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韓国
更新日:2024.3.15

釜山の魅力とおすすめ観光スポット5選【韓国旅行者が紹介する韓国旅行ガイド】

釜山の魅力とおすすめ観光スポット5選【韓国旅行者が紹介する韓国旅行ガイド】

Photo by thomas-roger-lux on Unsplash

「韓国にある釜山がどんな都市なのか知りたい!」
「釜山旅行のベストシーズンはいつ?」
「釜山のおすすめ観光スポットってある?」

と、釜山旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事では釜山の魅力と観光スポットを紹介します。

本記事でわかること

  • 釜山の基本情報
  • 釜山の魅力とおすすめポイント
  • 釜山旅行におすすめの観光スポット

釜山ってどんなところ

釜山ってどんなところ

Photo by lee-eunsu on Unsplash

韓国の南部に位置する釜山を紹介します。

釜山とは

釜山は、韓国でソウルに次ぐ人口第二の都市で、韓国国内で最大の港町でもあります。また日本から最も近い外国の都市で、晴れた日には対馬から釜山の港を肉眼で見ることができます。こうした地理的条件から、日本人に人気の観光地です。

釜山の魅力
  • 海鮮と自然
    港町の釜山の魅力は何といっても新鮮な海鮮です。韓国最大の海鮮市場やレストランでたっぷり海鮮を堪能できます。またビーチや滝など、豊かな自然も魅力です。
  • アクセスしやすく物価も安い
    日本の各港と釜山港の間にはフェリーの定期便が運航されていて、飛行機よりも旅費を抑えることができます。また釜山の交通費や宿泊費はソウルより安いのも魅力です。低予算で海外旅行を満喫できる街です。

他の都市との違い

釜山は港町なので、海鮮料理やビーチなどを楽しめます。また自然公園や温泉、滝など多くの観光スポットがあります。街の便利さと、港町の活気と風情をあわせ持った魅力ある街です。また商人気質な街で、大阪と釜山の人は似ていると言われています。とても人懐っこく、親切で暖かい街です。

釜山までのアクセス方法

釜山までのアクセス方法

Photo by walter-cheung on Unsplash

日本から釜山までのアクセス方法と観光におすすめの移動手段を紹介します。

日本から釜山のアクセス方法

釜山行きの航空直行便は日本の主要都市から就航しています。成田空港から金海国際空港までは約2時間35分、関西空港からは約1時間30分です。また大阪、福岡、山口などからは釜山へのフェリーも運行されています。フェリーの場合、例えば福岡から釜山へは約3時間で到着します。

空港から市内の中心地の西面へは電車、リムジンバス、タクシーで移動します。電車の場合は約40分、リムジンバスの場合は約1時間、タクシーの場合は約45分で到着します。

釜山市内の移動手段

  1. 地下鉄
    釜山市内のメインの移動手段は地下鉄です。1号線~4号線と、東海線の5号線、市内と空港をつなぐ6号線が走っています。路線で色分けされており、漢字の駅名も表記されています。乗り方も日本とほぼ同じなので利用しやすいでしょう。
  2. タクシー
    荷物が多いときや、地下鉄の駅が周辺にないときはタクシーを利用すると良いでしょう。路上で流しのタクシーを拾うほかに、ホテルで呼んでもらうこともできますが、追加料金1,000ウォンかかります。
    最近は配車アプリ「カカオタクシー」のサービスも普及しています。アプリ上で車種を選び、目的地を入力できるので言葉に不安な観光客にとって便利な方法です。
おすすめポイント

釜山にはバスや地下鉄の共通交通カード「T-money」があります。保証金5,000ウォンを払えばだれでも購入できます。交通カード販売機は地下鉄の駅などにあり、日本語表示にも対応しているので利用も簡単です。

釜山の治安は大丈夫?

釜山の治安は大丈夫?

Photo by daniel-bernard on Unsplash

釜山の治安と旅行時の注意点を紹介します。

釜山の治安について

釜山は治安が良い都市ですが、日本よりも犯罪率は高く、特に軽犯罪は頻繁に発生しています。人混みや空港、ホテルなどではスリや置き引きに気を付けましょう。

釜山旅行の注意点

スリなど軽犯罪に気を付ける

観光客が被害に遭いやすいのがスリ、置き引きなどの軽犯罪です。混みあった交通機関や市場で被害が発生しています。市場や通りは道幅も狭く、人と体が触れ合う距離です。貴重品はセキュリティーポーチに入れて携帯するなど、管理を徹底しましょう。

反日感情を意識する

韓国は反日感情が比較的強い国です。もちろんすべての国民が反日感情を抱いているわけではありませんが、反日感情を意識して行動しないと不要なトラブルが生まれる可能性があります。

