業界最安級!アメリカWiFiレンタルはこちらから!
デンバーの治安2024年版【アメリカ旅行でトラブルに遭わない方法】
Photo by Josh Berendes on Unsplash
「デンバー旅行を検討しているけど、治安は大丈夫?」
「初めてのデンバー旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」
と、デンバー旅行の不安な点はありませんか?
本記事ではデンバーの治安についてお答えします。
本記事でわかること
- デンバーの治安
- 危険なエリアと安全なエリア
- デンバー旅行の防犯対策
- トラブルに遭ったときの対処方法
目次
デンバーの治安について
Photo by Andrew Coop on Unsplash
アメリカ国内では比較的安全なコロラド州ですが、州都であるデンバーには危険なエリアもあります。事前に治安が悪い場所を確認し、間違って立ち入らないようにしましょう。
また、在デンバー日本国総領事館の海外安全対策情報によると、犯罪件数が増加の傾向にあります。
- 車や自転車の盗難
車の盗難被害が増加しています。自転車の盗難数は減少していますが、デンバーではよく起こる犯罪です。レンタカー等を利用する際は人通りが多い場所に駐車しましょう。 - 車上荒らし
アメリカ全土で多発しており、デンバーでも被害が出ています。レンタカーを利用する場合も車上荒らしに注意が必要です。狙われやすい貴重品は車内に置いたままにしないでください。 - 路上トラブル
酔っ払いや薬物使用者、ホームレスと路上でトラブルになることがあります。治安が悪いエリアには行かない、道端にいても関わらないといった対策が必要です。
デモやストライキについて
2019年8月にデンバー東部のオーロラに住む黒人男性が、警察に職務質問を受けた後に死亡する事件が起こりました。その際には警察に対する抗議デモが数多く発生しました。
デンバーでは前年の規模ほどのデモは起きていません。しかし、現在も事件をめぐり、裁判が行われています。判決によっては抗議デモが行われる可能性があるため、注意が必要です。
交通事情・事故について
デンバーは交通量が多く、特にI-25(Interstate 25)と呼ばれる州間高速道路の交通渋滞は全米で最悪といわれています。
また、飲酒運転や信号無視、冬場のスリップによる事故が多発しています。道路を横断する際は運転手とアイコンタクトをとる、信号が青でも周囲の確認をするなど、安全には十分に気をつけましょう。
コロラド州在住者の体験談
アメリカはホームレスが非常に多いので、街中で助けを求める人を見かけます。デンバーもホームレスがおり、中にはアルコールやドラッグ中毒の人もいます。現地に慣れていない旅行者はトラブルになる可能性が高いため、関わるのは避けましょう。
また、比較的安全だといわれるエリアでも事件はゼロではありません。特に事件が起こりやすい夜間は外出を控えてください。
デンバー旅行の注意点
Photo by Denisse Leon on Unsplash
デンバーを旅行する際の注意点を紹介します。
注意点1:条例違反
デンバーではごみのポイ捨て、立ち小便、信号無視、医療および嗜好用大麻以外の薬物の所持や使用が条例で禁止されています。違反すると、旅行者でも罰金を科せられることがあります。
注意点2:喫煙
公共の建物内はすべて禁煙です。屋外も許可されたエリア以外でたばこを吸うことはできません。また、コロラド州では医療および嗜好用大麻が合法化されていますが、こちらも公共の場所での使用は禁止されています。
注意点3:交通事故
信号を無視したり、荒い運転をしたりする人が大変多いです。信号だけに頼らず、車の往来には常に注意しましょう。
スクーターと呼ばれる電動キックボードのような乗り物が人気です。誰でもレンタルできるので街中で利用者を見かけますが、スピードが出て危険です。こちらも車同様に注意が必要です。
注意点4:山火事
空気が乾燥しているコロラド州では、夏場に山火事がよく起こります。アメリカ西部で続いている火事の煙がデンバーに達し、2021年8月には大気の質が世界の大都市の中で最悪となりました。火事で山の空気が汚れている時期のハイキングは危険なので控えましょう。
デンバーの治安が悪いエリア
Photo by nick Kaufman on Unsplash
デンバーには犯罪率が高いエリアやホームレスが集まる通りがあります。デンバーの治安が悪いエリアと注意が必要な観光スポットを紹介します。
RiNo(リバー・ノース・アート・ディストリクト)
RiNoはダウンタウンの北部に位置する繁華街で、多くのレストランやバーが立ち並んでいます。おしゃれで魅力的なエリアですが、デンバーの中で犯罪率が高いエリアのため、注意が必要な場所です。
