イロイロの魅力とオススメ観光スポット5選【フィリピン旅行ガイド】

Photo by Ariane Joy Cacay on Unsplash

「フィリピンにあるイロイロがどんな都市なのか知りたい！」
「イロイロ旅行のベストシーズンはいつ？」F
「イロイロのおすすめ観光スポットってある？」

と、イロイロ観光の計画でどこに行くか悩んでいませんか？
本記事では、イロイロの魅力とおすすめの観光スポットを紹介します。

イロイロってどんなところ

Photo by Ivan Torres on Unsplash

フィリピンで9番目に人口の多い都市であるイロイロについて紹介します。

イロイロとは

イロイロは、フィリピン中部「パナイ島」の南岸にある、西ヴィサヤ地方の中心都市です。西ヴィサヤ地域では最も古い歴史を持ち、政治・経済の中心地としても発展しています。マニラやセブといった都市と比べると落ち着いた、ゆったりとした雰囲気のある都市です。

イロイロの魅力

美しい歴史的建造物

スペイン統治時代の教会や20世紀前半のコロニアル建築が良い状態で残っており、世界遺産に登録されているものもあります。白や青、黄色、ピンクの色鮮やかな外壁をもつ建物が、当時のまま街にとけこんで残されています。

治安・雰囲気の良さ

マニラなどの大都市に比べて治安が良く、世界的データベース「Numbeo Safety Index 2019」で東南アジアで最も安全な都市トップ10に選定されたこともあります。また、「City of Love」（愛の街）という愛称もあるほど、イロイロの人々は穏やかで優しさにあふれています。街全体がまだあまり観光地化されておらず、穏やかな空気が流れています。

他の都市との違い

フィリピンの他の都市と比べてまだ観光地化されておらず、穏やかで治安の良い街です。また、美しい教会などの歴史的建造物などを巡ったりアクティビティを楽しんだりと、のんびりとした時間を過ごすことのできる街となっています。

イロイロまでのアクセス方法

Photo by Leif Donayre on Unsplash

日本からのアクセス方法と観光の移動手段を紹介します。

日本からイロイロへのアクセス方法

日本からイロイロのイロイロ国際空港へは、直行便は出ていません。マニラのニノイ・アキノ国際空港を経由するのが一般的な行き方です。マニラへは、成田、羽田、関西国際、中部国際（セントレア）、福岡から直行便が出ており、約4時間半で到着します。そこからイロイロ国際空港へは約1時間です。

イロイロ国際空港からイロイロ市街地までのアクセス

イロイロ国際空港からイロイロ市街地へは、タクシーで約40分です。ノンストップで目的地まで行くP2Pバス（＝Point to Point）も利用でき、大型ショッピングモール「SMシティ」までのバスの場合、約30分で行くことができます。また、滞在するホテルが送迎サービスを行っている場合は利用すると便利です。

イロイロ内の移動手段

イロイロ内の移動は、タクシーが一番便利です。必ずメーターが起動しているか確認してから乗り込むようにしましょう。配車サービス「Grab」もイロイロで利用可能です。
また、ジプニーというジープを改造した乗合のバスもフィリピンならではの乗り物。ジプニーが来たら手をあげて乗車し、料金は乗車中か降車時に支払います。

イロイロの治安は大丈夫？

Photo by Wabi Jayme on Unsplash

旅行に役立つイロイロの治安と注意点を紹介します。

イロイロの治安について

地方都市であるイロイロはマニラなどの大都市に比べて治安が良く、安全な街と言われています。ホームレス、ストリートチルドレンを見かけることもほとんどありません。

イロイロ旅行の注意点

スリ、ひったくり

治安の比較的に良いイロイロでも気をつけなければならないのは、スリです。財布はもちろんのこと、スマートフォンにも気を付ける必要があります。特にiPhoneは東南アジアでは高級なものとなっており、スリの被害が後を絶ちません。スマホで写真を撮影している隙にひったくられることもあります。周りに注意しながら写真を撮る、歩きスマホをしない、ポケットに入れないなどを徹底してください。

野良犬

イロイロを含めフィリピンには多くの野良犬がおり、噛まれたり引っかかれたりすると狂犬病になってしまう危険性があります。野良犬には近づいたり触ったりしないようにしてください。

フィリピンの詳しい治安について知りたい方は「フィリピンの治安を大解説【フィリピン旅行でトラブルに巻き込まれないために】」の記事で解説しているので、ぜひご覧下さい。

イロイロの気候とベストシーズン

Photo by Cholo Rosales on Unsplash

イロイロの気候とベストシーズン、服装を紹介します。

イロイロの気候

イロイロは熱帯モンスーン型の気候で、年間を通して気温・湿度が高いのが特徴です。季節は乾季（12〜4月）と雨季（5〜11月）に分かれます。年間での気温差はほとんどなく、平均最高気温は約30℃、平均最低気温は25℃前後と一年中温暖な気候です。

イロイロ旅行のベストシーズン

イロイロの観光ベストシーズンは、乾季にあたる1～3月です。乾季の始まりである12月はまだ雨が降ることも多く、また乾季の終わりの4月は一年で最も暑い時期となるため、乾季の中旬頃がおすすめです。

イロイロ旅行の服装

日本の夏と同じような服装で問題ありません。ただ、フィリピンの建物や公共施設は冷房が強く肌寒く感じることも多いため、薄手のカーディガンなどの羽織るものが1枚あると良いでしょう。また雨が降る季節に旅行する場合は、折りたたみ傘を持参することをおすすめします。

