済州島の魅力とおすすめ観光スポット5選【韓国旅行者が紹介】

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「韓国にある済州島がどんな場所なのか知りたい！」
「済州島旅行のベストシーズンはいつ？」
「済州島のおすすめ観光スポットってある？」

と、済州島旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか？
本記事では、済州島の魅力と観光スポットを紹介します。

済州島ってどんなところ

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韓国の最南端に位置する島で、リゾート地として有名な済州島を紹介します。

済州島とは

済州島は韓国最南端の島です。ビーチリゾートが有名で「韓国のハワイ」とも呼ばれています。白い砂浜とコバルトブルーの海、火山のクレーターやサンゴ礁など、自然にあふれた島です。世界自然遺産にも登録されています。日本から直行便も出ていて、関空からは約1時間半、成田からは約2時間半とアクセスが良く、日本人にも人気のリゾート地です。

他の都市との違い

済州島は約180万年前の火山活動によりできた島で、島には休火山も含めて360個の火山があります。独特の地形と、希少な生態系を持つ済州島は、韓国で初めて世界自然遺産に認定されました。また新鮮な魚介類と黒豚が名物です。貴重な天然のトコブシ、限定生産されている黒豚など、他では味わえない料理が楽しめます。

済州島までのアクセス方法

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日本から済州島までのアクセス方法と観光におすすめの移動手段を紹介します。

日本から済州島のアクセス方法

現在、東京、大阪から済州島への直行便が就航しています。成田空港から済州国際空港までは約2時間30分、関西空港からは約1時間30分です。またソウルや釜山を経由して済州島へ行くこともできます。ソウルから済州島へは約40～60分ほどです。釜山からはフェリーで行けます。料金は飛行機に比べリーズナブルですが、12時間かかるので旅行の日程が限られている場合は飛行機が良いでしょう。

空港から市内へは、空港シャトルバスかタクシーで移動します。

済州島市内の移動手段

済州島には鉄道がないので、公共交通機関はバスです。その他、タクシーやレンタサイクルも便利な移動手段です。

1. 路線バス
   済州島内を走る路線バスは済州市、北西圏、西帰浦市など、6つのエリアに分かれています。ルートは4種類あります。
   空港と主要スポットをつなぐ赤い急行バス、エリアを越えて運行する青い幹線バス、エリア内を運行する緑の支線バス、主要な観光地を巡る黄色い観光地循環バスです。このほか空港シャトルバスもあります。
   観光に便利なのは空港シャトルバスと観光地循環バスです。観光地循環バスは、ONE DAY PASSを購入すれば一日中乗り降り自由なうえ、観光スポットの入場料も割引になります。

観光地循環バスのチケット

	1回乗車券	ONE DAY PASS
13歳未満	350ウォン	1,000ウォン
13歳～18歳	850ウォン	2,000ウォン
大人	1,150ウォン	3,000ウォン

2. タクシー
   タクシーの運賃は日本よりも安いので、気軽に使える交通手段です。初乗りから2㎞は3,300ウォン、そのあとは100ウォン刻みで加算されます。ただし、済州島は流しのタクシーが少ない注意しましょう。済州市中心や観光スポットを離れると空車のタクシーを殆ど見かけません。そのような状況から、タクシーをチャーターして観光を楽しむ観光客も多いです。半日なら40,000ウォン、一日なら80,000ウォンでタクシーをチャーターできます。
   また韓国の配車アプリ「カカオタクシー」も大変便利です。アプリを起動して現在地と目的地を登録するだけでタクシーを呼べます。出発前にダウンロードしておいた方が良いでしょう。

済州島の治安は大丈夫

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済州島の治安と旅行時の注意点を紹介します。

済州島の治安について

済州島は「三多三無」という言葉があります。「三多」は石、風、女性が多いこと、「三無」は泥棒、門、物乞いが少ないことを表しています。この言葉のように、済州島はもともと治安の良い安全な島です。ただ近年は観光客の増加により、ビーチなどで軽犯罪が発生しています。貴重品に気を付けて行動しましょう。また反日感情にも配慮が必要です。

済州島旅行の注意点

スリや置き引きなどの軽犯罪

ソウルや釜山に比べると少ないですが、済州島でもスリ、置き引きなどの軽犯罪が発生しています。混みあった交通機関や、ホテルのロビーでの他、ビーチでも被害が報告されています。ビーチでは開放的になり、つい持ち物から目を離してしまうこともあります。ビーチでは特に貴重品に気を付けましょう。

反日感情を意識する

済州島は観光地ということもあり、日本人に対しても親切です。施設案内のアナウンスや看板も日本語が併記されていて、居心地が悪いことはありません。だからと言って、現地の人に政治的な話したり、歴史について話したりすると不要なトラブルが生まれる可能性があります。ここは韓国だということを忘れず、日本語で大きな声を出さないなど、配慮しましょう。

暗い場所に気を付ける

済州島では、2020年に旅行者とみられる女性が殺され、金品を奪われる事件が発生しました。殺害されたのは畑でした。済州島は街灯が少なく暗い場所や、交通機関の最終便が終わるとひと気がなくなる観光スポットもあります。帰路の時間も考えて観光しましょう。

済州島の気候とベストシーズン

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済州島の気候とベストシーズン、旅行時の服装を紹介します。

済州島の気候

済州島は四国とほぼと同じ緯度にあります。四季は日本とほぼ変わりませんが、東京と比較すると湿度が高く、降水量が多くなります。梅雨、大雨、台風も日本とほぼ同じ時期ですが、いずれも降水量が多いので注意が必要です。

