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ニースの治安2024年版【フランス旅行でトラブルに巻き込まれない方法】
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「ニース旅行を検討しているけど、治安は大丈夫?」
「初めてのニース旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」
と、ニース旅行の不安な点はありませんか?
本記事ではニースの治安についてお答えします。
本記事でわかること
- ニースの治安
- 危険なエリアと安全なエリア
- ニース旅行の防犯対策
- トラブルに遭ったときの対処方法
目次
ニースの治安について
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ニースは約41の地域から成り立っている都市です。地域によって治安に差があり、低所得者層が多く住む地域は犯罪発生率が高く、シンクタンクが2021年3月に発表した「フランス国内で危険な街20」にランクインしています。
事前にどのような地域が安全か、もしくは危険かを知って安全に観光を楽しみましょう。
- スリ・置き引き
路面電車やバスの車内で横に置いたバッグを取られたり、レストランで椅子に掛けたバッグから財布が抜き取られたりする事例が発生しています。 - ひったくり
道を歩いていると、そばを通ったオートバイや車の人にバッグをひったくられた、という被害が発生しています。スマホをひったくられた、という報告もあります。 - 盗難・強姦目的の睡眠薬混入
睡眠薬を混入した飲食物を女性にすすめ、眠った後に盗難や強姦などの犯行に及ぶ事例も報告されています。
デモやストライキについて
2022年10月中旬、インフレにあわせた賃金増加を求め、暴力を伴った抗議デモがありました。デモ隊は店舗の窓ガラスを割ったり、店の物を略奪したりしました。ニースでは、社会情勢や経済的な問題から抗議デモや暴力行為に発展することがあります。旅行中は外務省の「海外安全ホームページ」で最新状況を確認しましょう。
交通事情・事故について
車で観光する場合は、事前にロンポワン(Ront-point)と呼ばれる円形状(ロータリー状)の交差点の使い方を確認しておきましょう。日本では馴染みがないため、ルールを知らないと事故の危険もあります。基本的なルールを知って、スムーズに通行しましょう。
- 標識がある場合はロンポワン内の車が優先、標識がない場合は進入する車が優先。
- 進入する時は右側に寄り、右折して外周に入る。
- 出口がまだ先の時は内周を走る。
- 出る時は外周を走る。
- 出る時はウィンカーを出して合図をし、右折して出る。
ニース在住者の体験談
ニースに住み始めた頃、遅い時間に路面電車を利用した時のことです。路面電車の車内で、突然酔っ払いが怒鳴ったり、大声で叫び出したりして、とても怖い思いをしました。夜の交通機関内は治安が良くなく、現地の人はあまり利用しないということを後で聞きました。
それ以降は、用事があっても日が沈む前には家に戻るようにしています。滞在中は、夜の外出を避けた方がいいでしょう。
ニース旅行の注意点
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ニース旅行の注意点を4つ紹介します。
注意点1:「マルセイユの罠」
「マルセイユの罠」はマルセイユから始まったと言われるATMを利用した犯罪です。ATMに細工をし、暗証番号を盗み見たり、カード自体を盗んだりします。この「マルセイユの罠」がニースでも問題になっています。特に道に面したATMは注意が必要です。
注意点2:観光地でのスリ
観光地には子供の犯罪集団が多くいます。子供に話しかけられたり、ケチャップやアイスをひっかけられたりしても相手にしてはいけません。子供の相手をしている隙に、仲間の子供に貴重品や金銭を盗まれる可能性があります。
注意点3:喫煙事情
一部の指定喫煙エリアを除いて、駅や博物館、病院など公共の建物内での喫煙は禁止されています。 また、タクシーや船のデッキを除いて、ほとんどの交通機関も禁煙です。
注意点4:夜間の交通機関
夜間の電車や路面電車には、言動のおかしな人や酔っ払いなどが乗っている事がよくあります。彼らを刺激するとトラブルに発展することもあるので注意が必要です。
ニースの治安が悪いエリア
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ニースの一部の貧困地域は、犯罪率が高くとても危険です。ホームレスやドラッグ売買だけでなく、ギャング間の抗争があります。旅行中は絶対に立ち入らないようにしましょう。
ラリアーヌ(L’Ariane)
