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更新日:2024.3.15

シカゴの魅力とおすすめ観光スポット5選【アメリカ在住者が紹介】

シカゴの魅力とおすすめ観光スポット5選【アメリカ在住者が紹介】

Photo by tim-gouw on Unsplash

「イリノイ州にあるシカゴがどんな場所なのか知りたい!」
「シカゴへの旅行のベストシーズンはいつ?」
「シカゴのおすすめ観光スポットってある?」

と、シカゴ旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事では、シカゴの魅力と観光スポットを紹介します。

本記事でわかること

  • シカゴの基本情報
  • シカゴの魅力とおすすめポイント
  • シカゴへの旅行におすすめの観光スポット

シカゴってどんなところ

シカゴってどんなところ

Photo by benjamin-rascoe on Unsplash

イリノイ州にあるシカゴについて紹介します。

シカゴとは

シカゴはイリノイ州最大の都市です。人種のるつぼと言われるほど、さまざまな人種の人々が生活しています。五大湖の影響で風が強い事から、「Windy City」(風の街)という別名でも呼ばれています。全米で3番目に大きな都市です。ユナイテッド航空、マクドナルド、モトローラなどの本社もあり、経済と金融の中心都市です。

シカゴの魅力
  • グルメと芸術
    シカゴ産の地ビールやシカゴ・ドッグ、バーベキュー・リブなどがシカゴグルメとして人気です。独創的な建築物も多く、ビジネス街ながら芸術や美術を楽しむことができる街です。
  • 身近な自然
    近郊にはシカゴ湖やミシガン湖があり、現地の人達は湖畔でアウトドアスポーツやキャンプを楽しんでいます。シティライフとアウトドアライフを満喫できる街です。

他の都市との違い

シカゴの中心街にはいくつも公園があります。公園内は豊かな自然のほか、教育施設や娯楽施設、イベントホールやレストランなどがコンパクトにまとまっていて、老若男女問わず楽しめます。観光客だけでなく、現地の人にも人気のスポットです。

シカゴまでのアクセス方法

シカゴまでのアクセス方法

Photo by benoit-debaix on Unsplash

日本からシカゴまでのアクセス方法と市内のおすすめ移動手段を紹介します。

日本からシカゴへのアクセス方法

現在のところ、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港からシカゴのオヘア国際空港までの直行便が運行されています。詳しくは、ユナイテッド空港や全日空、日本航空などのウェブサイトでご確認下さい。また、直行便以外では、ダラス、サンディエゴ、サンフランシスコなどを経由する乗り継ぎ便でアクセスできます。

シカゴ・オヘア国際空港からダウンタウンまでは、電車で約45分、タクシーで30~60分です。シャトルバスや配車サービスも利用できます。

シカゴ市内の移動手段

シカゴ市内は公共交通機関が発達しているので、目的に応じて利用すると便利です。

  1. 高架鉄道
    シカゴ市内は公共交通局「CTA」(シカゴ・トランジット・オーソリティ)が運営する高架鉄道が8線通っています。オヘア国際空港とダウンタウンもつないでおり、観光にもとても便利です。
  2. バス
    シカゴには「CTA」運営のバスが140路線もあります。10分~20分おきに運行しているので市内の移動には便利です。比較的時間通りに運行しています。
  3. タクシー・配車サービス
    時間のない時や、グループで郊外の観光地を訪問する際に役立ちます。ただ流しのタクシーはぼったくりの運転手もいます。なるべくホテルのフロントで呼んでもらいましょう。
  4. 自転車
    シカゴは自転車専用道路が整備されているため、レンタルサイクルを利用するのもおすすめです。また、シカゴの湖畔を巡る自転車ツアーもあります。
  5. 徒歩
    シカゴのダウンタウンはコンパクトなので、徒歩でも観光できます。

 

おすすめポイント

ダウンタウンには高架鉄道の環状線が走っています。高層ビルの合間を直角に曲がる高架鉄道はシカゴの名物になっています。是非乗車してみると良いでしょう。

シカゴの治安は大丈夫?

シカゴの治安は大丈夫?

