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イタリアの世界遺産5つ&アクセス方法を紹介【元イタリア在住者が紹介】
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「イタリアにあるおすすめの世界遺産について知りたい!」
「おすすめ世界遺産へのアクセス方法は?」
「各世界遺産を訪れるベストシーズンはいつ?」
と、イタリア観光の計画でどこの世界遺産に行くか悩んでいませんか?
本記事では、イタリアでおすすめの世界遺産5つについてその魅力を紹介します。
本記事でわかること
- イタリアの基本情報
- イタリアの世界遺産の魅力とおすすめポイント
- 世界遺産へのアクセスやベストシーズン
目次
イタリアってどんなところ
Photo by Harold Wainwright on Unsplash
南ヨーロッパに位置し、長靴のように細長い形をしていることで知られているイタリアは世界で一番多くの世界遺産がある国として有名です。その中でも特におすすめのイタリアの世界遺産について説明します。
イタリアとは
イタリアは南北に長いアペニン半島とシチリア島やサルディーニャ島を含むいくつかの小島で構成されています。その総面積は日本の約80%で日本より少し小さい国土面積です。
特徴的なのはイタリア国土内にバチカンとサンマリノの独立国が2つ存在していることです。
イタリアの基本情報
名称 | イタリア |
首都 | ローマ |
通貨 | ユーロ(€)欧州連合の加盟国 |
言葉 | イタリア語 |
宗教 | キリスト教が90%(内80%がカトリック教徒) 東方/オリエント正教 5% プロテスタント 1% |
日本との時差 | サマータイムあり(冬時間 -8時間、夏時間 -7時間) ※3月最終日曜日から10月最終日曜日まで |
チップ | 約10%~20% |
イタリアの魅力
古代ヨーロッパの文化と芸術を巡る
現在イタリアには60の世界遺産が登録されており、その数は世界最多です。古い歴史が物語る文化と芸術であふれているイタリアの街を散策すれば中世ヨーロッパにタイムスリップしたような気分になるでしょう。
古代ローマ人の芸術性の高さを実際に見ることができるイタリアは、まさに芸術の都です。
本場イタリアの味を満喫
一口にイタリア料理といっても訪れる地域でその味は千差万別。季節の味を大切にするイタリア料理は訪れる時期によってその味も変わります。
イタリアン料理からイタリアンワイン、コーヒー、スイーツに至るまで、是非日本では味わえない本場イタリアの味を探しに出かけてみましょう。
イタリアでショッピングを楽しむ
イタリア有名ブランドの洋服から無名ブランドまで、ポップな色使いや斬新なデザインが特徴のイタリアンファッションは見ているだけでも楽しくなります。
週末は各地でアンティークマーケットも開催されているため、お宝の一品を見つけることもできるかもしれません。オフシーズンになる冬のイタリアでは各地でセールが始まるため、お目当ての商品をお買い得に購入できるチャンスです。
イタリアのお店では買い物をしなくても必ず入店時には「チャオ(こんにちは)」、お店を去る時には「グラツェ(ありがとう)」とあいさつしましょう。
イタリアの観光スポットについて知りたい方は「イタリア旅行のおすすめ4都市とイタリア在住者が選ぶ観光スポット10選」の記事をご覧ください。
イタリアの治安は大丈夫?
Photo by Dan Novac on Unsplash
イタリアの治安と注意点を紹介します。
イタリアの治安について
日本の治安から比べればよいとは言えませんが、テロや重犯罪に巻き込まれる確率は低いと言えるでしょう。注意を払わなければいけないのは、スリ、置き引き、詐欺、ぼったくり、車上荒らしなどの軽犯罪です。特に観光客は狙われることが多いため、常に自分の持ち物には注意を払ってください。
コロナ禍以降ほとんどの場所ではキャッシュレス対応がなされているため、多くのイタリア人は現金を持ち歩く事は多くありませんが、観光客は現金を持ち合わせていると思われているため被害に遭いやすくなっています。
スリは女性、子供、集団で近づいてくることが多いため、人が近距離で近づいてきた場合には子供であってもすぐに離れるようにしてください。
イタリア旅行の注意点
道や交通機関内
旅行中の安全対策としては、まず人通りの少ない道や薄暗い場所を避けることが大切です。荷物は常に自分の目の届く位置に置き、ファスナー付きのバックを使うと安心です。
また、知らない人との関わりを避けるために、道や時間を聞かれても答えない方が良いでしょう。安全を第一に、楽しい旅行を心がけてください。
観光地では、強引にミサンガを売りつけてくる人に注意し、安易に手を出さないようにしましょう。
レストラン
イタリアでは、レストランに入るとテーブルチャージがかかるのが一般的です。そのため、メニューを確認する際にはテーブルチャージの料金もチェックすることが重要です。
