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西安の治安2024年版【中国旅行でトラブルに遭わない方法】
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「西安旅行を検討しているけど、治安は大丈夫?」
「初めての西安旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」
と、西安旅行の不安な点はありませんか?
本記事では西安の治安についてお答えします。
本記事でわかること
- 西安の治安
- 危険なエリアと安全なエリア
- 西安旅行の防犯対策
- トラブルに遭ったときの対処方法
目次
西安の治安について
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西安は世界遺産が多く、自然が豊かで治安も良い人気の都市です。ただし、置き引きやスリなどの軽犯罪率は高い傾向にあります。海外であることを忘れず、危機管理を怠らないでください。
- 偽の観光業者
世界的な観光地である西安では、旅行業者を装った犯罪グループや、無免許の旅行会社などが多く存在します。空港や駅で「安いツアーがある」などと誘い、偽の観光地や、自分に多額の手数料が入る商店へ連れて行くケースがあります。 - スリ、置き引き
クレジットカードやスマホ、パスポートがよく狙われます。クレジットカード、スマホは観光地や公共交通機関で狙われやすく、パスポートは空港やホテルで狙われやすいため注意が必要です。 - 交通事故
西安で特に被害発生率が高いのは交通事故です。マナーの悪い電動バイクが多く、歩行者が巻き込まれる事故が頻発しています。
デモやストライキについて
中国では政府の新型コロナウイルス対策に抗議するデモや、労働環境の改善を訴えるストライキが増加傾向にあります。西安も2021年12月に実施された大規模な都市封鎖に対して多くの市民が抗議しました。新型コロナウイルスの影響が続く間は、政府機関や裁判所などに近づくのは避けた方がいいでしょう。
交通事情・事故について
西安でもっとも利用されている移動手段はバスです。長距離バス、市内バス、観光バスがあり、観光客にとっては観光バスが便利です。ただし偽物の観光バスもあるので気を付けなければいけません。また歩行中はマナーの悪い自動車や電動バイクにも注意が必要です。
西安旅行者の体験談
西安を両親と訪れました。兵馬俑の土産物店で、口が大きく開いたバッグを肩に下げ、両手に商品を持っていました。いざレジに行こうとバッグを見ると、なんと財布がありませんでした。後で考えると「なんだかすごくぶつかってくるな」と違和感を覚えた時に盗まれたのだと思います。大きく口の開いたバッグ、両手をふさぐ、商品選びに夢中になる、等はどれもやってはいけないことだったと反省しました。
西安旅行の注意点
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西安旅行の注意点を紹介します。
注意点1:パスポートの携帯
中国では「出境入境管理法」によって、16歳以上の外国人はパスポートを常に携帯することが義務付けられています。警察官に提示を求められた場合は必ず応じましょう。パスポートを携帯していない場合、法律違反になり罰金を科せられます。
注意点2:交通ルールとマナー
中国は日本と逆の右側通行です。交差点は赤信号でも右折が可能なので、道路を横断するときは左側に気を付けましょう。
また、近年は宅配サービスの増加で、電動バイクに乗った配達員による交通事故が多発しています。配達時間に遅れると配達員に罰金が科されるため、配達員は歩道を通ったり、逆走したりとルールもマナーも無視した行動をとります。歩行中は注意が必要です。
電動バイクは走行音が静かなので、すごいスピードで迫って来ても気づかないことがあります。歩行中は歩きスマホやイヤホンの装着を避け、身の回りに注意を払いましょう。
注意点3:貴重品の管理
スリや置き引きの発生率が高い地域です。特に観光客は、旅行中に注意が散漫になりがちなこともあり、被害に遭う確率が高いです。パスポートなどは特に狙われやすいので注意が必要です。
注意点4:Wifi環境
中国では、海外からの持ち込み携帯、中国国内の携帯にかかわらず、Google、LINEやInstagramなどへはアクセスできません。また、街中のフリーWifiを利用するには中国の携帯番号が必要になります。大きなホテルではWifiも利用できますが、緊急時のことを考えて、日本で中国用のWifiをレンタルすることをお勧めします。GoogleなどにアクセスできるVPNがセットになっているものが便利でしょう。
西安の治安が悪いエリア
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西安で注意が必要な場所や時期、観光スポットを紹介します。