Photo by stephan-cassara on Unsplash

シカゴの治安と旅行の注意点を紹介します。

シカゴの治安について

シカゴ市の南部と西部は、強盗など凶悪犯罪が発生しているので注意が必要です。またコロナ禍以降はアジア人へのヘイトクライム(憎悪犯罪)が増加しています。特に夜間の単独行動、公共交通機関の利用は避けましょう。

シカゴ旅行の注意点

危険な場所には行かない

シカゴ市西部のシャンバーグやアーリントン・ハイツ、シカゴ市北部のエバンストンなどには立ち寄らないようにしましょう。またシカゴ大学より南の地域は注意が必要です。旅行前に外務省の「海外安全情報」のHPで最新情報を確認することをおすすめします。

雰囲気や街並みに注意する

人気の観光地や繁華街でも不穏な雰囲気や居心地の悪さを感じたら、すぐに立ち去るようにしましょう。玄関のドアや窓に鉄格子がはめられている家屋、壁の落書き、壊れた車などは治安の悪さを表しています。そのような地域には近づかないようにしましょう。

ホームレスと関わらない

シカゴではホームレスをよく見かけます。中には薬物やアルコール中毒、精神疾患を患わっている人もいます。トラブルに巻き込まれないために、ホームレスの前は足早に通り、関わらないようにしましょう。

シカゴの気候とベストシーズン

シカゴの気候とベストシーズン

Photo by benjamin-rascoe on Unsplash

シカゴ旅行に役立つ気候とベストシーズン、服装を紹介します。

シカゴの気候

シカゴの気候の特徴は、春と秋が非常に短く、冬が長いことです。シカゴの冬は11月から3月までで、平均最高気温は1度前後です。空港も閉鎖するほど雪が積もります。夏の平均最高気温は30度前後で、7月と8月は蒸し暑い日が続きます。

シカゴ旅行のベストシーズン

シカゴ旅行のベストシーズンは、3月~7月です。この時期は毎年様々な野外イベントが催されます。6月はシカゴ・ブルース・フェスティバル、7月はシカゴ市内の人気レストランの料理を堪能できるテイスト・オブ・シカゴ、音楽祭典のロラパルーザ。事前にイベントのスケジュールと会場を確認していくと計画的に過ごせるでしょう。

おすすめポイント

8月に開催されるシカゴ・エア・アンド・ウォーター・ショーは、ミシガン湖で開催される米国最大の空軍イベントです。圧巻のスケールで空と湖のパフォーマンスを楽しめます。

シカゴ旅行の服装

派手な格好は避け、カジュアルな服装、歩きやすい靴で過ごすと良いでしょう。春や秋は日中と夜間の気温に差があるため、着脱しやすい服装が便利です。夏は蒸し暑いので、日本と同じような服装で問題ありません。ドレスコードのあるレストランもあるため、女性ならワンピースを、男性ならワイシャツやジャケットを持参すると良いでしょう。

一言メモ

冬は風が非常に強いため、体感温度はとても低く感じます。厚手のコートなどに加え、ニット帽やネックウォーマーなど、顔や頭も覆える防寒グッズを持って行きましょう。

シカゴのおすすめ観光スポット

シカゴのおすすめ観光スポット

Photo by Christopher Alvarenga on Unsplash

シカゴ市のおすすめ観光スポットを紹介します。

シカゴのおすすめ観光スポット1:360シカゴ展望台

ミシガン湖の湖畔にある「360シカゴ」は、94階の展望台からミシガン湖とシカゴの街を360度楽しめるシカゴのシンボルマークです。94階にはシカゴで人気のレストランもあり、昼にはランチビュッフェ、夜にはお酒を楽しめます。

おすすめポイント

展望台にある「TILT」(ティルト)は世界に唯一のユニークなアトラクションです。ガラスの壁に捕り、足元から体ごと外に30度傾いていくアトラクションです。約314mの上空から見下ろす景色を楽しめるかは、やってみないと分かりませんね。

基本情報
名称360 シカゴ展望台
住所875N Michigan Ave 94th Floor, Chicago, IL 60611
エリアミシガン湖付近
定休日なし
営業時間9:00~23:00
ウェブサイトhttps://360chicago.com/?utm_source=GMBlisting&utm_medium=organic
入場料大人30ドル、子供15ドル

シカゴのおすすめ観光スポット2:ネイビー・ピア

ネイビー・ピアは1916年にミシガン湖の沿岸に建設された輸送船施設を、1995年に再開発したエリアです。現在のネイビー・ピアは巨大なレクリエーション施設となっています。巨大な観覧車が有名な「ネイビー・ピア・パーク」、映画館や博物館がある「ファミリー・パビリオン」、音楽とビールを楽しめる「サウス・ダックストリート&ビール・ガーデン」など、大人から子供まで楽しめる施設です。

基本情報
名称ネイビー・ピア
住所600 E Grand Ave, Chico, IL 60611
エリアストリータービル
定休日なし
営業時間日~木曜日 11:00~20:00
金、土曜 11:00~22:00
ウェブサイトhttps://navypier.org/plan-your-visit/hours-and-admission/
入場料無料

シカゴのおすすめ観光スポット3:ミレニアム・パーク

ミレニアム・パークは、2004年に開園した新しい公園です。その特徴はなんといっても多くのアート作品でしょう。世界で活躍するアーティストの作品が公園内に展示されています。特に有名なのが「クラウド・ゲイト」です。その面白い形から「ザ・ビーン」とも呼ばれています。他にも、オブジェに顔が映し出され、その口から水が噴き出る噴水も見どころです。都会の雑踏から離れ、静かな空間でアートと自然を満喫できる公園です。

