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韓国
更新日:2024.10.10

釜山の移動手段ガイド【韓国旅行前に交通機関をチェック】

釜山の移動手段ガイド【韓国旅行前に交通機関をチェック】

Photo by tuan-p on Unsplash

「釜山旅行の移動手段が知りたい」
「金海国際空港から市内までどうやって行けばいい?」
「釜山の交通機関を利用するときの注意点はある?」

など、釜山旅行の移動手段で気になることはありませんか?
本記事では、釜山旅行の移動に役立つ情報を紹介します。

本記事でわかること

  • 釜山の主な移動手段
  • 金海国際空港から中心地までの行き方
  • 釜山市内の移動手段
  • 釜山の交通機関を利用するときの注意点

釜山旅行の主な移動手段(長距離移動)

釜山旅行の主な移動手段(長距離移動)

Photo by seongjin-park on Unsplash

日本から、もしくはソウルなどの他都市から釜山に向かうための主な交通手段を紹介します。

飛行機

成田国際空港、関西国際空港、福岡空港、新千歳空港など、日本各地の主要都市から釜山行きの直行便が運行しています。釜山は韓国の中でも特に日本に近い位置にある都市のため、北海道の新千歳空港からでも片道3時間かかりません。

最短は福岡空港からで、片道1時間を切ります。その他、香港やバンコク、シンガポールなど、東アジアや東南アジアの都市とも空路で結ばれています。もちろん、ソウルの仁川空港や済州島などの韓国の各都市からも多くの直行便が飛んでいます。

フェリー

釜山へは大阪、福岡、下関、対馬からにフェリーが就航しています。このうち最もおすすめなのが福岡発のフェリーです。片道3時間40分で釜山に着くことに加え、福岡に行くまでの利便性が高いためです。

大阪から出ている「パンスタークルーズ」は片道18時間かかることがネックですが、長時間の船旅を楽しみたい方にはおすすめです。下関発の「はまゆう」は片道で半日ほどかかりますが、2等室(大部屋)であれば9,000円で行けるのが魅力です。

おすすめポイント

対馬から釜山へは40kmほどしか離れておらず、天気の良い日には肉眼で見ることができます。フェリーの乗船時間も1時間ほどですので、最も気軽に渡航できます。

フェリーの移動時間と費用
都市船名所要時間片道費用
大阪パンスタークルーズ約18時間大人:12,000円~
小人(6歳以上12歳未満):6,000円~
福岡ビートル約3時間40分大人(満12歳以上):16,000円
小人(満6歳~11歳):8,000円
キッズ(1歳~5歳/0歳児席有り):2,000円
乳児(0歳児席無し):無賃
ニューかめりあ約3時間40分大人:9,000円~
小人(満6歳~11歳):4,500円~
幼児(満2歳~5歳):1,800円~
下関はまゆう約12時間大人(満12歳以上):9,000円~
小児(6歳~12歳未満):4,500円~
幼児(1歳~6歳未満):1,000円~
対馬パンスター約1時間大人:12,000円~
学生(12歳以上35歳以下):9,600円~
小人(6歳以上12歳未満):6,000円~
NINA約1時間9,000円~

長距離鉄道

釜山から韓国の他都市へは、たいてい高速鉄道(KTX)で行くことができます。韓国は日本のように細長い地形ではないため、南東の端にある釜山から真反対の北西にあるソウルまででも、KTXですと最速2時間20分ほどで到着できます。

一言メモ

路線が複数あるため都市によっては乗り継ぎが必要な場合もありますが、KTXの停車駅がある都市であれば多くの行き先で日帰りが可能です。

KTXの乗り方

チケットは駅の窓口で購入できます。乗車1ヶ月前からはネットで予約購入も可能です。KTXで日本と最も異なる点は、改札がないことです。また、全席指定席なのもKTXの特徴です。席番号が必ずチケットに記載されているため、間違えないように気をつけましょう。

