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南京の魅力とおすすめ観光スポット5選【中国在住者が紹介】
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「中国にある南京がどんな都市なのか知りたい!」
「南京旅行のベストシーズンはいつ?」
「南京のおすすめ観光スポットってある?」
と、南京観光の計画でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事では、南京の魅力と観光スポットを紹介します。
本記事でわかること
- 南京の基本情報
- 南京の魅力とおすすめポイント
- 南京旅行におすすめの観光スポット
目次
南京ってどんなところ
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江南の都として知られる南京について紹介します。
中国東部の都市南京とは
南京は江蘇省の省都で人口約800万人の都市です。三国時代の呉、東晋、南朝四王朝、初期の明、中華民国などの首都が置かれていました。西安、洛陽、北京とともに中国四大古都とされています。
- 自然に囲まれた都市
南京の北と西には長江が流れ、東は小高い丘陵に囲まれた自然が残る都市です。 - 歴史的建造物
古くから都が置かれ、歴史的な建造物や陵墓が残っています。中心部は明時代の城壁で囲まれています。 - 江蘇料理
南京料理は中国八大料理の一つ江蘇料理に属し、くせのない味は日本人にも好まれています。辛い四川料理、薄味の広東料理などが有名ですが、南京の江蘇料理は万人向けの味付けで飽きることがありません。
他の都市との違い
- 落ち着いた古都
政治の中心である北京や経済の中心である上海とは異なり、南京は静かで落ち着いた古都です。 - 日本人の知らない観光都市
中国は多くの観光都市や世界遺産などに恵まれ、たくさんの日本人観光客が訪れます。しかし、南京を訪れる人は多くありません。南京は日本人にあまり知られていない穴場の観光スポットが満載です。
南京までのアクセス方法
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南京までのアクセス方法と南京市内の移動手段を紹介します。
日本から南京のアクセス方法
日本の主要空港から南京行きの直行便が運航しており、約3時間で到着します。日本からのアクセスが良く、訪れやすい都市です。
空港から南京市内までのアクセス方法
空港から市内中心部までのアクセス方法はタクシー、地下鉄、空港リムジンバスがあります。
- タクシー
中国に不慣れな場合はタクシーの利用をおすすめします。所要時間は40分~50分、料金はメーター制で約100元(約1,700円)です。 - 地下鉄
地下鉄は路線が分かりやすく、交通渋滞もありません。中国で地下鉄の利用経験がある人には、最もおすすめの交通機関です。空港線で南京南駅に行き、市内中心部に行く場合は1号線に乗り換えます。空港から南京南駅まで約30分、料金は7元(約120円)です。 - 空港リムジンバス
南京駅までの所要時間は約35分、料金は20元(約340円)です。万達広場行きと江北専線(六合)行きの路線もあります。
南京市内の移動手段
南京市内の移動手段はタクシー、地下鉄、路線バス、レンタルサイクルがあります。
- タクシー
空港、駅、ホテル、有名観光地などから乗車でき、市内を走る流しのタクシーも多くあります。ただし、夕刻の運転手交代時間、雨などの荒天時、大きなイベントの終了時はつかまらないこともあります。 - 地下鉄
南京市内の観光スポット巡りは地下鉄が最もおすすめです。多くの観光スポットは最寄りの地下鉄駅から徒歩圏内にあります。 - 路線バス
市内には多くの路線バスが走っていますが、路線や停留所の場所がわかりにくいので旅行者にはおすすめしません。 - レンタルサイクル
レンタルサイクルは街中で自由に乗り降りできるので便利です。自転車の開錠と料金支払いには携帯アプリが必要なので注意しましょう。
南京の治安は大丈夫?