Colfax Avenue
Colfax Avenueの東側は、貧困層とホームレスが集まるエリアです。路上生活者から金銭などを要求されることがあるので、この地域には近づかないでください。また、安全なエリアから少し足を延ばした場所に位置するため、間違って立ち入らないように注意しましょう。
注意が必要な観光スポット
シビック・センター・パーク
シビック・センター・パークはColfax Avenue沿いにある公園で観光地としても人気ですが、治安の悪化により、閉鎖しています。公園利用者によるゴミの不始末などでネズミの数も増えているため、公園付近には近寄らないようにしましょう。
デンバーの治安が良いエリア
Photo by Sid Saxena on Unsplash
デンバーはどのエリアも最低限の注意が必要です。その中でも比較的安全なエリア、滞在先、観光スポットを紹介します。
Union Station(ユニオン駅周辺)
中心部で比較的犯罪件数が少ないのはユニオン駅周辺です。電車やバスを主に利用するなら、公共交通機関が集まっているユニオン駅が便利です。ただし、夜間は出歩かない、人通りが少ない場所には行かないといった最低限の防犯対策は必要です。
E 6th Ave & Humboldt St
E 6th Ave & Humboldt Stは中心部から一番近く、犯罪が少ないエリアです。車などの移動手段があれば便利なエリアなので、レンタカーで観光する予定の方におすすめです。ただし、レンタカーに貴重品を置いたままにしないといった車上荒らしの対策は必要です。
おすすめの宿泊エリア
ダウンタウンであればデンバー国際空港からユニオン駅まで電車で移動し、駅の近くに泊まるのが便利です。基本的に徒歩やバスで移動できるので、食事や買い物が中心の旅行におすすめです。
ダウンタウンの北部に位置するリバー・ノース・アート・ディストリクトからColfax Avenueにかけてのエリアは、治安が安定していないので近辺に滞在するのは避けましょう。
治安が良い観光スポット
デンバー動物園
デンバー動物園は1896年に開園した歴史ある動物園です。水族館も併設しており、家族連れに人気の観光スポットです。すべてを見て回るのに数時間かかるほどの広大な敷地ですが、園内は整備されているので安心して楽しめます。
16thストリートモール
16thストリートモールはデンバー最大のショッピングスポットです。無料バスが運行しており、モール全体を安全に移動できます。通りには有名レストランやアートが溢れ、年齢を問わず楽しめる場所です。
その他の観光スポットについては「デンバーの魅力とおすすめ観光スポット5選【アメリカ在住者が紹介】」で紹介しています。
デンバー旅行の防犯対策
Photo by Sebastian Kurpiel on Unsplash
デンバー旅行でトラブルに巻き込まれないための防犯対策を紹介します。
防犯対策1:夜間は出歩かない
デンバーに限ったことではありませんが、海外旅行中は安全な地域でも夜間の外出は控えてください。もし外出中に暗くなった場合は、Uberなどの配車サービスを利用して安全に移動しましょう。
防犯対策2:車に気をつける
デンバーは交通量が非常に多く、渋滞するので信号無視をする運転手がいます。全員が確実にルールを守るわけではないため、信号が青でも周囲の確認が必要です。
防犯対策3:知らない人について行かない
旅行先での新しい出会いは旅の醍醐味ですが、誰とでも仲良くなれるわけではありません。中には観光客を狙ったスリ集団や薬物を使用している人もいますので知らない人にはついて行かないことを徹底しましょう。また相手の様子を観察して少しでもおかしいと感じたら、すぐに離れましょう。
防犯対策4:貴重品の管理を徹底する
日本のように紛失した財布が戻ってくることはありません。防犯グッズを利用するなどして、パスポートや携帯といった貴重品の管理を徹底しましょう。
防犯対策5:多額の現金を持ち歩かない
アメリカはキャッシュレス決済ができる場所が多いです。現金は最低限の額にし、クレジットカードを利用するのがおすすめです。大金を持ち歩く必要がある場合は、複数に分けましょう。
トラブルに遭ったときの対処方法
Photo by Ian Sitilides on Unsplash
万が一トラブルに巻き込まれても、慌てずに落ち着いて行動できるように対処方法を紹介します。
パスポートの紛失
パスポートを盗難・紛失し、帰国までに新規旅券の発給を待てない場合は「帰国のための渡航書」を申請する必要があります。詳しくは在デンバー日本国総領事館の「紛失・盗難に伴う旅券の新規発給および帰国のための渡航書申請に必要な書類」をご確認ください。