通常は€2~3程度ですが、もし法外な料金を請求された場合は、すぐに警察を呼ぶか、支払った後に通報することを考えましょう。また、お金を支払う前には、必ず請求内容を確認することをお忘れなくいようにしましょう。
レンタカーをする場合
話しかけられて「車がパンクしている」と言われても、車のロックを解除したり、窓を開けたりしないことが大切です。また、走行中に事故に見せかけて車を叩かれ、壊れていたサイドミラーを理由に接触事故だと主張するケースもあります。
このような場合は、警察を呼ぶか、停止せずに走り去ることをおすすめします。安全第一を心がけて行動しましょう。
事件に巻き込まれたり被害にあってしまったりした場合の連絡先
緊急連絡先 | 電話番号 |
---|---|
国家憲兵・郡警察 | ダイヤル「112」 |
国家警察 | ダイヤル「113」 |
救急車 | ダイヤル「112」「118」 |
消防署 | ダイヤル「112」「115」 |
在イタリア日本大使館 | Tel. (+39) 06 487 991 |
日本総領事館(ミラノ) | Tel. (+39) 02.6241141 |
イタリアの治安について詳しく知りたい方は「イタリアの治安と注意点【イタリア旅行でトラブルに巻き込まれないために】」の記事をご覧ください。
イタリアの気候とベストシーズン
Photo by alexey turenkov on Unsplash
イタリアの気候とベストシーズンを紹介します。
イタリアの気候
イタリアは日本と同じように南北に細長い地形をしていますので、北部、中部、南部では気候の特徴が異なります。少し日本より緯度が高いイタリアはサマータイム(3月最後の日曜日から10月最後の日曜日まで)を採用しており、夏季は日照時間が長く夜9時頃まで日が落ちることがありません。また冬季の間は逆に日照時間が短くなるため、観光地の営業時間が短縮されることに注意しましょう。
地中海性気候のイタリアは日本と同等に四季がありますが、日本のような梅雨はありません。1年を通じて日本のように湿度が高くなることがないため、気温が高い夏でも過ごしやすく、夜間になると肌寒さを感じることもあります。
イタリアを旅行する際は、北部、中部、南部それぞれの地域の気候の特徴を理解して、適切な旅の準備を整えましょう。
イタリア旅行のベストシーズン
旅行の目的にもよりますが、観光地を巡るのであれば過ごしやすい春(3月~5月)や秋(9月~11月)がおすすめです。特にトリュフ、ポルチーニなどの季節の味覚をイタリアワインでたのしみたい方はその季節に訪れることで本場イタリアグルメを堪能できます。オフシーズンの冬は各地でバーゲンセールが行われているので、ショッピングを楽しみたい方にはお勧めの時期です。
1年を通じていろいろな楽しみ方ができるイタリアはいつの季節も楽しみが満載です。
イタリアおすすめの世界遺産5つ
Photo by Vlad Namashko on Unsplash
イタリアは世界一世界遺産の多く国ですが、その中でも是非一度は訪れたい世界遺産を5つ紹介します。
イタリアの世界遺産1:コロッセオ(ローマ)
コロッセオはローマ帝政期西暦80年に建設された円形闘技場で、当時はフラウィウス円形闘技場と呼ばれていました。収容人数は5万人で、当時の身分階級によって階段式に観客席が区別されていたのは当時を知る貴重な遺産です。
中央部分のアリーナの地下には猛獣が入れられていた檻や剣闘士が待機していたとされる場所があり、見学することができます。
基本情報
名称 | コロッセオ(Colosseo) |
---|---|
住所 | Piazza del Colosseo 1, Roma |
エリア | 市内中心部 |
アクセス | 地下鉄B線コロッセオ駅から徒歩3分 |
定休日 | 1月1日、12月25日 |
営業時間 | 9:00~16:30(1月2日~2月28日)※季節によって異なります。 |
入場料 | €18 ~ |
イタリアの世界遺産2:最後の晩餐(ミラノ)
イタリアのルネッサンスを代表する芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチがサンタ・マリア・デッレ・グラッツェエ修道院の食堂の壁面に描いたイエス・キリストと12使徒による「最後の晩餐」はレオナルド・ダ・ヴィンチが残した数少ない完成品です。見学には予約が必要ですがもし予約が取れなかった場合は割高ですが旅行会社のツアーに申し込むとよいでしょう。
この壁画は乾いた漆喰にテンペラを利用して1495年~1989年に描かれたもので、絵画の損傷も激しく今後の保存が課題となっている世界遺産です。
基本情報
名称 | レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院 |
---|---|
住所 | Piazza Santa Maria delle Grazie, 2 MILANO |
エリア | 市内中心部 |
アクセス | 地下鉄1号線/2号線 カドルナ(CADORNA)駅から徒歩10分 |
