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グアム
更新日:2024.3.15

グアムの治安2024年版【グアム旅行でトラブルに遭わない方法】

グアム旅行でトラブルに遭わない方法

Photo by David Mark on Pixabay

「グアム旅行を検討しているけど、治安は大丈夫?」
「初めてのグアム旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」

と、グアム旅行の不安な点はありませんか?
本記事ではグアムの治安についてお答えします。

本記事でわかること

  • グアムの治安
  • 危険なエリアと安全なエリア
  • グアム旅行の防犯対策
  • トラブルに遭ったときの対処方法

グアムの治安について

グアムの治安について

Photo by sawatdiika on AC

外務省の海外安全ホームページによると危険情報は出ていませんが、外国人観光客を狙ったスリなどは発生しています。グアム旅行では油断せずに、周囲の人に注意しながら行動することが大切です。

グアムでよく起こる犯罪例
  • スリ
    スリはグアムでよく起こる犯罪の1つです。人が多く集まる場所での被害が多く報告されています。明るい昼間でも死角はできるので注意が必要です。
  • 置き引き
    ビーチやプールでは置きっぱなしにした荷物を盗られる置き引きの被害が起きています。現金や貴重品はなるべく持って行かないようにしましょう。ホテル内のプールでも油断は禁物です。
  • タクシーやレンタカー利用時に起こる犯罪
    タクシーで高い料金を請求されるぼったくりの被害や、レンタカーのガラスが割られて荷物が盗られる、銃を持った男性に脅されて車を奪われるなどの犯罪が過去に起きています。

デモやストライキについて

グアムでは2017年に射撃場建設をめぐり数百名規模のデモがありましたが、それ以外には大きなデモやストライキは起きていません。

交通事情・事故について

現地の人は交通ルールを守り運転をしていますが、それでも人身事故や物損事故は発生しています。グアムは車優先で歩行者優先ではありません。信号のない所で道路を横切る場合には注意が必要です。

信号がある所を横断する場合でも信号が変わるとすぐに車は発進するため、信号の指示に従い無理な横断はやめましょう。

グアム旅行者の体験談

クレジットカードがスキミングされた

クレジットカードのスキミング被害に遭ったことがあります。スキミングされたことは全く知らずに帰国し、カード会社からの連絡で知りました。スキミング防止グッズなどの利用をおすすめします。

レンタカー利用時に当て逃げの被害に

レンタカーを利用した際に当て逃げの被害に遭いました。保険を使って修理をする場合は警察で事故証明をもらう必要があります。事故証明は警察に連絡して発行してもらいましょう。

グアム旅行の注意点

グアム旅行の注意点

Photo by ゆるまる on AC

日本とは異なるグアムのルールとビーチでの注意点を紹介します。ルールに違反した場合は罰金対象になるので注意しましょう。

注意点1:喫煙場所

グアムではホテルやレストラン、公共の屋内施設や乗り物内でたばこを吸うことは禁止されています。アイコスのような加熱式たばこも同様で違反した場合は100ドル~500ドルの罰金が科せられます。たばこを吸う場合は必ず喫煙所で吸いましょう。

注意点2:交通ルール

左折専用レーンなど、グアムの交通ルールの中には日本と異なるものもあります。レンタカーを運転する場合はルールをよく理解し注意深く運転しましょう。

グアムの交通ルール
  • 車は右車線通行
  • 速度表示はキロ表示ではなくマイル表示
  • スクールバスが停まっていたら周囲の車は必ず停まる
  • 左折の際は左折専用レーンの中で待つ
  • 赤信号でも右折できる場所がある

注意点3:飲酒は21歳から可能

グアムでは飲酒可能な年齢は21歳からなので20歳ではお酒を飲むことができません。また、午前2時~午前8時まではアルコールの販売と提供をしていません。

注意点4:子供を1人にしない

12歳未満の子供をホテルに放置したり、子供だけを車で待たせる行為は禁止されています。ショッピングの際も子供だけで行動させるのは避けましょう。

注意点5:海の流れや生き物に注意

タモン湾は波がおだやかに見えますが、場所や時間帯によって強い流れがあるので流されることがあります。また、浅瀬にもオニダルマオコゼなど危険生物がいることがあり、刺されると危険です。子供が海に入るときは目を離さないようにしましょう。

グアムの治安が悪いエリア

グアムの治安が悪いエリア

Photo by David Mark on Pixabay

グアム旅行で注意が必要なエリアとビーチを紹介します。観光客が多く訪れる場所でもあるので、観光中は気をつけましょう。

ホテルロード

グアムのメイン道路である通称ホテルロードも注意が必要です。夜になると真っ暗になる場所があり、スリやひったくりが多発しています。昼間は比較的安全ですが、油断は禁物です。最も賑やかで人が多いTギャラリア前の交差点でのひったくり被害が報告されています。

