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中国
更新日:2024.3.15

海南島の治安2024年版【中国旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

海南島の治安【中国旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

Photo by Pavel Roev on Unsplash

「海南島旅行を検討しているけど、治安は大丈夫?」
「初めての海南島旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」

と、海南島旅行の不安な点はありませんか?
本記事では海南島の治安についてお答えします。

本記事でわかること

  • 海南島の治安
  • 危険なエリアと安全なエリア
  • 海南島旅行の防犯対策
  • トラブルに遭ったときの対処方法

海南島の治安について

海南島の治安について

Photo by Isaac Chou on Unsplash

海南島は中国国内の他の都市と比較しても安全な地域ですが、スリや置き引き、窃盗などの軽犯罪には十分気を付ける必要があります。海外にいるということを忘れず、基本的なことに気を付け、犯罪に巻き込まれないようにしましょう。

海南島でよく起こる犯罪例
  • スリ、置き引き
    最も多いのはスリや置き引きです。外国人観光客を狙った犯行も多く、繁華街や飲食店、買い物中でのスリの被害が報告されています。また、ホテルのロビーや空港などでは置き引きも発生しています。
  • ぼったくり
    減少傾向にありますが、観光地やタクシーのぼったくりは依然発生しています。タクシーの運転手に導かれるままレストランに入ったところ、ごく普通の料理で法外な料金を請求されたといった例も報告されています。

デモやストライキについて

中国では日本の動向に反応して、反日デモが発生することがありますが、海南島は観光地として開発されているということもあり、反日デモが起きたという報道は今のところありません。しかし、近年では地方政府へのデモが各地で頻発しています。このような状況を考慮して、裁判所や政府機関への訪問は避けた方が良いでしょう。

注意ポイント

ニュース等で最新の情報を入手して、危険な場所には近づかないようにしてください。万が一、危険な状況に遭遇した場合は、速やかにその場から離れて安全な場所へ退避しましょう。

交通事情・事故について

海南島では、車は右側通行であり、赤信号でも右折が許可されています。そのため、歩行者がいてもどんどん直進してきます。また、電動自転車、バイク等の小型車両などが、信号無視をしたり歩道を走っていたりすることもあります。

一言メモ

横断歩道を渡る際には信号が青でも必ず左右の確認をし、自分で自分の身を守るようにしましょう。

海南島在住者の体験談

海南島はリゾート地ということもあり、治安はそう悪くありません。交通マナーも、他の中国都市と比べると良い方だと感じます。

ただし、日本ほど治安が良いわけではないので、夜遅くに一人で出歩かない、人気のないところへは出来るだけ近づかないなどの基本的な安全対策を行いましょう。

海南島旅行の注意点

海南島旅行の注意点

Photo by Denny Ryanto on Unsplash

海南島旅行の注意点を3つ紹介します。

注意点1:パスポートの携帯

中国では法律により、16歳以上の外国人はパスポートの携行が義務づけられています。街頭で警察官に職務質問をされた際などにパスポートを提示できないと、事情聴取を受けたり、罰金が科される可能性もあります。

一言メモ

ホテルへの宿泊、交通機関の利用、主要観光地への入場の際にもパスポートの提示を求められます。常にパスポートを携行するようにしてください。

注意点2:インターネット

中国はインターネット規制が厳しく、Google、Facebook、Amazon、X(旧Twitter)、LINEなどの主要サービスを使うことができません。中国当局の閲覧制限を受けることのないVPN付きのWiFiルーターを利用する必要があります。

注意点3:言語

共通語は北京語ですが、海南島の人々の約80%は日常的に海南語を使っています。また、一部の高級ホテルや観光インフォメーション等を除き、基本的には英語も日本語もほとんど通じません。

