ジャカルタの治安2024年版【インドネシア旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

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「ジャカルタ旅行を検討しているけど、治安は大丈夫？」
「初めてのジャカルタ旅行で気をつけることは？」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい？」

と、ジャカルタ旅行の不安な点はありませんか？
本記事ではジャカルタの治安についてお答えします。

ジャカルタの治安について

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ジャカルタはインドネシアの首都で、経済成長を続ける一方、所得差が大きく、貧困層や失業者も多いことから、治安に関する懸念があります。海外安全ホームページによるとジャカルタの危険レベルは「レベル1：十分注意してください」となっています。人が多く都会的な反面、失業者も多く、外国人旅行者を狙ったスリやひったくり、置き引き、詐欺などの軽犯罪の発生件数は少なくありません。

デモやストライキについて

インドネシアでは、政治、宗教、人種、労働、社会問題等を起因とする大小様々なデモ活動が発生しています。地図アプリや外務省の「海外安全ホームページ」で最新の情報を入手し、危険な地域を避け、集会やデモには近づかないようにしてください。万が一遭遇してしまった場合は、速やかにその場から退避するようにしましょう。

交通事情・事故について

ジャカルタは世界一交通渋滞が激しいと言われるほど、慢性的に交通渋滞が発生しています。 朝夕は特に激しく渋滞するので、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。

どの道も交通量が非常に多いです。自動車だけでなく、二輪車やバジャイと呼ばれる三輪バイク、さらには歩行者も多く行き交っています。日本との比較では、交通のモラルはやや低いと感じられるかもしれません。特に車道の脇を歩行する際や道路を横断する際は、その危険性を理解して、十分な注意が必要です。

ジャカルタ在住者の一言

ジャカルタの治安は東南アジアの中では決して悪くなく、恐れすぎることはありません。ただ、夜の人通りのない道や混雑時の公共交通機関などでは、スリやひったくりの被害に遭いやすくなります。身の回りの物には細心の注意を払うようにしてください。

ジャカルタ旅行の注意点

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ジャカルタ旅行の注意点を4つ紹介します。

注意点1：飲料水

インドネシアで気を付けなくてはならないことの一つが、飲料水を飲んでお腹を壊してしまうことです。過度に神経質になる必要はありませんが、最低限注意すべき点は抑えておきましょう。コンビニなどで売られているペットボトルのミネラルウォーターを常に持っておくようにしましょう。

注意点2：左手

インドネシアでは左手は「不浄の手」とされています。現地の方とお金や物を受け渡しする時は右手を使うようにしましょう。握手など、他の人に触れる際も同じです。

注意点3：服装

インドネシアでは90%弱の人がイスラム教徒なので、ジャカルタにもモスクが建っています。観光客も中に入ることができる人気のスポットですが、訪れる際には服装に配慮しましょう。露出が多い服装や、半袖やハーフパンツ、サンダルでは入場することはできません。

ジャカルタの治安が悪いエリア

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ジャカルタの一部のエリアではスリやひったくり、またデモなどが起きることがあるため、旅行中は細心の注意を払うようにしましょう。

注意が必要な観光スポット

コタ地区

コタ地区は、ジャカルタ北部にある中華系インドネシア人が多く暮らすエリアです。ファタヒラ広場、歴史博物館、中国寺院や市場などの観光スポットがありますが、一方でナイトクラブや売春宿などもあります。特に夜間は行かないようにしましょう。

ブロックM

ブロックMはジャカルタ南部のムラワイ通りにあるエリアです。日本人街とも言われ、和食レストランやカラオケなどが多く集まっています。日本人として足を運びたくなりますが、歓楽街として旅行者を狙ったスリやぼったくりが横行しているため近付かない方が良いでしょう。

モナス（独立記念塔）周辺

モナス（独立記念塔）周辺は、ジャカルタ中心部のシンボル的な場所です。普段は市民の憩いの場で、周辺には高級ショッピングモールなどがあり危険を感じられない場所です。ただ、政治家に対するデモや、労働団体のデモや集会がよく行われる場所でもあります。

デモ情報は外務省「海外安全ホームページ」でチェックできるので、デモ実施時には、このエリアに近づかないようにしましょう。

ジャカルタの治安が良いエリア

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ジャカルタには一部犯罪が起きる可能性がある場所も確かに存在します。しかし、治安状況は近年次第に良くなってきており、殺人事件等の凶悪犯罪は少ないです。ただし、繁華街や観光名所では外国人観光客を狙ったスリや盗難の報告があるため、注意が必要です。ここからは観光客におすすめの安全な場所を紹介します。