注意ポイント

毎年8月15日の「光復節」と10月25日「独島の日」は反日感情が高まります。各地でデモも行われるので特に気を付けましょう。

風習を理解する

韓国は儒教の国なので、目上の人への礼儀を非常に重んじます。年上の人に対しては敬語を使うのが一般的です。釜山は日本人に慣れているため日本語で話しかけられることもありますが、基本的に敬語を使うよう心掛けましょう。その他、食事のマナーも日本と違います。不要なトラブルを避けるためにも、出発前に韓国のマナーを学んでおくとよいでしょう。

釜山の気候とベストシーズン

釜山の気候とベストシーズン

Photo by Kfinn on Unsplash

釜山の気候とベストシーズン、服装を紹介します。

釜山の気候

釜山は日本の京都や静岡と同じ緯度にあります。日本とほとんど同じ気候ですが、梅雨から夏の降水量がとても多く、冬の降水量が少ないのが特徴です。夏は気温も湿度も高いので、蒸し暑い日が続きます。冬は日本よりも乾燥していること、シベリア気団が居座ることから氷点下の日が続きます。

釜山旅行のベストシーズン

釜山旅行のベストシーズンはです。春は3月下旬~5月で、3月下旬からは桜が見ごろを迎えます。釜山には海雲台迎月路や三楽生態公園など多くの桜の名所があるので訪れてみるのもいいでしょう。

秋は9月~11月中旬頃です。晴れの日が多いので観光にぴったりの季節です。11月からは紅葉が楽しめます。特に梵魚寺の紅葉が有名です。

釜山旅行の服装

観光のベストシーズンは春と秋ですが、3月と11月の朝晩はとても冷え込むのでジャンパーなど、薄手の防寒着があると便利です。特に夜桜や山の紅葉など、日没後の観光は冷えるので必ず持参しましょう。

一言メモ

6月~7月は梅雨の時期になります。日本よりも降水量が多いので、外出時は必ず雨具を携帯しましょう。冬は日本よりも気温が下がるので防寒対策が必要です。

釜山のおすすめ観光スポット

釜山のおすすめ観光スポット

Photo by patrick on Unsplash

釜山には数多くの観光スポットがあります。その中でも特におすすめの場所を紹介します。

釜山の観光スポット1:海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)

海東龍宮寺は、世界的にも珍しい海岸の波打ち際に建つ寺です。1376年に建立されました。堂内の韓国三大観音や、一つの石から掘り出された仏像など、見どころがたくさんあります。また2022年には海東龍宮寺から徒歩15分の場所にロッテモールが開業しました。お寺を楽しんだ後はロッテモールでショッピングや食事をするのも良いでしょう。

おすすめポイント

毎年、お釈迦様の誕生日には堂内が色とりどりの提灯で飾られ、とても華やかになります。お釈迦様の誕生日は旧暦の4月8日で、新暦では5月中旬~下旬頃になります。毎年日にちが違うので、事前に確認すると良いでしょう。

基本情報
名称海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)
住所釜山広域市機張郡機張邑龍宮キル86
エリア機張郡
定休日なし
営業時間5:00~18:30
ウェブサイトhttp://www.yongkungsa.or.kr/
入場料無料

釜山の観光スポット2:甘川洞文化村(カムチョンドンムナマウル)

今若者に人気なのが「韓国のサントリーニ」「釜山のマチュピチュ」と呼ばれる甘川洞文化村です。もともと朝鮮戦争時代に北朝鮮から逃れてきた難民が住んでいた集落で、丘の斜面に家々が寄り添うように立っています。今はアートの村として再開発され、村のあちこちでアート作品を楽しめる観光スポットになっています。細い階段や坂の多い独特の地形と、芸術作品が織りなす魅力的な空間です。

基本情報
名称甘川洞文化村
住所釜山広域市沙下区甘内2路203(甘川洞)
エリア釜山広域市
定休日なし
営業時間9:00~17:00
※住民の方に配慮しましょう
ウェブサイトhttp://www.gamcheon.or.kr
入場料なし

釜山の観光スポット3:チャガルチ市場

チャガルチ市場釜山最大の魚介類専門市場です。目の前の釜山港から豊富な魚介類が水揚げされて市場に並びます。市場内の建物は、1階が店舗、2階がレストランになっている店が多くあり、1階で買った魚介類を2階で調理してもらい食べることができます。その場合はレストランで薬味代を支払うシステムです。

卸売市場は深夜1時から営業していますが、一般販売の市場は朝7時からです。市場とレストランはクレジットカードが使用できない所が多いので、現金を用意しておくと良いでしょう。