ハガニア

ハガニアはタモンの隣にある地域で行政の中心でもあります。観光スポットも多く、海も静かでサンセットがきれいに見えるエリアですが、夕暮れ時を過ぎると人が少なくなるので注意が必要です。観光名所のアプガン砦では駐車場に停めていた車から所持品が盗まれる事件が発生しています。

リティディアン・ビーチ

グアム最北端にあるリティディアン・ビーチは透明度が高い美しいビーチですが、ビーチや駐車場にはほとんど人がいません。人目が少ないため観光客を狙った事件も起きています。遊泳中にガイドを装った男に所持品を盗られる、拳銃を突きつけられるなどの事件が過去に発生しています。

注意が必要な観光スポット

ローカルエリアの観光スポット

ローカルエリアの観光スポットへ行く場合は、送迎付きのオプショナルツアーを利用することが多いので比較的安全に観光ができます。しかし、個人で行く場合は人の少ない場所には行かないようにしましょう。

ショッピングセンター

比較的安全と言われるショッピングセンターでも常に周囲に気を配りましょう。カバンはしっかり持つ、財布をズボンの後ろポケットに入れないなど、スリに狙われにくい行動をすることが大切です。

グアムの治安が良いエリア

グアムの治安が良いエリア

Photo by Smug Wimp on Pixabay

グアム旅行におすすめのエリアと観光スポットを紹介します。

タモン

グアムで治安が良いエリアはタモンです。交番もありパトロールが時々行われているのでグアム全体の中で見ると治安が良いエリアです。

おすすめの宿泊エリア

おすすめの宿泊エリアはタモンの中心地です。中でも5つ星ホテルであるデュシタニホテル、アウトリガーホテル、リーフホテル、ウェスティンホテルが立ち並ぶエリアはショッピングにも便利です。

これらのホテルはビーチに面しているのでツアーやレンタカーを利用しなくても海とショッピングの両方を楽しむことができます。水族館やスリングショットというアトラクションも近くにあるので便利です。

治安が良い観光スポット

タモン湾のビーチ(タモン・ビーチ、ガン・ビーチ、イパオ・ビーチなど)

グアムの中で治安が良い観光スポットはタモン湾のビーチです。明るい時間なら海を見ながらビーチを歩いても安全です。グアムではホテル前のビーチもプライベートビーチではないので、宿泊客以外でも自由にビーチを散歩したり、海で泳いだりすることができます。

アンダーウォーターワールド

アンダーウォーターワールドは治安が安定しているホテル街の中心地にある水族館です。長さが100mのトンネルアクアリウムがあり、タモンの中心にいながらカラフルな熱帯魚を間近で見ることができます。また、コース料理を楽しめるディナーダイニングやカクテルを楽しむナイトラウンジとしても利用できます。

恋人岬

恋人岬はグアムの定番観光スポットです。タモンの中心からシャトルバスに乗って約10分で行くことができます。海抜123mの高さがある展望台からはタモン湾の絶景が望め、恋愛のパワースポットとしても人気があります。シャトルバスで簡単に行くことができ、観光スポットとして整備されています。

グアムのエリアと観光スポットまとめ

グアムは淡路島ほどの大きさですが、エリアごとに特徴があります。本記事で紹介したエリアやおすすめ観光スポットを「グアムの魅力を紹介!エリア別のおすすめ観光スポット10選」で詳しく紹介しています。

グアム旅行の防犯対策

グアム旅行の防犯対策

Photo by Lucie Rangel on Unsplash

グアムでは観光客を狙った犯罪が多発しています。犯罪に巻き込まれないための防犯対策を紹介します。

防犯対策1:常に周囲を注意する

スリやひったくりに遭わないようにバッグはしっかりと持ち、人が多い所ではリュックは手で持つようにするなど常に周囲に気を配りましょう。荷物を置きっぱなしにしないことで、置き引きを防止できます。大きい荷物も同様で、置く場合は必ず誰かが見ているようにしましょう。

防犯対策2:多額の現金を持ち歩かない

現金の持ち歩きは必要最小限にして、残りはホテルの金庫に保管しましょう。ホテル内でレストランやお土産店を利用する場合は、部屋のナンバーを告げてチェックアウト時に支払うようにするルームチャージがおすすめです。

防犯対策3:高価なものを身に着けない

あまり高価なものを身に着けて外出しないことをおすすめします。高価なブランドバッグや高級時計をつけていると、お金をたくさん持っているように見えて狙われやすくなるので注意しましょう。

防犯対策4:露出が多い服装は控える

グアムでは肌の露出が多い服装をしている人も多いですが、目立つ服装をしていると犯罪に巻き込まれる危険性が高くなります。

防犯対策5:見知らぬ人に気をつける

笑顔で片言の日本語で話しかけられるとつい気を許してしまいますが、「車で送るよ」や「一緒に飲もう」などと声を掛けてくる人には注意が必要です。後からお金を要求される被害が起きています。

普段は気をつけている人でも海外旅行中は開放的な気分になり、気が緩みやすくなります。危険な目に遭わないために気を引き締めて行動しましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by ConvertKit on Unsplash

