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タイ
更新日:2024.12.11

タイの移動手段ガイド!【タイ旅行前に交通機関をチェック】

タイの移動手段ガイド!【タイ旅行前に交通機関をチェック】

Photo by Geoff Greenwood by Unsplash

「タイ旅行の移動手段が知りたい」
「空港から市内までどうやって行けばいい?」
「タイの交通機関を利用するときの注意点はある?」

と、タイ旅行の移動手段で気になることはありませんか?
本記事では、タイ旅行の移動に役立つ情報を紹介します。

本記事でわかること

  • タイの主な移動手段
  • 空港からバンコク市内までの行き方
  • タイの交通機関を利用するときの注意点

タイ旅行の移動手段

タイ旅行の移動手段

Photo by Jakob Owens on Unsplash

タイ国内の主な交通手段は飛行機、鉄道、バス、タクシーです。

飛行機

都市間を効率よく移動したい場合は、飛行機を利用すると便利です。タイには、バンコクのスワンナプーム国際空港やドンムアン国際空港、プーケット国際空港、チェンマイ国際空港など主要観光地にアクセスしやすい空港が整備されています。さらに、サムイ島や北部のチェンライなどのエリアにも国内空港があるため、さまざまな観光地への移動がスムーズに行えます。

一言メモ

料金は他の交通手段と比べて割高ですが、移動時間を短縮することができるので、旅行日数があまりない方におすすめです。

飛行機の乗り方

タイの国内線のチケットは、各種オンライン旅行サイトや航空会社のサイト、日本の旅行代理店などで予約することができます。

鉄道

タイ国内には鉄道も走っています。タイ北部の主要都市を結ぶ北線をはじめ、東西南北に路線があります。座席のクラスは1等、2等、3等があり、1等はエアコン付きの個室寝台、2等はエアコン付きの寝台や座席、3等は扇風機付きの座席などがあります。

鉄道の乗り方

鉄道のチケットは、駅の窓口で購入する方法とオンラインで予約する方法があります。

現地の駅で直接チケットを買う場合は、その場で予約できるので柔軟な旅行スケジュールを立てることができるのがメリットです。しかし、ハイシーズンには予約でいっぱいになることがあるため、日程に余裕を持って行ったほうがよいでしょう。

一言メモ

オンラインでも鉄道のチケットを購入することが可能です。特に寝台列車を利用したい場合は、早めに予約しておくことをおすすめします。

長距離バス

バンコクには北、東、南の3つの主要なバスターミナルがあり、タイ国内の各地へのアクセスが可能です。バスの種類には、VIPバス、エアコン付きバス、普通バスなどがあり、快適さや料金に応じて選べます。

特に夜行バスは、寝ている間に目的地に到着できるため、時間を有効に使いたい方におすすめです。主要なバス会社には、タイ国営のトランスポート社やナコンチャイエアー、ソンバットツアーなどがあります。

長距離バスのチケットの買い方

タイの長距離バスのチケットは、オンライン予約が便利です。バス会社の公式サイトや予約サイトを利用して、事前にチケットを購入できます。予約サイトは英語対応がほとんどですが、クレジットカードでの支払いが可能です。

一言メモ

バンコクの主要バスターミナル(モーチット、エカマイ、サーイタイ)では、窓口で直接チケットを購入することもできます。自分で予約することが難しいという方は、旅行代理店でもチケットを購入することができます。

タクシー

短距離の移動を自由なスケジュールで周りたい場合は、タクシーをチャーターしてもよいでしょう。目的地まで直行してもらえるので、あまり旅慣れていないという方にも便利な交通手段です。

バンコクやチェンマイなどの主要都市ではタクシーが多く走っており、比較的安価に利用できます。初乗り料金は35バーツで、1キロごとに追加料金がかかります。ただし、一日チャーターするなどの場合は別途料金交渉が必要になります。