基本情報
名称チャガルチ市場
住所釜山広域市中区南浦洞4街37-1
エリア南浦洞
定休日秋夕の当日と翌日、第1、3火曜日
営業時間7:00~21:00
ウェブサイトhttp://jagalchimarket.bisco.or.kr/
入場料無料

釜山の観光スポット4:海雲台海水浴場

釜山で最も有名なビーチといえばここ海雲台海水浴場でしょう。美しい白砂のビーチは韓国八景の一つに数えられています。また釜山一のリゾート地で、おいしいレストランやカフェ、バーや屋台などがたくさん集まります。またビーチの近くには水族館や無料の足湯もあります。夏だけでなく、年間通して子供からお年寄りまで楽しめる海水浴場です。

おすすめポイント

海雲台海水浴場では一年を通して様々なイベントが行われています。5月は砂祭り、8月は海祭り、10月は国際映画祭が開催されます。またオフシーズンの11月~2月にはイルミネーションが美しい光祭りが開催されます。

基本情報
名称海雲台海水浴場
住所釜山広域市海雲台区中洞一帯
エリア海雲台区
定休日なし
営業時間なし
ウェブサイトなし
入場料なし

釜山の観光スポット5:広安里海水浴場

海雲台海水浴場と並んで釜山の2大ビーチと言われているのが広安里海水浴場です。海雲台海水浴場と比べると観光客が少なめで地元の人が多いビーチです。浜辺から見える広安大橋はライトアップされた時の美しさから「ダイヤモンド・ブリッジ」とも呼ばれています。また広安里海岸は彦陽(オニャン)式のプルコギが有名です。海岸沿いの通りから一本奥に入ると「広安里プルコギ通り」と呼ばれる通りがあります。炭火で食べる彦陽プルコギは絶品です。

基本情報
名称広安里海水浴場
住所釜山広域市水営区広安洞一帯
エリア水営区
定休日なし
営業時間なし
ウェブサイトなし
入場料なし

韓国・釜山旅行まとめ

韓国・釜山旅行まとめ

Photo by wade-lee on Unsplash

釜山のおすすめ理由と過ごし方を紹介します。

釜山がおすすめの理由

アクセスが良く、旅費がリーズナブル

釜山は日本のいくつかの主要都市から直行便があり、1時間~2時間30分ほどで行くことができます。LLCなど格安航空会社であれば1万円程度のチケットも手に入ることがあるので、日本の地方都市に行く感覚で気軽に行ける海外です。また釜山市内のホテルや交通費も日本に比べてリーズナブルです。時間も旅費も節約したい方におすすめの旅行先です。

ビーチと文化が一緒に楽しめる

韓国一の港町である釜山はやはりビーチがおすすめです。中でも観光客に最も人気のある海雲台区は、海岸沿いに水族館、シーライフ釜山アクアリウムや、海雲台伝統市場など、楽しいスポットが集まっています。海雲台の夜景を見渡す海雲台マリンシティ展望台もおすすめです。

釜山のおすすめの過ごし方

釜山グルメを満喫する

釜山はグルメな街です。新鮮な海鮮をぜいたくに使った海鮮鍋の「ヘルムタン」や、刺身のような「フェ」は是非味わってほしいおすすめグルメです。「フェ」は日本の刺身のように生魚を食べる料理ですが、釜山では酢コチュジャンにつけて食べたり、サンチュに巻いておろしニンニク、ごま油、サムジャンをつけて食べたりするのも一般的です。ぜひ釜山の食べ方にトライしてみて下さい。
また釜山の四面にはテジクッパの専門店が軒を連ねる「テジクッパ通り」があります。「テジクッパ」とは簡単に言うと豚骨スープの雑煮です。常に観光客や現地の人で混みあっています。

カフェ巡りやイベントを楽しむ

今、最新の人気のスポットは田浦というエリアです。もともと金物店や工具店が並んでいた一帯が再開発され、おしゃれなインテリアや、貴重なコーヒー豆が楽しめるカフェが集まる「カフェ通り」になりました。
その他、釜山では10月にK-POPの祭典と言われる釜山ワンアジアフェスティバル、釜山花火祭りが開催されます。期間中は街全体が大いに盛り上がります。

韓国・釜山旅行まとめ

韓国南部の港町として発展してきた釜山は、港町の自然とグルメやショッピングが楽しめる魅力的な観光地です。日本の各地からアクセスがよく、治安も良いので過ごしやすい都市です。また交通費や宿泊費も比較的安いのも魅力です。見どころ満載の釜山にぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
韓国の首都ソウルについては「ソウルの魅力とおすすめ観光スポット5選【韓国旅行者が紹介する韓国旅行ガイド】」で紹介しています。釜山と一緒に訪れるのもおすすめです。

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