テキサス州の治安2024年版【アメリカ旅行でトラブルに遭わない方法】

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「テキサス州の旅行を検討しているけど、治安は大丈夫？」
「初めてのテキサス州で気をつけることは？」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい？」

と、テキサス州旅行の不安な点はありませんか？
本記事ではテキサス州の治安についてお答えします。

テキサス州の治安について

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テキサス州全体はアメリカ国内では比較的治安が良い州です。しかし、テキサス州の中でも都市によって、犯罪率が異なります。特にヒューストン、ダラス、オースティン、サンアントニオなどの大都市に犯罪が集中しています。

デモやストライキについて

2020年に新型コロナウイルス感染拡大を防ぐことを目的とした自宅待機命令に対して、解除を求める抗議活動の一環としてテキサス州内では数回のデモが起こりました。

交通機関について

旅行者はレンタカーやタクシー、配車サービスを利用して移動するのが一般的です。バスや鉄道は路線が非常に少なく、利用する人はほとんどいないため、混雑することはありません。そのため、スリに遭う可能性は低いですが、1人で乗車する場合は脅迫やストーカー行為に遭う可能性があるので注意が必要です。

テキサス州在住者の体験談

防犯対策をしてトラブルを回避しよう

テキサス州北部にあるダラスに15年住んでいますが、犯罪に巻き込まれたことはありません。スリやぼったくり、窃盗などの犯罪はほとんど油断しているときに発生するので、しっかり防犯対策をすれば大きなトラブルに遭う可能性が低くなります。しかし、治安が良いとされている地域でも日本より犯罪率が高いため、十分に注意しましょう。

テキサス州旅行の注意点

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テキサス州を旅行するときは特に交通ルールに注意が必要です。

注意点1：シートベルト装着

運転者はもちろんのこと、助手席や後部座席に座る場合でも法律でシートベルト装着が義務付けられています。違反すると約200ドルの罰金が科されるので、レンタカーやタクシーを利用する場合は気をつけましょう。

注意点2：幼児を車に残さない

テキサス州の夏は気温が摂氏40度以上になることが多くあり、車内に残された幼児が急性熱中症で死亡する事故が多発しています。法律でも定められているため、短時間で終わる買い物でも幼児を車に残さないようにしましょう。

注意点3：障害者エリアの駐車禁止

建物の入口近くには、障害者専用の駐車スペースが設けられていることがほとんどです。地面に車椅子マークのあるエリアには、一時的にでも絶対に駐車してはいけません。違反すると数百ドルの罰金が科されます。

注意点4：スクールゾーンに要注意

高校以下の学校付近には子供たちの安全を守るためにスクールゾーンが設けられており、登下校の時間帯には速度20マイル制限の標識が出ています。このゾーン内では、絶対に20マイルを超えて走行してはいけません。また、スクールバスが「STOP」の表示を出して停車しているときにその脇を通過することは禁止されています。

注意点5：運転中、警察に呼び止められた場合

バックミラーにパトカーが赤や青のライトを点滅しているのが見えたら、「止まれ」の合図です。路肩に車両を寄せて停車し、車内で警察官が来るのを待ちます。車から降りるのは危険なのでやめましょう。

テキサス州の治安が悪いエリア

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テキサス州の治安が悪いエリアを紹介します。場所によっては通りすぎるだけの場合でも注意が必要なので、情報を把握しておきましょう。

サウス・ブールバード/パーク・ロウ（ダラス）

ダラスのサウス・ブールバード（South Boulevard）とパーク・ロウ（Park Row）という道に囲まれた地域は、犯罪率が高い場所です。特に暴力事件が多く発生している危険な地域です。

サード・ワード（ヒューストン）

ダウンタウン南東のサード・ワード（Third Ward）と呼ばれるエリアは恐喝が多く発生する地域です。ヒューストン大学ダウンタウンキャンパスの北側も危険と言われています。

シャープスタウン（ヒューストン）

シャープスタウン（Sharpstown）を中心とした半径5キロ圏は中国人、ベトナム人、インド人を中心としたアジア人街があり、治安が悪い地域です。

エムエルケー（オースティン）

オースティンのエムエルケー（MLK）というエリアは、テキサス州の中でも犯罪率が高い地域です。

注意が必要な観光地

エル・パソ

観光地として有名なエル・パソがあるテキサス州南部のメキシコ国境付近は注意が必要です。メキシコ国境線は、メキシコ側の都市（フアレス、ヌエボ、ラレド、レイノサ）に最も近い場所です。経済格差が大きいため、密入国や麻薬の密売が横行しています。また、富裕層を狙った誘拐事件も多発しています。

テキサス州の治安が良い都市

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大都市は犯罪率が高いですが、テキサス州には治安が良い都市もあります。ダラスやヒューストンを訪れた際に立ち寄るのもおすすめです。

フリスコ

テキサス州北部のフリスコは、1990年代から開発が始まった地域で、現在は家やアパートの価格も高めです。住民も平均レベル以上の所得がある人の割合が高く、貧困差があまりないので治安が非常に安定しています。

プレイノ

テキサス州北部のプレイノは、北米トヨタがカリフォルニアから移転してきたことで有名な都市で、アメリカ国内の巨大企業もいくつか移転してきています。日本人居住者も多く、治安は安定しています。