タクシーの乗り方

長距離タクシーをチャーターする場合は、ホテルで頼む方法と、日本の旅行会社で頼む方法、現地で直接交渉する方法、Grabなどの配車アプリを利用する方法があります。

現地で直接ドライバーに交渉する場合はぼったくられる可能性もありますが、交渉がうまくいけば割安料金で移動することができます。

おすすめポイント

バンコクなどの主要都市ではGrabなどの配車アプリを利用することもできます。事前の料金交渉や行先の説明が不要なので、安心して利用することができます。

その他

タイのそのほかの交通手段として、バンコク市内の鉄道やメトロ、バイクタクシー、トゥクトゥク、船などがあります。バンコクの鉄道はBTSスカイトレイン、メトロ、空港鉄道の3種類があり、空港や主要観光地を結んでいます。

バイクタクシーは短距離を安く移動するのに便利です。トゥクトゥクは主要観光地に多く走っており、料金は交渉制です。船はチャオプラヤー川を運航するエクスプレスボートやフェリーがあり、川沿いの観光地へのアクセスに便利です。

バンコクの国際空港から中心地への行き方

バンコクの国際空港から中心地への行き方

Photo by Mark Chan on Unsplash

バンコクにはスワンナプーム国際空港とドンムアン国際空港があります。それぞれの空港から市内までの移動手段を紹介します。

スワンナプーム国際空港

スワンナプーム国際空港から市内までは、エアポートレールリンク、バス、タクシーなどを利用して行くことができます。

エアポートレールリンク

エアポートレールリンクを利用すればスワンナプーム空港からバンコク中心街のパヤタイ駅まで、片道約30分で行くことができます。45バーツ程度と料金が安く渋滞に巻き込まれることもないので、おすすめの交通手段です。

バス

空港とバンコク市内を結ぶバスにはBMTA(バンコク交通局)Limo Bus(シャトルバス)があります。

BTMAはローカルバスで、空港からシャトルバスでバス停に行く必要があり、所要時間は1時間程度。料金は33~60バーツと安価です。

おすすめポイント

Limo Busは、スワンナプーム国際空港からバンコクの主要地を走るシャトルバスです。料金は180バーツと少し高くなりますが、車内は快適で所要時間も20~30分程度で済みます。

タクシー

空港からタクシーや配車アプリで移動することもできます。料金は300~500バーツ程度、所要時間は50分程度かかりますが、荷物の多い人や深夜・早朝便で到着した人にはおすすめです。

スワンナプーム国際空港から中心地への移動手段
移動手段所要時間費用
エアポートレールリンク約30分45バーツ
バス (BTMA)約1時間33~60バーツ
Limo Bus約20~30分180バーツ
タクシー約50分300~500バーツ

ドンムアン国際空港

ドンムアン国際空港から市内までは、SRTダークレッドライン、バス、タクシーなどを利用して行くことができます。

SRTダークレッドライン

ドンムアン空港からバンコク市内までは、SRTダークレッドラインという鉄道が走っています。2021年にできた鉄道で、バンスー駅まで行きそこからMRTに乗り換えて市内へアクセスできます。バンコクの中心街であるスクンビット駅までは73バーツ、所要時間は45分程度です。

バス

ドンムアン空港もスワンナプーム空港と同様に、BMTA(バンコク交通局)Limo Bus(シャトルバス)で市内まで出ることができます。

バスの種類
  • BTMA
    ローカルバスで、所要時間は目的地によって異なりますが、Limo Busよりも時間がかかると考えたほうがよいでしょう。料金は30バーツからです。
  • Limo Bus
    ドンムアン国際空港からバンコクの主要地を走るシャトルバスです。料金は150バーツ程度と少し高くなりますが、車内は快適で所要時間は40分~1時間です。

タクシー

ドンムアン空港からタクシーや配車アプリで移動することもできます。料金は300バーツ程度、渋滞がなければ40分程度で市内まで出られます。

ドンムアン国際空港から中心地への移動手段
移動手段所要時間費用
SRTダークレッドライン約45分73バーツ
バス (BMTA)所要時間は目的地による30バーツ~
Limo Bus約40分~1時間150バーツ
タクシー約40分300バーツ

バンコクの国際空港から市内までのおすすめ移動手段

費用を抑えたいという場合は、鉄道やローカルバスがおすすめです。荷物が多かったり、深夜や早朝に到着する場合はタクシーや配車アプリを利用しましょう。スやタクシーは渋滞の多い時間帯には長時間かかってしまう可能性があるため注意です。