注意ポイント

車内で駅員によるチケット確認があるため、チケットを所持していない場合は不正乗車となり、通常料金より高い運賃を支払う必要があります。乗車する便を間違えた場合でも不正乗車になるため注意しましょう。

長距離バス

釜山総合バスターミナルと釜山西部バスターミナルから長距離バスが運行しています。韓国南西部のエリアへは釜山西部バスターミナルを、それ以外のエリアへは釜山総合バスターミナルを利用します。韓国の長距離バスには2種類あり、高速道路を使い目的地まで経由なしで最速で結ぶ高速バスと、時には国道も使い、いくつかの停留所を経由しながら進む市外バスとがあります。長距離の主要都市間を往来したい場合は高速バスがおすすめです。

一方で、地方都市に向かう場合や近くの都市に行く場合は市外バスを利用することになります。高速バスでは釜山からソウルまで4時間ほどしかかからないため、それほど体への負担も少なく移動できます。料金も25,000ウォン(約2,700円)程度からあるため、TKXより安価です。

一言メモ

少しでも節約したい方や日程に余裕がある方、高速バスに対する抵抗が薄い方におすすめです。

長距離バスの乗り方

ネットでの事前購入とバスセンターでの直接購入が可能です。直接購入だと週末などは空きがなく購入できない場合もあります。乗車や降車の方法は日本とほとんど変わりませんが、電光掲示板の案内がすべてハングル表記のため、どのバスがどの乗り場に停車するかに注意が必要です。ネットで購入する場合は、モバイルチケットを選択することでチケットの印刷が不要となります。

一言メモ

購入したサイトやアプリ上でチケットを保管するため、スマホの画面を運転手などに見せられるようにしておきましょう。

釜山旅行の主な移動手段(市内移動)

釜山旅行の主な移動手段(市内移動)

Photo by martin-bammer on Unsplash

釜山市内の移動にはさまざまな方法があります。それぞれの特徴を紹介いたします。

鉄道

釜山都市鉄道と総称される6路線が走っています。うち4路線は地下鉄で、それぞれ南浦洞や西面などの中心部を通る、利便性に優れた橙色の1号線、美術館や西部バスターミナルに停まる黄緑色の2号線、釜山北部を東西方向に横断する茶色の3号線、最も新しく、無人自動運転システムが導入されている青色の4号線です。

その他2路線は金海国際空港と市街地を結ぶ紫色の軽電鉄、韓国東部の海沿いを走る広域鉄道の東海線となります。

釜山都市鉄道の乗り方

日本と同じように券売機で乗車券を購入します。釜山の券売機は日本語表記にもできるため安心です。釜山の都市鉄道はKTXと違い、改札を通る必要があります。また、韓国にはさまざまな交通系ICカードが普及しています。

韓国全体で一番人気のあるのはT-moneyカードですが、釜山ではCashbeeカードが高い人気を誇っています。他にもハナロカード、マイビーカード、NAMANEカードなど、多くの交通系ICカードを使うことがあります。

一言メモ

韓国に一定以上滞在する方や、何度も渡韓する予定のある方は、この機会にぜひ作っておきましょう。

タクシー

釜山の都市部では多くのタクシーが走っているため、気軽に流しを捕まえることができます。タクシーには種類があり、一般タクシーはさまざまなデザインがありますが、灯台コールと呼ばれるサービスや安全性の面で一定以上の基準を満たしたタクシーは車体と屋根にオレンジのラインがあります。

また、10年以上無事故を示す模範タクシーは車体が黒で黄色いラインが入っています。また、「Delux Taxi」と書かれていることからも判別しやすいです。タクシーの運転手には基本的に日本語は通じませんが、模範タクシーの運転手の中には日本語がわかる人もいます。

注意ポイント

クレジットカードや交通系カードが使えるか否かはタクシーによって変わります。また、お釣りを貰いやすくするために、あまり大きな紙幣で支払わないようにしましょう。

配車サービス

釜山ではUberはほとんど普及していません。その代わり、KAKAOタクシーという同種のサービスがあります。使い方はUberと同じく、行き先と現在地を入力し、車を手配します。支払いもクレジットカードを事前に紐づけておくことで、アプリ上で完結します。