アレン

テキサス州北部のアレンには、広大な敷地のアレン・プレミアム・アウトレットがあります。有名ブランドの商品を格安で購入することができるので、海外からも多くの観光客が訪れます。パトカーも巡回警備しているため治安は比較的安定しています。

宿泊におすすめのエリア

観光客が多く訪れるダラスとヒューストンに宿泊する際の安全でおすすめできるエリアを紹介します。

ダラス

ダラス・ダウンタウン・ヒストリック・ディストリクト（Dallas Downtown Historic District）とその北側にあるアーツ・ディストリクト（Arts District）、ヴィクトリー・パーク（Victory Park）は高級ホテル街で、美術館、博物館などの観光スポットに徒歩でアクセスできるのでおすすめです。

ダラスの魅力は「ダラスの魅力とおすすめ観光スポット6選【アメリカ旅行ガイド】」の記事をご参照ください。

ヒューストン

ヒューストン自然科学博物館の周辺は、高級ホテルが集中しており、観光スポットに徒歩でアクセスできるのでおすすめです。

ヒューストンの魅力は「ヒューストンの魅力とおすすめ観光スポット5選【アメリカ在住者が紹介】」の記事をご参照ください。

治安が良い観光スポット

ジョンFケネディ暗殺ツアー

JFK暗殺事件ツアーはダラスで最も有名な観光地であり、予約が必要なガイド付きのツアーです。観覧者のセキュリティーチェックもあるため、安心して楽しむことができます。

ダラス樹木園・植物園

ダラス樹木園・植物園は、数多くの樹木を鑑賞することができるのどかな公園です。家族連れや結婚記念など、写真撮影の場としても利用され、安全に回ることができます。電気自動車の巡回サービスもあるので、お年寄りや体の不自由な方も利用できます。

ジョンソン宇宙センター

ヒューストンにあるジョンソン宇宙センターは、観光地として整備されています。また、館内ツアーがあり、安全に観光ができる場所です。

テキサス州旅行の防犯対策

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テキサス州旅行で役に立つ防犯対策を紹介します。

防犯対策1：貴重品は体に密着させる

ホテルのカウンター手続き中は貴重品を手に持ち、足下の荷物は両足で挟んで置き引き対策をしましょう。

防犯対策2：現金は最小限にする

スリに狙われやすくなるため、多額の現金を持ち歩かずに最小限の現金のみ持ち歩くことを心がけましょう。また現金を人の目に触れさせたりしないようにしましょう。

防犯対策3：運転中は窓を開けない

治安に不安のある地域をやむを得ず通過する際は，ドアロックをし、窓を閉め、中央寄りの車線を通行するようにしましょう。もし知らない人に停止を求められても、絶対に応じないでください。日本では考えられないことですが、窓を開けて信号待ちをしている車を狙う強盗もいるので注意が必要です。

防犯対策4：車の施錠を忘れない

車を離れている間に車内に残した荷物が盗まれることがあります。カバンやコンピューターなどの貴重品は車内に置かず、車は必ず施錠するようにしましょう。

防犯対策5：夜間に外出しない

夜間の1人歩きは避けたほうが無難です。特に暗い場所は強盗、強姦の危険があるので歩かないようにしてください。万が一強盗に襲われた場合は身の安全を優先し、無理な抵抗をしてはいけません。慌てて内ポケットから財布を出そうとすると、ピストルの反撃と誤解され、射殺される可能性があるので注意が必要です。

トラブルに遭ったときの対処方法

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テキサス州の旅行中にトラブルに遭った場合の対処法を紹介します。

ひったくり

貴重品が盗まれた場合は、警察に届出書を出しましょう。海外保険の申請等で証明書が必要になることがあります。

パスポートの紛失

パスポートを紛失した際は最寄りの警察に届出書を出し、次に在ヒューストン日本国総領事館に必要書類を提出し、新規発給または渡航書発給の申請を行いましょう。詳しくは在ヒューストン日本国総領事館の「パスポートを紛失した際の手続き」をご確認ください。

交通事故

テキサス州で事故に遭遇した場合は、英語ができるなら電話で911に通報します。日本語しかできない場合は、在ヒューストン日本国総領事館に電話して相談しましょう。海外保険会社によっては、通訳サービスを実施している会社もあるので、渡航前に確認することをおすすめします。

ケガや体調不良

緊急の場合を除き、電話による事前の予約が必要です。救急施設を利用する際は現金、クレジットカード、海外旅行傷害保険証等、支払い能力を十分証明できるものを持参して行く必要があります。

倉岡クリニック

Memorial Hermann-Texas Medical Center（西川哲医師）

テキサス州の緊急連絡先リスト

テキサス州でトラブルに遭ったときの緊急連絡先です。

在ヒューストン日本国総領事館について

テキサス州にある領事館はヒューストンにある在ヒューストン日本国総領事館のみです。領事館ではパスポートを紛失したときなど、旅行先で困ったことがあった際にサポートしてくれます。

基本情報

テキサス州旅行の治安まとめ

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一般の旅行ガイド書籍やサイトに出ている観光地は、人通りも多く、安全に旅行することができます。しかし、日本より危険であることは確実なので防犯対策が必要です。

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