回民街
「回民族」は中国語でイスラム教徒のことを指します。西安の中心地(城内)にはいくつか回民街がありますが、最もにぎわっているのが北院門です。南北に500m続くグルメストリートになっていて、回民族料理が手軽に楽しめます。一方で軽犯罪が多い地区でもあります。貴重品の管理に気を付けましょう。
西安駅のバスターミナル
西安駅のバスターミナルは、郊外の観光地へ行く人や、出稼ぎ労働者などでとても混み合います。スリなどの軽犯罪が多いので、パスポートを含め貴重品に気を付けましょう。
バスターミナルには正規のバスと、非正規の個人自動車があります。必ず車体に「陝西旅遊公交専線」と書いた正規の観光バス、「公交」の文字と路線番号が書かれた正規の路線バスを利用しましょう。
注意が必要な時期
旧正月(春節)、国慶節
旧正月(春節)、国慶節などの大型連休は中国全土で人の移動が大変活発になります。交通機関や観光地は大変混雑し、ホテルの予約が難しく、料金も高額になります。この時期は事故や犯罪も起こりやすいので、中国に慣れていても旅行は避けた方が良いでしょう。
注意が必要な観光スポット
鐘鼓楼広場
西安の中心地にある鐘楼と鼓楼の間の広場が鐘鼓楼広場です。飲食店や土産物店が集まり、夜遅くまで賑わっています。ただ鐘鼓楼広場は一般に開放されているため、観光客を狙った軽犯罪に遭いやすいスポットです。特に夜のライトアップを楽しむ際は防犯対策を徹底しましょう。
西安の治安が良いエリア
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西安は、一部治安に注意が必要な場所もありますが、貴重品に気を付けていれば基本的に夜も安全です。特に観光におすすめの場所を紹介します。
雁塔区
雁塔区は西安を象徴する歴史遺産の大雁塔や、大唐芙蓉園など観光名所が集まるエリアです。周囲にはホテルやレストランが多く、大唐不夜城という巨大なショッピングモールもあります。大唐不夜城は夜にライトアップされ、その名の通り夜遅くまでショーが行われています。貴重品の管理にさえ気を付けていれば、夜も楽しめるエリアです。
おすすめの宿泊エリア
碑林区
碑林区は外資系ホテルや、4つ星ホテルなど宿泊施設が集まるエリアです。観光名所として有名な南門近くにあり、地下鉄の駅も近いため観光に便利です。周囲にはレストランや土産物店も多く、食事や買い物にも困りません。24時間営業の飲食店も多いので、夜の散策も楽しめます。
治安が良い観光スポット
西安市壁(古城壁)
西安市壁は西安の都をぐるりと囲む唐時代の城壁です。高さは12mもあり、一周の長さは約14㎞にも及びます。歩いて一周すると半日がかりですが、城壁の上でレンタルサイクルが借りられ、自転車でぐるっと一周できます。自転車は2時間制なので気を付けましょう。入場にはチケットが必要なので治安も安定しています。
南門広場では定時になると「武闘演技ショー」がはじまります。城壁の上からはショーの全様が見られます。事前にショーの時間を確認しておくとよいでしょう。
華清池
華清池は唐の皇帝が世界三大美女の楊貴妃にプレゼントした温泉郷です。敷地内には庭園や歴史的な浴槽がいくつもあり、今も源泉が湧き出ている場所もあります。市内から約30㎞離れていること、入場料が必要なことから敷地内はとても治安が良く、落ち着いています。4月~10月は毎日夜に長恨歌のパフォーマンスがあります。
その他の観光スポットについては「西安の魅力を大解剖!西安のおすすめ観光スポット5選」で紹介しています。
西安旅行の防犯対策
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トラブルに遭わないための防犯対策を紹介します。
防犯対策1:違法なガイドやツアー
観光地の多い西安では、「お得なツアーがあるよ」「日本語でガイドをするよ」といった誘い文句が特徴です。一瞬魅力的に見えるかもしれませんがほぼ100%詐欺です。
また、本物そっくりの偽の観光バスもあります。例えば、兵馬俑行きの偽観光バスに乗ると、偽の兵馬俑博物館へ連れて行かれ、入場料150元を支払わされます。バスの車体も、スタッフの制服も正規のバスとそっくりなので、うっかり騙される人もいます。くれぐれも気を付けましょう。
防犯対策2:高価なものや大金を持ち歩かない
西安を観光中は、大金や高価なブランド物を持ち歩くことは控えましょう。必要最低限の現金を持ち、セキュリティポーチを利用する、もしくは隠しポケットで服の内側に取り付けるなど防犯対策をしましょう。
防犯対策3:大声で日本語を話さない
中国では、高齢者を中心に日本に対して良い印象を持っていない人々もいます。街中や観光地では、大声で日本語を話さない方が無難でしょう。また近年はロックダウンの影響から観光客に対する不満も高まっています。現地の人に対して高圧的な態度をとらないように気を付けましょう。
