慶州のおすすめ観光スポット5選【韓国旅行リピーターが厳選】

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「韓国にある慶州がどんな都市なのか知りたい！」
「慶州旅行のベストシーズンはいつ？」
「慶州のおすすめ観光スポットってある？」

と、慶州旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか？
本記事では慶州の魅力と観光スポットを紹介します。

慶州ってどんなところ？

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韓国の東南に位置する慶州（キョンジョ）は、7世紀～8世紀にかけて新羅王国の首都であったことから歴史的遺産が多くあり、日本の京都のように韓国の古都として人気の観光地です。修学旅行の旅行先としても有名です。

慶州までのアクセス方法

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現在、日本から慶州の直行便は就航していません。ここでは日本からソウルを経由して向かう方法と、釜山を経由して向かう方法をご紹介します。

ソウルから慶州へのアクセス方法

日本からソウルへの行き方は「ソウルの魅力とおすすめ観光スポット5選【韓国旅行者が紹介する韓国旅行ガイド】」をご参考ください。

ソウルから慶州までは、高速鉄道「KTX」もしくは高速バスを利用するのが便利です。所要時間は「KTX」の場合は約2時間10分、高速バスの場合は約3時間30分です。料金は座席タイプなどにより異なります。

ソウルから慶州への移動

釜山から慶州へのアクセス方法

日本から釜山への行き方は「釜山の魅力とおすすめ観光スポット5選【韓国旅行者が紹介する韓国旅行ガイド】」をご参考ください。

釜山から慶州への移動は高速鉄道「KTX」、高速バス、もしくは市外バスが利用できます。釜山駅から「KTX」を利用した場合、新慶州駅までなんと約30分で到着できますが1時間に1本しかないので注意しましょう。

高速バスの場合は約50分で到着しますが、こちらも1時間に1本しかありません。高速バスターミナルの奥にある市外バスは、10分に1本あるので釜山からの場合は市外バスもおすすめです。　

釜山から慶州への移動

慶州市内の移動

慶州は地下鉄が走っていないので、バスとタクシーがメインの交通手段になります。また慶州は観光スポットが集まっているので、レンタサイクルや徒歩でも十分に楽しめます。

1. 市内バス
   市内バスは郊外の新慶州駅や高速・市外バスターミナルから中心地の慶州駅へ行く際に利用すると便利です。一方、観光地を網羅しているわけではないので市内観光には不向きと言えます。
   新慶州駅と高速・市外バスターミナルから慶州駅への移動は50番、51番、60番、70番、700番に乗りましょう。所要時間は約30分です。
2. タクシー
   待ち時間や手荷物などを考えるとタクシーが便利です。初乗は3,300ウォンで、134ｍごとに100ウォン加算されます。また観光地の慶州では1日タクシーを貸し切る観光客もよく見かけます。貸し切りタクシーは1日20万ウォン程度です。
3. レンタサイクル
   慶州の観光に便利なのがレンタサイクルです。慶州駅やバスターミナル前に多くのレンタサイクル屋があり、パスポートを提示して借ります。1台7,000ウォン程度です。

慶州の治安は大丈夫？

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慶州の治安と旅行の注意点について紹介します。

慶州の治安について

慶州は比較的治安の良い地域です。ただ観光客とわかるとぼったくりやスリのターゲットになるのでお土産物店などでは注意が必要です。貴重品の管理に注意して過ごしましょう。

慶州旅行の注意点

薄暗い場所での行動

慶州は韓国の古都として人気の観光地ですが、一歩路地裏へ入ると薄暗い道も多く、また中心地を外れると街灯のない道も多い地域です。街灯や監視カメラがないエリアでは強盗や性犯罪の危険性があります。ひと気のない場所や夜間の行動には注意しましょう。

スリ、置き引きに注意する

慶州は治安の良い地域ですが、日本よりもスリや置き引きなど軽犯罪の発生率は高くなっています。特に新慶州駅周辺や慶州駅周辺などは観光客を狙ったスリや置き引きが発生しています。パスポートなど、貴重品管理に気を付けましょう。

反日感情に配慮する

慶州は観光客の対応に慣れた地域なので、日本人にも親切に接してくれます。ただ横柄な態度をとる、わざわざ政治や歴史の話をするといった行動は、現地の人の気分を害してしまいます。日本と韓国の歴史を理解し、現地の人に配慮した行動や言動を心掛けましょう。

慶州の気候とベストシーズン

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慶州旅行に役立つ気候とベストシーズン、旅行に適した服装を紹介します。

慶州の気候

慶州市の緯度は日本の北関東あたりです。四季は日本の本州とほとんど同じですが、平均気温は年間を通して2～3度低くなります。特に冬はシベリア寒気団の影響で、気温が下がります。最も寒い1月、2月は零下になる日が多くなります。

慶州旅行のベストシーズン

慶州旅行のベストシーズンは3月～5月の春、9月～11月の秋です。春は各地で桜が満開になり、特に一万本の桜並木が有名な「普門湖」や「韓国の美しい道100」に選ばれている「興武路」では満開の桜を楽しめます。

秋は仏国寺の紅葉と瞻星台のピンクミューリーが見ごろを迎えます。紅葉を楽しむなら11月中旬～下旬、ピンクミューリーを楽しむなら9月中旬～10月末頃がおすすめです。

慶州旅行の服装

慶州の観光は徒歩とレンタサイクルがおすすめです。動きやすい服装と履きなれたスニーカーが良いでしょう。

また、気温は東京よりも2～3度低めですが、夏は30度近くまであがります。野外の観光も多いので日傘など熱中症対策をしましょう。また夏は降水量も多いので、日傘は晴雨兼用がおすすめです。