ラリアーヌはニースの中心街から北東に位置する街です。 低所得者が多く住む地域で、特に麻薬密売が盛んに行われています。地元の人々も用がない限り近づかない地域です。
レ・リセロン(Les Liserons)
レ・リセロンは近年暴力事件が増加しており、麻薬密売、ギャング間の抗争や銃撃などが頻繁に発生している地域です。観光客が道を歩いていると目立つため大変危険です。滞在中は近寄らないようにしましょう。
注意が必要な観光スポット
リノ・ベンチュラ劇場(Théâtre Lino Ventura)
リノ・ベンチュラ劇場ではバレエ、演劇、コンサートなど、さまざまな催し物が開催されます。ただ先ほど紹介したラリアーヌにあるため、注意が必要です。利用する場合は昼間にし、劇場周辺の散策は控えましょう。
ニースの治安が良いエリア
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ニースには一部治安が悪い地域もありますが、市の中心地や旧市街地など、人が多く集まる場所は安全です。特に観光客におすすめの場所を紹介します。
ヴューニース(Vieux Nice)
ヴューニースは旧市街で、ニースで最も人気のある観光地の1つです。18世紀頃に建てられた歴史建築物が立ち並ぶ、美しい街です。石畳の道、趣のある噴水、のどかな風景など、ロマンチックで魅力的なニースを満喫できます。凶悪犯罪などは殆ど発生していない治安の良い地域です。
ニース港
豪華なヨットハーバーと、伝統的な漁船とが停泊するニース港は、晴れた日の散歩コースにうってつけです。またシーフード料理が有名なスポットです。新鮮で手頃な価格のシーフードレストランは現地の人にも、観光客にも愛されています。貴重品に気を付けていれば安全に過ごせるエリアです。
おすすめの宿泊エリア
ヴューニース(Vieux Nice)
ヴューニースには、格安ホテルから豪華な高級ホテルまで、様々なホテルが集まっています。周辺には新鮮なシーフードや地元のチーズ、農産物を使ったレストラン、クラフトビールを堪能できるバーや屋台がたくさんあります。貴重品に気を付けていれば夜の散策も楽しめるエリアです。
治安が良い観光スポット
全体的に治安が良く、軽犯罪に注意していれば楽しく過ごせる観光スポットをご紹介します。
キャッスルヒル公園(Castle Hill)
キャッスルヒル公園はヴューニースの東にある、ニース城跡地にある公園です。頂上までは階段かエレベーター、観光用のリトルトレインで登ります。頂上からの眺めは素晴らしく、「天使の湾」と呼ばれるニースの海岸線を見渡せます。客引きも少なく、ゆっくり過ごせるスポットです。
サレヤ広場の朝市(Cours Saleya)
ヴューニースにあるサレヤ広場の朝市はとても有名です。新鮮な果物や野菜、焼きたてのパンやスイーツ、手作りの小物など様々な屋台が並びます。お土産や自分用の食料を調達しても良いでしょう。ただ常に人で混みあっているので、スリやひったくりには注意が必要です。
その他の観光スポットについては「ニースの魅力を大解剖!ニースのおすすめ観光スポット5選」をご覧ください。
ニース旅行の防犯対策
Photo by Thea Hdc on Unsplash
ニース旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。
防犯対策1:ATMの使用
ATMを利用する場合は、必ず銀行の営業時間内に、銀行の敷地内のATMを利用しましょう。また複数人で利用した方が安全です。路上にもATMが設置されていますが、工作されている可能性が高いので利用しない方が良いでしょう。
防犯対策2:子供のグループ
観光地などで子供のグループが話しかけて来ても、相手にしないようにしましょう。物乞いや花売りも犯罪グループが多いので、無視しましょう。
防犯対策3:車の利用
車を利用する場合は、常に全てのドアをロックするように心がけましょう。また、路上駐車は避け、車から離れる場合は車内にスーツケースやカバンなどの荷物を残さないようにしてください。
防犯対策4:他人からの飲食物の提供
どのような状況でも、見知らぬ人や出会ったばかりの人に勧められた飲食物は口にしない方が良いでしょう。流暢な日本語で、「僕は日本が大好きなんだ。お酒を奢ってあげよう。」などと声をかけ、バーやパブへ誘ってくる人もいますが、はっきりと断りましょう。
トラブルに遭ったときの対処方法
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海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測がつかないため、パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。
パスポートの紛失
