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バンクーバーの移動手段ガイド【カナダ旅行前に交通機関をチェック】
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「バンクーバー旅行の移動手段が知りたい」
「空港から市内までどうやって行けばいい?」
「バンクーバーの交通機関を利用するときの注意点はある?」
と、バンクーバー旅行の移動手段で気になることはありませんか?
本記事では、バンクーバー旅行の移動に役立つ情報を紹介します。
本記事でわかること
- バンクーバーの主な移動手段
- 空港からバンクーバー市内までの行き方
- バンクーバーの交通機関を利用するときの注意点
目次
バンクーバーの交通システム
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バンクーバーの主な公共交通機関はスカイトレイン(鉄道)、バス、シーバス(フェリー)です。すべてTransLink社が運営しています。その他、タクシーや配車サービスも利用できます。
バンクーバーのゾーン制とは?
バンクーバーで公共交通機関を利用するときに知っておかなければいけないのが「ゾーン制」です。
ゾーンとは
バンクーバーには3つの運賃ゾーンがあります。ウォーター・フロントなどダウンタウン周辺のゾーン1、ノース・バンクーバーやリッチモンドなどバンクーバー近郊のゾーン2、ブレーザー川を渡ったサレー地区やアナシス島のゾーン3です。ゾーン内は運賃が一定で、ゾーンを越えるたびに運賃が加算されるシステムです。
加算方法
ゾーン内を移動する場合は1ゾーンの運賃、2ゾーンを行き来する場合は2ゾーン運賃、3ゾーン行き来する場合は3ゾーンの運賃を支払います。
運賃
乗車距離 | 現金 | Compass Card | 学生・シニア | 定期券(Monthly Pass) |
---|---|---|---|---|
1ゾーン | C$3.10 | C$2.50 | C$2.05 | C$102.55 |
2ゾーン | C$4.45 | C$3.65 | C$3.05 | C$137.10 |
3ゾーン | C$6.05 | C$4.70 | C$4.15 | C$185.20 |
お得情報
- 他の交通機関も含め、同じゾーン内であれば90分以内乗り放題
- バスは1~3ゾーンを行き来しても運賃は1ゾーン分だけ
- 平日18時30分以降、週末と祝日は「Off Peak Hours」ですべての移動は1ゾーンの運賃
- 12歳以下のお子様は、証明書を所持すれば無料
コンパスカード(Compass Card)
バンクーバーの移動で便利なのが、日本のsuicaやPASMOのような「Compass Card」です。シーバス、スカイトレインの駅、フェリーターミナルなどの自動券売機で購入できます。
購入する際には、C$6のデポジットを支払います。デポジットはカード返却時に返金されます。スカイトレインのウォーター・フロント駅の構内にある「Compass Customer Service」で手続き可能です。
バンクーバー旅行の移動手段
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スカイトレインについて
バンクーバーのスカイトレインは全線無人運転です。駅も殆どが無人駅で、少し驚いてしまいます。また、名前はスカイトレインですが、線路はほとんど地下を走っています。
ダウンタウンのウォーター・フロント駅を起点として「エクスポライン(Expo Line)」「ミレニアムライン(Millennium Line)」、空港とダウンタウンを結ぶ「カナダライン(Canada Line)」の3つの路線が運行されています。
スカイトレインの乗り方
乗車方法は日本の鉄道と似ています。コンパスカードを利用するか、券売機でシングルチケット(90分有効のチケット)を現金もしくはクレジットカードで購入して利用します。
降車時の改札で正確にスキャンできていないと、一番高い運賃(3ゾーン分)が支払われてしまうので注意しましょう。
バスについて
バスは路線が多く、乗りこなすには慣れが必要ですが、スカイトレインと合わせて利用すると非常に便利です。また、バスはゾーンを越えても加算されず、どこまで行っても1ゾーン運賃。長期間滞在する方、郊外への旅行も考えている方は旅費の節約になるのでおすすめです。
ただ渋滞の影響を受けやすく、移動時間を読みにくいのが難点です。
バスの乗り方