慶州のおすすめ観光スポット

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慶州のおすすめ観光スポットを紹介します。

慶州のおすすめ観光スポット1：仏国寺（ブルグッサ）

仏国寺（ブルグッサ）は慶州を代表する観光スポットで、韓国で一番はじめに世界遺産に登録された寺社です。韓国で最も有名な寺と言われています。吐含山（トハムサン）の中腹にある寺院で、仏の国として作られました。はじめにくぐる一柱門は、仏の世界へ入るために身を清める意味があります。また仏国寺には7つの国宝があり、特に紫霞門へと続く青雲橋と白雲橋が有名です。

基本情報

慶州のおすすめ観光スポット2：月池（ウォルチ）と東宮（トングン）

月池は7世紀に三国統一を果たした新羅の王によって作られた人口の池です。貴族がこの池に船を浮かべ、水面に映る月を眺めていたと言われています。新羅が滅亡してからはこの池に鳥の雁が集まったことから「雁鴨池（アナッチ）」とも呼ばれています。

敷地内には新羅王宮「臨海殿址(イメジョンジ)」の別宮「東宮」の跡地があります。一部は復元されて、夜になると月池と東宮が美しくライトアップされます。

基本情報

慶州のおすすめ観光スポット3：月精橋（ウォルジョンギョ）

月精橋（ウォルジョンギョ）は新羅の全盛期7、8世紀頃に建設された橋です。王の住む宮殿と、南側の地域をつなぐために建設されたそうです。橋の土台しか残っていなかったものを、2018年に橋全体を復元させました。橋の内部も入ることができます。

月精橋は、ドラマや映画の撮影場所としても有名です。韓服を着て月精橋で記念撮影をする観光ツアーも人気があります。

基本情報

慶州のおすすめ観光スポット4：瞻星台（チョムソンデ）

慶州歴史遺産地区のほぼ中心にあるのが瞻星台（チョムソンデ）です。東洋で最も古い天文台と言われています。周囲は開けた公園になっていて、春は菜の花が、秋はピンクミューリーがあたりを彩り、とても美しい風景が広がります。また夜のライトアップも人気で、家族連れやカップルなど多くの人で賑わっています。

基本情報

慶州のおすすめ観光スポット5：大陵苑 （テヌンウォン）

大陵苑 （テヌンウォン）は15万平方メートルにも及ぶ広大な敷地に23基の古墳が集まる公園です。緑の芝生に覆われたおわん型の古墳や、森林、池が点在しています。殆どの古墳はまだ調査途中のため、内部を見学できるのは公園の一番奥にある「天馬塚」のみです。

大陵苑の東側の石垣道は、春には桜が満開になる「大陵苑の桜トンネル」として有名です。石垣道を南に進むと、瞻星台や鶏林、月精橋に続きます。

基本情報

韓国・慶州旅行のお土産

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慶州のお土産

慶州旅行で人気のお土産品をご紹介します。

皇南（ファンナム）パン

薄皮の生地の中にあんこが入っているお饅頭です。日本統治時代に慶州の皇南洞で作られ始めたことから「皇南パン」と名付けられました。他の職人が開業した「慶州パン」も多く出回っていますが、皇南パンのオリジナルは慶州市皇南洞の2店舗のみです。今でも店舗の中で皮もあんこも手作りされています。焼きたてあつあつの皇南パンは、慶州に来たらぜひ味わって欲しい一品です。

校洞法酒（キョドンポプチュ）

慶州市校洞にある法酒の蔵元です。校洞法酒は宮中の飲食を担当する官職にあった崔家に代々伝わる法酒で、現在は重要無形文化財に認定され、この蔵元でのみ醸造が許可されています。

一日わずか16本しか生産されない大変貴重な法酒です。また、防腐剤を使わず、非加熱の製法のため賞味期限はわずか15日です。校洞の蔵元では法酒を購入できるので、お土産にいかがでしょうか。

韓国・慶州旅行の過ごし方とまとめ

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慶州でおすすめの過ごし方

韓服での撮影会

ソウルや釜山ではすっかりおなじみの韓服を着ての撮影会。「屋根のない博物館」と言われる慶州での撮影は一味違う趣があります。慶州の景勝地は敷地が広いことから自然の中で撮影ができること、他の観光客が映りこまないことなどから、まるで映画のような写真が撮れると人気です。

皇理団キル（ファンニダンキル）を散策

皇理団キル（皇理団通り）は、慶州歴史地区そばの皇南洞と鮑石路一帯の通りです。ソウルで若者に人気の経理団キル（キョンニダンキル）にあやかって名付けられました。

皇理団キルには1960年～70年代のレトロな建物が並び、カフェや雑貨屋として営業しています。懐かしい街並みとショッピングを楽しめるエリアです。

韓屋式ホテルに宿泊する

慶州の韓屋には、宿泊施設として快適なステイを楽しめる施設もあります。中でも「慶州韓屋1番街」は慶州歴史地区のすぐそばにある韓屋で、駅からのアクセスも良く、また観光スポットも目の前です。東宮と月池まではわずか700ｍなので、ライトアップされた美しい歴史遺産を堪能したい方にお勧めの韓屋ホテルです。

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