トラブルに遭ったときの対処方法
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海外では予期せぬトラブルが起こることがあります。トラブル時の対応や緊急連絡先を事前に調べておくことで、トラブル発生時にも慌てることなく対応できます。
パスポートの紛失
パスポートを紛失した場合は、最寄りの派出所、管轄の公安局出入境管理部門、大使館で「帰国のための渡航書」を申請しなければいけません。春節など大型連休の時期には手続きに1週間以上の時間を要する場合もあります。詳しくは在中国日本国大使館の「帰国のための渡航書」をご確認ください。
- 紛失一般旅券等届出書
- 渡航書発給申請書
- 写真2枚(縦4.5cm・横3.5cm)
- 戸籍謄本1通(6カ月以内のもの)
- 公安局発行のパスポート紛失証明
- 未成年の場合は専用書類
- 手数料
交通事故
西安で交通事故に巻き込まれた場合、直ちに警察「110」に連絡をして状況を伝えてください。状況にもよりますが、現場に来た警察官に「事故裁定書」を作成してもらう必要があります。
医療機関を利用する場合は、事前に病院の受付、または加入している海外旅行傷害保険の窓口に連絡しましょう。保険会社によっては医療通訳の手配や医療機関の紹介サービスが受けられます。
ケガや体調不良
ケガや体調不良で医療機関を受診する際は、パスポートと海外保険の書類を持参しましょう。事前に病院に連絡をすると、到着後の手続きがスムーズです。西安は大きな都市なので、日本語対応のサービスがある病院もいくつかあります。その中で総合病院を紹介します。
西安西京病院
エリア | 長楽西路 |
---|---|
住所 | 西安市長楽西路15号 |
電話番号 | 029-8477-5507/4114(代表) |
ウェブサイト | なし |
西安交通大學第二附属医院
エリア | 新城区 |
---|---|
住所 | 西安市新城区西五路157号 |
電話番号 | 029-8767-9000(代表) |
ウェブサイト | http://www.xjtu.edu.cn/new_son_xynr.jsp?urltype=tree.TreeTempUrl&wbtreeid=1765 |
西安の緊急連絡先リスト
トラブルに遭ったときの緊急連絡先です。万が一に備えてメモしておきましょう。
緊急連絡先 | 電話番号 |
---|---|
警察 | 110 |
消防 | 119 |
救急 | 120 |
在中国日本国大使館 | 010-8531-9800(代表) 010-6532-5964(領事部・邦人援護) |
在中国大使館について
西安には領事館がないため、北京の在中国日本大使館の管轄になります。旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしています。
基本情報
名称 | 在中国日本国大使館 |
---|---|
住所 | 北京市朝陽区亮馬橋東街1号 |
電話番号 | 010-8531-9800(代表) |
ウェブサイト | https://www.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
西安旅行の治安まとめ
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旅行を楽しむためにはトラブルに遭わないことが重要です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を楽しみましょう。
- スマホ用のリングやストラップ
スマホ用のリングやストラップを利用すると、腕や首に通せるので盗難・紛失防止になります。 - セキュリティポーチ
パスポートやクレジットカードなどの貴重品管理にはセキュリティーポーチがおすすめです。特に服の下に入れられる薄く小さいものがおすすめです。スキミング防止機能がついた物もあります。 - 防犯ブザーやホイッスル
キャリーバッグやリュックの外側など、外から見えて、目立つところに装着しましょう。視覚的な防犯効果があります。緊急時には鳴らして助けを呼びましょう。
西安の治安まとめ
世界的に観光地として有名な西安は、外国人、中国人を問わず観光客はターゲットになります。目の前の観光名所や土産物選びに夢中にならず、防犯意識を持つことが大事です。貴重品の管理は徹底し、歩きスマホをせず、常に周囲に注意を払うようにしましょう。
外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでおすすめです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しい旅行になることを願っています。
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