le Quatrième Mur)
住所2 Place de la Comédie, 33000 Bordeaux
エリアコメディー広場
定休日なし
営業時間ランチ11:30~14:40
ディナー18:00~21:30
ウェブサイトhttps://quatrieme-mur.com/
入場料なし

ボルドーの観光スポット4:ミロワール・ドー

ミロワール・ドーは、2006年にできた世界最大のウォーターミラーです。冬のメンテナンス時期以外は毎日稼働しています。3分間の充填、15分間のミラー現象、5分間の排水の後、3分間の霧現象が現れます。

場所はブルス広場の目の前で、夜になると隣接した美術館とパレスの光と共に非常に美しく幻想的な雰囲気に包まれます。

基本情報
名称ミロワール・ドー(Miroir d’eau)
住所Place de la Bourse, 33000 Bordeaux
エリア中心部
定休日なし
※冬はメンテナンスによる休業あり
営業時間10:00~22:00
ウェブサイトhttps://www.bordeaux.fr/l10812
(ボルドー市庁舎)
入場料なし

フランス・ボルドー旅行まとめ

フランス・ボルドー旅行まとめ

Photo by Clovis Wood Photography on Unsplash

ボルドーをおすすめする理由とおすすめの過ごし方を紹介します。

ボルドーがおすすめの理由

フランス人も憧れる景観

フランスの中でも美しい町として有名なボルドーは、フランスに来たら一度は訪れてほしい場所です。歴史的建造物と現代的アートが混在しています。

治安が良い

パリやマルセイユに比べると、大きな犯罪情報を聞かないです。初めての旅行で、治安が心配な方はボルドーがおすすめです。

絶品のフランス料理

数え切れないほどのビストロやレストランが存在します。オリジナルのメニューを提供しているお店が多く、想像以上の斬新な料理が楽しめます。

ボルドーおすすめの過ごし方

ボルドー発祥のカヌレを味わう

日本でも多く見かけるカヌレというお菓子は、ボルドーが発祥の地です。カヌレのお店が何店舗もあるので、食べ比べをして楽しむのがおすすめです。有名店の「CANELÉ BAILLARDRAN」と「La Toque Cuivrée」は人気のお店です。

ボルドーシティーパスでお得に観光

ボルドーシティーパスを利用すれば短時間の滞在でも、主要な観光スポットをお得に巡れます。パスの料金にはワイン博物館や旧潜水艦基地、15のミュージアム、ビレッジの訪問に加えてバス、トラム、船(BAT3)の乗り放題が含まれています。

右岸地区

右岸地区へ訪れると、現代アートが入り混じったエリアへ足を運ぶことができます。ストリートアートの作品や屋内のスケートボード場、カフェ、本屋など、若者に人気のエリアが存在します。

フランス・ボルドー旅行まとめ

フランス南西部ボルドーの魅力はワインだけではありません。治安が良く、景観も美しいボルドーはフランスを堪能できる観光地です。そんなボルドーに一度訪れてみてはいかがでしょうか?ボルドーを訪れる際に、本記事で紹介した観光スポットを参考に楽しい旅行になることを願っています。
また、パリやリヨンなどのフランス旅行におすすめの都市を「フランス旅行のおすすめ4都市とフランス在住者が選ぶ観光スポット13選」で紹介しています。
フランスに行った際に使えるWiFi情報については「フランスWiFiどれにする?無料ワイファイ・レンタル・おすすめ紹介も!」の記事をご覧ください。

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