一言メモ

タクシーに乗る際は、ホテル名や行き先などを紙に書いて渡すとスムーズに伝わるのでおすすめです。

海南島の治安が悪いエリア

海南島の治安が悪いエリア

Photo by Denny Ryanto on Unsplash

海南島の一部のエリアではスリの被害やトラブルに巻き込まれる可能性が高くなるため、できる限り近付かず、気を緩めずに行動するようにしましょう。

注意が必要な観光スポット

酒吧一条街

酒吧一条街は三亜市の繁華街にあるクラブ、バーが多く立ち並ぶ通りです。夜中でも多くの外国人を含む観光客で賑わっています。また、スリ・窃盗などの犯罪や酔っ払いのトラブルも起きています。単独行動はせず、楽しむ場合も節度を守った行動をとりましょう。

海南島の治安が良いエリア

海南島の治安が良いエリア

Photo by Eriksson Luo on Unsplash

海南島は基本的には治安の良い観光地です。中でも特にオススメの場所を紹介します。

おすすめの宿泊エリア

三亜市のビーチエリア

三亜市は海南島の最南端に位置しています。三亜湾、大東海、亜龍湾という美しいビーチエリアがあり、そのビーチ沿いには多くの外資系のホテルなどが建ち並んでいます。

おすすめポイント

有名な外資系ホテルはセキュリティも高く、ホテル内施設も充実しているので家族旅行の利用にもぴったりです。

海口市

海口市は海南省の省都です。政治経済・文化の中心地でもある美蘭区、海口湾の海岸線沿いのエリアにホテルが多く集まっています。観光スポットへのアクセスも良く、スタイリッシュな旅行にぴったりのエリアです。

おすすめポイント

七仙嶺、興隆、博鳌というエリアは温泉があるホテルも多くあり、温泉に入り、アロマテラピーやマッサージなどで心も身体もゆっくり休ませることができます。またゴルフ場も近くにあります。

治安が良い観光スポット

亜龍湾

亜龍湾は、中国で一番美しいと言われているビーチです。エメラルドグリーンの美しい澄んだ海と白い砂浜が広がっており、「中国のハワイ」と言われる海南島を体感できる場所です。

年間平均海水温が約22℃~25℃と一年中温かく、ダイビングやシュノーケリングで美しい珊瑚礁を見たり、バナナボートや水上バイクなどを楽しんだりすることもできます。

海口騎楼老街

海口騎楼老街は海口市の中心部にある人気の観光スポットです。レトロな雰囲気を残すヨーロッパとアジアが混合した彫刻や装飾の美しい建物が街道の両側に建ち並んでいます。

カフェやレストラン、お土産物屋などのお店が揃っています。ゆっくりと散策、買い物を楽しむことができるでしょう。

その他の観光スポットについては「海南島の魅力とオススメ観光スポット5選【中国旅行ガイド】」をご覧ください。

海南島旅行の防犯対策

海南島旅行の防犯対策

Photo by Cheesum Hoo on Unsplash

海南島旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1:金品を持ち歩かない

スリや窃盗をはたらく犯罪者は、高級品を身に着けていたり、現金を多く持ち歩いている観光客を狙っています。
スリや窃盗の被害に遭う可能性に備えて、外出時は最低限の現金のみを携帯し、高価な品物は極力身につけないようにしましょう。

防犯対策2:目立つ格好や大きな声で話さない

中国では、日本人観光客はお金を持っていると思われるため、スリや窃盗犯に狙われやすくなります。また、中国人の中には日本人の言動に敏感な人も少なくないため、トラブルを避けるためには節度を持った行動が求められます。

注意ポイント

必要以上に日本語で大きな声で話したり、目立つ格好をしたりしないように注意しましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by micahel biney on Unsplash

海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測がつかないため、パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失してしまった場合は、まず公安局に出向き、パスポート紛失証明を発行してもらう必要があります。その後に領事館に連絡します。

パスポートの再発行が帰国までに間に合わない場合は、「帰国のための渡航書」の発給を受けて帰国することが可能です。詳しくは在広州日本国総領事館の「パスポートの紛失(盗難)の届出」をご確認ください。