乗車時に、ドアの近くにあるカードリーダーにコンパスカードをスキャンします。現金で乗車する場合は、小銭を運転手横の機械に入れ、乗車券を受け取ります。おつりは出ないので、事前に小銭を用意しておきましょう。目的地が近づいてきたら車内に張り巡らされたロープを引くか、ボタンを押して降りるサインを出します。
シーバスについて
シーバス(SeaBus)はダウンタウンのウォーター・フロントと、バンクーバー港を渡ったノース・バンクーバーを結ぶ定期フェリーです。現地の人の生活の足にもなっていて、朝夕のラッシュ時は15分間隔、その他は30分間隔で運行しています。観光客にも人気の交通機関です。
シーバスの乗り方
乗車方法はスカイトレインなどと同じように、カードリーダーにスキャンして改札を通過します。対岸から船がくると、先に船に乗っていた乗客が降ります。すべての乗客が降りた後に乗船が始まります。係りの人の誘導に従いましょう。
タクシーについて
料金はメーター制で、初乗りはC$3~C$3.5、 その後1㎞毎にC$1.8~C$1.9が加算されます。日本と違い、タクシーが待機しているのは空港かホテルで、流しのタクシーも殆ど見かけません。
タクシーの乗り方
ホテルやレストランの受付でタクシーを呼んでもらうか、公式サイトにアクセスしてタクシーを手配しましょう。
タクシーを降りる時は運転手さんにチップを渡しましょう。チップの相場は大体C$5~C$10前後です。荷物を持ってくれたときなど、サービスが良ければチップをはずんでもよいでしょう。
主なタクシー会社
レンタサイクル
バンクーバーは自転車人口の多い街で、自転車道も整備されています。スタンレーパークなどの公園にはサイクリングコースもあり、サイクリングを楽しめる街です。レンタサイクル店も多いので、ダウンタウンと近郊の街巡りには便利な移動手段です。
レンタサイクルの借り方
レンタル店にもよりますが、1時間、半日、一日、一週間など、借りられる期間を選べます。借りる際には身分証明書(パスポート)と、クレジットカードを提示し、デポジットと保険料を支払います。レンタル料の相場は1時間当たりC$4程度です。
バンクーバー空港から中心地への行き方
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バンクーバー国際空港からは、スカイトレイン、タクシーでダウンタウンまでアクセスできます。空港から市内までの移動手段を紹介します。
ダウンタウンへの移動手段の時間と費用
交通機関 | 所要時間 | 料金 |
---|---|---|
スカイトレイン | 約30分 | 平日:C$7.85、土日祝:C$6.80 |
タクシー | 約30分~40分 | C$31~ |
空港から市内までのおすすめ移動手段
スカイトレインのカナダラインを利用すれば、乗り換えることなく約30分でダウンタウンのウォーター・フロント駅まで行くことができます。バンクーバー国際空港到着出口から徒歩約3分でカナダラインのバンクーバー国際空港駅があります。
バンクーバー国際空港駅(YVR Airport)からウォーター・フロント駅(Water Front)までは2ゾーン分の運賃が必要です。さらにC$5の特別運賃も加算されます。
バンクーバー観光の移動手段
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シーバス
シーバスはウォーター・フロントとノース・バンクーバーを約30分で渡れるフェリーです。ノース・バンクーバー側の港ロンズデール・キー(Lonsdale Quay)駅は、バンクーバーの夜景が見られるフォトスポットです。フェリーは平日と土曜日は25:00、休日は23:00まで運航しているので、ぜひバンクーバーの夜景を観に利用してみてください。
バスツアー
短期間の滞在でもたくさんの観光スポットを回りたい方におすすめなのがバスツアー「バンクーバー・シティ・ホップオン・ホップオフ・ツアー」です。15カ所で停車するシティールート、21カ所で停車するパークルート、29カ所で停車するデュアルパスがあります。乗り降り自由なのもうれしいポイントです。
ただガイドはすべて英語であまり充実していません。ガイドはあまり期待しない方が良いでしょう。
自転車
バンクーバー旅行で一番おすすめなのが自転車での移動です。スタンレーパークでのサイクリングや、ウォーター・フロントでのカフェ巡りが楽しめます。
またスカイトレインやバス、フェリーにも自転車をそのまま載せられるので、リッチモンドやグランビルアイランドでも散策を楽しめます。
1台のバスに、2台まで自転車を載せられます。スカイトレインに載せられる自転車の数は時間帯・ルートによって変わります。
バンクーバーから他都市への行き方
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バンクーバーから他都市へのアクセス方法を紹介します。バンクーバーからジャスパーとトロントまでの行き方を紹介します。