パスポートを盗難・紛失し、帰国までに再発行が待てない場合は「帰国のための渡航書」を申請する必要があります。詳しくは、在マルセイユ日本国総領事館の「帰国のための渡航書」をご覧ください。
- 渡航書発給申請書
- 写真2枚(縦4.5cm・横3.5cm)
- 航空券又は旅行日程表
- 戸籍謄(抄)本
- 警察発行の盗難・紛失届証明書
- 手数料
交通事故
緊急時に警察、救急車、消防車を呼ぶ場合には、警察は「17」、消防は「18」、救急は「15」に連絡します。
警察官や救急隊員の中には英語を話せる人もいますが、ほとんどはフランス語での対応になります。通訳サービスを提供してもらえる海外旅行保険に加入しておくと安心です。
ケガや体調不良
残念ながら、ニースには日本語対応可能な病院はありません。総合病院は英語とイタリア語対応の病院が殆どです。ここでは英語対応が可能な病院をご紹介します。
在マルセイユ日本国総領事館によると、現地で手に入る薬は日本人の体質に合わないため、日本から持参した方が良いとの事です。持ち込む際は、フランス入国時に違法麻薬ではない事を説明できるようにしましょう。
ニース大学パスツール病院(Hôpital Pasteur)
エリア | パスツール |
---|---|
住所 | 30, voie Romaine 06000 Nice |
電話番号 | 04-92-03-77-77 |
ウェブサイト | https://www.chu-nice.fr/nos-hopitaux/hopital-pasteur |
私立サン・ジョルジュ病院(Polyclinic Saint George)
エリア | ライム |
---|---|
住所 | 2, avenue de Rimiez 06100 Nice |
電話番号 | 04-92-26-77-77(救急24時間) 04-93-81-71-50(総合受付) |
ウェブサイト | https://www.clinique-saint-george.com/ |
ニースの緊急連絡先リスト
フランスの緊急連絡先は、警察が「17」、消防が「18」、救急が「15」です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。
緊急連絡先 | 電話番号 |
---|---|
警察 | 17 |
消防 | 18 |
救急 | 15 |
在マルセイユ日本国総領事館 | 06-10-56-14-61 |
在マルセイユ日本国総領事館
ニース市には日本国総領事館がなく、マルセイユにある在マルセイユ日本国総領事館が管轄しています。旅行中に事故や事件等のトラブルにあったときのサポートをしてくれます。
基本情報
名称 | 在マルセイユ日本国総領事館 |
---|---|
住所 | 132 Michelet, 132, boulevard Michelet 13008 Marseille, France |
電話番号 | 06-10-56-14-61 |
ウェブサイト | https://www.marseille.fr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
ニース旅行の治安まとめ
Photo by Paul Rysz on Unsplash
ニースを楽しむためには、トラブルに巻き込まれないことが大切です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を満喫しましょう。
- ファスナー付きのバッグ
スリの被害を防ぐために、必ずファスナー付きのバッグを利用しましょう。ファスナーを手で押さえたり、カラビナで固定したりして、スリやひったくり対策を徹底しましょう。 - かさばらないセキュリティポーチ
パスポートなどの貴重品は、かさばらない薄いセキュリティポーチに入れて上着の下などに着用しましょう。取り出すときは人目を避けることも大切です。
ニースの治安まとめ
ニースは、ヨーロッパの人気高級リゾート地で、1年を通して世界中から多くの観光客が集まる場所です。ただ地域によっては治安の悪い場所もあるため、注意が必要です。訪れる地域の治安を事前に確認すると良いでしょう。また比較的治安の良いヴューニースなどでもスリや置き引きなど軽犯罪は発生しているので注意しましょう。本記事の情報を参考に防犯対策をして、ニース旅行を楽しみましょう。
外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでお勧めです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しい旅行になることを願っています。
フランスに行った際に使えるWiFi情報については「フランスWiFiどれにする?無料ワイファイ・レンタル・おすすめ紹介も!」の記事をご覧ください。
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