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南京の治安と旅行の注意点を紹介します。
南京の治安について
北京、上海、広州と比べても、南京の治安は極めて良好です。観光地、繁華街、レストランなどを安心して楽しめます。靖国参拝問題や尖閣の領土問題を巡って中国各地で反日運動が激化したときも、南京では目立った活動はありませんでした。
しかし、酔っ払って軍歌を歌う、夜暗い路地裏を1人で歩くなどの行為は厳禁です。スリやひったくり、置き引きにも常に注意しましょう。
南京の注意点
中国人を見下す言動
南京の治安は良好ですが、日本との間に不幸な歴史があったことは忘れないでください。日本人同士の日本語の会話も雰囲気で相手に伝わるため、トラブルになる言動は控えましょう。
12月13日は要注意
1937年12月13日は南京陥落の日です。12月13日は毎年サイレンが鳴り響きます。南京陥落の屈辱と虐殺の歴史を忘れるなというサイレンです。トラブルが起こりやすいため、12月13日を旅程に組み込むのは避けましょう。
交通事故
法規上は歩行者優先ですが、信号は気休めにすぎないと考えてください。交差点の横断歩道を青で渡ろうとしても、左折右折の車が歩行者お構いなしに突っ込んでくるので要注意です。
建築物の写真撮影
南京は中華民国国民政府時代の政府建築物が、現在の共産党施設として利用されています。また、人民解放軍の施設もあります。これらの撮影はトラブルになることがあるので控えましょう。
南京の気候とベストシーズン
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旅行に役立つ気候、ベストシーズン、服装を紹介します。
南京の気候
南京の夏は7月と8月が最も暑く、40度近くなることもあります。暑さのピークは7月下旬で、8月に入ると徐々に気温が下がりはじめます。8月中旬から下旬まで暑さが続く日本の気候とは少し異なります。冬は氷点下まで下がり底冷えしますが、雪はめったに降りません。
南京観光のベストシーズン
ベストシーズンは過ごしやすい4月~5月、9月~10月です。11月~3月の気温は低いですが、観光地は比較的空いています。近年、中国の観光地はどこも観光客で混雑しています。混雑を避けるならオフシーズンを狙った観光がおすすめです。
特に1月下旬~2月中旬の春節休暇や10月上旬の国慶節休暇は観光地、交通機関、ホテルはどこも大混雑しているため、この時期は避けることをおすすめします。
南京観光の服装
基本的に日本と同じ服装で大丈夫です。夏は直射日光に注意し、帽子類は必携です。冬はダウンコートなどの防寒対策をしっかりしてください。
また、中国は観劇や高級レストランなどを含めて、フォーマルな服装は不要です。かえって場違いになる場合もあります。
南京のおすすめ観光スポット
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古都南京のそれぞれの時代を代表するおすすめの観光スポットを紹介します。
南京の観光スポット1:中山陵
南京最大の観光スポット中山陵は辛亥革命を主導し、中国民主革命の偉大な先駆者と称えられる孫文(孫中山)の陵墓です。長い石段を上りつめた上の建物には「民族、民権、民生」の額が掲げられています。
周囲は深い森に囲まれ、中山陵の上に立つと南京市全体を望む雄大な景観が楽しめます。入場には予約が必要なので要注意です。
基本情報
名称 | 中山陵 |
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住所 | 南京市玄武区石象路7号 |
エリア | 鐘山風景名勝区 |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | 8:30~17:30(17:00入園停止) |
ウェブサイト | http://www.zschina.org.cn/international/japan/ |
入場料 | なし |
南京の観光スポット2:明孝陵
明孝陵は明の初代皇帝洪武帝(朱元璋)の陵墓で、南京でただ一つの世界遺産です。なお明は三代永楽帝が北京に遷都したため、以降の皇帝陵墓は北京の「明の十三陵」にあります。
石像路と呼ばれる長い参道には、獅子、神獣、ラクダ、象、麒麟、馬の石造りの彫像が並んでいて、西域、インド、ペルシャにタイムスリップしたかのような気分を味わえます。中山陵に隣接しており、電動カートで移動できます。
基本情報
名称 | 明孝陵 |
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住所 | 南京市玄武区石象路7号 |
エリア | 鐘山風景名勝区 |
定休日 | なし |
営業時間 | 6:30~18:30(3月~10月) 6:30~18:00(11月~2月) |