〈必要なもの〉
  • 護照報失証明(パスポート紛失証明)
  • パスポート用写真2枚
  • 大使館窓口にある書類 「紛失一般旅券等届出書」「渡航書発給申請書」
  • 身元を確認できる書類(日本の運転免許証等)
  • 日本国籍があることを確認できる書類(本籍地の入った住民票等)
  • 手数料

交通事故

中国では緊急時に警察を呼ぶ場合は「110」、救急車の場合は「120」、消防車の場合は「119」、交通事故の通報は「122」に電話をします。

一言メモ

中国の救急車は乗車が有料で、料金は先払い制となっています。料金を払えないと、乗車を拒否されることもあります。状況に応じて、自力でなんとか動ける場合などは、タクシーで病院へ行くほうがスピーディかもしれません。

ケガや体調不良

海南島には、日本語対応可能な病院は現時点で残念ながらありません。万が一のために、海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。保険会社によって病院の紹介から通訳、支払代行、搬送支援など色々なサービスを提供しています。

三亜市人民病院
エリア三亜市
住所三亜市天涯区解放路558号
電話番号+86-898-8827-3806
ウェブサイトhttp://www.syhospital.com/
海南省人民病院
エリア海口市
住所海口市秀英区秀华路19号
電話番号+86-898-6866-5097
ウェブサイトなし

海南島の緊急連絡先リスト

中国の警察、消防、救急等の緊急連絡先は以下です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。

緊急連絡先電話番号
警察110
消防119
救急120
交通事故122
在広州日本国総領事館+86-20-8334-3009(代表)
+86-20-8501-5001(査証)

在広州日本国総領事館について

在広州日本国総領事館では、旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしてくれます。

基本情報
名称在広州日本国総領事館
住所広州市環市東路368号花園大厦
電話番号+86-20-8334-3009(代表)
+86-20-8501-5001(査証)
ウェブサイトhttps://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp

海南島旅行の治安まとめ

海南島旅行の治安まとめ

Photo by Yaosheng Zheng on Unsplash

海南島を楽しむためにはトラブルに巻き込まれないことが大切です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を満喫しましょう。

おすすめの防犯グッズ
  1. ポケットWiFi
    ポケットWiFiを持っていれば、外出先で道に迷ったときや、事故に巻き込まれた際に安心です。中国はインターネット規制が厳しいため、VPN付きのものを利用することをおすすめします。
  2. セキュリティポーチ
    服の下やズボンの下などに貴重品を隠すことができるポーチです。携行が義務づけられているパスポートを入れて盗まれないように服の下に隠したり、クレジットカードや現金などを入れておき、カバンと分離させたりしておくのに便利です。
  3. 南京錠
    荷物に南京錠をつけておけば、簡単には荷物を盗まれにくくなります、また、ファスナーなどの「わざと見える位置」に付けることで防犯意識の高い人と認識され、スリ犯などにそもそも狙われにくくなるという効果もあります。

外務省海外安全情報「たびレジ」

たびレジ」は外務省が運営する渡航先安全情報配信サービスです。事前に渡航先と渡航期間、氏名などを登録することで現地の最新安全情報を受け取れます。また、トラブルに巻き込まれた際のサポートがよりスムーズになります。現在、「たびレジ」は公式サイトとアプリがあります。

外務省海外安全アプリ

海南島の治安まとめ

「中国のハワイ」とも呼ばれ、リゾート化計画による急速な開発でその知名度を上げ、多くの観光客が訪れている海南島。中国の他エリアと比較して治安は非常に良好ですが、海外にいるということを忘れずに行動するようにしてくださいね。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しい旅行になることを願っています。その他、中国南部の大都市、広州についての治安も「広州の治安【中国旅行でトラブルに遭わない方法】」でご紹介しています。

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