バンコクの詳しい移動手段について知りたい人は「バンコクの移動手段ガイド!タイ旅行前に交通機関をチェック」の記事をご覧ください。

タイ観光で使える移動手段

タイ観光の移動手段

Photo by Alejandro Cartagena 🇲🇽🏳‍🌈 on Unsplash

バンコク市内の観光は、鉄道やメトロ、タクシーやバイクタクシー、トゥクトゥク、船などを利用することができます。タイ観光の拠点となる、首都バンコク市内の移動手段を紹介します。

鉄道

バンコクの鉄道はBTSスカイトレイン、メトロ、空港鉄道の3種類があります。

BTSスカイトレイン

BTSスカイトレインはスクンビット線シーロム線の2路線が運行されています。バンコク市内の主要観光地や商業エリアを網羅しており、渋滞の多いバンコクでの移動に便利です。運賃は17バーツから47バーツと手頃で、1日乗り放題の1日券(150バーツ)などもあります。

メトロ(MRT)

バンコクのメトロ(MRT)はブルーラインパープルラインの2路線があり、主要な観光地や商業エリアを効率よく結んでいます。ブルーラインは市内中心部を通り、シーロムやスクンビットなどの主要エリアにアクセスできます。運賃は17バーツから70バーツと手頃で、1回乗車券やICカード(MRTカード)を利用できます。

空港鉄道

空港鉄道はスワンナプーム国際空港からのエアポートレールリンクと、ドンムアン国際空港からのSRTダークレッドラインが走っています。

タクシー

バンコクのタクシーは初乗り料金は35バーツで、1キロごとに追加料金がかかります。タクシーを利用する際は、メーターが作動していることを確認しましょう。メーターを使わないドライバーもいるため、事前に料金交渉が必要な場合があります。Grabなどの配車アプリを利用すると、事前に料金が分かり行先も伝えられるため便利です。

トゥクトゥク

三輪自動車であるトゥクトゥクは、狭い路地や交通渋滞の多い市街地での移動に適しています。料金は交渉制で、短距離の移動なら50〜200バーツ程度です。事前に料金を確認し、交渉してから乗りましょう。トゥクトゥクは観光地やホテルの前でつかまえることができます。

船はチャオプラヤー川を運航するエクスプレスボートフェリーがあります。これらの船はワット・アルンや王宮、中華街などの川沿いの観光地に停泊し、川沿いの風景を楽しみながら移動できるためおすすめです。

バンコクから他都市への行き方

バンコクから他都市への行き方

Photo by Mos Sukjaroenkraisri on Unsplash

バンコクから他都市へのアクセス方法を紹介します。バンコクからチェンマイ、プーケットまでの行き方を紹介します。

バンコクからチェンマイへのアクセス方法

飛行機

バンコクからチェンマイへの飛行機移動は約1時間10分で、バンコクのスワンナプーム国際空港やドンムアン空港から利用することができます。主要な航空会社には、タイ国際航空、タイ・エアアジア、ノックエアなどがあり、1日の便数も多く、朝から夜まで運行しています。

おすすめポイント

飛行機移動は短時間で快適なため、旅行期間が短い方や初めてのタイ旅行者に特におすすめです。

長距離列車

バンコクからチェンマイへの長距離列車は、バンコクのクルンテープ・アピワット中央駅から出発し、所要時間は約11~14時間です。寝台列車を利用すると、夜間の移動で宿泊費を節約することができます。

一言メモ

2等寝台は片道約2,060円からで、エアコンや食堂車も完備されています。特に観光シーズンには席が埋まってしまうことがあるため、早めの手配が必要です。

バス

バンコクからチェンマイへの長距離バスは、バンコクのモーチット北バスターミナルから出発し、所要時間は約9時間半から11時間です。主要なバス会社には、ナコンチャイエアやソンバットツアーなどがあり、VIPバスではリクライニングシートや食事サービスが提供されます。