ウェブサイト | http://www.zschina.org.cn/mxljq/ |
入場料 | 70元(約1,200円) |
南京の観光スポット3:南京総統府
南京総統府は1912年孫文によって中華民国臨時政府が置かれ、1927年蒋介石によって南京国民政府が置かれました。また、1853年太平天国の天王洪秀全が天長宮殿としました。
近代中国の激動の歴史を感じられる場所です。総統府の敷地は広く、池や緑地が広がる中に多くの建築物が点在しています。
基本情報
名称 | 南京総統府(太平天国天王府跡) |
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住所 | 南京市玄武区長江路292号 |
エリア | 玄武区 |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | 8:30~18:00(3月~10月) 8:30~17:00(11月~2月) |
ウェブサイト | http://www.nanjingkankou.com/page/p3.html (南京市観光局) |
入場料 | 40元(約670円) |
南京の観光スポット4:鶏鳴寺
鶏鳴寺は東晋時代の300年に創建され、1700年以上の歴史をもつ南京有数の古寺です。高台にあり眺めも素晴らしく、桜の名所としても知られています。南朝梁の初代皇帝は深く仏教を敬い、首都健康(現南京)の同泰寺(現鶏鳴寺)を崇仏活動の中心としました。
基本情報
名称 | 鶏鳴寺 |
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住所 | 南京市玄武区鶏鳴寺路1号 |
エリア | 玄武区 |
定休日 | なし |
営業時間 | 7:00~17:30 |
ウェブサイト | http://www.jimingsi.net/ |
入場料 | 10元(約170円) |
南京の観光スポット5:玄武湖公園
公園内にある玄武湖は南京駅のすぐ前に広がる大きな湖です。玄武湖は呉の孫権が掘らせ、ここで水軍の訓練を行ったと伝えられています。
公園として整備され、市内中心部にあるためレジャーや散策を楽しむ市民で賑わっています。明時代に築かれた旧市街を囲む城壁に近く、城壁観光も楽しめます。
基本情報
名称 | 玄武湖公園 |
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住所 | 南京市玄武区玄武巷1号 |
エリア | 玄武区 |
定休日 | なし |
営業時間 | なし |
ウェブサイト | なし |
入場料 | なし |
中国・南京旅行まとめ
Photo by David Veksler on Unsplash
南京旅行のおすすめポイント、過ごし方を紹介します。
南京がおすすめの理由
四季折々の自然が美しい
春は市内のいたるところに梅、桜、菜の花が咲き乱れ、夏は深い緑の街路樹が町全体を覆います。秋は木々の紅葉が見事で、冬は運がよければ雪景色に出会えます。四季それぞれの美しい自然の景色を眺めることができるのも南京がおすすめの理由です。
長い歴史に刻まれた古都
南京に都を置いた王朝は常に短命に終わりました。中国は王朝が交代するたびに、人口の7割~8割が失われてきました。それぞれの時代の建造物や遺跡にたたずむと、激しく揺れ動いた歴史の悲惨さと儚さを感じることができます。
回りやすい観光スポット
南京の観光スポットの多くは、中心部にまとまっています。行き方に迷うことはなく、観光地間は短い時間で効率的に移動できます。
南京のおすすめの過ごし方
定番の観光スポット巡りのほかに南京ではショッピングやグルメを満喫するのがおすすめです。
- ショッピング
南京随一のショッピングゾーンである新街口には、巨大なショッピングモールや老舗百貨店が集中しています。南京のお土産は、工法が世界無形文化遺産に認定された「雲錦」、長江周辺で採取され色彩豊かな「雨花石」、南朝以来の伝統工芸品「金陵金箔」がおすすめです。 - グルメ巡り
美食街と呼ばれる手頃な値段で庶民の味が楽しめる飲食店が集まったグルメゾーンがあります。グルメ巡りをするなら「獅子橋美食街」と「夫子廟美食街」が人気です。
中国・南京旅行まとめ
南京は歴史、文化、自然、グルメに恵まれた魅惑の観光都市です。日本人にあまり知られていない穴場スポットもあり、中国旅行の際に訪れてほしい都市です。南京を訪れる際に、本記事で紹介した観光スポットを参考に楽しい旅行になることを願っています。
また、北京や上海などの中国のおすすめ都市を「中国旅行のおすすめ4都市と中国在住者が選ぶ観光スポット12選」で紹介しています。南京とあわせて訪れるのもおすすめです。
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