基本情報
名称ミレニアム・パーク
住所201 E Randolph St, Chicago, IL 60602
エリアグラント・パーク
定休日なし
営業時間10:00~18:30
ウェブサイトhttps://www.chicago.gov/city/en/depts/dca/supp_info/millennium_park.html
入場料無料

シカゴのおすすめ観光スポット4:シカゴ美術館

シカゴ美術館は、アメリカの三大美術館の1つに数えられる規模の大きな美術館です。古代から現代まで、世界中の美術を約30万点所蔵しています。2千点にものぼる展示品の中には、ゴーギャン、モネ、スーラなどの名だたる名画があります。現代アートの所蔵も充実していて、安藤忠雄のギャラリーもあります。

またこの美術館に併設される美術大学はウォルト・ディズニーが学んだことでも有名です。美術館には、学生時代のウォルト・ディズニーが掃除したと言われる大階段もあります。

基本情報
名称シカゴ美術館
住所111 S Michigan Ave, Chicago, IL 60603
エリアグラント・パーク
定休日火曜日、水曜日
営業時間11:00~17:00
ウェブサイトhttps://www.artic.edu
入場料一般25ドル、学生・65歳以上19ドル、13歳以下無料

シカゴのおすすめ観光スポット5:シカゴ科学産業博物館

シカゴ科学産業博物館は、1893年のシカゴ万国博覧会の会場跡地に建設された博物館です。展示スペースは5ヘクタールにも及ぶ巨大な博物館です。

館内は、第二次大戦中に使用されていた潜水艦U-505の乗船ツアーなどの大人も楽しめるエリア、おもちゃの組み立て工程を間近で見学できるコーナーなど子供が楽しめるエリアなどがあります。そのほか体験型の施設や無料のワークショップもたくさんあり、大人から子供まで楽しめる博物館です。

基本情報
名称シカゴ科学産業博物館
住所5700 S DuSable Lake Shore Dr, Chicago, IL 60637
エリアジャクソン・パーク
定休日なし
営業時間9:00~17:30
ウェブサイトhttps://www.msichicago.org
入場料21.95ドル(アトラクションは別料金)

イリノイ州・シカゴ旅行のまとめ

イリノイ州・シカゴ旅行のまとめ

Photo by Chris Dickens on Unsplash

シカゴをおすすめする理由と過ごし方を紹介します。

シカゴがおすすめの理由

歴史ある街並みとグルメ

シカゴの環状線内エリア「ループ」は歴史ある建築物が多くフォトジェニックな摩天楼が特徴です。ループからミシガン湖までの遊歩道「リバー・ウォーク」は、ミシガン湖とループの夜景を楽しめる人気スポットです。

また独自に進化したシカゴグルメもおすすめです。他では食べられないシカゴ・ドッグや、キッシュのようにぶ厚いシカゴ・ピザが人気です。

自然豊かな景観

シカゴのダウンタウンには多くの公園があります。どの公園も自然とアートが融合した見どころの多い公園です。またダウンタウンは湖畔から非常に近いので、気軽にカヤックやデイキャンプなど、アウトドアを楽しむことができるのも魅力です。

シカゴのおすすめの過ごし方

グルメ巡りを満喫する

シカゴの地ビールやシカゴ・ドッグ、ステーキなど、シカゴならではのグルメを味わったり、シカゴの人気レストランのメニューが集まるイベント「テイスト・オブ・シカゴ」で、シカゴグルメを堪能したりするのもおすすめです。またシカゴはポップコーンとサードウェーブコーヒー発祥の地としても有名で、専門店も多くあります。気になる方は事前にチェックしてみましょう。

自然と湖を楽しむ

ミレニアム・パークやグラント・パークでアートと自然を楽しんだり、公園の野外イベントに参加したりするのもおすすめです。また時間や季節によって姿を変えるミシガン湖も魅力がいっぱいです。湖畔の見どころを廻るセグウェイツアーや、ネイビー・ピアから出ている遊覧船でシカゴの摩天楼を見渡すツアーはとても有名です。特に摩天楼の夜景は美しく、遊覧船のナイトツアーは人気です。ぜひシカゴの自然を満喫してください。

イリノイ州・シカゴ旅行のまとめ

シカゴは独自の歴史がある都市で、他の都市とは異なる魅力があります。季節ごとに催される公園のイベントを楽しんだり、ループを散策したりするのも良いでしょう。また、アメリカ旅行のおすすめ都市を「アメリカ旅行のおすすめ4都市とアメリカ在住者が選ぶ観光スポット12選」で紹介しています。

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