おすすめの宿泊エリア

タムリン・スディルマンエリア

タムリン・スディルマンエリアはジャカルタのビジネス中心地であり、多くのオフィス街が集まっています。そのため、治安が良くアクセスも非常に便利なエリアとなっています。特に、グランドインドネシア、プラザインドネシア、サリナデパートなどの高級ショッピングモールがこのエリアに点在しており、ショッピングやお土産の購入にも大変便利です。さらに、近くにはレストランやスーパーマーケットも多く、滞在中の食事や買い物にも困りません。

モナス（独立記念塔）周辺

モナス（独立記念塔）はジャカルタ中心部に位置しており、デモが起きやすいエリアではありますが、観光やビジネスの拠点として非常に人気があります。ジャカルタの象徴的なエリアで、ジャカルタ大聖堂やイスティクラル・モスクもこのエリアに集まっています。

治安が良い観光スポット

ジャカルタ大聖堂

ジャカルタ大聖堂は、ジャカルタ中心部にあるローマカトリック大聖堂です。オランダ統治時代の1901年に設立されました。中では祈りを捧げる人も多くいて、ジャカルタとは思えないほどの静かな時間が流れています。

タマンミニ・インドネシア・インダー

タマンミニ・インドネシア・インダーは、インドネシアの大小の島と、約300もの民族の生活や文化を楽しく学ぶことができるテーマパークです。

150ヘクタールもある広大な敷地の中には、博物館や動物園、レストラン、ホテルなどの施設が入っています。家族連れも多く、安心して観光を楽しむことができます。

その他の観光スポットについては「ジャカルタの魅力とおすすめ観光スポット5選【リピーターが厳選】」をご覧ください。

ジャカルタ旅行の防犯対策

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ジャカルタ旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1：現金を大量に持ち歩かない

スリや窃盗を行う犯罪者は、現金を多く持っている観光客を狙っています。
万が一、スリや窃盗の被害にあった時のためにも、最低限の現金のみ持ち歩き、できるだけ分散させておきましょう。貴重品もできるだけ持ち歩かないようにしましょう。

防犯対策2：荷物から目を離さない

持ち物からは常に目を離さないようにしましょう。飲食店などでは必ず視界に入るところに荷物を置く、ポケットに財布などを入れない、歩道を歩く際は道路側に荷物を持たない、など細心の注意を払うことが必要です。

防犯対策3：外務省のサイトをチェックする

デモ、ストライキなどの最新の情報を確認することができます。こまめにチェックするようにして、デモが起こるエリアには近づかないようにしましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by Muhammad Aziz Ali Mutia on Unsplash

海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測がつかないため、パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失してしまった場合は、まず警察署に出向き、紛失・盗難届出証明書を発行してもらう必要があります。その後に大使館に連絡します。

パスポートの再発行が帰国までに間に合わない場合は、「帰国のための渡航書」の発給を受けて帰国することが可能です。詳しくは在インドネシア日本国大使館の「旅券を紛失又は盗難にあった場合の手続」をご確認ください。

交通事故

インドネシアでは緊急時に警察を呼ぶ場合は「110」もしくは「112」、救急車の場合は「118」もしくは「119」、消防車の場合は「113」に電話をします。

万が一、事件や事故に巻き込まれた場合のために、海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。保険会社によっては通訳のサービスを提供しているところもあります。

ケガや体調不良

ジャカルタには日本語対応可能な病院がいくつかあります。言語に不安がある場合は、下記の病院に連絡してみましょう。

共愛メディカルサービス

タケノコ診療所

ジャカルタの緊急連絡先リスト

インドネシアの警察、消防、救急の緊急連絡先は以下です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。

在インドネシア日本国大使館について

在インドネシア日本国大使館では、旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしてくれます。

基本情報

ジャカルタ旅行の治安まとめ

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ジャカルタを楽しむためにはトラブルに巻き込まれないことが大切です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を満喫しましょう。

外務省海外安全情報「たびレジ」

「たびレジ」は外務省が運営する渡航先安全情報配信サービスです。事前に渡航先と渡航期間、氏名などを登録することで現地の最新安全情報を受け取れます。また、トラブルに巻き込まれた際のサポートがよりスムーズになります。現在、「たびレジ」は公式サイトとアプリがあります。

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