バンクーバーからジャスパーへのアクセス方法
- 飛行機
バンクーバー国際空港からカルガリー空港まで国内線で約1時間20分、カルガリー空港からジャスパー行きのバスで約3時間30分です。 - 鉄道
バンクーバーからVIA鉄道のカナディアン号でジャスパー駅まで行けます。
ジャスパー駅とカルガリーの間にはカナディアンロッキーの観光拠点として有名なバンフがあります。ホテルも多いので、バンフで一泊するのもおすすめです。
バンクーバーからトロントへのアクセス方法
- 飛行機
バンクーバー国際空港からトロント・ピアソン国際空港まで約4時間30分です。空港からダウンタウンまではユニオン・エクスプレスで約25分です。 - 鉄道
バンクーバーからトロントへは、大陸を横断するVIA鉄道のカナディアン号で向かいます。何と90時間以上かかります。
カナディアン号は、カナダの景色を楽しみたい方向けです。車窓からロッキー山脈やコロンビア大氷河を眺めながら、約90時間かけて移動します。
バンクーバーの交通機関を利用する時の注意点
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バンクーバーの各移動手段を利用する時の注意点を紹介します。
バスの利用時の注意点
バンクーバーのバスは時刻表がありません。バス停に張り出されていることもありません。あと何分でバスが来るのか知りたい時は、交通アプリの「Transit」や、TransLink社の公式サイトで確認します。調べる時は、バス停の看板の上に書いてあるバス停ナンバーを確認しましょう。
シーバスの注意点
フェリーの中はとても広く、定員は400名です。夏のピーク時期には満席になります。混み合うフェリーの中はスリやひったくりが発生しやすいので、貴重品には十分気を付けましょう。
自転車利用時の注意点
カナダは日本と逆の右側走行です。右折車には十分に気を付けましょう。またバスや車から降りてくる乗客にも注意が必要です。慣れないうちはスピードを落として走行しましょう。
バンクーバーの移動手段まとめ
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バンクーバー旅行に役立つ交通事情と目的別の移動手段を紹介します。
初めてのバンクーバー旅行の移動手段
初めてのバンクーバー旅行であれば、ウォーター・フロント駅周辺のホテルに宿泊するのがおすすめです。シーバスは利用方法も簡単なうえ、バンクーバーの景色を楽しめます。是非乗ってみましょう。郊外のキャピラノ吊り橋へはカナダ・プレースから無料のシャトルバスが出ているので利用しましょう。
バンクーバーの移動に役立つアプリ
地図と交通手段の検索に便利なアプリ
「Google Maps」は目的地までの移動手段と所要時間も検索できるので海外旅行でも大活躍です。また「MAPS.ME」は1度ダウンロードしておけばオフラインでも利用できます。
- Google Maps
Google Play「Google Maps」
App Store「Google Maps」 - MAPS.ME
Google Play 「MAPS.ME: Offline maps GPS Nav」
App Store 「MAPS.ME: Offline Maps, GPS Nav」
配車サービスを利用する際に便利なアプリ
バンクーバーは流しのタクシーが少ないので、UberやLyftなどの配車サービスのアプリはいざという時に助かります。
バスを利用する際に便利なアプリ
GPSと連動して、今いる場所から近いバスや電車が何分後に来るのかを確認することが出来ます。
- Transit
Google Play 「Transit • Subway & Bus Times」
App Store 「Transit • Subway & Bus Times」
バンクーバーの移動手段まとめ
カナダのバンクーバーはスカイラインや路線バス、シーバスなどの公共交通機関が整備されていて、とても過ごし易い街です。また交通機関の利用に自信のない方も、ギャスタウンやウォーター・フロントを徒歩で散策したり、自転車でスタンレーパークをサイクリングしたりと、楽しみ方はたくさんあります。バンクーバーの交通機関には日本と異なる部分があります。本記事で紹介した交通機関の利用方法や注意点が、皆さんのカナダ旅行に役立つと嬉しいです。また、カナダ旅行のおすすめ都市については「カナダ旅行のおすすめ4都市と旅行者が選ぶ観光スポット11選」でご紹介しています。
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