- 紛失・盗難届出書
- ポリスレポート
- 渡航書発給申請書
- 写真(縦4.5cm・横3.5cm)
- 外国式氏名の表記または別名併記を確認するための疎明資料
- 身元が確認できる書類
- 手数料
交通事故
交通事故に遭った場合は、最寄りの警察または「911」に連絡しましょう。当事者同士で情報(名前や連絡先など)を交換する必要があります。また、警察にポリスレポートを作成してもらいます。
サポートが必要な場合は加入している海外旅行保険の窓口に連絡し、通訳や手続きについて相談しましょう。在デンバー日本国総領事館の「交通事故や防犯対策等に関するデンバー市警関係者のアドバイス」も渡航前に確認することをおすすめします。
ケガや体調不良
救急の場合は「911」に連絡して救急車を呼ぶか、最寄りの病院へ連絡してください。体調不良で病院に行く場合は予約しておくとスムーズです。病院に行く際は、海外旅行保険の保険証と身分証明書を持参しましょう。
下記は日本人医師がいる病院ですが、常駐していない場合もあるので事前に確認してください。また、英語対応ですが、在デンバー日本国総領事館に「デンバー市内・近郊緊急病院リスト」が掲載されています。
National Jewish Health
エリア | ダウンタウン |
---|---|
住所 | 1400 Jackson St, Denver, CO 80206 |
電話番号 | 877-225-5654 |
ウェブサイト | https://www.nationaljewish.org/ |
デンバーの緊急連絡先リスト
アメリカの警察、消防、救急の緊急連絡先は「911」です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。
緊急連絡先 | 電話番号 |
---|---|
警察・消防・救急 | 911 |
在デンバー日本国総領事館 | 303-534-1151 |
在デンバー日本国総領事館について
旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしています。また、デンバーの治安や渡航に必要な情報も発信しています。
基本情報
名称 | 在デンバー日本国総領事館 |
---|---|
住所 | 1225 17th St, Suite 3000 Denver, CO 80202 |
電話番号 | 303-534-1151 |
ウェブサイト | https://www.denver.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
デンバー旅行の治安まとめ
Photo by Johan Blok auf Pixabay
アメリカの中では比較的安全なデンバーですが、日本と比べると危険です。旅行の注意点をしっかり確認し、防犯グッズも上手に利用して安全で楽しい旅行にしましょう。
- パスポートケース
首からかけられるタイプのものを使用すれば、服の下に隠すこともできるのでおすすめです。 - TSAカードキーロック
アメリカでは同時多発テロ以降、荷物のチェックがさらに厳しくなっています。スーツケースに鍵をかけていると、空港のTSA職員が鍵を破壊して中を確認します。鍵を壊されたくない方はTSAカードキーロックがおすすめです。職員はTSAカードキーロックに対応した解錠ツールを持っているため、壊されることなく荷物をチェックしてもらえます。 - 海外旅行向けのバックパック
バックパックも旅行向けに防犯対策がされているものがあります。背中部分に物を隠すことができる、ファスナーに鍵があるといった盗難防止に最適なデザインのものがおすすめです。
デンバーの治安まとめ
日本と比べると注意が必要な都市ですが、夜間の外出を控え、危険なエリアに近づかなければトラブルを避けられます。常に海外にいるという意識を忘れず、しっかり防犯対策をした上でデンバー旅行を楽しんでください。
外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでおすすめです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しい旅行になることを願っています。
アメリカWiFiレンタルのご案内
アメリカWiFiレンタル5G無制限
アメリカWiFiレンタル500MB
アメリカWiFiレンタル4G無制限
海外WiFiレンタル 簡単料金シミュレーション
国名から料金を見る
- ア行
- カ行
- サ行
- タ行
- ナ行
- ハ行
- マ行
- ヤ行
- ラ行
- ワ行