グアムでトラブルに遭った時の状況に応じた対処方法と連絡先を紹介します。旅行会社のツアーで行った場合は、緊急連絡先に連絡して指示を仰ぎます。個人手配の場合は自分で対処する必要があるので順番に紹介していきます。

パスポートの紛失

パスポートを紛失してしまったら在ハガッニャ日本国総領事館に連絡をします。通常は次の手続きを行います。

警察に行って紛失の届け出を提出し、書類を在ハガッニャ日本国総領事館へ持参します。そこで紛失したパスポートの失効手続きを行い、新たにパスポートの申請をするか渡航書を発給してもらいます。

パスポート紛失時の流れ
  1. 在ハガッニャ日本国総領事館にパスポート紛失の旨を連絡
  2. 警察で紛失の届け出を提出し、書類をもらう
  3. 書類を在ハガッニャ日本国総領事館に持参し、手続きを行う

交通事故

事故を起こした場合はまず警察に連絡をします。負傷者がいる場合は救急車の要請をします。電話番号は警察、救急ともに911番です。事故の現場は警察が到着するまで動かずそのままにしておき、もし相手が逃げてしまった場合はナンバーや車の特徴をメモします。

注意ポイント

警察官と意思の疎通ができない場合は、分からない書類にサインはしないでください。保険会社によっては通訳サービスを実施しているので、サポートセンターに連絡してみましょう。レンタカーで物損事故を起こした場合も警察に行き、証明をもらってレンタカー会社に提出します。

ケガや体調不良

ケガや体調不良で病院に行く必要がある場合、日本語が通じる病院はグアム旅行者クリニックだけです。グアム島でできる治療には限界があり、脳内疾患や心臓疾患など重い病気の場合はグアムで治療ができず、帰国を余儀なくされる場合もあります。

また、日本人旅行者の総合サービスを行っているMAIというサポートセンターがあり、病院や通訳の手配などをしています。急病の時でも24時間体制で日本語対応をしてくれるので安心です。

グアム旅行者クリニック
エリアタモン
住所1051Pale San Vitores Rd. Suite106 Tamuning,uam96913
電話番号1-671-647-7771
ウェブサイトhttps://www.guamclinic.com/
MAI(サポートセンター)
エリアタモン
住所Pacific Star Resort & Spa 1st Floor 627B Pale San Vitores Rd. Tumon, Guam96913
電話番号1-671-649-8147
ウェブサイトhttp://www.mai-guam.com/about_mai/index.html

グアムの緊急連絡先リスト

グアム旅行中にトラブルに遭ったときの緊急連絡先です。

緊急連絡先電話番号
警察・消防・救急911
在ハガッニャ日本国総領事館646-1290

在ハガッニャ日本国総領事館について

グアムに在住している日本人や旅行者が安全に過ごすための情報提供を行っており、もし事件や事故で困った場合には相談に乗ってくれます。パスポートを紛失した場合の手続き等はここで行います。

ホームページにある「安全の手引き」にはグアム滞在中に事故や盗難に遭わないためにすべき対策や過ごし方の注意点が書かれているので事前に読んでおくと良いでしょう。

基本情報
名称在ハガッニャ日本国総領事館
住所Suite 604, ITC Building 590 South Marine Corps Drive Tamuning, Guam 96913
電話番号646-1290
ウェブサイトhttps://www.hagatna.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

グアム旅行の治安まとめ

グアム旅行の治安まとめ

Photo by chkh270 on Pixabay

グアムは日本から約4時間で行くことのできるリゾート地です。美しい海や自然を満喫し、免税店ではショッピングを楽しむこともできます。
観光客が多く訪れるグアムはスリや置き引きが多発していますが、防犯対策をすれば安全に旅行できます。旅行中は身の回りに注意を配ることを忘れないようにしましょう。

おすすめの防犯グッズ

おすすめの防犯グッズ
  1. パスポートポーチ
    パスポートを入れるための首から下げるナイロン製の軽いポーチです。紛失や盗難の防止に役立ちます。
  2. 防犯バッグ
    防犯性に優れたショルダーバッグがあると安心です。ワイヤー入りの生地で作られている頑丈なものやスキミング防止ポケットがついているものなど、海外旅行で被害に遭わないための機能が備えられているものがあると良いでしょう。
  3. チェーン付きの財布
    海外旅行で役に立つのがチェーン付きの小さい財布です。ホテルのカードキーとクレジットカードなど必要最低限のものを入れてバッグやポケットにチェーンで固定することができます。ひったくり防止になり、落とす心配もありません。

グアムの治安まとめ

治安は日本に比べると良いとは言えませんが、適切な防犯対策を行い危険な場所に近寄らないようにすれば被害に遭う確率は低くなります。事前にグアムを知り、治安の状況を理解してから出かけることが大切です。外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでおすすめです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しいグアム旅行になることを願っています。

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