定休日 | 月曜日、1月1日、12月25日 |
営業時間 | 8:15~19:00(最終入場18:45) |
入場料 | €15(25歳以上) €2(18歳~25歳未満) 18歳未満無料 |
イタリアの世界遺産2:ヴェネツィアとその潟(ヴェネツィア)
ヴェネツィアとその潟は、ユネスコ世界文化遺産の登録基準6項目すべてを満たしている、非常に貴重な世界遺産のひとつです。その歴史的価値は非常に高く評価されています。イタリア北東部に位置するヴェネツィアは、7世紀末から1797年までの千年以上にわたり共和国として存続し、東地中海貿易によって繁栄しました。
5世紀にゲルマン族の侵入を阻むためにアドリア海の湿地に大量の杭を打って築かれた118もの島々はすべて橋でつながれており、それらの島々を裏返すと大きな森ができると言われるほど無数の丸太が打ち込まれています。現在でもムラノ島のベネチアングラスやブラーノ島のレースはとても高価なヴェネツィア工芸品として製造され続けています。
貿易港として栄えたヴェネツィアには貴重なビザンチン様式の建築物や多くの画家たちによる芸術作品が保存されています。
基本情報
名称 | ヴェネツィアとその潟(Venezia e la sua Laguna) |
---|---|
住所 | 30100 Venezia VE |
エリア | ヴェネツィア |
アクセス | マルコ・ポーロ空港から水上バスまたはローマ広場から水上バスで島々へ移動 ミラノからヴェネツィアまで高速列車で2時間半 ローマからヴェネツィアまで高速列車で約4時間 |
入場料 | 一人につき€5の入島税がかかります。 |
イタリアの世界遺産4:ピサの斜塔(ピサ)
ピサの斜塔は大聖堂の鐘楼として建築家であるボナンノ・ピサーノによって1173年から建設が始まり119年の年月をかけ完成した大理石の塔です。建設当時から地盤沈下により傾きはじめ、修正が施されたものの傾いたまま完成に至りました。その後も傾き続けたため、大規模工事が行われ2001年に一般公開が再開されましたが、一日の入場者数が制限されています。
内部の階段を上り屋上まで行くと天気のいい日にはピサの街並みを一望することができます。
基本情報
名称 | ピサの大聖堂(Piazza del Duomo, Pisa) |
---|---|
住所 | Prinsengracht 281, 1016 GW Amsterdam |
エリア | ピサドォーモ広場 |
アクセス | ピサ中央駅からドォーモ広場行バスで約10分 LAM rossa または4番バスで約10分 フィレンツェからピサ中央駅まで高速列車で約50分 |
定休日 | なし |
営業時間 | 9:00~ |
入場料 | €20 |
イタリアの世界遺産5:フィレンツェ歴史地区 (フィレンツェ)
現在トスカーナ州の州都であるフィレンツェは12世紀頃から金融業および毛織物業で栄え、フィレンツェ共和国としてトスカーナの全域をその支配下に置いていました。特に銀行業で成功したメディチ家よって15世紀以降文化都市へと変貌を遂げてゆきます。メディチ家の擁護の下、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェッリなどの偉大な芸術家によりフィレンツェはルネッサンス文化の発祥の地としてイタリアから西ヨーロッパに至り大きな影響を及ぼしました。
中世の偉大な芸術家の残した芸術作品を街のいたるところで目にすることができ、まるで街中すべてが美術館のようなフィレンツェ歴史地区には魅力が一杯です。
基本情報
名称 | フィレンツェ歴史地区 |
---|---|
住所 | トスカーナ州、フィレンツェ県 |
エリア | 市内中心部 |
アクセス | ペレトラ空港からトラム、バス、タクシーで約20分 ミラノから電車で約3時間 ローマから電車で約1時間半 |
入場料 | なし |
イタリア世界遺産のまとめ
Photo by Fernando Mola-Davis on Unsplash
世界一の世界遺産登録数を誇るイタリアですが、現在のイタリア共和国となったのは19世紀で、国家としてはまだ歴史の浅い国です。但し、イタリアの多くの都市は都市ごとに独立国家として何世紀にもわたり存続しており、独自の文化や歴史を築きあげてきました。そのため、どの都市も個性が強く、まるで違う国を旅しているような感覚さえ覚えます。
イタリア世界遺産のまとめ
中世のイタリア人への思いを巡らせながら何千年もの昔のイタリア人が歩いた街を散策し、各地の歴史、文化、芸術にふれてみましょう。皆様の楽しいイタリアの世界遺産の旅の参考にしていただければ幸いです。また、イタリアの移動手段について知りたい方は「イタリア移動手段ガイド!【イタリア旅行前に交通機関をチェック】」の記事をご覧ください。
イタリアに行った際に使えるWiFi情報については「イタリアWiFiどれにする?おすすめ・WiFiスポット・レンタル!」の記事をご覧ください。
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