また12月、1月、2月は平均気温が東京よりも高く、10度前後です。ただ乾燥しているので気温よりも寒く感じます。夏は日本よりも蒸し暑く、冬は寒いのが特徴です。

済州島旅行のベストシーズン

ベストシーズンは3月～5月の春と、9月～11月の秋です。4月～5月は菜の花畑や青麦畑、ツツジが見ごろを迎えます。秋は白い蕎麦の花が一面に広がります。漢拏山の紅葉もシーズンを迎えます。ただ春は春雨が、秋は秋雨がよく降るので、折り畳み傘や雨合羽を持参しましょう。

海水浴を楽しむなら7月、8月が良いでしょう。

済州島旅行の服装

済州島は年中楽しめる観光地ですが、年間を通して降水量が多いので雨具は必ず用意しましょう。また3月と11月の朝晩は冷え込みます。ジャンパーなど、羽織れる防寒着があると便利です。夏も風が強いので、海辺で過ごすときは薄手のウィンドブレーカーを持参した方が良いでしょう。

済州島のおすすめ観光スポット

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済州島には数多くの観光スポットがあります。その中でも特におすすめの場所を紹介します。

済州島の観光スポット1：天地淵瀑布（チョンジヨン）

「瀑布」とは韓国語で「滝」という意味です。「天地淵瀑布」は「天と地が出会う滝」という意味があります。「天帝淵瀑布」「正房瀑布」と合わせて済州島3大瀑布と言われています。川沿いの遊歩道からは絶壁を流れ落ちる滝を楽しめます。滝の周りには南国特有の植物が生い茂り、まるで秘境の滝のような、ダイナミックな景観です。夜はライトアップが美しく、カップルに人気のスポットです。

基本情報

済州島の観光スポット2：狭才海水浴場（ヒョプチェ海水浴場）

たくさんある海水浴場の中でも、狭才海水浴場は、青い海と白い砂浜がひときわ美しい人気の海水浴場です。済州島の海岸線は岩場が多いのですが、狭才海水浴場は細かい貝殻が混ざったサラサラの白い砂浜が9㎞も続きます。海は遠浅なので泳ぎが苦手な方や、小さなお子様でも安心して海水浴を楽しめます。

基本情報

済州島の観光スポット3：万丈窟（マンジャングル）

万丈窟は約30万年前～10万年前に生まれた溶岩洞窟です。世界最長の溶岩洞窟で、2007年に世界自然遺産に登録されました。万丈窟は全長約7.4㎞ありますが、一般公開されているのは第2入口から約1㎞です。1㎞の区間にも「溶岩鍾乳」や「溶岩石柱」など見どころがたくさんあります。それぞれの見どころには日本語の説明もあります。島の北東部にあり、アクセスはやや不便ですが一見の価値があります。

基本情報

済州島の観光スポット4：新縁橋（セヨンギョ）

新縁橋は2009年に架けられた歩行橋です。西帰浦の西帰浦港と鳥島をつないでいます。橋の上からは漢拏山や蚊島を眺めることができます。特に夕日の時間は美しく、地元の人にも人気の散歩道となっています。また夜には橋がライトアップされます。橋の名前には「新しい縁を作る」という意味があります。若者の間では新しい縁を願うスポットにもなっているようです。

基本情報

済州島の観光スポット5：漢拏山（ハルラサン）

漢拏山は済州島のほぼ中心に位置し、標高1,950ｍの韓国最高峰の活火山です。すそ野が広く、雄大な姿は昔から島の人々に親しまれてきました。頂上には「白鹿譚」と呼ばれる火口湖があり、周辺には1,800種類以上の貴重な植物が生息しています。漢拏山には5つの登山コースがあります。白鹿譚へは霊室コースか城板岳コースを選びましょう。

基本情報

韓国・済州島旅行まとめ

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済州島のおすすめ理由と過ごし方を紹介します。

済州島がおすすめの理由

アクセスが良く、旅費がリーズナブル

日本の主要都市から直行便が運行されていて、約1時間～2時間半で行くことができます。ソウルからは約40分～60分のフライトで到着するので、ほかの都市からの日帰り旅行も可能です。外食やホテル代の料金も日本に比べてリーズナブルなので、時間も旅費も節約したい方におすすめの旅行先です。

貴重な自然と美しいビーチ

済州島は火山島のため、自然の地形が生み出した見ごたえのある景観にあふれています。溶岩の荒々しい海岸と白い砂浜とコバルトブルーの海とのコントラストが楽しめます。またノロジカなど、珍しい生き物や植物も見どころです。

済州島のおすすめの過ごし方

ビーチを満喫する

済州島のビーチもきれいですが、済州島からフェリーで離島へ行くのもおすすめです。離島の中でも牛島はビーチの美しさと、島からフェリーで15分という利便性から最も人気のある島です。

牛島の西浜白沙は、サンゴが作り出した白い砂浜とコバルトブルーの海が広がるビーチで、国内外から観光客が訪れています。また牛島は映画やドラマのロケ地としても有名です。「初恋のアルバム～人魚のいた島～」や「連理の枝」など、多くの映画やドラマの撮影が牛島で行われています。それほど美しい浜辺と自然が残る島です。　

グルメを楽しむ

済州島といえばアワビ料理が有名ですが、済州島で採れる天然アワビは激減しており、今は莞島で養殖されたアワビが出回っています。莞島の養殖アワビはブランドで、栄養価が高く味が濃厚で、リーズナブルな値段なのでおすすめです。アワビの他に、まだほとんど養殖されていないトコブシ料理も人気です。その他、済州島でぜひ味わってほしい名物料理をご紹介します。

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