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マレーシア
更新日:2024.10.15

マレーシアの治安と注意点【マレーシア旅行でトラブルに巻き込まれないために】

マレーシアの治安と注意点【マレーシア旅行でトラブルに巻き込まれないために】

Photo by takashi-miyazaki on Unsplash

「マレーシアへの旅行を検討しているものの、治安は大丈夫だろうか?」
「初めてのマレーシアで気をつけることは?」
「トラブルに遭遇したらどうしよう。」

など、マレーシアへの旅行で不安に感じる点はありませんか?
本記事ではマレーシアの治安についてお答えします。

本記事でわかること

  • マレーシアの治安と注意点
  • 危険なエリアと安全なエリア
  • マレーシア旅行の防犯対策
  • トラブルに遭ったときの対処方法

マレーシアの治安について

マレーシアの治安について

Photo by firdouss-ross-wpmAydh on Unsplash

マレーシアの治安は、世界的にみても比較的安全だと評価されています。とはいえ、スリやひったくりなどの軽犯罪は日本よりも発生しています。なお、旅行で訪れる方は少ないと思いますが、サバ州東部では外務省から危険度2(不要不急の渡航の中止)または3(渡航中止勧告)が出ているため、注意しましょう。

マレーシアは多民族国家のため、さまざまな見た目の人々が暮らしています。彼らのほとんどはもちろん犯罪に手を染めることなく生活していますが、一部の犯罪者の移民にとっては、目立つことなく周囲に溶け込むことができます。

注意ポイント

有名な観光地や人通りの多い街の中心部などはスリなどの軽犯罪が発生しやすくなっているため、警戒を怠らないようにしましょう。

マレーシアでよく起こる犯罪例

詐欺被害

マレーシアでは「詐欺」も頻繁に起こる犯罪の一つです。特に観光客が狙われることが多く、友好的に話しかけてきた現地の人が高額な商品を売りつけたり、投資話を持ちかけたりするケースがあります。また、偽の警察官を名乗り「身分証を見せろ」などと要求し、その場でお金を要求する手口もあります。

一言メモ

旅行中は知らない人に安易に個人情報を見せたり、すぐに信用することなく、警戒心を持って行動することが重要です。

スリ、ひったくり

マレーシアで特に気をつけるべき犯罪は「スリ」や「ひったくり」です。財布やスマートフォン、パスポートなどの貴重品は、ズボンのポケットやトートバッグのような口が閉じられていないところにしまわないようにしましょう。

また、現金やカード類のように複数に分けられるものは必ず分けて、一つはホテルに残すようにして、万が一盗られた場合でも対応できるようにしておきましょう。

一言メモ

スリは集団で行われる手口も多いです。知らない人に話しかけられたり、誰かにぶつかられたりした時などは、できるだけすぐにその場を離れるなど警戒を強めて行動しましょう。

タクシーのぼったくり

タクシーのぼったくりもよくある犯罪の一つです。メーターを使わず口頭で高い値段をふっかける、メーターを細工し回転速度を上げるなどがよくある手口です。また、道を遠回りする手口もあります。気づいて指摘しても、「一方通行が多い」「混雑を避けている」などと言われてしまえば、それ以上追求できなくなってしまいます。

近年のマレーシアではGrabが普及しています。日本のUberのような配車アプリで、事前に日本でインストールや各種登録などを済ませて使い方を調べておけば、タクシー関連のトラブルの多くを防ぐことができます。

交通事情・事故について

マレーシアの運転は他の東南アジアと同様、日本よりも荒いです。ただし、クアラルンプールの中心部は車道が広く、中央分離帯などが多くあるため、歩行者が気軽に横断できないような道路が多いです。そのため、歩行者と車との事故は周辺国に比べ安心感があります。

逆に東南アジアの道路事情に慣れてしまっている人は、道路の対岸に渡るのに多少苦労します。

一言メモ

歩いている時に、横断歩道や陸橋などに意識を向けておくとスムーズに移動しやすくなります。

マレーシア旅行の注意点

マレーシア旅行の注意点

Photo by jaanus-jagomagi on Unsplash

治安以外のマレーシア旅行の注意点を紹介します。

お酒が飲みにくい

マレーシアは他民族国家ですが、メインとなるマレー人はイスラム教徒です。そのため、お酒を扱う店は少なく、販売されているお酒も輸入品が多いため高価です。

日本や周辺の国と比較すると物足りなく感じるかもしれませんが、イスラム教国でありながら多民族国家のため、お酒が飲めることは大変ありがたいことです。

露出の多い服は控える

マレーシア各地にイスラム教の寺院があり、観光客に開放されているところも多いですが、観光客であってもイスラム教の最低限のしきたりに習う必要があるため、短パンやタンクトップでは入場を断られることがあります。