日差しも非常に強いので、帽子やサングラス、日焼け止めなどの紫外線対策グッズも持って行くようにしましょう。

フィリピンの天気について知りたい方は「フィリピンの天気・気温・服装【エリアの特徴とベストシーズンを大解説】」の記事で解説してるので、ぜひご覧下さい。

イロイロのおすすめ観光スポット

Photo by Jvn Mangyao on Unsplash

イロイロのおすすめ観光スポットを紹介します。

イロイロの観光スポット1：ガリンファーム

ガリンファームは農場でありながら、キリスト教の巡礼地でもある観光スポットです。480段ある階段を登った先に広がるのは、一面真っ白の景色。大きな十字架やキリスト像、白い天使の彫像が立ち並び、まるで天国のようだと言われています。最後の晩餐やキリストの磔刑など、聖書のさまざまな場面が表されています。

基本情報

イロイロの観光スポット2：ミアガオ教会

ミアガオ教会は18世紀のスペイン統治自体に建てられたこのローマ・カトリック教会で、世界文化遺産にも登録されています。バロック様式にフィリピンの伝統的な要素を融合させた他に類を見ない美しい教会で、外観にはサンゴ礁や石灰岩などが使われ、左右の鐘楼の形が異なる独特な建築様式となっています。

基本情報

イロイロの観光スポット3：イロイロ博物館

1971年に開館したイロイロ博物館は、小規模ながらフィリピンでもっとも重要な博物館の1つで、見ごたえのある展示が充実しています。石器時代に作られた陶器や工芸品、スペイン統治時代を経て旧日本軍が残した太平洋戦争の遺留品など、幅広い年代の展示物があり、歴史を感じることができます。

基本情報

イロイロの観光スポット4：モロ・マンション

モロ・マンションは1920年代に建てられた洋館の邸宅で、白亜の壁と繊細な装飾、そして広々としたバルコニーや階段、屋根からは建てられた当時の豪華さが感じられます。裁判所判事の家族や元イロイロ市知事が暮らしたのち、しばらくは廃墟となっていましたが、修復された今では1階にはお土産屋さんなどのさまざまなお店も入っています。

基本情報

イロイロの観光スポット5：モロ教会

モロ教会は1831年、スペイン統治時代に建てられた教会で、イロイロ市で最も賑わうモロ広場に隣接しています。ゴシック様式の美しい建物で、サンゴ礁と石灰岩でできた白い壁と赤い屋根の尖塔が特徴的です。内部はとても広く、聖アンナ像をはじめ、通路の柱に16人の女性聖人像が並び「聖アンナ教会」とも呼ばれています。

基本情報

フィリピン・イロイロ旅行まとめ

Photo by Jvn Mangyao on Unsplash

イロイロがおすすめの理由とおすすめの過ごし方を紹介します。

イロイロがおすすめの理由

日本から近く、海外旅行初心者でも安心

イロイロは成田空港からはマニラまで約4時間半、そこからイロイロまで約1時間と比較的アクセス良く行くことができます。時差も1時間のみ。穏やかな雰囲気で人々もおおらかで優しく、海外旅行初心者の方でも安心して行くことのできる街です。

美しい建造物

スペイン統治時代の教会や20世紀前半のコロニアル建築など、当時の雰囲気を感じることのできる歴史的建造物が良い状態で数多く残っています。日本ではなかなか見ることのできない美しい教会や色鮮やかな外壁をもつ建物などを、多くの観光客が巡礼しています。

ローカルグルメの魅力

イロイロは美食の街としても知られています。特に名物料理「ラパズバッチョイ（La Paz Batchoy）」は、地元のラーメンのような存在で、濃厚なスープと具材の組み合わせが絶品です。また、新鮮な魚介類を使った料理や、フィリピン風バーベキューなど、多彩なグルメを楽しむことができます。食を通じてイロイロの文化に触れるのも旅の醍醐味です。

イロイロでのおすすめの過ごし方

古き良き街並みを散策

歴史的建造物が点在するイロイロシティを歩いて散策するのがおすすめです。「ミアガオ教会（Miagao Church）」や「ハロ教会（Jaro Cathedral）」など、スペイン統治時代の名残を感じる教会を巡りながら、写真撮影やその場の雰囲気を楽しむことができます。

グアイマラス島への小旅行

イロイロのすぐ近くにあるグアイマラス島（Guimaras Island）は、マンゴーの生産地として有名で、新鮮で甘いマンゴーを堪能できます。また、美しいビーチや自然豊かな風景が広がるこの島は、日帰り旅行にぴったりです。

地元マーケットでショッピング

イロイロのマーケットでは、手工芸品やお土産品が豊富に揃っています。特に地元で作られたバスケットやアクセサリーは、日本では手に入りにくいユニークなアイテムとして人気です。また、新鮮なフルーツや地元のスナックを試すのも楽しい体験です。

フィリピンWiFiレンタルのご案内

フィリピンWiFiレンタル5G無制限

ウィンターキャンペーン特別価格

通常価格 2,650円

2,120円/日

このプランで申し込む

フィリピンWiFiレンタル500MB

ウィンターキャンペーン特別価格

通常価格 1,050円

840円/日

このプランで申し込む

フィリピンWiFiレンタル4G無制限

ウィンターキャンペーン特別価格

通常価格 1,300円

1,040円/日

このプランで申し込む

フィリピンWiFi
について詳しく知る