釜山では流しのタクシーでボッタクリに遭うことなどは非常に少ないですが、カード決済に設定しておくことで、お釣りがないなどのトラブルは回避できます。また、口頭で行き先を説明する必要がないため、言葉のトラブルも避けることができます。

釜山について、ホテルまでの道のりで早速タクシーを利用したい方もいると思うので、日本にいる間に各種登録を済ませておきましょう。

おすすめポイント

ちなみに、2024年6月に、カカオは外国人観光客向けの配車サービス「k.ride」を発表しました。k.rideは多言語対応となっており、日本で使っている電話番号を使って登録できます。

配車アプリの利用方法
  1. KAKAOタクシーのアプリをダウンロードする
  2. クレジットカードなど各種登録を済ませる。
  3. 現在地と目的地を入力する
  4. 料金を確認し、車の種類を選択する
  5. 配車を予約する
  6. ナンバーを確認して乗車する
  7. 目的地に着いたら支払いをする(直接支払いの場合)

短距離バス

釜山には多くの路線バスが走っており、大きく分けて4種類あります。市内中心部を巡る水色の一般バス、市内と郊外を結ぶ緑色の座席バス、夜間専門の夜行バス、住宅地を周るマウルバスです。

マウルバスは他のバスと比べてリーズナブルに利用できます。バス停には時刻表はありませんが、大抵数分おきにくるため、それほど気にする必要はありません。

おすすめポイント

料金は少し高くなりますが、路線バスにも関わらず夜行バスが出ているのは嬉しいポイントです。

釜山国際空港からの市内への移動手段

釜山国際空港からの市内への移動手段

Photo by kwon-junho on Unsplash

釜山国際空港から釜山市街地への移動手段を紹介します。釜山国際空港は市街地に近いため、利便性が高いです。

金海軽電鉄

空港を出て数分歩くと空港駅があります。空港駅から3駅進んだ終点の沙上駅で地下鉄2号線に乗り換えることができます。

2号線で沙上駅から西面駅まで行き、そこで地下鉄1号線に乗り換えて、南浦駅やチャガルチ駅で下車すると、釜山の中心部に到着します。空港から電車で約1時間です。

一言メモ

釜山は市街地が広く、途中の乗り換え駅である西面駅周辺も十分に栄えています。

タクシー、カカオ

時間帯や道路状況にもよりますが、西面まではおよそ25分、チャガルチ付近まではおよそ35分が目安です。料金は鉄道よりも一桁上がりますが、それでも十分リーズナブルなことに加え、乗り換えが無い点が魅力です。

空港から釜山市内の移動手段の時間と費用
移動手段所要時間費用
金海軽電鉄約60分約1500ウォン(約160円)
タクシー、カカオ約25分~約35分約15,000ウォン(約1,600円)

主要都市間の移動

主要都市間の移動

Photo by jaeyeong-kim on Unsplash

釜山から主要都市への行き方を紹介します。

釜山からソウルへのアクセス方法

釜山とソウルは、それぞれ韓国の南端と北端に位置しています。ただし、実際の距離は思ったほど遠くなく、十分に日帰り旅行も可能です。移動手段にはさまざまな選択肢があり、目的や予算に合わせて最適な方法を選ぶことができます。

KTX

前述したように、KTXは韓国における新幹線で、釜山からソウルまでの最速移動手段です。新しく整備された路線のおかげで、最短2時間20分で両都市を結びます。これは、東京〜大阪間をのぞみで移動するよりわずかに早い時間です。快適な座席や車内サービスもあり、国内旅行の人気の交通手段となっています。

おすすめポイント

KTXは飛行機のように荷物を預ける手間がなく、駅のアクセスも良いため、気軽に利用できる点が大きな魅力です。また、電車の中で自由に過ごせるため、移動時間を有効に活用できます。