南国のマレーシアでは薄着したいところですが、そうした場所に行く予定があるのであれば、長袖長ズボンは用意していきましょう。

一言メモ

ショッピングモールなどは空調が効きすぎていることがよくあるため、そうした服は常に持ち歩くと便利です。

左手を使わない

マレーシアはイスラム教以外の人も多く暮らしているため神経質になる必要はないですが、現地のマレー人の方々と交流する場合は、食事や握手、何かの受け渡しなど全て右手を使うようにしましょう。左利きの人は特に注意しましょう。

マレーシアの治安が良いエリア

マレーシアの治安が良いエリア

Photo by Ishan @seefromthesky on Unsplash

マレーシアのほとんどのエリアは基本的には安全です。

しかし、クアラルンプールで最も栄えた街であるブキッビンタンは軽犯罪が多く発生すると言われています。ブキッビンタンのアロー通りはナイトマーケットで夜でも賑わっているため、特に警戒しましょう。

おすすめの宿泊エリア

モントキアラ

モントキアラは日本人の駐在員が多く住む高級住宅街です。クアラルンプール中心部にも程近く、観光にも困らない立地です。

日本食レストランや日本語対応の病院なども多くあるため、トラブル回避を一番に考えるならばモントキアラはうってつけです。一方で、異国情緒に触れる感じは少し減ってしまうかもしれません。

KLCC (Kuala Lumpur City Center)

KLCCは有名なツインタワーがあるエリアで、周囲には高級ショッピングモールや高級ホテルなどが立ち並んでいる、マレーシア屈指のハイソなエリアです。

夜道などには警戒する必要はありますが、他地域と比べると安心して過ごせます。

おすすめポイント

クアラルンプールは星付きの高級ホテルが世界一やすい都市としても知られているので、経済的にリッチで安全な旅を楽しめます。

治安が良い観光スポット

ペトロナスツインタワー

ペトロナスツインタワーの展望台やスカイデッキは予約が必須で、決して安くない入場料が必要となるため、建物内はトップクラスに安全だと言えるでしょう。また、タワー内には警備が充実しているため、訪問者にとっては安心して観光を楽しめる環境が整っています。

注意ポイント

ツインタワー周辺ではスリに遭う危険があるため警戒が必要です。

モスク

モスクは他の観光地よりも治安が良いと言えます。クアラルンプールにある特に有名なモスクとして、ピンクの外観が特徴のプトラモスクや、世界で4番目に大きいスルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク(ブルーモスク)があります。クアラルンプール以外では、近代的なデザインが印象的なクリスタルモスクも人気です。

マレーシアのおすすめ観光スポットについて「マレーシア観光!マレーシアで外せない観光地・有名なもの・観光モデルコース!」の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。

マレーシア旅行の防犯対策

マレーシア旅行の防犯対策

Photo by job-savelsberg on Unsplash

マレーシア旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1:歩きスマホをしない

歩きスマホはひったくりに遭うリスクが高くなります。スマホを使う際は周囲に気をつけ、すぐにカバンにしまうなどの注意をかかさないようにしましょう。

防犯対策2:Uberを使う

Uberを使うことで、移動に関するトラブルのほとんどを防ぐことができます。現地で登録などをしようとすると、登録できないなどのトラブルが起きた時に対処しづらいため、なるべく日本にいる間に使える状態にしておきましょう。中心部であれば、車がなかなかマッチしない心配もありません。

一言メモ

どうしても流しのタクシーを使う場合は、事前にメーターを使うよう指示するなどして、ぼったくられないよう最新の注意を払いましょう。

防犯対策3:貴重品を見える場所に置かない

マレーシアでは、貴重品を車の座席やテーブルなど目に見える場所に置いていると、車上荒らしや窃盗に遭うリスクが高まります。特にレンタカーやホテルの駐車場で車を離れる際には、バッグや電子機器などの貴重品は必ず見えない場所に隠すか、できるだけ携帯するようにしましょう。

一言メモ

防犯意識を高めることで、リスクを減らすことができます。マレーシア旅行中は「気をつけすぎる」ということはありませんので、油断せず防犯対策をしっかり行いましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by muhammad-akhir on Unsplash

海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか分かりません。パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良などのトラブルに見舞われた際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失してしまった場合は、直ちに在マレーシア日本大使館に連絡します。ペナン島であれば在ペナン日本国総領事館に連絡した方が良いです。そこでパスポートの再発行か「帰国のための渡航書」の発給を受けて帰国することが可能です。

これらの大使館での手続きの中には、事前に用意するものや、現地警察に届出を出して入手する必要のある書類があります。詳しくは在マレーシア日本国大使館の「旅券(パスポート)をなくした時の手続きについて」をご確認ください。