一言メモ

夜行バスを利用すれば、夜に出発して朝にチェンマイに到着するため、宿泊費の節約にもなります。事前にインターネットで予約することもできるので便利です。

移動手段所要時間費用
飛行機約1時間10分料金例:記載なし
長距離列車約11~14時間2等寝台:約2,060円から
バス約9時間半~11時間料金例:記載なし

バンコクからプーケットのアクセス方法

飛行機

バンコクからプーケットへの移動手段として、最も一般的なのが飛行機移動です。フライト時間は約1時間半で、バンコクのスワンナプーム国際空港やドンムアン国際空港から発着しています。主要な航空会社にはタイ国際航空、タイ・エアアジア、ノックエアなどがあり、1日の便数も多く出ています。

長距離列車とバス

ローカル気分を味わいたい方は、長距離列車とバスで移動することもできます。まずバンコクのフワランポーン駅からスラタニー駅まで寝台列車で約10時間かけて移動します。スラタニーに到着後、プーケット行きのバスに乗り換えます。

おすすめポイント

このバスの旅は約5時間かかり、タイ南部の美しい風景を楽しむことができます。

タイの交通機関を利用する時の注意点

タイの交通機関を利用する時の注意点

Photo by Hanny Naibaho on Unsplash

タイの各移動手段を利用する時の注意点を紹介します。

国内線飛行機利用時の注意点

バンコクのスワンナプーム空港やドンムアン空港では、国内線と国際線の乗り継ぎがある場合、入国手続きやセキュリティチェックに時間がかかることがあります。乗り継ぎ時間は余裕を持って設定しておくほうがよいでしょう。

長距離列車利用時の注意点

タイの長距離列車は遅延が頻繁に発生するため、時間に余裕を持った計画が必要です。特に長距離の場合、2〜3時間の遅れも珍しくありません。チケットは事前に購入しておいたほうがよいでしょう。

駅の窓口やオンラインで購入でき、特に寝台列車は早めの予約が安心です。また、エアコンなしの車両を選んだ場合は暑さ対策が必要です。さらに、食堂車や車内販売がある列車もありますが、念のため食事や飲み物を持参しておくと安心です。

注意ポイント

スリや置き引き等の犯罪もありますので、貴重品からは常に目を離さないようにしてください。

長距離バスの利用時の注意点

タイの長距離バスは種類によって快適さが異なります。VIPバスやエアコン付きバスは快適ですが、普通バスはエアコンがないこともあるため暑さ対策が必要です。逆に、夜行バスはエアコンが効きすぎている場合があるため、防寒対策として上着を持参することをおすすめします。

貴重品の管理には十分注意し、荷物は常に手元に置くようにしましょう。そしてタイの祝日や週末は混雑が予想されるため、時間に余裕を持って行動してください。

タイの治安と注意点について、「タイの治安を大解説【タイ旅行でトラブルに巻き込まれないために】」の記事で解説しているのでぜひご覧ください。

タイの移動手段まとめ

タイの移動手段まとめ

Photo by Evan Krause on Unsplash

タイ旅行に役立つ交通事情と、目的別の移動手段を紹介します。

タイの交通事情

タイの国内移動手段は複数あるため、時間や予算に合わせて交通手段を決めることができます。ハイシーズンには各種交通手段の予約が取れないこともあるため、早めに予約しておくと安心です。

初めてのタイ旅行の移動手段

初めてのタイ旅行であれば、バンコク市内を巡るだけでも十分楽しめます。日数に余裕があれば、チェンマイやプーケットなどの都市にも足を伸ばしてみましょう。

現地で交通手段を確保することも可能ですが、慣れていない場合は日本の旅行代理店で手配をお願いするのがおすすめです。

ロンドンの移動に役立つアプリ

移動に便利なアプリを紹介します。日本での事前ダウンロードをオススメします。

移動に便利なアプリ

「Google Maps」は、現在地と目的地を入力すると様々なアクセス方法を検索できるアプリです。

Google Maps

配車サービスアプリ

配車サービス「Grab」のアプリです。あらかじめクレジットカード情報を入力しておくと便利です。

Uber
  • Google Play「Grab
  • App Store「Grab

タイの移動手段まとめ

タイの移動手段は飛行機、列車、バス、タクシーなど様々なものがあります。時間や予算など、旅の予定に合わせて交通手段を選んでください。本記事で紹介した情報が、皆さんのタイ旅行に役立つと嬉しいです。
また、タイのおすすめ観光スポットについて「タイの魅力とおすすめ観光スポットを紹介!」の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。
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