長距離バス

長距離バスは、最も安価な移動手段であり、ソウルと釜山を最短で4時間ほどで結びます。特に旅行予算を抑えたい場合には良い選択肢です。バス内で快適に過ごすため、リクライニングシートやWi-Fiが備えられている路線もあります。やや時間はかかりますが、頑張れば日帰り旅行も可能です。

飛行機

釜山とソウル間には、国内線の飛行機が多く運航しています。LCC(格安航空会社)も充実しており、早期予約やタイミング次第では非常に安価に移動することができます。飛行機での所要時間は約1時間程度と短いため、時間を優先したい人におすすめです。ただし、空港への移動時間や手荷物検査を含めると、KTXと大きな時間差はない場合もあります。

ソウルの移動手段については「ソウルの移動手段ガイド!【韓国旅行前に交通機関をチェック】」の記事をご参照ください。

釜山から大邱へのアクセス方法

大邱は釜山に次ぐ韓国第3の都市で、釜山から比較的近いため、気軽に訪れることができます。観光地としても魅力的なスポットが多く、釜山からの日帰り旅行先としても人気です。アクセス手段は鉄道や高速バスが便利で、予算や時間に応じて選べます。

鉄道

KTX(韓国高速鉄道)を利用すると、釜山から大邱まで最短40分で到着します。これは、大阪〜名古屋間をのぞみで移動するよりも早い時間です。快適な車内で短時間で移動できるため、ビジネスや観光どちらにも最適です。さらに、在来線の特急電車でも約1時間15分で到着でき、KTXよりも料金が安い場合が多いです。

高速バス

高速バスを利用する場合、釜山から大邱まで約1時間10分で到着します。特急電車よりもわずかに早く、かつ料金が非常に安いため、コストパフォーマンスを重視する方にはおすすめです。バス内ではリクライニングシートやWi-Fiが利用できる路線もあり、快適な移動が可能です。

おすすめポイント

料金も片道1,000円しないためお財布にも優しいです。

釜山の交通機関を利用する時の注意点

釜山の交通機関を利用する時の注意点

Photo by j on Unsplash

釜山の各移動手段を利用する時の注意点を紹介します。

事前に場所や時刻を調べる

釜山の交通手段は日本と同じような使い方ができるものが多いですが、言葉の違いなどで困ることもあります。また、KTXには改札がないなど、事前に知っておかないと戸惑ってしまうポイントもいくつかあります。

一言メモ

現地で混乱しないよう、事前に場所や時刻を調べておきましょう。

交通系ICのチャージ

交通機関を利用する際、交通系ICカードのチャージは、利用前に済ませておく必要があります。これは、バスや地下鉄の車両内ではカードのチャージ機能がないためです。

一言メモ

交通系ICカードのチャージは、コンビニ、バスターミナルや駅の券売機、専用チャージ機などで行えます。

釜山の治安について知りたい方は「釜山の治安【韓国旅行でトラブルに遭わない方法】」の記事をご確認ください。

釜山の移動手段まとめ

釜山の移動手段まとめ

Photo by christopher-pap-de-pesteny on Unsplash

釜山旅行に役立つアプリを紹介します。

釜山の移動に役立つアプリ

旅行中の移動や、バスやタクシーを利用する際に便利なアプリを紹介します。あらかじめ日本でダウンロードしておくと、無用なトラブルを回避しやすくなります。

移動に便利なアプリ

「Google Maps」は、現在地と目的地を入力すると様々なアクセス方法を検索できるアプリです。

Google Maps

釜山の移動手段まとめ

釜山は韓国の端に位置していますが、長距離移動の選択肢が多く、他の都市への移動が容易です。また、市中の移動もさまざまな手段が用意されています。本記事で紹介した交通機関の利用方法や注意点が、皆さんの釜山旅行に役立つことを願っています。また、釜山の魅力と観光スポットについて、「釜山の魅力とおすすめ観光スポット5選【韓国旅行者が紹介する韓国旅行ガイド】」の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
釜山に行った際に使えるWiFi情報については「釜山WiFiどれにする?無料ワイファイ・レンタル・おすすめ紹介も!」の記事をご覧ください。

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