パスポート再発行に必要な書類
  • 紛失一般旅券届出書
  • 旅券発給申請書
  • 紛失・盗難・焼失を立証する書類
  • 戸籍謄(抄)本 1通
  • 白背景写真2枚
  • 手数料10年 RM515

交通事故

マレーシアでは、緊急時の電話番号は警察、救急、消防の全てで「999」に電話をします。

一言メモ

万が一事件や事故に巻き込まれた場合のために、海外旅行保険に加入しておきましょう。保険会社によっては通訳のサービスを提供しているところもあります。

ケガや体調不良

マレーシアには日本語を話せるスタッフが常駐している病院がいくつかあります。万が一の際は、下記の病院に連絡してみましょう。

KPJ Damansara Specialist Hospital 1 & 2
エリアクアラルンプール
住所119, Jalan SS 20/10, Damansara Utama, 47400 Petaling Jaya
電話番号03-7718 1000
日本語ダイヤル:019-324 3208
Mahameru International Medical Centre
エリアクアラルンプール
住所107 & 109 Jalan Maarof, Bangsar, 59000 KL, Malaysia
電話番号03-2287 0988
ひばりクリニック
エリアモントキアラ
住所L2-01, L2-01(T) & L2-20, 1 Mont Kiara, 1 Jalan Kiara, Mont Kiara, 50480 Kuala Lumpur
電話番号03-6211-5919
Loh Guan Lye Specialist Centre
エリアペナン島
住所238 Macalister Road/ 19&21 Jalan Logan 10400 Penang
電話番号04-238-8888
救急:04-226-6911

大使館について

マレーシアには在マレーシア日本国大使館のほか、在ペナン日本国総領事館と在コタキナバル領事事務所があります。旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしてくれます。

基本情報
名称在マレーシア日本国大使館
住所No.11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia.
電話番号03-2177 2600 (代表)
03-2177 2751 (領事部)
ウェブサイトhttps://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
基本情報
名称在ペナン日本国総領事館
住所Level 28, Menara BHL, No. 51 Jalan Sultan Ahmad Shah, 10050 Penang, Malaysia.
電話番号(604) 226-3030
ウェブサイトhttps://www.penang.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000270.html
基本情報
名称在コタキナバル領事事務所
住所No18,Jalan Aru, Tanjung Aru, 88100 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia
電話番号+60-88-254-169
ウェブサイトhttps://www.kotakinabalu.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

マレーシアの治安と注意点まとめ

マレーシアの治安と注意点まとめ

Photo by yaopey-yong on Unsplash

マレーシア旅行を満喫するためにはトラブルに巻き込まれないことが重要です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を楽しみましょう。

おすすめの防犯グッズ

ポケットWi-Fi

ネット検索ができれば、多くのトラブルを回避できるうえ、トラブルに陥ったときでも解決策を調べることができます。ポケットWi-Fiを持っていれば、道に迷ったときや事故に巻き込まれた際にも安心です。ポケットWi-Fiもスリなどに遭わないように、肌身離さず厳重に管理しましょう。

南京錠

スリの被害を防ぐためにおすすめなのが南京錠です。ファスナー式のカバンは可能な限りファスナーに南京錠をつけるようにしましょう。また、南京錠を目立たせることで、犯罪者に警戒される効果も期待できます。そのため、安価なものでも付けておくことをおすすめします。

南京錠には、主に鍵穴タイプとダイヤルタイプがあります。好みに合わせていくつか購入しておきましょう。

小銭入れ

財布を複数に分けることで、スリやひったくりに遭遇したときのリスク回避になります。出かける際には小銭入れを用意して、現金やクレジットカードは一部をホテルに残しておくことで、いざというときに安心できます。

配車アプリ「Grab」

マレーシアでは、配車アプリ「Grab」が普及しています。日本のUberのようなアプリのため、操作も直感的です。事前に料金が分かるためぼったくりに遭うこともありません。クレジットカード類を登録すれば支払いもアプリ内で完了するため、財布を出す必要がなく安全度が高まります。

マレーシアの治安まとめ

マレーシアは世界中から多くの観光客が集まる国です。政情も安定しており比較的安全な国ですが、人通りの多いエリアでは外国人旅行者を狙ったスリやひったくりなどの軽犯罪は発生しています。海外にいることを自覚し、自分の身は自分で守るよう、細心の注意を払って行動しましょう。
また、外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでおすすめです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しい旅行になることを願っています。また、マレーシアのおすすめビーチについて「マレーシアのおすすめビーチ5選&アクセス方法【穴場ビーチも紹介】」の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。
マレーシアに行った際に使えるWiFi情報については「マレーシアWiFiどれにする?無料ワイファイ・レンタル・おすすめ紹介も!」の記事をご覧ください。

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